東方浸人主 ~ Invasive Alien Species. 作:妖怪兎
恐らく 紅い事と広いこと あとは地下室でうすぐらいこと
幽閉設定は無い、仮に閉じ込めてたとしても部外者が口を出す物でもない
紅霧が発生し、前日の人里から人影はなくなりました、私と同じような症状があった人も多く、症状の重さは個人差があるようで、私ほど体調が崩れた人はあまり多くなかったようです。
外へ様子を見に行くと、昨日までの霧が嘘のように晴れており、人里は多くの人で賑わっている。あれほどの霧が晴れるには速すぎる気もしますが、何にせよ平穏な日常が戻ってきたのであまり気にしないことにする。
今日もお仕事の手伝いをしに行きます、食事処では、紅霧の影響で料理用の魚が駄目になってしまい、今日のメニューでの魚は干しておいて保存が出来ていたものが大体で、仕入れようにも数が少ないので提供する数も減りました。
「へぇ、あの紅い霧を出してたのは、紅魔館とか言うのに住んでる妖怪の仕業だってな。」
「お前、胡散臭い新聞好きだな、マジみたいだ、崩壊した紅い建物に見えるな写真
にしても妖怪か」
「おい、一斉に俺の事見るの止めろ! 俺は善良だぞ!」
お客さんを見ていると、新聞と思わしきものを読んでいる人が、昨日の紅霧の事を話しており、妖怪という単語が出ると、常連の妖怪の人へ視線があつまったが、良い人なのはわかっているので皆で冗談だと、笑っていました。
お手伝いをしながら、耳に入った話は、博麗の巫女が紅霧を出した妖怪を退治すべく、紅魔館という所へ赴き、見事解決したという事だ、紅霧異変、と呼ばれるようになったらしい。それにしても紅魔館を崩壊、というのは正直信じられない、何が起きたのだろうか。
紅霧では程度の差こそあれ、損失をこうむっているので、あのまま続けば更に困っていたでしょう。霊夢さんには感謝ですね。
お客さんも少ないので、私のお手伝いも少なく、今日は速めに終わってしまった。
せっかくなので、参拝を兼ねて、霊夢さんにお礼をしに行きまいょうか。
・・・
流石に一度赴いたのだから、前ほどに外へ行くことへの恐怖も無くなり、人里の入り口を抜ける、お礼に手ぶらも何なので、甘味処へお団子を幾つか包んでもらい、お土産をもっていくことにした。
緑も多く、風景は綺麗です、慣れれば素敵な散歩道となりそうですが、やはり万が一もあるので、博麗神社へ行く時以外は外へはでないでしょう。それなりに長い階段を上り、境内へと入っていく。今は掃除している様子は無いので、奥に居るのでしょうか。
「あ、あんた 今日も来たのね」
「霊夢さん! 休憩ですか?
今日は、前日のお礼をしに、参拝も兼ねてきました。」
「前日? ああ、異変の事ね、めんどうだけど仕事だしね
まあ、それで参拝なんて良い心がけじゃない?素敵な賽銭箱はあちらよ」
お土産を渡した後、拝殿へと行き、今日も礼拝をしていく、何度見ても神社は立派だと思いながら、済ませ、霊夢の場所へと戻る
異変の話を聞くと、外来人と一緒に紅魔館へ言ったらしい、彼女曰く、勝手に着いて来たとのことです。紅魔館は文字通り真っ赤で目に悪いそうです。吸血鬼がその館の主で、昼間でも活動が出来そうという理由で霧をだしたようだ。
その霧に含まれる妖力が、人間に害をもたらしたそうです。害を与えるのが目的ではなかったとしても自分の利のために大多数の人間に迷惑を掛ける行為はお世辞にも賢いとは言えない。
紅魔館は広大で、奥まで行くのに時間がかかったそうだ、何でも時間を操れる力を持つ人間が、その力で空間に干渉することで実質上、館を広くしたのだと。
他にも図書室とかがあるらしいのだが、良く見てないので覚えてないそうだ。
彼女も仕事なので、当たり前といった感じですが、とてもかっこいい、と思ってしまう、私よりも年下だろうか、人を助けれる存在がとてもまぶしい。少しでも彼女に近づけるように頑張ろう。
さて、長居しても悪いでしょうし、今回もお暇させて貰うとします。
再度、彼女にお礼をいい、博麗神社を後にします。
力を持っていて、行使することは思いがけないことに繋がることも多い、その力の使い道や制御が大事だ。羨ましいことでもあるけども同時に責任もつきまとうものですね。私には今のままが丁度いいのかもしれない。
話も気になるし、明日も訪れよう、占いの通りであれば躓くのは明日なので
今日は大丈夫でしょうが、気をつけることに越したことは無い、後の事は帰ってから考えるとしましょう。
のんびりと風景を楽しみながら、帰宅でもしましょう。
力は、大きければ大きいほど、恩恵も被害も大きい
何も考えず、自分に便利なことのために使ったり、使わせるのは害は少なからず起きているものです。