そして刃の取った行動は…?
ジョー「君の一族に関わる話だ。」
刃「…今度はなんすか?」
ジョー「まず…僕の一族から話そうかな」
刃(は!?俺の一族の話だろ?)
ジョー「僕の一族は国籍、名前等には固執しない。だから世界中に一族がいた。もちろん日本にもいた。」
ジョー「初めに日本に来た一族の彼を忘れないために日本名の中に彼の名前を隠した。彼の名は」
『ジョージ』だ。
ジョー「彼は『神条神』と名乗り以後、日本に住む一族にその名を継がせた。」
ジョー「だが、ある代の『神条』の兄弟の弟が暗殺業を始めた。いわゆる『忍者』という奴だ。それを知った当時の『神条』はその弟を一族から切り捨て、自らは妻と兄を連れて別の国に行った。」
ジョー「そして今、計算と憶測が正しければ現在、『神条』は29代目、もしくは30代目を迎えているはずだ。」
病室には沈黙が流れた。
刃「俺は…お前の一族の事なんてこれっぽっちも聞いた事は無い。だから正直、『君とあなたは遠い親戚でした』みたいな事、いきなり聞かされてもわかんねぇ。だけどよ、ニュートン。 アンタらの一族の汚点が俺の血に流れてるって言うなら、殺せよ。」
ジョーは何か深く考えていた。
ジョー「僕の一族は名前にも固執しなきゃ国籍にさえ興味無い。ましてや数百年前の一族の汚点なんて気にしない。」
ジョー「ただ、知ってもらいたかった。君と僕の一族の関係を。」
ジョーが部屋を出ていこうとした。
刃「ジョー、質問いいか?」
ジョー「一族についてかい?」
刃「いや、その…幹部乗組員の人達て皆何かやっているんですか?アシモフさんの柔道みたいに…」
ジョー「色々やってるよ。じゃなきゃ能力だけでテラフォーマーと殺り合うのは厳しいからね」
刃「……ありがうございます」
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ジョーが病室を出てから刃はずっと総合格闘技の動画を見ていた。
刃(もっと強くなる為には何か身に付けなきゃ)
刃(おっ!こいつはいいな。メモしよっと。)
刃はその格闘技を調べてる内に眠ってしまった。
――――――――――――――――――――――
「神崎さん、具合はどうですか?…てあれ?寝ちゃってる。」
自分の担当患者である神崎がパソコンを開いたまま寝てしまっている。
(何調べてるんだろう?)
興味本位で開きっぱなしのパソコンの画面を覗く。
そこには…
「カポエイラ?何でこんな物を?」
――――――――――――――――――――――
刃が起きた時、既に昼になっていた。
刃「ヤッベ、寝過ぎた。」
「ホント寝過ぎですよ、神崎さん」
そこにいたのは看護婦さんだった。しかも…
刃(ヤッベ……超タイプ…ど真ん中どストレートだよ)
「昨日何か調べていましたけど何を調べていたんですか?」
刃「えっいや…カポエイラについて…ちょっと…」
「習いたいんですか?」
刃「ええまぁ…ちょっと…」
「だったらいいところがありますよ」
それはまるで夢の様な提案だった
――――――――――――――――――――――
健康診断の結果、異常なしと出た刃は退院して―
刃「小吉さん、ちょっといいですか?」
艦長室に来ていた。
小「刃、もう大丈夫なのか?」
刃「はい」
小「で、どうしたんだ?」
刃「俺…ブラジル行きたいです!!」
小「旅行か?いいねぇ、誰と行くんだ?」
刃「旅行なんかじゃ無いです。カポエイラをマスターする為にブラジルに行く事を許可してください!」
小「構わんが…2年もしたら火星に行かなければならんぞ?2年以内にマスター出来るのか?」
刃「頑張るしかありません。」
小「そうか…しかし、道場のあてはあるのか?」
刃「それは…」
「私の父の道場に行ってもらいます。」
いつの間にか艦長室に入って来てた俺の専属看護婦さんがいた。
小「君は?」
「アズマ・ジャネット・ガイルです。神崎さんの専属看護婦さんだった者です。」
アズマ「私の父がカポエイラの道場をやっておりますので紹介しました。」
小「……刃、ちょっと来い。」
部屋の隅に呼ばれた。
小「お前、あの人事好きだろ?」
小声で聞かれた。
刃(…何て勘の鋭い人だ)
小「図星?やっぱり?けっこーキレイな人だもんな~」
刃(だからあまり言いたくなかった。予想してたけどこの人こういう事に対してはすこぶる絡んできやがる…)
小「え〜アズマさん、なかなかいい提案ですね。どうぞ刃君を導いて下さい。」
アズマ「えっ、はい」(導く?)
小「じゃ頑張るんだぞ、刃」
刃「はい!」
読んで頂きありがうございます。
やっと原作の方に乗れそうです♪
あと余裕があればもう一作品投稿しようかな?と考えています。もし投稿出来た場合はそっちの方も読んで頂ければと思います。