まだ火星どころか原作主人公も出して無いのに…
医者「あなたの手術は成功しました。ですが…」
女「間に合わなかった…のね…」
「良いわ、もう…他の人達とは違う…死んでいった彼等の為にも、しがみつきながらでも生きてみせるわ」
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男「結婚して下さい!」
女「まずはリハビリからですね〜」
か
男「…」
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女「あなたに似て、凛々しい子だわ」
男「名前どうする?」
女「もう決めてたの、この子は私達の遺伝子を持ってるから…ジ―――
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刃「んあっ?」
見知らぬベッド、見知らぬ部屋で目を覚ました刃
親父「やっと起きたか?」
隣にはジャネットの親父さんがいた。
刃「ここはどこですか?あ…えと…」
親父「ジョナサン・ガイルだ。ジョニーと呼べ。」
「ここは俺ん家のリビングだ。」
刃「ありがとうございます。ジョニーさん。」
ジョニー「この集落には病院も無く、まともな医者もいない。一応、治療はしたつもりだ。」
刃「…本当にありごとうございます。」
ジョニー「気にすんな、それより…」
ジョニーはズボンとパンツを俺の目の前に出した。
刃「あ…俺の…」
刃のズボンとパンツには穴が空いていた。
ジョニー「何やら尻尾の生えたような位置に穴が空いているが…何なんだ?」
刃「さぁ…熊との戦闘で空いたのかなぁ?」
ジョニー「…まぁいいや、とりあえず俺は熊捌きにキッチン行くから、なんかあったら呼べ。」
刃「はい」(熊って捌くものなの?)
刃は疑問を抱いた顔でキッチンに向かうジョニーを見送ると庭が目に付いた。
刃(何だあの茶色のペラペラ?)
ベランダの物干し竿に掛けられた茶色のペラペラを近くで見ようとベッドから起き上がる刃。
刃(ありぁ…熊か?)
窓越しに物干し竿に掛けられたペラペラは熊の毛皮だった。熊の毛皮には3ヶ所、穴が空いていた。
刃(頭…首…心臓…どれも正確に撃ち抜いている…)
ジョニーの銃の腕前を思い知らされた所で
リビングにジャネットがやって来た。
ジャネット「刃君、もう少し怪我は大丈……」
刃「はい、もう大丈夫です…何してるんですか?」
ジャネットは顔を真っ赤にして背けて俺の方を、いや俺の身体の下の方を指差していた。
刃が指差す方を見ると
刃(は…裸!?)
刃は服を何も着ていなかった。
刃(そうだ…!ジョニーさんは俺のズボンとパンツを持っていた…気付くべきだった!)
刃「すみません!今着ますから!」
刃は急いでパンツとズボンを着る。
刃(あれ?ジャネットさんて俺の事『刃君』て呼んでたっけ?)
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ジャネット「刃君、もう鏡見た?」
刃「鏡?」
刃がちゃんと服を着てからジャネットが話しかけた。
刃「何でですか?」
ジャネット「いや…顔の傷まだ見てないのかな…て」
刃(顔の傷…熊にやられた時のか…)「見てないすね」
そう言うとジャネットは手鏡を渡してくれた。
鏡に映る刃の顔は以前とは大きく変わっていた。
こめかみから口元に伸びる3本の爪痕、
頬の肉はえぐれ、右の歯が露出していた。
刃「あぁ〜結構やられたな…ジャネットさんの方は大丈夫ですか?」
ジャネット「えっ私!?」
刃「はい、怪我して無いですか?」
刃がそう聞くとジャネットはまた顔を赤らめ、今度は目を潤わせた。
刃(泣いてる!?)「えっあの…どうしました?」
嗚咽を漏らしながらジャネットが答える。
ジャネット「だって…刃君…傷ついたの…私の所為だよ…なのに私の…私の事心配するなんて…」
刃「ジャネットさん」
ジャネットが嗚咽と共に漏らす言葉を刃が遮った。
刃「俺が傷ついたのはジャネットさんの所為なんかじゃ無い。全部俺の責任だ。俺の不注意がもたらした結果だ。」
ジャネット「…でも…でも…」
そう言ってジャネットは刃の胸に抱きつき、また泣き出した。
刃「大丈夫です。あなたの所為なんかありません。」
そう言って刃もジャネットに腕を回す。
かなり良い雰囲気を崩す者が近づいて来るのも事も知らずに…
ジョニー「熊鍋するけどなんか食えねぇもんなんかあるか?ジー…」
刃・ジャネット「「あっ」」
ジョニー「なぁぁにぃ泣かしてんだぁぁ!ジーン!?」
このあとまたベッドに寝ることになったのは言うまでもない。
あと1話か2話でこの章が終わる…かな?