死神警官〜バグ大の極道たちに振り回される警察   作:書庫・ラ・オランジュ

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お正月特別編・これまでの死神警官の奇跡

 

 

 

「みなさん新年明けましておめでとうございますー!菊理弥二郎です!」

 

「司馬喬皇平だ」

 

「石長木ノ葉と申します」

 

 

「今日はお正月企画として、改めてみなさんに死神警官シリーズと僕たちの事についてもっとよく知ってもらおうということでオリエンテーション回とさせていただきますよ!」

 

「そうやって警察の機密情報を全国に発信するお前は次こそ死刑だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というわけで、死神警官シリーズについて軽くご紹介します!死神警官シリーズは、警視庁特殊犯罪対策課の巡査部長である僕の上司、司馬喬皇平さんがこの国の国民の平和な暮らしを脅かす悪党たちを、全国各地の任侠者たちと共に次々と粛清していく物語です!」

 

「バグ大原作の物語の裏で行われていた俺たちの戦いを描いた物語、警官視点からあの世界線に迫るシリーズは見る価値が多少はあるのではないか」

 

「僕らの住む世界は極道や殺し屋やマフィアが圧倒的な力を持っている世界ですからね。権力的にもそうですし、武力的においても数々の超人的能力を持っている武闘派たちが跋扈してますよ」

 

「しかし、その中から出てくる超人的犯罪者たちを制圧するのもまた警察の役目。それを生業とするのが俺たち警官だ。国民を守るためなのであれば俺たちはどのような手段をもってしてでも悪人を消し去る」

 

「ある時はシバさん自ら刀を振るい、またある時は地域の極道や殺し屋と協力までしてしまいますからね。確かに手段なんてないです」

 

「この国の警察の機能は徐々に低下している。捕らえるべき犯罪者たちを野放しにするのはこの俺が許さん。こんなんでもここの事務所は武闘派揃い。裏社会の超人界隈の中で頭一つ抜けていない限り、俺たちの手から逃れられる者はいない。どれほどの権力を持とうが必ずこの俺が皮を剥ぐ」

 

「そして事件を調査するうちに出会うことになる真新しい裏社会の住人たち。シバさんをつけ狙う彼らの目的、それから全国各地の一連の事件のその行く先はどこへつながっているのか、今後の展開にもぜひご期待ください!」

 

 

 

 

「それでは、武闘派揃いの当局のメンバーの方をご紹介いたします」

 

「まずこの人こそが死神警官・死刃、司馬喬皇平さんです!名前の元ネタはヒンドゥーの創造と破壊の神、シヴァ神…………もあるんですが、作者の愛してやまない時代小説作家である司馬遼太郎が元ネタです。イチオシは『燃えよ剣』です」

 

「やや細身の高身長、鋭い目つきに、警官の制服の上からマントのように防弾防刃加工の外套を羽織っているので見かけたら挨拶を心がけましょう」

 

「警視庁刑事部の特殊犯罪対策課での巡査部長だ。だが、警察内ではわりと極秘寄りな組織で基本的に表に語られることはない。この国の極道や半グレは全くもって常識外れの化け物ばかりだからな。通常の警官では手に負えない。そういうときに我々の出番となる」

 

「住民を守るということを唯一の信条としており、そのためならば手段を選ばない冷徹さもありながら、僕たち部下のことを大切に見てくれる面倒見の良さもある僕の尊敬する上司です!」

 

「また、司馬さまはこの国の裏社会を取り巻く案件を扱うだけあって、裏社会で生存するための高い戦闘能力を有しております」

 

「基本的な武装は軍刀一本と拳銃のみだが、それだけあれば十分だ。得意技である袈裟斬りと居合は即死級の威力を持つ」

 

「武装は非常にシンプルですが、戦闘の際での高いバトルIQを誇り、環境のすべてだけでなく、相手の心情すらも利用し戦場を掌握するその姿はまさに武神!」

 

「軍刀と拳銃を使った、袈裟斬りと居合を得意とする戦闘スタイルには元ネタが存在しております。作者は筋金入りのRPGゲームマニアなのですが、真・女神転生Vに登場する謎の警官、超人八雲ショウヘイが司馬さまと同じ戦闘スタイルを使用します」

 

「八雲かぁ…………千代田区で出てきた時すごい強かったんだよなぁ…………物理属性効かないし霞駆けとか使われてあっさり味方が確殺されちゃうし………タルカジャめっちゃ使ってくるからデバフとかも頑張らなきゃだし…………初見はマジで無理…………」

 

「ゲームの話はそこまでにして、もっと関係のある話をしろ」

 

 

 

 

 

「次にそんな主人公シバさんを支える頼れる仲間たちをご紹介!まず最初はこの僕、シバさんが最も信頼を置く助手、菊理弥二郎です!」

 

「嘘付くな。初っ端から頼れる仲間じゃねぇじゃねぇか」

 

「名前の由来は石川県周辺から北陸にかけて信仰される、愛と縁結びの神様である菊理姫です」

 

「こいつは仕事中に単独行動を取ったり、俺にワガママばかり言ってきたりと、どこの方角に転んでも無能という救いようのないクソだ」

 

「しかしこれでも学歴だけならシバさんをはるかに上回っており、大学はなんとこの国を代表する国立大学が出身なんです!」

 

「いろいろあって中退したがな。ちゃんと大学4年間の課程を終えた俺のほうが立場は上だ」

 

「うーん、言い返せないよ」

 

 

「とはいえ、知能だけは本物だ。うちの部署ではブレイン担当ということになっており、ごくまれに事件解決の足がかりになることもある。だが………頭脳と言っても別に情報収集には向いていないし何もできん。ただの辞書にしかならん」

 

「いわゆる、『やる気のある無能は一番厄介』………というやつね」

 

「僕は警察としてはまだまだ若い見習い巡査でして、元は真っ当な警察官だったんですが、色々と事情があって上の指示でシバさんの所に追いやられてしまったんです」

 

「まさかこんなものを拾わされることになるとは、俺はお上のことは一生かけて恨み抜く」

 

「ちなみにシバさんや天羽組の皆さんからは『逸般人』という二つ名を貰っています!」

 

「あぁ。一定の条件を満たした時のお前は俺たち三人の中で最も人間離れするからな」

 

「ロマン砲、というやつですよね!わかりますよ!」

 

 

 

 

 

「そして次にご紹介するのは石長木ノ葉ちゃん!名前の由来は、我らが日の本が誇る最大の自然遺産、富士山をこそ指し示す炎と水の神、木花咲耶姫と、その姉妹神である石長姫!」

 

「よろしくお願いします。本作における貴重なヒロイン枠でございます」

 

「銀髪蒼眼のクールビューティー、毎日色変わりするメイド服、お洋服が好きという可愛らしい趣味、うぅぅぅん、最高だ…………!」

 

「木ノ葉はややこしい事情があって今は俺を主人とするメイドだ。お茶汲みや掃除などの雑用が主な役目だが時には任務に協力してくれることもある」

 

「そうだよそうだよ。木ノ葉ちゃん、なんでシバさんのメイドやってるのさ。僕のメイドでいいじゃん」

 

「何を言ってるんだお前は」

 

「ふん。今の菊理くんと私との親密度で私の過去を話して貰えるなんて思い上がりも甚だしいわよ」

 

「うぅっ……………!!」

 

「とまぁ…………この通り、菊理も木ノ葉にしつこく言い寄っているが、あながちそれは理解できなくもない。木ノ葉の可憐さと涼しさの両刀、いわゆるクールメイドという属性盛りだくさんの女に惹かれない男など存在しなくてな。ハニートラップではないが、それに近いことが出来る」

 

「見た目は若くてかわいい女の子だから危なそうに見えるけど、もし何かあっても大丈夫!二本のマチェットナイフと、巨大なハルバードで敵をなぎ倒すからね!やっぱメイドやシスターには大型武器っしょ!」

 

「うふふ。よくわかっているわね、菊理くん」

 

「でも木ノ葉ちゃんはそんな軽々と殺しとかやっちゃって大丈夫なの?木ノ葉ちゃんは一般人じゃないの?」

 

「私は元はといえば名家の護衛よ。これでも戦闘の心得はあるのだから。お嬢様を狙う殺し屋を何人始末したと思っているのかしら」

 

(じゃあ君………ぜんぜんカタギなんかじゃないじゃん………)

 

「剣術や槍術だけではない。唾を飛ばして目潰しをしてきたり、相手の靴を踏みつけて足元を取り、さらには投げナイフで牽制したりと、とことん隙のない女だ」

 

「そしてついた異名は『血濡れの天使』!いつの時代でもメイドとナイフはセットだと相場が決まっているんだよね!」

 

「あとついでに時間操作の能力もね」

 

「お前ら真面目にやってるのか」

 

 

 

 

 

「おいおい、私を忘れてもらっては困るぞ。石長くんは警察ではないが、私だって現役の現場指揮官でありれっきとした警視庁に属する公務員だ」

 

「この人はメルセデス風悟さんです!フランス人と日本人のハーフで、卓越した現場判断能力と頭脳を持ち合わせる最高の頼れる現場指揮官です」

 

「この男は裏社会の情報にも通じており、俺たちの行く先や行動指針を示すにあたってなくてはならない存在、なのだが…………」

 

「なのだがとはなんだ、なのだがとは。私は君たちの任務を手助けする立場であるし、むしろ指揮官である以上本来君たちより立場は上なんだがな」

 

「この男はどうにも胡散臭いというか。話しているとまるで心を覗き込まれているように感じる」

 

「シバさんからは『人を不快にする達人』と呼ばれています!」

 

「なんだその異名は!異名というか悪口じゃないか!」

 

「異名のつもりで言ってない。ただの事実だ」

 

「私は人の心を揺さぶる事を得意しているだけだ。そうだろう?相手の気持ちを理解して会話するということは、その場その場で何が相手の地雷になるかを把握するということだ。そこでわざわざ地雷を踏むことを『ゆさぶる』と言うんだ」

 

「それが不快だと言ってんだ、キモいだろだっていちいち人の心読もうとして」

 

「まぁ何とでも言うがいい。そういう不評は私は全く気にしないからな」

 

「少しは気にしろこの無敵の男が」

 

「気にする必要などない。なぜか?仲間との信頼を築くのは第一印象ではない。ほかでもない、行動による積み重ねだ。これからも徹底的に君たちのサポートに勤しみ、行動を以て君たちの信頼をじっくり獲得していくとするよ」

 

「やれやれ……………それができてれば今でも不信感を募らせてなどいない…………」

 

 

 

 

 

「騏一郎、そういえばお前も挨拶しないのか?」

 

「……………結構です」

 

「ちゃんと交代はするのね騏一郎くん」

 

「こいつは菊理騏一郎。キクリの本来の人格で、キクリの兄だ」

 

「菊理くんは後天性の解離性同一性障害で、もともと騏一郎くんだった彼は、ある事件のショックによって心が壊れてしまい、それをカバーするための人格、弥二郎を生み出しました」

 

「騏一郎も弥二郎も天才ではあるが、騏一郎が唯一頭悪いなと思ったのがなんで弥二郎なんていうこの世で一番バカな人格を生み出したのかってことだな」

 

「生まれる人間は選べませんよ。俺だってできることならもっとちゃんとした弟が欲しかった」

 

「自分自身にこんな言われる菊理くんさすがに不憫ね………」

 

「騏一郎はキクリが表に出られない特定の状況下でしか人格として出現しない。だがそのかわり、その戦闘能力は常軌を逸している」

 

「天羽組の最強戦力、小林幸真を無傷で殺しかけましたからね…………」

 

「あの時、俺のストップがなければ小林は脳天撃たれて死んでたろうな」

 

「あの程度が天羽組の最強戦力とは笑わせてくれます。日本最大級の歓楽街である空龍街は、トラブルの数だって尋常じゃない。それを守るのがあんなのでほんとに大丈夫ですか?」

 

「大丈夫だ。お前が強すぎるだけで、おおよその相手は小林に勝てん。俺ですら楽にはやれない」

 

「私はあんなの相手するの無理かも…………」

 

「木ノ葉は別にやる必要ない。木ノ葉がやるまでもなく、俺が全て潰す」

 

「あら、守ってくれるの騏一郎くん?」

 

「弥二郎の想い人、言うなれば俺の義理の妹だ。兄が最初に生まれる理由は、あとから生まれる弟や妹を守るためだろ」

 

(やだ、やっぱり騏一郎くんかっこいい………)

 

「そのセリフどっかで聞いたぞ…………」

 

 

 

 

 

「さて、次にご紹介するのは、シバさんの前に立ち塞がる強敵のみなさんをご紹介!」

 

「俺たちの前に現れる敵…………その大元となるのは謎の教団・灯火教団だ。今の時点では奴らの目的も何もかも不明だが、今のところは組織の性格と構成員だけは明らかになっている」

 

「彼らはある時は僕たちの前に敵として現れ、またあるときは中立として現れる得体のしれない存在です」

 

「ただ一つ言えるのは、奴らも確固たる信念を以て、俺に積極的に接触を図ろうとしている事………だな、」

 

「今後彼らが僕たちにとってどのような立ち位置となるのか、気になるところですね…………」

 

 

 

 

 

「まず一人目に紹介するのはヤタガラス様・烏丸こと、矢田熊之城です!烏丸さんは和歌山の武闘派任侠組織、鈴鹿組の元構成員。和歌山のなかでも田舎の方に作られた組織であるために長い間残り続けていましたが時代が進み次第に勢力を落とし、ある件がトドメを刺して組は総解散。構成員たちは半グレ組織に吸収されたか、地元の小規模暴力団として土着したか、脚を洗って社会復帰を試みるかの三択を迫られた中で、烏丸さんだけは一人になってでも任侠者であることを貫いたようです」

 

「初めて対峙した時から頭のネジが飛んでいる男だったが、同時にその清々しさからは悪人の気配はしなかったな。良くも悪くも、実に極道らしい」

 

「武器は天体観測用の望遠鏡を置く三脚。ヘンテコな形状の武器を振り回すだけでなく、強烈なパワーから繰り出される足技なんかも強力な、パワータイプの敵です!」

 

「アイツはどーいうつもりであの三脚を振り回しているのだろう」

 

 

 

 

 

「二人目は朔月恩郎智。巷で辻斬りオロチと恐れられている剣士で、灯火教団では反町という名前で呼ばれています」

 

「そういえば、なぜ奴らは偽名を使うのだろうか………?」

 

「オロチはかつて、名家に仕える非常に優秀な天下無双の護衛でしたが、ある出来事を機に、辻斬りへと貶められることになりました。その一件を引き起こした黒幕である政財界のフィクサー・御前を激しく憎んでおり、身寄りのなくなった自身を拾ってくれた灯火教団の幹部として義理を返す傍ら、御前を追い詰め殺害するという自身の大願を果たすために暗躍しています」

 

「ヤツの近くは噴煙で暗闇が立ちこめ、音が反響し、さらに視覚や嗅覚が遮断される」

 

「そんな状態でありながら、さらに闇に溶け込む黒塗りの刀を目にも留まらぬ速度で振り回し、気づかれることなく相手を始末する恐ろしい人です!」

 

「六角や投げナイフ、さらにはなぜか10メートル近く伸びる刀を利用したオールレンジの戦闘を得意とする強敵ね…………」

 

「実際に戦った感想としては、あいつ暗闇と黒刀がなくてもだいぶ強いぞ…………あの素早さと剣速、相当なものだ…………ほとんど隙がない」

 

「彼は一体何者なのか…………続報が気になるところです!」

 

 

 

 

 

「次に紹介するのは我妻と呼ばれる雷神・武海八草です」

 

「この男とはまだ対峙していないな」

 

「巨大半グレ組織・武頼兎を率いていたリーダーのようなんですが、今では解散し武海重工という建設会社を運営しているみたいです」

 

「半グレ時代に買い続けた恨み妬みが今も彼の背中を追いかけ続けている模様です」

 

「武器は、鉄パイプか…………」

 

「雷神の異名に恥じず、鉄パイプには高圧電流が流れており、かすっただけでも大火傷。最大電圧で使えば電気椅子処刑に掛けられたように人を殺してしまいます!」

 

「高圧電流を使った攻撃を得意しているようだな。テーザー銃やスタンガンを所持している可能性も高い。警戒すべき相手だな、」

 

 

 

 

 

「次に紹介するのは上堂彦一。本名は現時点では不明。元薬剤師という異色の経歴を持つ灯火教団の幹部です」

 

「あら、イケメンなのねこの方。しかも物腰柔らかくて声も優しい、素敵な人」

 

「正直、なんでこの人が灯火教団に加担してるのか分からないってぐらいに完成されたイケメン主人公です。ですが、その戦法は実に残虐の限りを尽くしています」

 

「薬剤師としてのスキルを使い、相手に様々な猛毒を打ち込み相手の動きを阻害、あるいはそのまま死に至らせる…………さらに鉞で敵の首を刎ねることもする」

 

「マサカリって薪割り用の斧よね?アレで首飛ぶってどういうことかしら」

 

「うーん。常識的に考えてあり得ないよね。まぁでも………常識外れなパワーがあれば話は別だと思うけど………」

 

「鉞で人間の筋繊維を絶ち、そのまま首の骨を切断するほどの筋力か…………毒なんかなくても、斧振り回してるだけで強そうだな」

 

「あんな細身で、なんかスピード系に見えたのにめちゃくちゃパワーあるのね………」

 

「ほら、薬師は物理ジョブだから…………」

 

「OCTOPATH TRAVELERじゃないんだぞ」

 

「よくわかりましたねシバさんスクエニ好きなんですか」

 

 

 

 

 

「そして最後の一人が灯火教団を率いる若き神父、天草四郎です」

 

「実在する天草四郎の名を騙るとは随分と傲慢極まった男だな。奇跡を起こせるとでも言うのか」

 

「現時点では何者なのかも分かりません。ただ、灯火教団を率いる人であるということしかわかっていません。真っ黒の法服にその上から白いマントを着ています」

 

「マントを着る人って、カトリック教会の中では偉い立場の人、みたいなのは聞いたことがあるけどどうなのかしら?」

 

「そうだよ木ノ葉ちゃん。マントが権威を示しているわけではないんだけど、マントっていうのは法服の一部として扱われる。そしてマントを正装として着用するのが大体そうだね、司教とか枢機卿みたいな感じ。マントを儀式の正装とする業務を行うのは、ある程度立場のある役職だから、天草四郎という人は教団の中ではかなり偉い人かもね」

 

「そもそも、灯火教団の教えってなんなの?」

 

「天草四郎の発言によると、灯火教団は神や仏を崇拝する教団ではなく、人間の中に眠る善を好き悪を嫌う心、連中が『聖火』『灯火』と称するものを崇拝し、広めようとしている。天草四郎の目的はすべての人間の心に聖火を灯し、この世から悪を排除することなのだそうだ」

 

「つまり…………僕たちと同じように、悪い人を倒して住民を守る人たちってことですか?それってもしかしていい人たちの集まりじゃないですか?」

 

「断定はできん。裏でそれ以上の悪逆を働いているのかもしれないし、悪を滅ぼすイコール住民を守ることにはならん。それに、奴らは罪なき子供を大勢斬り殺す辻斬りオロチを味方につけるような連中だ。おそらく、手段を選ばなさすぎる所があるのだろう」

 

「もしかしたら、いつか激突する羽目になるかもしれませんね…………」

 

「あぁ。だが、俺たちのやることはこれからも変わらん。俺らがすべきことは住民を守ること。俺らは最終的に一人でも多くの住民を守れるのならば、必要悪すらも認める」

 

「さすがシバさん、こんなときもブレない!騏一郎くんも僕も、シバさんをお助けするためにどこまでもついていきますよ!」

 

「木ノ葉も司馬さまに拾っていただいた恩をお返しするためにも、主人をお助けするためにも、これからもお力添えいたします」

 

「おっとこの私のことも忘れては困るぞ?これからのあんたたちの活躍を、たっぷりと見せて貰うためにも、このメルセデス、出来うる限り最大限の助力を約束しよう!」

 

「ありがとうお前たち。さぁ、キクリ。最後にこれからの俺たちの行動指針について軽く説明してやれ」

 

「〆るのが上手いですね…………」

 

 

 

 

 

「それでは、これからの死神警官シリーズのストーリーがどのような方向に進んでいくのか、軽く予定ではありますが先取りでご説明いたします!」

 

「目下の目標は黒焉街に巣食う外道の衆、半グレ組織・下離羅を解体することだ」

 

「調査も進行してきたころですし、いよいよ下離羅との一大決戦が繰り広げられる頃でしょう!」

 

「まさか半グレ組織に後れを取るわけないでしょうね?菊理くん、」

 

「任せておいて!1人残らずしょっぴいてやるから!」

 

「京極組の久我と六車の助力もある。この戦い、はじめから負ける理由など考えられないな」

 

 

「ですが、そこに子供を狙って再び立ちはだかる辻斬りオロチの影。京極組最強戦力、六車謙信と辻斬りオロチの最強剣士二人による世紀の決戦が繰り広げられます!」

 

 

 

 

 

「その次に第二章として、司馬たちが新たな任務で向かうのは1大組織である獅子王組が居を構える花宝町。花宝町での一件にはなんと、司馬たちの味方として灯火教団の我妻八草が助力までしてくれるらしいぞ!」

 

「新人若衆の阿蒜くんや武闘派極道の伊武さんなど、獅子王組のおなじみメンバーも心強い味方として参戦してくれますよ!」

 

「なぜ灯火教団は私たちに執拗に絡むのか、彼らの真の目的は何か。灯火教団とこの国を巡る因縁に迫ります」

 

 

 

 

 

「その後も死神警官シリーズは各地の組織たちと力を合わせて数々の事件を攻略していくことになる」

 

「僕の過去を巡る大阪天王寺組や横浜神城組との忌まわしき因縁、今は亡き戒炎との一件で明かされる木ノ葉ちゃんの壮絶な過去の話…………」

 

「その他の閑章にて、最強の教師・紅林さま、ナツメ金融社長の元殺し屋・三門さま、さらには突然現れた謎のメロンパン屋まで。多くの裏社会の巨頭や組織たちが私たちに力を貸してくださいます」

 

「色々とみなさんの推しキャラや推し組織があるでしょうが、すぐに物語が進むとは限りませんのでじっくりお楽しみください!」

 

 

 

「すべてはこの国に住まうすべての住民を守るために、俺たち警察は守護の義務を果たす」

 

「警察を無能組織と侮るなかれ、ここにはまだ戦える警官たちがいる!」

 

「守るべきものを守るためならば、裏社会であろうと飛び込み、すべてを利用致します」

 

「そして我らが我らの正義を成し、秩序を守る!」

 

「2026年度も、死神警官・司馬シリーズをよろしくお願いいたします」

 

「それではみなさん、また次回でお会いしましょう!今年もよき1年を!」

 

「ではさらば!第二章でな!」

 

「まだ第一章が終わってねぇんだよ!」

 

 

 

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