やはり俺の憂鬱は間違っている   作:古明地こいしさん

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俺の周りには超人しかいない

「転校生よ!」

 

「...はい?」

 

朝比奈さんはメイド服でお茶を配って、俺は長門と同じく本(ラノベ)を読んでいる。長門はラノベじゃないだろうが

文句を言われるのが嫌なので真っ先に来たら俺より先に長門がいたのは驚いたりしたが本を取り出して読み始めると

 

「...本、好きなの?」

 

急に話しかけられ俺はそれに

 

「ま、まぁ暇つぶしになるし、気になる作品はいくつかあるからな」

 

「...そう。これ」

 

え、長門。読んでた本じゃ...まだあるんかい!

しかし渡されても...タイトルは...鏡の心?

 

全くわからんが今ここで読むのはやめておこう

 

で、今に至る

唐突に転校生などと言い出した涼宮はと言うと

 

「どうも、今日転校してきた古泉一樹と申します。よろしくお願い致します」

 

うわぁ、爽やかイケメンだ。俺の嫌いなタイプ

みんな友達とか言ってくる人種だな

 

「眼鏡の子が長門有希。で、メイド服の子が」

 

「朝比奈みくるですぅ」

 

「...比企谷八幡だ」

 

「ところでこの部は何をする部なのでしょうか?」

 

そういや部活動名知らねぇな、そもそも認められてる時点でおかしいが

 

「未来人、宇宙人、超能力者を探す部活動なんだとさ。あと不思議探求」

 

「ほうほう、なるほど。面白そうですね」

 

今の説明のどこに面白い要素があったのか俺に説明してほしいわ

 

「部活動名も決まってるわよ。SOS団!世界を大いに盛り上げる為の涼宮ハルヒの団。書き方はこうよ!」

 

S 世界を

O大いに盛り上げる為の

S涼宮ハルヒの

 

「それが部活として通ると思ってるのは世界で唯一お前だけだ。涼宮」

 

「でも先生に提示したら通ったわよ」

 

その先生頭どうかしてんだろ...俺みたいに仕事ボイコットしたな(確信)

 

「まぁこれで団員は揃ったわね!」

 

この数でいいのか...

 

「まず副部長の古泉くん!」

 

おい、先に入った俺を差し置いて副部長になるなよ

 

「メイド兼マスコット役のみくるちゃん!」

 

「ま、マスコットなんですかぁ!?」

 

強く生きてくれ

 

「有希にはここ貸してくれたから団員1!でも女の子だから八幡より上ね」

 

「おい、その流れだと俺が一番下になるんだが」

 

「当たり前じゃない?ヒラ団員」

 

一抜けしたい。さっさとこんな団抜けて普通の生活に戻りたい

涼宮の考えが読めん

 

「さぁて、この部に必要なもの...それはパソコンよ!」

 

「んな高いものを....」

 

「手に入らないなら奪えばいいのよ。ほら、ヒラ団員とみくるちゃん着いてきなさい」

 

着いていくとコンピ研に。確かにここならPCは置いてあるだろう...ってまさか奪うってここからか!?

 

「パソコンちょうだい」

 

要求が直球だな。それでくれるわけないと思うんだが

 

「できる訳ないだろう!?」

 

「誰が部長?」

 

「ぼ、僕だが?」

 

「みくるちゃん。ここに立って」

 

あっ、だいたい読めたぞ。これ、わいせつ罪を問うつもりだ。わいせつ罪で問われたら流石に男は勝てない。卑怯だな、涼宮のやつ。いや女子

 

「はいドーン!」

 

押し倒した...朝比奈さんの方に...そして取り出したスマホでパシャっと...いや連写モード!?

 

「これをばら撒かれたくなかったら私"達"にパソコンを渡しなさい!」

 

最低だな、コイツ。止めない俺も俺だが止めたら多分殺される

 

「最新スペックはどれ?」

 

「これだよ....」

 

「...ん?それ二世代前じゃないか?一世代先はあっちにあるし、最新は確か「わーわー!」...」

 

「へぇ?嘘つこうっての?」

 

そして5台持っていくという鬼畜の所業を成し遂げた涼宮であった。まぁ嘘ついたのも悪かったな、アレは

 

「パソコン奪って何する気だよ」

 

「ホームページ作るのよ!それぞれ立ち上げてみて、いいやつを採用するわ!」

 

ホームページの件は先送り、一日即立ち上げなんて素人には無理な話であったので今は帰り...なのだが

 

「比企谷さん。少しよろしいでしょうか?」

 

「...まさかお前も何かあるんじゃないだろうな」

 

「おや?誰かお話になられたので?」

 

朝比奈さんから聞いたことを古泉に伝えると自分は超能力者だと

今は涼宮が気分がいいからか古泉が超能力を使えるスペースに行かずに済んでると

 

「だがなぜ野郎とタクシーなんだよ...代金は」

 

「あぁ、大丈夫。そちらは僕が持ちます。それで朝比奈さんからどこまで?」

 

「大雑把にしか。禁則事項ばっかで聞きたいこと聞けそうに無かったからな。長門が宇宙人だってのは知った程度だ」

 

ではと話を始める古泉

 

「涼宮さんの感情によって神人と呼ばれる存在が現れ世界を滅ぼしかねないんです。まぁ涼宮さんが本気で願えば世界は滅びかねませんが」

 

「...まさか涼宮には願った事が現実になる能力があるとでも?」

 

「詳しくは無意識のうちに願い、本気で叶って欲しい事が現実になる能力ですね。現に我々は集まった。未来人、宇宙人、超能力者と...超能力者は2人いるようですが」

 

「どこに2人目が?」

 

と問うと古泉は貴方です。腐り目の超能力者と言われた時はぶん殴ろうかと思ったがそんなのもうどうでもいい事だ。肝心なのは涼宮の事だ

 

「つまり俺達は涼宮のご機嫌取りをしなきゃいけないってことか」

 

「端的に言うとそうですね。これからもよろしくお願い致します」

 

コイツは胡散臭い...長い車の移動の中、家まで送って...待て何故俺の家を?超能力か?

 

「はぁ、なんか疲れたな...」

 

家に入り小町に部活の話をしてから自室に行くと横になる

 

「疲れた...そういや長門から本借りてたな...鏡の心...宇宙人だから人間の心知りたいし選んだのか?」

 

パラパラと開くと栞が挟んであった。ソレを落としてしまいマズいと思ったがその栞には○○公園にて19時に待つと書かれてあった。時計を見る

 

 

21時と。さっと着替えると俺は部屋を飛び出した

 

「ちょ、お兄ちゃんこんな時間にどこ行くの!?」

 

「コンビニ」

 

公園まで行くと

 

「はぁっ、はぁっ...っ!悪い...待たせたっ...か?」

 

「...」

 

無感情な表情の長門有希がベンチに座っていた

 




次回、長門有希の宇宙人語....ではなくながーい説明会

俺と長門有希ちゃんの関係は間違っていない(長門有希ちゃんの消失)編をやるか

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