ネタ魔法に魅入られた者   作:みみみ

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5話

 やぁ、僕だ。

 昨日はトロール相手に僕の魔法が通用することが確認できたし、ハリー達三人組の誰かに傷を負わせないような立ち回りができた。

 

 かなりテンションがハイになってたからか、いつもよりも爆発の威力が上がってたのも好都合だった。

 あの筋肉の塊であるトロールの皮膚を裂き肉を露出させるほどの威力を持った魔法を、入学して二ヵ月のこの時点で既に使えるようになっているのだ。必要の部屋で日々行ってきた訓練の賜物と言えるだろう。

 

 それにトロールの肉体を手に入れることができたのも良かった。ロンにも言った通りだが、僕は魔法生物の素材を用いて魔力を溜める器―今は必要の部屋にあった頑丈そうな壺に魔力を込めてる―を強化しようと思っている。

 

 本格的に魔法を学び始めてから二ヵ月しか経っていない今の僕では、何かしらの物体に呪文を掛けて魔力を溜める器を作るという魔法的なアプローチはかなり難しい。

 

 毎日欠かさず魔力を注ぎ爆裂魔法に使う魔力を肩代わりしてもらうとなると溜めた魔力に比例して器の耐久度も必要になってくるのだが、そこで魔法生物の素材に白羽の矢が立った。

 

 将来的には魔法で耐久度を上げていくつもりではあるが、それはあくまで補助的な要素であって、器の基礎的な耐久力を上げるものではない。

 

 ゲームのダメージ計算式を想像してもらえれば分かりやすいと思うが、キャラクターのステータスがあって、多くの場合それを参照して最終的なダメージが出される。

 その基となるステータスが高ければダメージも高くなるし、ステータスが低ければ当然ダメージも低くなる。仲間やアイテムが特定のステータスを1.3倍にするなんて能力を持っているならば、その対象になるキャラクターのステータスが高いほどその能力は強力になるだろう。

 

 これを今の状況に例えたら、器はキャラクターで、それを補助する仲間或いはアイテムが僕だ。つまり、器の基礎的な耐久度が高くなればなるほど僕が掛け続ける魔法の効力も高くなる。

 

 どちらか一方のみに貯まった魔力に耐えてもらうのではなく、互いが互いを補完し合いながら耐久力を上げていくのだ。

 

 そう考えるとトロールの骨肉は最初の素材としてはかなりいい部類だ。このトロールという生物、なんと魔力が全くと言ってもいいほど存在しない。彼らは天性の膂力でその肉体を動かしている全身筋肉な生物だから漏れ出る魔力を抑えることができるし、何より魔法的な要素があまりにも少ないから今後組み合わせていく魔法生物達とも拒絶し合わない、劣りすぎず勝りすぎない丁度いい塩梅の素材と言えるだろう。

 

 昨日はマクゴナガル先生の説教のあと素直に寮に戻ろうと思ったんだけど、戻ろうとする時スネイプ先生にこの消失した部位はどうしたと聞かれたので適当にはぐらかしておいた。

 

 僕がトロールの皮膚を焼け爛れさせるほどの爆発呪文を放てる生徒だとトロールの状態を観察して気付いただろうし、超威力の爆発で消し飛んだとでも考えててくれればいいかな。流石にそれは叶わないと思うけど。

 

 それといつの間にか僕のあだ名が「頭のおかしい爆発馬鹿」になってた。昨日の今日でどうしてかなと思ったけど、ニヤニヤしたスリザリンの生徒を見れば一目瞭然だった。

 大方スネイプ先生が雑談がてらトロールの惨状を語ったのだろう。ホグワーツという狭い世界では噂が爆速で広がるのを今日初めて実感できた。

 

 ま、まぁあの紅魔族で天才な先輩に似たあだ名だから嬉しいんだけどね(震え声)

 

 




主人公...爆裂魔法に関わる全てにおいて基礎の能力が高くないとダメじゃない?とか考えてる




引き出しの中身が少ないうえにプロットも何もない状態で書き続けているのが今のこの小説モドキですので、これからもかなりのスローペースで投降していくことになりそうです。
ステーキセットの付け合わせの野菜の存在感の如く、「お、更新されてんな」くらいの気軽さとゆるさで完結まで読んでいただけると助かります。
エタります。

主人公の性別は好きな方をお選びください

  • ハーメルンだしTS爆裂ネキやろがい!
  • 頭のおかしい爆裂ニキじゃワレぇ!
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