ネタ魔法に魅入られた者   作:みみみ

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日間一位ありがとうございました
どうして総合ランキングでトップに躍り出たのでしょうか、コレガワカラナイ

(私のログには何も残ってないので)初投稿です



7話

 冬期休暇も終わり、生徒達がホグワーツへ戻ってきた。

 

 久々に会うのが嬉しいのか、あんなに静かだったのが嘘みたいな騒々しさがホグワーツ中に響き渡っている。図書館が唯一の聖域みたいな感じだ。サンキューマダム・ピンス。

 

 ハリー達はまだ賢者の石には辿り着けていないみたいで、今も図書館で調べ物をしている。

 

 というか今まさに僕の隣で本を広げている。

 

 

 

 やぁ、久しぶり

 ニコラス・フラメル?知ってる知ってる、賢者の石の人だよね

 あちょっと騒がないでねマダム・ピンス怒っちゃうからね...

 

 

 

 というかハリーもロンも僕と同じで休暇中はホグワーツで過ごしてたのに、なぜ今になって声を?

 あれか?必要の部屋と図書館を行き来する生活で大広間に顔を出してなかったからホグワーツに残ってないと思われてた?

 うーん、自業自得だ。

 

 それはそうと、このまま何事も無ければ彼らはハグリットさんちの幼ドラゴをホグワーツから逃すためにあれこれしていくのだろう。

 僕としては未成熟な柔いドラゴンの皮しか手に入らなさそうであんまり興味はないんだけど、その後に出会うクィレルwithヴォルデモートが非常に気になっている。

 

 ユニーコーンの血で延命をするお辞儀様だけど、そこまでしてもその体はゴーストにもなりきれない命の残滓みたいなものだ。

 

 精霊にさえ届き得る爆裂魔法を再現するために、ゴーストにも影響を与える魔法理論を構築しなければならない現状。ゴーストモドキではあるものの魔法の影響は受けるであろうヴォルデモート相手にはなんとかして魔法を当てたい。

 

 でもそんな理論は構築できてないし、対峙するとしたら賢者の石を廻ってクィレルが負けた後かな。逃げようとする奴に一発でも当てて効果を発揮できたのなら上出来だし、一先ずそこを着地点としよう。

 

 あと数ヵ月でそんな魔法を創れるのかは疑問だけど、ピーブズあたりにでも協力してもらおうかな。これもこれでイタズラの部類には入るだろうし彼的にも楽しめれば良さそうだし、win-winじゃないだろうか。

 

 頑張ってくれよ、ハリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 さて、そんなこんなで試験を終えた今からが本番だ。彼らは原作通り森に入ったし、スネイプ先生を疑ったまま賢者の石を防衛しようとしている。

 

 フラッフィーが爆睡しているのを横目に、仕掛け扉を開け飛び込む。悪魔の罠をインセンディオで燃やした後、呪文で柔らかくなった地面に飛び降りた。

 

 続いて羽がボロボロの鍵は小規模の爆発を近くで浴びせて落とし、その先の倒れたロンにはエピスキーをかけておいた。傍にいたハーマイオニーにも助けを呼ぶように言っておいたし、この二人はこれで大丈夫だろう。これでも一応友人だしね。...友人だよね?

 

 次の部屋では眠っているトロールの太腿を切断しておく。前回採取したのは主に手で、物を覆うその構造上魔力を溜めておくのに都合が良かったけど、その反面筋肉が最も付いてる太腿ならもっと壺の強度を高められそうだし拝借しておこうと急遽採取することにした。

 

 そうして辿り着いた部屋こそが目的の場所だ。次の部屋への入り口が炎で閉ざされているから本来は魔法薬を調合しなきゃなんだけど、僕はその先の部屋には興味がない。

 

 狙いはこの炎で閉ざされた入口だ。入口がここしかないのなら出口もここしかないから、ヴォルデモートが逃げる時にここを通る以上、安全かつ極めて公平に魔法を放てるというわけだ。

 決してゲスではない。だって魔法一年目の僕と闇の帝王とじゃ力量なんて丸分かりだろう?

 

 先にある部屋から聞こえてたクィレルの叫び声が段々小さくなってきたし、もうそろそろかな。

 

 この数ヵ月ピーブズと双子のウィーズリーと共に考案した魔法を、精神を落ち着けながら準備する。

 

 

 

 もうすぐだ...もうすぐ...現れた!今だ!

 

 

 

 時に学び、時にイタズラし、時に遊び、時にイタズラし、時に課題を終わらせ、時にイタズラし...そうして過ごした時間は無駄じゃなかったと、証明して見せよう!

 

 

 

 喰らえヴォルデモート!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「それで、どうして君はあの場に居たのかのう?」

 

 不思議な子じゃ。一見普通の子供じゃが、その目は儂を信頼しているようで、しかしながら強い警戒心を抱いている様に見える。

 それに、この子とハリーらにはあまり交流が無かったはずじゃ。マクゴナガル達から優秀だと聞いておったが、どうにもこのような無茶をするような生徒には見えんが...

 

「...ぇあ...えーと...友人を助けに...みたい...な...?」

 

 ふむ、優秀なレイブンクロー生は友を作らずに過ごすことが常じゃが、どうやらこの子はそうではないらしいのう。

 

 言葉を選びながらも儂と目を合わせないこの慎重さは、この子自身の性格じゃろうか。たしかマクゴナガル達とのやり取りも手紙から始まったと言う。この子のような生徒は毎年おるし、あまり怪しいという気もしない。

 

「そうかそうか、それは良いことじゃ」

 

 動機は十分じゃが、一つだけ気になることがあるし聞いてみよう。

 

「ヴォルデモートに放ったあの魔法は、どうやらすり抜けるでもなしに命中しているようじゃった...いったいどんな呪文を使ったのか、儂に教えてはくれんかのう?」

 

「ゃ...あの...精神が落ち着くみたいな...普通の...あ、いえピーブズに当たるように改良した感じの...魔法です...」

 

 ほう、精神を落ちつかせる魔法とは。逃げ出したヴォルデモートなら感情的になっていてもおかしくないが、あの時妙に落ち着いていたのはこの為だったのじゃな。

 

 ピーブズ相手に魔法を改良するのは流石と言うべきか、だからこそと言うべきか複雑な気持ちじゃが、とにかくこの子たちが無事で良かった。

 

「君はよく頑張った、友を想い助けに行く勇気は誰もが持てるものではない。ピーブズが理由なのはちとアレじゃが、魔法を使いこなすその力量も大したものじゃ。今日は良く休むといい」

 

 そう声をかけ、医務室を後にする。

 彼らはよく頑張った。グリフィンドールに合わせてレイブンクローにも加点するとしようかのう。

 

 

 

 




主人公...ピーブズ相手に実験。精神を落ち着かせる魔法と言っても、その実態は虚脱感を与え心身ともに一旦休ませるくらい。ダンブルドア相手に警戒心バチバチでいったらなぜか怪しまれずに済んだ。

ダンブルドア...後日加点はしないよう手紙で伝えられた人。主人公は優秀だけど極度の恥ずかしがりなのだろうという勘違いが功を奏した。互いに閉心術を使い合ってるのかもしれない。

お辞儀様...賢者タイム


内心めちゃめちゃに語りまくってるけど口から出る言葉は零れ落ちるばかりで本当に伝えたいことは中々言い出せないの...いいよね...という思いを込めた賢者の石編の最後でした。癖には逆らえねぇ

主人公の性別アンケート、TSタグが付くかどうかくらいなのでお気楽にどうぞ。
ぶっちゃけ彼or彼女って表記できるようになると楽なので…

主人公の性別は好きな方をお選びください

  • ハーメルンだしTS爆裂ネキやろがい!
  • 頭のおかしい爆裂ニキじゃワレぇ!
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