Spring Sky StarS!   作:笹ピー

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後半。


011

11-1

 

 

 

 コールサインの肩書を背負う2人が対峙してから、暫く。

 飛び交う銃弾の中、流れ弾が照明を次々と破壊したせいで、室内は薄闇に覆われていた。

 

 その間、コールサイン・ゼロフォーの肩書を有するトキと、彼女を支援するAMASを相手に奮闘を見せつけるネル。一対多数という圧倒的不利な状況にもかかわらず、持ち前のタフネスさとキヴォトス最強を豪語する得意の近接戦に持ち込む立ち回りで、数の不利を悉く覆していた。

 

 そうして、27体目のAMASをスクラップに変えた所で――

 

「――ハッ、どうしたよ……んなザコ共じゃ、足止めにもなんねぇよ……ッ!」

 

 息を切らしながらも不敵な笑みを浮かべていたネルが、煽るような言葉を吐く。

 それに対し、一定の距離を保って攻撃を繰り広げていたトキは感情こそ表に出さなかったが、目の前の人物に冷や汗を掻いていた。

 

(……消耗していないわけじゃない。実際、少しづつ動きは鈍ってきている)

 

 強力な爆発による負傷や、先の戦闘による被弾。

 何より得意の近接戦闘に持ち込むために使う体力の消耗、筋肉の疲労。

 

 それらを踏まえて、間違いなく相手は既に疲労困憊に近い状態。そもそも、立っていることさえままならない筈。

 

 しかし、現に彼女は立っている。

 疲労を垣間見せながらも、倒れる気配がまるでない――!

 

(これが、ミレニアム最強……!)

 

 視界に映る脅威を前に、息を呑むトキ。

 驕っていたわけではないが、美甘ネルという人物を過小評価していた事実を、彼女は痛感した。

 

 それは、遠巻きで見ていた人物も同じ心境だったのか。

 「こんな事はしたくなかったけれど」と躊躇う素振りを見せつつ、背に腹は代えられないと考えたリオがある決断を下す。

 

「……トキ」

「イエス、マム」

()()の使用を許可します」

 

 淡々としたやり取りを介した上で、「承知しました」と頷いたトキが続けて、

 

「準備完了。”モード2”に移行します」

 

 そう口にしたのを皮切りに、肩先から袖口まで覆っていた両肩のパフスリーブを取り外し、履いていたロングスカートを掴んでは脱ぎ捨てた。

 

 そうして今まで纏っていたクラシカルメイド姿から、一変。

 衣装の面影を残しつつ、ノースリーブに加え脱ぎ去ったロングスカートの上に着けていたミニスカート――といった、動きやすさを重視した軽装な姿へと変わる。

 

 対するネルは相手の行動を訝しみつつ、いつでも動けるように動向を注視。

 しかし次の瞬間、彼女にとって目を疑う事態が起こる。

 

 

 

 準備を終えたトキが地面を蹴った――瞬間。

 今までとは比べ物にならない速さで、彼女は駆け出した。

 

 

 

 姿が見えなくなるほどの速度に、驚愕するネル。

 すかさず「そっちか!?」と移動先を予測した上での偏差射撃を行うものの、狙った相手はいつの間にか彼女の背後へと現れ、肝心の銃撃は床に銃痕を残すだけに終わってしまう。

 

「逃すか……!」

 

 背後に気付き、振り向きざまに2丁のサブマシンガンを乱射するネルだが、やはり捉えることはできず。ついには相手の姿を見失い、弄ばれている事実に舌打ちする。

 

「あ、あっという間に消えちゃった……」

 

 そんな霞を掴むような状況に、ミドリを始めとした一同に不安が芽生える。

 彼女の言葉通り、搔き消えるように高速で移動するトキを捉えることは至難の業。いくら近接戦闘に自信があるとはいえ、当たらなければ――そもそも追いつけなければ意味はない。

 

 一方のネルは周囲に意識を張り巡らせ、相手の出方を窺う。

 直接目で追うのは厳しいが、攻撃に転じる際に必ず姿を見せるはず――と考え、被弾覚悟で迎撃しようと、その場でジッと待ち構えていた。

 

 そうして、自身の前後左右に注意を払うネル。

 だが、そんな考えを嘲笑うかの如く、

 

”ネル、上……!!”

 

 突如として耳に入った”先生”の警告に疑問を抱きつつ、ネルが顔を上げた――次の瞬間。

 

 

 

 ()()で銃器を構えるトキの姿に、思わず目を疑った。

 

 

 

 片や、呆気にとられた相手を見下ろしつつ、容赦なく銃撃を行うトキ。

 対するネルは不意を突かれた上に、至近距離からの銃弾を受けたことにより堪らず体勢を崩す。

 

 その隙を見逃さなかったトキは、地面に足を付けた――次の瞬間に、ネルへ肉薄。

 間合いに入るや洗練された動作で容易く組み伏せ、彼女の動きを封じた。

 

「ぐッ……クソッ、放せ!! ぶっ壊されてぇのか!?」

「そうやって暴れたら、曲がってはいけない方向に腕が曲がりますよ、先輩」

 

 うつ伏せのまま抜け出そうと暴れるネルの片腕を、軽く捻るように掴んでいたトキが淡々と忠告する。それを目にしたモモイ達がすぐさま助けに入ろうとし――しかし、ある存在によってその行動は妨げられてしまう。

 

「みなさんも、下手に動かないでくださいね。無駄な抵抗はおすすめしません」

 

 そう口にしたトキの忠告通り、壊された分と同じ数だけ補填されたAMASが一同の行く手を阻む。

 機体に取り付けられた機関銃を各方向から向けられ、彼女達も迂闊に動けなくなってしまった。

 

”今のは、一体……”

 

 そんな中、急激に変化したトキの動きに不可解な反応を示す”先生”。

 それに対し、今まで静観に徹していたリオが「私の作った特殊武装よ」と答える。

 

 どうやらトキが身に纏っているエルボ―グローブや、サイハイブーツを模した装備のことを指していると、”先生”は推察する。先程脱ぎ去った衣類で普段は隠し、いざという状況で使用する、といったところだろうか。

 

 しかし真に恐ろしいのは、ネルを圧倒する装備を作り出すリオという生徒の技術力。

 そして、裏切られる展開すら想定した上で、対策を用意する周到さ。

 

「こんな所で出すつもりはなかったのだけれど……C&C全員ではなく、()()()()を呼び出しておいて正解だった」

 

 そう口にしたリオが、出さざるを得ない状況を作り出した人物へと視線を向ける。

 片や、途中まで手加減されていたと解釈したネルは、怒りの籠った目付きで彼女を睨みつけた。

 

 そんな怒りさえ、向けられた当人にとって重要なことではなく。

 この騒動を起こす元凶とも云える人物へ、改めてリオは顔を向ける。

 

「さあ、AMAS。”アリス”を回収しなさい」

 

 冷たい声で命じたリオの言葉に従い、モモイ達を取り囲んでいたAMASが少しづつ距離を詰めていく。その様子を目にしながらも打開策が思い浮かばず、いよいよ追い詰められたと実感した彼女達は焦燥感を露わにした。

 

 それでもアリスを守るため、傍を離れないモモイ達。

 そんな彼女達へに向けて、リオが冷淡な言葉を吐く。

 

「下手に動かない方が良い。無関係な子を傷つけたくない」

 

 その言葉に、偽りはない。

 彼女は使命に忠実なだけであり、関係のない者まで傷つけることを決して良しとは思っていない。

 

 ――()()()()()()()()()()()()、という意思表示でもあるが。

 

 その意図を理解したのか、モモイとミドリ、ユズの3人が身を震わせ、怯えた反応を示す。

 相手が冗談を言うような性格ではないと、今までのやり取りで重々理解しているがゆえに。

 

”やめて、リオ”

 

 その様子を黙って見ていられず、彼女達を庇うかのように前へ出る”先生”。

 それに対し、「それは私のセリフよ」と口にしたリオが、

 

「私も対立などしたくないわ。貴方と敵対する気も、憎まれる気もない」

 

 と、断じて敵対の意思はないことを主張する。

 これもまた、ウソ偽りのない彼女の本心であることは、”先生”も理解していた。

 

 ただひとつ。

 たった1点――アリスの処遇について互いに譲れないからこそ、話が平行線であることも事実。

 

 そんな中、「むしろ、貴方に聞きたい」と、呟いたリオが問い掛ける。

 理解に苦しむような感情を垣間見せつつ。

 

「こういった事態においてシャーレの”先生”――大人である貴方が、真っ先に動くべきではなくて?」

 

 落ち着いた物腰でありながら、責めるようにも聞こえる発言に”……それは、どういう?”と、”先生”は困惑した様子で訊き返す。

 その反応を見兼ねてか、彼女は更に問い詰めるかのように尋ねる。

 

「子供より感情に支配されず、冷静に状況を判断できる――そういった大人である貴方が動くべきだったのでは?」

 

 自身が思い浮かべる大人の理想像を語りつつ、今の”先生”の立場について疑問視するリオ。

 それに対して”先生”は、今の指摘に思うところがあるのか、思い悩むように表情を曇らせた。

 

 事実、命を奪うという許されざる行為をリオという生徒に担わせてしまっている、この状況。

 他の解決策を提示できない以上、”先生”ができることはあまりにも少なかった。

 

”『生徒』を傷つけるなんて……”

 

 しかし、それでも――だからこそ。

 誰かの、ましてや”生徒”の命を奪うことが認められていいわけがない、と主張する”先生”。

 

 奪われる側であるアリスと、他に手段が無いがために奪う側となるリオ。

 大事な生徒である2人に、そんな悲しい結末を迎えてほしくない、という願いを抱き――

 

 

 

「――――いつまでそんな寝言を吐き続けるつもりなのッ!」

 

 

 

 そして、その純粋な願いは。

 よりにもよってその生徒から、否定されてしまうのであった。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 

 

 

11-2

 

 

 

 我慢の限界を迎えたリオの喝破が、室内に響き渡ってから、間もなくして。

 今まで感情を出さなかった彼女の怒声があまりにも衝撃的だったのか、面と向けられた”先生”は勿論、その後ろに控えていたモモイ達さえ呆然とする始末。

 

 一方、つい取り乱してしまったことへ自戒の念を抱きつつ、「勘違いしないでちょうだい、”先生”」と居住まいを正しながらリオは語る。

 

「アレは生命体ではないの――貴方が背負うべき生徒ではない」

”え……?”

 

 淡々と告げる彼女の言葉を耳にした――その瞬間。

 呆気にとられた”先生”はようやく理解する。

 

 アリスを人として見ている”先生”達と、彼女を機械――兵器として見ているリオ。互いの()()に決定的な相違がある以上、話が相容れるわけもなく。

 

 そもそも生徒を犠牲にする、という話自体。

 彼女からすれば、理解できるはずもなかった。

 

「もしそう感じるのであれば、それは”エライザ効果”――思い込みに過ぎない。アレはこの世界を終焉へと至らせる恐るべき兵器」

 

 そんな考えを、裏付けるかのように語るリオ。

 今となっては、思い込みに囚われた”先生”達を説得しているように聞こえるのは、気のせいではなく。

 

「アレとキヴォトスの全生徒を秤にかけろと問われたら、答えは明白でしょう?」

 

 今の状況を言い表していると云っても過言ではないその問いに、押し黙ってしまう”先生”。

 どちらにせよ、誰かを犠牲とする問いに、”先生”は答えられない。

 

 リオの言う通り思い込みであったとしても、”先生”にとってアリスは大事な生徒の1人。それを無視して彼女を犠牲にできるわけがなかった。

 

 だからといって、他の生徒が犠牲になっていいワケがなく。ミレニアムに限らず、キヴォトスの生徒は”先生”にとって、大事な存在であることに間違いない。

 

 結局、”先生”はその問いに答えることが――選択することが、できなかった。

 

 その様子を静かに見守っていたリオが、小さく溜息を零す。

 それは落胆から出た反応なのか、あるいは別の感情からなのか、”先生”が知る由もない。

 

 そして、”先生”が選択しないからといって、状況が変わるわけではない。

 つまるところ、話が戻ったというだけであり、

 

「……貴方が動かないというのなら、アリスのヘイローは私の手で破壊する。既に準備は整っているわ」

 

 そう口にした途端、両側にAMASを伴いながらアリスへと近づいていくリオ。

 既に選択してしまった彼女の足取りに、迷いはない。

 

 それを目にしたアリスが怯えた様子で身を震わせる――その時だった。

 

 行く手を阻むかのように、リオに立ち塞がる2人分の影。

 それに対し特に驚く様子もなく、自分より背の小さな影を彼女は見下ろす。

 

 彼女の視界に映ったのは、恐れ戦きながらも銃器を構えるモモイとミドリ。その背後では顔を青褪めながらもアリスの傍を決して離れず、銃器を構えるユズの姿が目に入った。

 

「さっきからなんなのさ……アリスが兵器だとか、意味わかんないよ!!」

「アリスちゃんは、勇者だよ……! だって、だって……!」

 

 目に涙を溜めながら、必死に訴えかける双子の姉妹。

 その片割れであるミドリが、続けて主張する。

 

「アリスちゃんは光の剣を……勇者の証である”スーパーノヴァ”を持っているもの!」

 

 その言葉に、アリスは目を見開いて反応する。

 彼女を勇者たらしめる証。この世にたった1つだけ存在する、かけがえのない彼女の武器。

 

 ある意味、今のアリスにとって最後の希望とも云える存在であった。

 

「光の剣……ああ、エンジニア部が作った()()()()のことね」

 

 そんな希望すら、リオからすれば取るに足らない些事なのか。

 「貴方達がそう言うのなら」と呟くと、躊躇う様子なくタブレットを操作する――間もなくして、ナニかが稼働停止したような音が室内に響く。

 

 

 

 その発生元は、アリスのすぐ近く。

 そして、その音に聞き覚えがあった彼女は、不安を覚えつつおそるおそる顔を向ける。

 

 

 

 彼女の視線の先では、ベッド付近に立て掛けられていた――為すすべなく()()()()()()()が目に映った。

 

 

 

 10秒も掛からない内に電源を落とされた光の剣に、目を疑うモモイ達。

 その様子を一瞥しながら「これでいいかしら?」と、淡々とした様子でリオが尋ねる。

 

「光の剣はもうないわ。これで証明は終わり」

 

 つまり、これで()()()()()()()()()()()()

 そう言外する、無情とも云える仕打ちに誰もが言葉を失った。

 

「アリスの、剣が……ゆうしゃの、あかしが……」

 

 ただひとりだけ――絶望に染まった顔を浮かべつつ、うわ言を呟く少女を除いて。

 大切なオトモを傷つけ、ついには勇者の証さえ失ってしまった彼女に、もはや希望はないにも等しく。

 

「くそッ、おい、チビ! じっとしてないで、反撃しろよッ!」

 

 そして今もなお、周りに迷惑をかけている事実。

 自分のせいで、親しい者が傷ついている現実。

 

 

 

「ぜんぶ……アリスが、いるから……?」

 

 ――周りに危害を及ぼす存在が、

 

 

 

「アリスが”魔王”だから……おきた、ことですか?」

 

 ――世界にとって悪しき存在が、

 

 

 

「アリスが……ここにいたら……同じことが……」

 

 ――災いを招く存在が、

 

 

 

「…………アリス、が」

 

 ――そんな存在が、

 

 

 

「………………アリスが、勇者じゃないなら……」

 

 ――――勇者であるはずが、ない。

 

 

 

「…………そう、ですね」

 

 徐に、ポツリと呟いたアリスが、ふらつきながらもゆっくりと立ち上がる。

 その表情には、全てを諦めてしまったような空虚な感情が浮かび上がっていた。

 

「はい……アリス、すべて理解しました」

 

 言葉通り、悟ったような言葉を口にしたアリスが、虚ろな目で一同を見渡す。

 その言動を目にした途端、強い不安に駆られたモモイ達が口を挟む――間も与えず。

 

 

 

「…………アリスが消えるとします」

 

 

 

 彼女は、自らの命を手放す選択を下した。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 

 

 

11-3

 

 

 

 どれだけの時間が、経ったのだろう。

 

 そんなことを思いつつ、地面に座り込んでは空を眺める若者がひとり――お気に入りのお昼寝スポットで、ぼ〜っと空を見上げていたカービィであった。

 

 あれから馴染みの仲間達と洞窟探検を楽しんだ後、カレはいつもの日常を過ごしていた。

 

 ある時は、天空まで届く花木の近くで、友人達とピクニックをしたり。

 またある時は、夕陽に照らされた橙色の海で、海水浴に勤しんだり。

 

 そんな毎日を、カービィは心の底から楽しんでいた。

 

 

 

 ――そう、()()()()()だ。

 

 

 

 仲間たちと共に過ごす時間は、カレにとってかけがえのない時間。

 しかし、しばらくすると何か忘れているような、妙な感覚を覚えることが、たびたび。

 

 ソレをどうにか思い出そうと何度か試すものの、記憶に靄が掛かっているように思い出すことができず。カレにとって大して困ることでもないが、気にならないといえば嘘になることも事実であった。

 

「お~い、カービィ~!」

 

 すると、流れる雲をなんとなく眺めていたカービィを呼ぶ者が。

 呼び声に気付いたカレが視線を向けると、少し離れた場所からバンダナをつけた子が手を振っている姿が目に入った。

 

 その姿を見て、そういえば一緒に釣りに行く約束をしていた事を思い出すカービィ。

 それからすぐに立ち上がり、慣れ親しんだトモダチの元へと駆け出すのであった。

 

 

 

 

 

 

「――――ダメっ! アリスちゃん!!」

「アリ、ス……ちゃん……っ」

 

 アリスが下した決断に、悲痛な声を漏らすミドリとユズ。

 それは、少し離れた場所で組み伏せられているネルにも聞こえていたのか、愕然とした表情を浮かべていた。

 

”その必要はないよ、アリス”

 

 そんなアリスを優しく、けれどもどこか必死な様子で考え直すように促す”先生”が、彼女に語りかける。

 決して、自分の命を差し出す必要はない、と。

 

「――いいえ、大丈夫です」

 

 しかし、その言葉は。

 今の彼女には、届かず。

 

 儚げな笑顔を見せつつ、気丈に振る舞うアリスの姿に、”先生”は差し伸べた手が振り払われたような錯覚を覚える。

 

「アリスは、みんなに……怪我、させたくないです」

 

 声を震わせながら、本心を吐露するアリス。

 それから胸を押さえては、沈痛な面持ちを浮かべる。

 

「……カービィが、アリスのせいで怪我をしたと聞いたとき……胸がとても痛かったです」

 

 そう呟いた彼女の脳裏に浮かび上がる、いつも楽し気に笑っていたカレの姿。それを間近で見ていた当人は、あの笑顔に元気を貰っていたと、今になって気が付く。

 

 そして――それを奪ってしまったのは、自分自身であることも。

 

「どうして……なんでこんな事になってしまったのか、アリスには分かりません」

 

 自分とは異なる、もう一人の自分。

 勇者を志していた自分とは、まるで真逆の意思を持つ存在。

 

 そんな存在がなぜ自分の中にいるのか、今となっては本人にも解らず。

 ただ漠然とした不安と恐怖だけが、彼女の胸の中で渦巻いていた。

 

「でも、それでも……話を、聞いて……やっと、理解しました」

 

 

 

 ――すべては、アリスのせいで、起きたこと。

 

 

 

「アリスがこのままずっといたら……いつか……みんなが、傷ついてしまいます」

 

 アリスにとって、それこそが最悪の結末。

 そして、ソレを引き起こすのが自分自身だと知った以上、見て見ぬふりなど出来るわけがなかった。

 

”リオの言葉を鵜呑みにしなくていい。ちゃんと話し合おう、アリス”

 

 それでも、思い直すように”先生”は説得を続ける。

 もはやなりふり構わずと云った様子で、悲し気に表情を歪めたまま。

 

 それに対し、「”先生”、心配しないでください」とアリスは優しく微笑んだ。

 その両目に、涙を溜めながら。

 

「大丈夫です。アリスは生命体ではないのですから」

 

 人間でないなら、皆が悲しむ必要などない。

 人間を真似た、哀れな機械がいなくなるだけの話。

 

「アリスは、ミレニアムの生徒ではないから、いなくなっても、大丈夫です」

 

 生徒でないなら、”先生”が気に病む必要などない。

 生徒を真似た、愚かな機械がいなくなるだけの話。

 

「アリスは……勇者、ではないのですから……だい……じょうぶ、です……」

 

 勇者でないなら、その存在に執着する必要などない。

 勇者を真似た、壊れた機械がいなくなるだけの話。

 

 そして、大丈夫、と何度も口にしたアリスが、にこやかな笑顔を浮かべる。

 普段の彼女ならば、決して見せないであろう――無理やり作ったような笑顔を。

 

「”先生”、今までありがとうございました。みんな、アリスと一緒に冒険してくれて、ありがとうございました」

 

 静かに涙を流しながら感謝を告げるアリスを前に、唖然とする”先生”。それは、成り行きを見守るしかなかったミドリ達も同じく。

 

 これから命を差し出そうとする彼女を、止めなければならないと解っているのに。

 彼女を止める言葉も、方法も――なにもかも、思い浮かばないのだから。

 

「今まで、本当に……――」

 

 そうして、彼女が次の言葉を言おうとした――次の瞬間だった。

 

 

 

「――――ふざけないでっ!」

 

 

 

 突然、室内に響き渡る1人の少女の怒号。

 あまりに急な大声に、予想だにしていなかった”先生”達が驚愕する一方、抜け出そうと未だにもがくネルを取り押さえているトキと、成り行きを静観するリオだけは、動じる様子を見せなかった。

 

 そして、大声を発した張本人――消えると告げられてから、一切の反応を示さなかった才羽モモイが、泣きじゃくりながら口を開いた。

 

「何が大丈夫なの? 何がありがとうなの!? じゃあその涙はなんなのっ!?」

 

 怒るように、けれども悲しむように声を荒げるモモイが、涙に濡れた目をアリスへと向ける。

 片や心情を悟られまいと、彼女は悲し気な顔を浮かべつつ目を逸らした――が、それが却ってモモイの感情を刺激させてしまう。

 

「会長の話なんて関係ないっ! アリスは、アリスだよ!!」

 

 感情に突き動かされるがままに、モモイは言葉を吐いていく。

 ただ自分が抱いていた、純粋な想いを。

 

「自信を持っていいんだよっ! アリスは、”勇者”なんだって!!」

 

 色々な事実を知ったうえでも、そんなことはどうでもいい、と云わんばかりに。

 彼女は唯々、アリスという少女の事を信じていた。

 

 そんな真っ直ぐな信頼を示す言葉に、アリスの瞳が大きく揺れる。

 今でも、こんな自分を信じてくれている――仲間の存在に。

 

「……ありがとうございます、モモイ」

 

 心の底から湧き上がる喜びを確かに感じつつ、微笑んだ彼女は心からの感謝を伝える。

 その姿に、一抹の希望を見出したモモイは、他から見てもわかるぐらいに瞳を輝かせ、

 

 

 

 ――でも、と呟いたアリスが、心苦しそうに表情を歪めては、口を開く。

 

 

 

「アリスは…………アリス(わたし)が、しんじられません」

 

 静かに告げられた、己という存在に向けた不信の言葉。

 それを確かに耳にしたモモイは、なにもいうことが、できず。

 

 ただ呆然と、立ち尽くすしか、できなかった。

 

 

 

「――それでは、失礼するわ」

 

 言い残すように告げられたリオの声が、静かにその場に響く。

 しかし、その言葉に反応を返す者はいない。

 

 己の無力さを痛感した彼女達に、反応する余裕など、何処にもなかった。

 

 打ちひしがれた様に呆然とする姿に、これ以上は無駄だと悟ったリオが小さく溜息を零す。

 それから踵を返し、立ち去ろうとする――その寸前、”リオ”という声が彼女を呼び止める。

 

”……あの報告書の……最後に書いてあった文書は、見た?”

 

 声を発した当人である”先生”が、俯いたまま覇気のない声で彼女に問いかける。

 まるで、何もできない己自身に失望しているような様子で。

 

 対するリオは、顔だけ”先生”の方へ向けたまま「ええ」と淡々と頷く。

 それに反応した”先生”が俯かせていた顔を少し上げて、更に問いかける。

 

”……どう、思った……?”

 

 縋る様に、”先生”は彼女へと視線を向ける。

 せめて、アリスという少女に対する彼女の本心を――本音を、知りたいがために。

 

 その言葉に、一瞬だけ眉を顰めるリオ。

 すると、どう答えるべきか悩んでいるのか、少し考え込む素振りを見せる。

 

 そして間もなくして、言葉を探していた彼女は「”先生”」と声を掛けてから、答える。

 

「報告書なのだから、主観的な表現は極力控えるべきだと思うのだけれど」

”…………はは”

 

 御尤もすぎる答えに、思わず乾いた笑い声を漏らしてしまう”先生”。

 それと同時に、全身から力が抜けたような錯覚に陥る。

 

 望んだ答えは得られず、それどころか”生徒”に諭される始末。

 はたして、”先生”とはいったい。

 

 そんなことを”先生”が考えているなどと、リオが知る由もなく。

 

「……もしも、”先生”が私の行動や言動に傷ついたのであれば……すべてが終わった後に、改めて謝罪させて頂戴」

 

 相手を慮るような言葉を口にしながら、今度こそ彼女はこの場から立ち去ろうとする。

 失意に満ちた、アリスを傍らに連れて。

 

 助けたくとも、睨みを利かせるように取り囲んでいるAMASによって動けず。

 最強の戦力であるネルは、トキに組み伏せられたまま動けず。

 

 そうして、何もできないまま。

 無力感に打ちひしがれた一同から、

 

「――――では、また」

 

 リオの一言を最後に――アリスはその姿を消すのであった。

 

 

 

 激しい戦闘による損傷が目立つ仮設住居から外へ出る、2人。

 あれだけ激しく振っていた雨はいつの間にか落ち着きを見せはじめ、今では霧雨程度の雨模様であった。

 

 そんな中、彼女達の目の前に映る、分厚い装甲を纏った黒い護送車。搬送中に暴走した場合でも抑えられるように、万が一に備えてリオが用意した車両であった。

 

 その物々しい見た目が放つ厳重な雰囲気に、息を呑むアリス。

 それを横目に「乗りなさい」と淡々とリオが告げる。

 

 対するアリスは、彼女の言葉に抵抗する気配もなく、黙々と従う。

 これに乗れば、今度こそ逃げ場はない、と理解した上で。

 

 

 

 そして、車両後方部から乗り込もうとする――その時。

 彼女の動きが、ピタッと止まる。

 

 

 

 その様子を目にした途端、アリスの周囲を囲んでいたAMASに警戒させるリオ。

 一方、彼女が思い浮かんだ予想と反して、自我を保ったままのアリスが「あの……」と、躊躇いがちに口を開く。

 

「……おねがいが……あります」

 

 懇願するように呟いた彼女の言葉に、リオが訝しむ。

 最初は命乞いかと推測したようだが、この状況で今更そんな真似をするとは考えにくい、と考え改めた模様。

 

「……内容によるわ」

 

 厳重に警戒をした上で、一先ず聞くだけ聞くことを伝えるリオ。

 その言葉を耳にした瞬間、アリスは心の底から安心したように、頬を弛める。

 

 そして、告げられたお願いに対し、リオは――――

 

 

 

 

 

 

 静寂と薄闇に満ちる、ミレニアムの保健室。

 そんな中、昨日から変わらずひとりの若者が微動だにしないまま、深い眠りについていた。

 

 その時、ひとりでに出入口の扉が開かれる。

 おそるおそる、と云った様子で開けた扉から姿を見せたのは――アリスだった。

 

 そうして室内に入った矢先、待ち望んでいた姿を見つけた彼女は、色んな感情を抑えきれないように足早に駆け寄る。それから間もなくして若者の傍まで近づくと、その様子を窺った。

 

 それに対し、カレは反応を返さない。

 目を閉じ、息をしているのも怪しいぐらい、身動きさえも見せない。

 

 その姿に、心が締め付けられるような感覚を覚えるアリス。

 そして、罪悪感に苦しむ感情を露わにしたまま、「ごめんなさい」と呟いた。

 

「……アリスは、噓をつきました。アナタを守るどころか、傷つけてしまいました」

 

 懺悔するように、彼女は静かに告げていく。

 自分が何をしたのかを、自分自身に分からせるように。

 

「……アリスは……勇者では、ありません。本当は……魔王、だったんです」

 

 それからアリスは、彼女自身知らなかった事実を、声を震わせながら告白していく。

 

 ”不可解な軍隊”という兵器の指揮官。

 世界を終焉へと至らせる恐るべき兵器。

 

 正直な話、彼女自身どこまでが真実なのか、いまだに判断できていない。

 ”先生”の言う通り、全てを鵜呑みにしていいのか疑問が残るのも、確か。

 

 それでも、確かなことが1つ。

 自分の中にいる恐ろしい存在を、彼女は制御できない――そのせいで、目の前のカレがこうなってしまったことは、疑いようのない真実。

 

 アリスにとって一番恐れることは、今回の様に誰かを傷つけてしまう事態。

 そうなる前に――否、そうなって欲しくないがために、

 

「……だから、アリスは消えます。消える、べき……なんです」

 

 か細い声で、悲しい決断を口にするアリス。

 それに対し、やはりカレは反応を示さない。

 

 

 

「――……でも、アナタは違います」 

 

 すると、先程浮かべていた表情から一転。

 目に涙を溜めながらもにこやかに微笑んだ彼女は、続けて語る。

 

「アナタはいつも、誰かに手を差し伸べていました。アリスを……みんなを、笑顔にしてきました」

 

 カレと過ごした日々をひとつひとつ思い出しながら。

 その記憶を、色褪せることなく思い浮かべながら。

 

「……こんなアリスの、オトモに……パーティーに、なってくれました」

 

 彼女にとって、かけがえのない大切な思い出。

 それを噛み締めるように呟いた彼女が、ニコリと笑う。

 

「――――ありがとうございました、カービィ。アリスは、とても幸せでした」

 

 そう、感謝を述べる彼女が、カレの頭に手を乗せる。

 それからすっかり慣れた手つきで、優しく撫でる。

 

 その時、彼女の脳裏にある光景が過る。

 

 

 

〖 オトモ にした モンスター を 逃がすときは ―――― 〗

 

 あの日――カレをオトモにした記念すべき日。

 あのゲームに登場する、あるNPCの説明を目にしたアリス。

 

 結局、彼女がゲーム中にそのコマンドを実行することはなかった。

 する必要も、しないといけない理由もなかったがゆえに。

 

 

 

 今となっては懐かしい記憶を思い返したアリスは、あの時と変わらぬカレの寝顔につい微笑んでしまう。そういえば、オトモにした時もこんな状況だった、と思い出しつつ。

 

「…………だから」

 

 後は、その言葉を口にするだけ。

 

 ()()()()()()、などという悪名を。

 自分とは違い、勇者と名乗れるほど心優しきカレに――大好きなカレに背負わせるわけにはいかなかった。

 

 

 

「――――”バイバイ”、です」

 

 

 

 その言葉に、カレは反応しない。

 相変わらず、眠ったまま。

 

 そうして名残惜しそうに手を放し、顔を俯かせたアリスはその場を後にする。

 決して、振り返ることはせず――悲しみと寂しさに満ち溢れた泣き顔を、見せることなく。

 

 

 

 ()()()、なんて言える筈も、なく。

 

 

 

 そうして、保健室から退室したアリスを待っていたのは――彼女のお願いを聞き入れた、リオ。

 制限時間を設けた上で、一度だけ行動を許した模様。

 

「……きっちり5分ね。行きましょう」

「……はい」

 

 時計を確認しながら確認を問う言葉に、重々しく頷くアリス。

 それを傍目に、リオは再びAMASを彼女の周囲に囲ませ、護送車の元へと向かう。

 

 そんな彼女の後ろを、アリスは重い足取りで付いていく。

 頭の中で、色々なことを思い浮かべながら――今度こそ彼女は、全てを諦めることにした。

 

 

 

 

 

 

 その時。

 カービィの直感が、とてつもなくイヤな予感を覚える。

 

 不意に襲った感覚に驚いてしまったカレが、つい拍子で釣り竿を池彫りに落としてしまう。

 その横で釣りをしていたバンダナの子も、何事かと目を丸くして驚いていた。

 

「ど、どうしたのっ? カービィ?」

 

 尋常ならざる様子に、カレは思わず尋ねる。

 一方のカービィはその言葉を無視し、ただ遠くの空を見つめるように視線を向けた。

 

 それと同時に、記憶の靄が急激に晴れていくのを感じ――やっと思い出す。

 なぜここにいるのか。この場所が何なのか。

 

 彼女達と過ごした、未知なる世界(キヴォトス)での日々を!

 

 片や、その様子をバンダナの子が不安げに見つめる。

 そんなカレに、あまり意味のない身振り手振りを交えながらカービィは大慌てで説明し始めた。

 

 

 

 知らない世界に迷い込み、そこで出会った新たなトモダチ。

 そんな彼女達と過ごしてきた、楽しい日々。

 

 そのトモダチが、悲しんでいる。助けを求めている。

 だから、いかなくては。

 

 

 

 そう伝えるカービィの話に、ウンウンと頷いて相槌を打つバンダナの子。

 そして話が終わると同時に、「そっかあ」と呟くと、悲し気に目尻を落とした。

 

「じゃあ、またしばらく ()()() なんだね……」

 

 寂しげに呟くその言葉に、カービィも目尻を落とす。

 カレ自身、この世界がなんなのかを既に理解していたからゆえに。

 

 この世界は本物ではなく、カービィ自身が無意識に作り出した夢の世界。

 慣れ親しんだ仲間達や故郷とも云えるあの星に想いを募らせ、知らず知らずに寂しさを溜め込んでいたカレの為の世界――カレを、癒すための世界。

 

 当然、カレが目覚めてしまえば、この世界は消える。

 無論、目の前にいるトモダチも。

 

 そんな考えを察したのか「でも 大丈夫さ!」と暗い表情から一変。明るく励ます様に声を掛ける様相を前に、カービィは思わず目をまあるくする。

 

「どんなに 離れていても…… ボクたちはカービィを 応援してるよっ!」

 

 ニッコリと笑みを浮かべ、断言するトモダチ。

 そして、気が付けばその後ろに――多くの仲間達がいた。

 

 なんだかんだ困った時に助太刀してくれる、馴染みの大王に仮面の騎士。

 黒い雲の襲来に、力を貸してくれた者。

 敵対することもあったが、色々あって協力してくれた者。

 別なる世界で、助けてくれた者。

 何考えてんのかよくわからないヤツ。

 

 様々な出会いを繰り返し、多くの者と絆を結んだカービィ。

 この世界に出てくる人物は、決してカレにとって都合の良い存在として生み出されたわけではない。本物ではなくとも、限りなく本人に近い存在であった。

 

 そして、先の言葉に同意するように応じる仲間達。

 それを見たカービィは、湧きあがる喜びから笑顔を浮かべる。郷愁に似た寂しい気持ちは、既に彼方へと消え去っていた。

 

 そんな時、バンダナの子がカービィの背後に丸い手を向ける。

 それにつられて振り返ったカレが――目を輝かせる。

 

 

 

 目に映ったのは――五芒星の形をした星。

 カレが行きたい場所へ連れて行ってくれる、旅人だった頃からの長い付き合い。

 

 

 

 この世界から出る準備は、もうできた。

 そう確信したカービィがもう一度仲間達へ向き合うと、勇ましい笑みで頷く。

 

 それに対し、これから飛び立つカレの背を押す様に、カレらも力強く頷き返すのであった。

 

 その期待に応えるかの如く、宙に浮かんでいた星に、勢いよく飛び乗るカービィ。

 同時に、「さあ」とカレの仲間達が、一斉に呼ぶ。

 

 

 

 あの世界(キヴォトス)では、決して呼ばれることはないであろう、その名を。

 伝説の勇者をも超える、その()()を。

 

 

 

 カレという存在を、現す――――()()()()()()()()を!

 

 

 

『――――飛べ! ”星のカービィ”!』

 

 

 

 その言葉を合図に、勇猛果敢にカービィは飛び立つ。

 目指すはあの世界。助けを求める彼女達の元。

 

 キラキラと星屑を軌道上に残しながら、空を切り裂く流星の如く上を目指すカービィ。

 やがて雲を突き抜け、大気圏を超え――ついには宇宙へと。

 

 

 

 そうして素敵な夢の世界から、一筋の星となって飛び立つのであった。

 

 

 

  【 つ づ く 】

 

 

 




●タメになる☆TIPS集



【モード2】
→執筆中(服の構造どうなってんだ……)
 ⇛調べる
 ⇛よくわからん実際にこの目でみちょるグヘヘ(プラモ買う)※フィギュアはバニー姿のみ
 ⇛だ い し っ ぱ い 切っちゃいけないとこ切っちゃった☆
 ⇛でも構造だいたいわかったZOY! 
 ⇛もうひとりのわちき「別に細部まで表現しなくてよくね?」
 ⇛へけっっっ!!!!

【バイバイ】
→最後ニヤリと笑うのこわひ

【何考えてんのかよくわからないヤツ】
→きっと裏切りそうな見た目なんだろうなあ
 ま、ゆるしてちょーよ!

【五芒星の形をした星】
→変態飛行やめてね

【星のカービィ】
→呼べぬなら 夢で呼ばせよ ホトトギス



 ここから、星のカービィ。


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