…きろ………刃
何だ?誰か呼んでいる?誰だ?
起き……刃
あれ?この声は?
ミ「起きろ!刃!」
ミッシェルさん!?何で!?
そいえば昨日ミッシェルさんの誕生日パーティーやって、それからラーメン食べて、皆で酒飲み始めて、未成年なのに飲まされて……
刃「それか…」
ミ「どうした?」
刃「いえ何でも…」
ミ「とにかく早く起きろ、艦長が呼んでいる。」
艦長が?何で?
刃「…分かりました」
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小「刃、大丈夫か?二日酔い。」
刃「はい…なんとか…」(頭痛てぇガンガンする。)
小「まず皆に紹介しておく、神崎刃だ。」
俺の目の前には二日酔いの原因となった人達がいた。
小「刃、彼等は幹部乗組員、オフィサーだ。アネックス計画では君の上司にあたる人達だ。」
刃「お願いします。」
小「早速、本題に入ろう。」
「昨日未明、火星に打ち上げた無人調査船、深蒼衝撃(ディープインパクト)號から5秒 程度の映像が送られてきた。」
「それを最後に通信は絶たれた。」
そう言って小吉は前のモニターに映像を出した。
そこには苔を覆われた地表が映っていた。そして…
『じょうじ』
奇妙な鳴き声が聞こえた瞬間、黒い人の様な生物が目の前に映し出されて、映像は終わった。
刃「………なんすか……今の……」
小「あの生物はテラフォーマー、火星にはびこる―」
『害虫』だ。
憎しみを込めた様な言い方だった。
刃(それはそうか、なにせ仲間が殺されたもんな…)
小「今回皆を集めたのはこの報告だけでは無い。」
「刃にテラフォーマーを知ってもらいたかったの
と…」
「幹部乗組員達の自己紹介だ。」
小「こちらがロシアから来たアシモフだ。」
アシモフ…確か筋骨隆々の人か、ロシア人だったのか。
アシ「シルヴェスター・アシモフだ。よろしく。」
刃「お願いします。」(餃子耳…ロシアというのを含めて柔道かサンボを使うな。)
小「こっちがドイツから来たアドルフだ。」
アドルフは確かニコニコの人だったな…
アド「………自己紹介とか本当に意味無いですよ、どうせ覚える気無いですし。」
刃(感じ悪っ!見た目どうりかよ…)
小「こっちは中国から来た劉だ。」
劉…確かノッポの人だ。
劉「劉です。よろしく」
小「そしてこいつがローマから来たジョーだ。」
ジョー「ジョセフ・G・ニュートンです。ジョーて呼んでね。」
刃(ニュートン?どっかで聞いたことあるような…)
小「刃、今度はお前だ。」
刃「あっはい」
「神崎刃です。よろしくお願いします。」
小「こいつの父親も俺同様、バグズ2号の乗組員だった。」
劉「て事は艦長、神崎君は遺伝していたりするのかい?」
アシ「遺伝していたとして一体誰の子供何だ?」
小「刃には神条の能力が遺伝している。」
アシ「神条迅か…」
ジョー(神条迅?まさか…)
刃「何で皆さん親父の事知ってるですか?」
アシ「興味」
劉「仕方無く」
ジョー「好奇心」
アド「…何でも」
刃(義務とかじゃ無いんだ…)
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アシ「それはそうと、刃。」
「昨日の約束だ!試合するぞ!」
刃「はぁ!?いやいや!なんすか!約束て!?」
アシ「昨日約束しただろ、明日試合しましょうて。」
刃「俺がしたんですか?」
アシ「そうだけど…記憶大丈夫か?お前?」
刃(二日酔いのせいだ…全く覚えてない。)
アシ「とにかくやるぞ!来い!」
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刃「まじかよ…しかも結構ガチな訓練所じゃないすか。」
上の服を脱いで準備万端のアシモフが言う。
アシ「さぁ来い!」
刃(しょうがない…)「アシモフさん、1つ聞いていい?」
アシ「何だ?」
刃「アシモフさんて柔道かサンボですよね。」
アシ「…何で知ってんだ」
刃「餃子耳とロシア出身から考えました。」
アシ「見事だな…」
刃(当たりか…厄介だな。)
アシ「いくぞ!」
そう言ってアシモフはアッパーを繰り出す。
間一髪で躱す刃。
刃(っ!危ねぇ!)
アシ「投げや締めだけだと思うなよ。」
刃(肉弾戦に特化してるとか…ダルっ!でも…)
刃が間合いを詰める。アシモフが掴みにかかる。
刃(来た!)
アシモフの掴みかかった手を取り、後ろに回る刃。
アシモフ(早い!)
そのままアシモフはまるで取り押さえられた犯人の様に動けなくなった。
アシ「やるな」
刃「どうも」
アシ「けど…」
『まだまだ』だ。
アシモフが後ろの俺に足をかける。
刃(大外刈り!?後ろの相手にか!?)
大外刈りをかけられた俺は後ろに倒れ込む。
刃(やばい!)
アシ(あれ?手離さないの?)
刃を下敷きにアシモフが倒れ込んだ。
アシ「アテテ…大丈夫か?」
返事がない
アシ「あぁ〜こりゃマズイかな?」
「か〜んちょ、刃君が気絶しちゃったかも…」
小「はっ?本当か?」
アシ「返事がないんだよねぇ~」
小「一体何したんだ?アシモフ」
アシ「いやぁちょっと刃君下敷きに倒れ込んじゃって」
小「お前自分の体重わかっているのか!?」
アシ「何キロだっけ?」
小「130キロ越えだって昨日宴会で言ってじゃねぇか!」
アシ「あぁ〜言ってたねぇ〜」
小「とにかく医務室に運ぶぞ。」
アシ「は〜い」
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やっべ…………意識が…………クソっ…………あれ?……艦長とアシモフさんが………なんか話してる……な…………一体何を……………
『何キロだっけ?』
『130キロだって言ってじゃねぇか!』
あぁ~それは……なぁ~ちょっと………
――――――――――――――――――――――
刃(はっ!ここは?)
目が覚めた時見た事はある天井だった。
刃「そうか…また気絶したのか」
アシ「またて何だ?」
うおっ!?なんでいんのこの人!?
刃「何でも無いっす。」
アシ「そうか、すまなかったな。」
刃「いいんすよ、俺の判断ミスが招いたんすから。」
アシ「…本当にすまなかった。」
そう言ってアシモフは病室を出ていこうとした。
アシ「じゃあな、刃君。俺はロシアに帰らなければならん。」
刃「さよなら」
すると入れ替わりでジョセフが来た。
ジョー「刃君、今大丈夫かい?」
刃「どうしたんですか?」
ジョー「君の一族に関わる話だ。」
………まだあるのか
読んで頂きありがうございます。
今回時間がかかっちゃいました。
初めての戦闘描写ですけどいかがでしょうか?
あと…誰か劉さんの下の名前の漢字の打ち方を教えてください。