私(おれ)と親友(おまえ)で頂点に立つまで   作:昼風蓮人

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第3話

 ファミレスで夕食をとった後俺たちは晴の家に帰ってきた。

俺は晴が玄関に入るより先に入り

「おかえりなさい。」

と全力の笑顔を作ってあいつに向けた。晴はこうゆう感じのありふれた日常の一コマみたいなシチュエーションに弱い。

「ふざけてんな。」

顔を逸らし、耳を赤ながら言う言葉には覇気をまったくと言っていいほど感じなかった。あいかわらずちょろい。

 

「じゃあ、今日の振り返りしてくぞ。」

帰ってリビングに入ったらこれだ。まぁ、明日が予選当日なのだから仕方ないのかもしれないが。

「今日の勝率は76%、負けた試合は大体対面にヴォルガングとシニクスの環境トップペアでのミラーだ。」

「視点見ながらやればわかるくないか?さっき撮ってただろ。」

「今から映そうと思ってたの!」

と言うわけで俺たちは今日の試合を振りあえっていた。現在環境トップにいる足の速さと高火力がうりのヴォルガング、平均的な足回りと優秀な弾性能を持つシニクスのペア。ミラーの場合には練度が出るため俺はそんな好きじゃなかった。基本このミラーマッチの場合お互いのヴォルガングがシニクスを追うようなマッチとなる。その為どれだけシニクスが逃げられるかと互いのヴォルガングが助けに入れるかにかかっている。しかし下手に相手のシニクスを放置すると狙撃で狙われる為間合い管理やロックの管理を徹底しなければならないが俺はそれがそれほど得意ではなかった。試合を見返していてよく思うのは晴のヴォルガングの攻めを通せている試合は大体勝っているのだが逆にあいつの攻めを通しきれない場合にあいつが2回倒されて負けている場合が多い。

「やっぱり晴の攻めの通りが悪い時俺もラインあげてた方が良さそうな感じか?」

「いや、下手にライン上げてシニクスの受けの薄さ突かれると俺が後落ちの展開が辛すぎるからお前の距離感は今のままでいいと思うが。」

「いや、でもこっちが受けに回るタイミングの時は俺がお前と離れすぎて放置されてそのまま負ける展開多いし少しはライン上げを意識しなきゃダメだろ。」

「そこは最悪落ちてから立て直せば実質五分だろ。」

「落ちてる時点でこっちの不利なんよ。」

画面はちょうど俺が下がりすぎたせいで2回目も落ちかけてる場面だ。

「ほら、この視点もそうだけど晴は前出過ぎなんよ。ここの場面俺の体力4割はあるしまだ一回は落ちれる関係上俺が前出てヘイト買ってお前が取る感じの動きでいいだろ。最悪シニクスは弾撃たないで走ってるだけでもいいし。」

「それは俺のペースに合わせないお前が悪い。」

「理不尽じゃねそれ。」

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