左腕が義手で記憶喪失なだけの居候剣士が原作に絡むだけのお話   作:あっく鬼

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はい、魅力的なキャラばっかり出すゼンゼロのせいでうっかり書いてしまいました。

物語を書くのは苦手なので生温い目で読んでください。
では、どうぞ






第一話

 

 

 ある夜、大雨が降る中人気のない路地裏で1人の人間が朧げな足取りで歩いていた。

 その人物は全身血まみれであり、左腕は肩から先がなくなっておりそこから多量の血液が出ていた。そして体力の限界からかはたまた血が出過ぎたことによる貧血か、その人物は壁に背中を預け座り込んでしまった。

 

 

??「あぁ、ここまでかな........。はは....気づいたらどこかも分からない土地でおまけにこんな大怪我も負ってるんだ....むしろここまで動けたのがおかしいくらいか....」

 

 座り込み、呆れたような声で言う人物は生きる事を諦め寂しげな笑みを浮かべる。

 

「—————————!!」

 

??「(あぁ、だけど....もしもし一つだけ奇跡が起こるなら......)た...す..け...て....」

 

「——————————いさんっ!!」

 

?「零さんっ!!」

 

零「んあ?」

 

 誰かに名前を呼ばれ目を開け周囲を見回すと、青い髪の活発系美少女がこちらをジト目で見ていた。彼女の名前は『リン』と言いここ《Random_Play》*1というビデオ屋の店長のうちの1人だ。何故こういう言い方をするかと言えばこの店は『リン』とその兄の2人で経営してるからだ。

 

 

リン「やーっと起きたね。何度呼んでも全然反応しないんだから!」

 

零「あはは、ごめんごめん。店長達と初めて出会った時の事を思い出してたんだよ」

 

リン「あぁ、お兄ちゃんと一緒に買い物の帰りに路地裏で全身血まみれの人を見つけて大慌てで病院まで運んだ時の事?」

 

零「そうそうその時。あの時は本当にありがとう。感謝してもしきれないよ」

 

リン「いいっていいって、助かったんだから。どちらかというとその後の方が大変だったなぁ」

 

零「あの後って言ったら——-」

 

?「リン、まだ目覚めないのかい?」

 

 

 突然、扉が開きそこから灰色の髪をしたイケメンの男性が部屋に入ってきた。彼の名前は『アキラ』。ここ《Random_Play》の店長の1人でもあり、リンの兄だ。.......そして鈍感天然人たらしクソボケ野郎だ。

 

 

アキラ「零?今失礼な事を考えてなかったかい?」

 

零「いや全然?」

 

 きっしょ。なんで分かるんだよ

 

零「まぁ、それは置いておいて。なんか用があるからリンに呼ばせたんだろう?依頼だとしたらどっち?ビデオ屋として?それとも《パエトーン》*2として?」

 

アキラ「さすが零だね。すぐ察してくれて助かるよ。さて、今回は《パエトーン》としての依頼だね。ニコからの依頼で《邪兎屋》*3のメンバーである『アンビー』と『ビリー』を助けてほしいみたいだ」

 

零「助けてほしい?あの2人がそんなになるほどやばい状況なのか?場所は?」

 

アキラ「ヤヌス区にある高層ビルの下にできたホロウの中に落ちたみたいなんだ」

 

零「はっ?!落ちた?!ホロウの中に!?なんで?!」

 

 えっ?!いくら邪兎屋でもビルから落っこちてホロウの中に入るなんてバカな真似はしない筈だ。......しないよな?というよりもなんで高層ビルに?

 

アキラ「どうやら依頼の途中で治安局の戦闘ヘリによる攻撃に巻き込まれたみたいなんだ。なんとかニコはホロウに落ちずに済んだんだけど他の2人が落ちたから僕達に依頼してきたみたいだね」

 

零「なるほど、そういう事か。なら早く行くか。さっさとあの2人を見つけて救出しないと、いくらホロウ適性*4があるとはいえ時間をかけたら不味いからな」

 

アキラ「こっちは準備出来てるから、あとは零だけだね」

 

零「りょーかい、大急ぎで準備してくるわ」

 

 といっても用意するのは刀と専用の鞘にハンドキャノンと弾丸。....念の為にビリーが持っている銃の弾丸も何発か持っていくか。あいつ腕は良いのに肝心な所でやらかすからなぁ。

 

零「うん、義手もなんら異常はないな」

 

リン「終わった〜?」

 

零「おう!準備万端だ!いつでも行けるぞ」

 

リン「なら、はいこれイアス」

 

零「ありがとな、リン」

 

リン「えへへ、どういたしまして」

 

アキラ「ニコは駐車場で待ってもらってるから、ホロウまで送ってもらってね」

 

零「おう、分かった。んじゃ行ってきまーす」

 

アキラ・リン「「行ってらっしゃい」」

 

         

      

    

  

 

 

 

零「ようニコ。目的地までよろしくな」

 

ニコ「えぇ!はやくあの2人を助け出すわよ!」

 

 こいつの名前は『ニコ』。まぁ《邪兎屋》のリーダーだと思えばいいぞ。ニコは《Random_Play》もとい《パエトーン》によく依頼してくる奴で、金にめざとくそのせいで何かとやらかす様な奴である。おまけに万年金欠であり、うちによくツケをしている。....計算したら数十万ぐらいツケがあるけどどうやって返すんだろう?

 

 

ニコ「さぁ!ようやく辿り着いたわ!」

 

 

 おっと、もう到着してたのか。やっぱ何か考え事をしてると時間が経つのが早く感じるなぁ。

 

零「サンキュー、ニコ」

 

ニコ「礼はいいわ!早くうちの部下達を助けてちょうだい!」

 

零「どの立場でそんな偉そうにいってるだか。というかニコ、お前いつツケを返すんだよ」

 

ニコ「えっ!?えーっと....それは........」

 

零「はぁ(呆れ。なるべく早く返してくれよ。ツケが溜まって結構な額になってるからな」

 

ニコ「うぐっ...!そんな事はいいから早く助けに行きなさいよ!」

 

零「へいへい、分かりやしたよ。店長〜準備は良いですか〜?」

 

イアス(リン)『今、接続出来たよ!それじゃあ!早速行こうか!』

 

零「んじゃ、いざ出発〜!」

 

イアス(リン)『出発〜!』

 

 

*1
ゲーム:【ゼンレスゾーンゼロ】の主人公達の主な活動拠点。表向きはビデオ店だけど、カウンター横の扉に入ると無数のテレビ画面がありその部屋で裏の仕事をしている

*2
ゲーム:【ゼンレスゾーンゼロ】の主人公達の裏の顔。ホロウというドーム状の異空間において中に入る人達を案内する仕事をしている。この活動自体は他にもやっている人がおり、総称して《プロキシ》と呼ばれている

*3
【ゼンレスゾーンゼロ】における《陣営》のうちの一つ

*4
ホロウの中には《エーテル》という未知のエネルギーがあり、それに侵食されてしまうと《エーテル結晶》が起こり《エーテリアス》という化け物に変質する。ホロウ適性とはホロウの中でエーテル結晶が起きるまでの滞在できる時間の事。※間違っている可能性があります





先を見ずに書いて投稿したから続くかな....?
もう一個の小説もあるし、いけるか?......いけないかも

気分が乗ったら書くので好評してくれた人は気長にしててくださいね〜。
....書くかは分かりませんけどね......。
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