東方浸人主 ~ Invasive Alien Species.   作:妖怪兎

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ほのぼのを目標にして書いていきます!


幻想入り

「あれ・・・・・・? ここは、どこ?」

 

 私は目を開き

辺りを見回すと、雪山に居たはずなのに青々とした木々が視界一面に広がり、全く違う場所に居た、凍てつく様な寒さもなく、やや肌寒いだけだった。

 

 地面で寝ていたのか体のあちこちが痛いのがわかり、体を動かす

此処がどこかもわからないけども、寒くも暗くもないので、前よりは怖くなかった。

一晩も経ったのだ、パパもママも心配しているに違いない、家に帰らないと、と私は適当に下だと思う道を歩いていく。

 

 しばらく、山道を歩いていると

緩やかな下りから、平行な地面になった。数時間が経過し、疲れたので休憩をしていた。

 

「お腹すいたぁ」

 

 お腹の音が鳴り、お気に入りの桃色のお洋服のポッケの中やズボンのポッケを探すも何も入っていなく、悲しげにすこし唸った。お夕飯も食べてなかったのでもう動きたくないな、と思っていたとき

 

 辺りから、ガサガサ、と草を掻き分ける音が聞こえる。

誰か居るのかな、と期待をして立ち上がり、そちらを向くと

 

 音はするのに、人の姿はなかった、不思議に思っていると

突然に私へと何かが飛んできて、私はひっくり返ってしまった。

 

「ひっ!?」

 

私よりも大きい体格の、動物が私にまたがっているのがわかった

グルル、と低い唸り声をあげ私を鋭い目でにらんでいるように見えた

 

「やだ! 食べないで、やだぁ!」

 

 動物の口からよだれが私の顔へと零れ落ち、私は大きく体を振り

抵抗をする、そして動物は大きく口を開け、私へと迫った。

 

 

 

 

 

 

 

「いいことをしてればね、神様が困ったとき助けてくれるのよ?」

 

「へー、そうなんだ! 私いい子にしてる」

 

 あ、ママだ なんだこんなところに居たの・・・・・・

 やっぱり神様は居たんだね、怖かったあ

 

 

「ばーか、かみさまなんていないよーだ」

 

「居るもん!ママが居るって言ってたもん!」

 

学校の男の子だ、サンタさんも居ないって言うし キライ!

 

 

「ほら、パパが怖い犬を追っ払ってやったぞ!」

 

あーあの時の犬怖かったなあ、パパかっこいい!

 

 

 

 

 

 

「えへへ、パパ、ママ・・・・・・ぎっ!?」

 

痛い、いたい、いたひ 

私のお肩があついよ?ねえ 何でなのパパ、ママ

 

うそつき、神様なんて居ないじゃない

 

 

 

 

 

 

 

 

一回だけ噛まれた後、動物はすぐに距離を取り、私の近くへじりじり近寄ると注意深く

顔を近づけ何かをしている

 

逃げようと体を起こすと、動物と目が合った

あまりの怖さに体を硬直させると、何かから逃げるように私から走り去っていった

 

 

助かったのかと思えば、思い出したかのように噛まれた肩が悲鳴をあげる

私はよろよろと立ち上がると、少しずつ歩いていった。

 

 

 

・・・

 

 

 

 

小1時間ほど経ったのか、それともそう感じたのかはわからない

しかし、遠くにだが、人が見えた気がする

 

でも、凄く眠い

痛みで眠気どころじゃないはずなのに、頭がボーっとして辛い

 

力が抜けるのを感じると倒れ付してしまった

 

 

 

 

 

「あれは、妖怪か? だが怪我をしている

 妖怪にしても子供が怪我してるのを放って置くのも夢見が悪い

 

 まだ、魔理沙よりやや年上くらいの子だろうし、助けておいても損はないだろう」

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ、これは装飾品だったのか

 これほどまで精巧なものはあまり見たことがない

 

 えーと、そっくり!兎付け耳、用途は頭に付ける

 マジックアイテムではなさそうか」

 

 

目が覚めると、目の前に白い髪でメガネを掛けた男性が目に入った

どうやら、私の大事な兎耳に興味をしめしているようだ・・・

 

「私のだもん! あげないよ!」

 

「これは失礼、目が覚めたようだね

 人ならなおさら死んでたら夢見が悪かった

 

 一通り手当てはしてある、暗くなる前に家に帰るといい

 僕も店から人里へと向かう予定だからね」

 

よくわからないけど、私を助けてくれたということはわかったので起き上がって

頭を下げる。

 

「パパ、ママ。」

 

「なんだ迷子か、人里からは一人で出ないことをオススメするよ

 人里まで送っていくから着いてきなさい」

 

 

 

 

 

 

名前はわからないけど、フシンなジンブツではないと思うのでついて行き

人が沢山いるところへと案内してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




元々、下見と台詞がありましたが
この頃には既に、香霖堂が建っていたので訂正しました。

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