東方浸人主 ~ Invasive Alien Species. 作:妖怪兎
カットされるので描写されることはない
よし行こう→もう着いた
あれから何日が経ちましたが、里の外へ積極的に出られていない、里の中で不自由は何も無いのですが、なにぶんお金が無いので出来ることが散歩くらい、贅沢だとは思うのですが皆が言うような里の外の景色を見たい、という欲求も出てきてしまう。
しかし、私では、妖怪に遭遇でもすると、あっけなく死んでしまうでしょう。私も自警団の人のように力があれば、とは思いますが、仕方の無いことです。流石に連れて行って欲しいといって迷惑をかけるのは避けたいです。
今日も散歩をしていると、外来人であろう人が目に入る、最近では珍しくも無いのですが、目に留まった理由は、そわそわしていて落ち着かない様子だからです、最近では少なくなったタイプの人なので、久しぶりに声を掛けて見ることにする
「すいません、外来人の人ですよね?」
「え? 今外来人って言った? それはどういう意味で!?」
「ああ、信じられないかもしれませんが、此処は幻想郷で、」
「え、幻想郷だって? やったー!
あ、ごめん、外来人であってるとおもうよ」
急に喜びだしたので、帰りたがる人ではなさそうですね、私に出来ることはなさそうです。なので、私は別れをつげようとしたとき、彼に声をかけられた。
「あー、悪いんだけど、案内してもらえないかな?
東方は好きだけど、地図とかないしなあ」
東方・・・?東の方に何か好きなものがあるのでしょうか、そういうことならば、お安い御用なので、私は了承します。すぐに別れると思っていたので、あまり特徴をみていませんでしたが、少し見る感じでは若い好青年くらいに思える。そういえば、外来人の方は私の主観で容姿の良い中性的なな男の人が多い気がします、私は彼らほどの容姿ではないので、やや羨ましい気もします、ですがやっぱり、ママとパパから貰った大事なものですから、今のままが一番ですね。
「さ、人里の中を案内してあげますよ」
「え、手が」
人里はいいところなので、彼も気に入ると思います。彼の手を握り
入り口付近から中へと引っ張るように入ってきます、何故だか彼は落ち着かない様子ですが、無理も無いですね、見知らぬ土地へきてしまったら。
「ふー、こんな所ですかね」
「有難うございます、奢って貰っちゃって」
「いいのですよ、私も久しぶりに誰かと食べちゃいました。」
一通り見て回った後、食事をしました。彼はお金を持っていないだろうし、これくらいはしてあげないと困ってしまいますからね、その後、話を聞いていくと、里の外へ行くそうです。それを聞いた私は、危ないので引きとめようとしたのですが、大丈夫、と行く気なので、残念ですがここで一旦、お別れになりそうです。私も出来れば行きたい、とつい、言葉をこぼすと
「もしよければ、僕といかない?」
「え、でも、私じゃお邪魔になりますし」
「いいって、危なくなれば僕が必ず守るしさ」
自信溢れる言葉から察するに、護身できるほどの力を持っているようです、ならば、せっかくの機会なので、お言葉に甘えるのもいいのかも、でも迷惑になったら、という私の中の天秤が揺れる。
「では、不束な者ですが、お願いします。」
「え? それって」
「どうかしましたか?」
「あ、ああ、そういう時代だったな、幻想郷」
何だか良くわからないですが、彼は少し戸惑った後、納得したような反応を取った。
私も迷惑をかけないように頑張らなくては
何年も里の中にいた私が、危険のあると思われる外へと向かうべく、彼と最初にあった入り口へと向かいました。想像すると少し怖さが出てきてしまいましたが、好奇心に人間は勝てないのですね。
・・・
行動範囲を広げるべく、外来人さんに出てきてもらいました
里の中で同じようなことを繰り返しても つまらないかも、と思ったので
他の作品見たく頑張って外で頑張ってもらいます