「一体どこに行ったんだ?」
夕食を食べ終えたのび太は、テイファニアを探し、学院中を歩き回っていた。
「手がかりも無いんじゃ探しようが無いな。」
もしかしたら部屋に戻ってるかも。そう思ったのび太は部屋を探すため寮の中に入ると、扉を開けた。
「!?」
開けた瞬間、のび太は固まった。中にいたのは、テイファニアだった。だが
「――――えっ?」
「は――――っ?」
二人が同時に間の抜けた声を出す。何故テイファニアが厨房から姿を消したのか、そう言葉に出すよりも先に彼女の今の状態が視界に飛び込んでくる。着替え中なのだからテイファニアは裸であり、のび太の視線の先にあるのはテイファニアの一糸纏わぬ姿だった。
「――――ッ!!?」
テイファニアの顔が一瞬で茹蛸のように真っ赤に染まる。
「ぶふっ――――!!」
刺激が強かったのか、のび太は鼻から盛大に鼻血を噴き出してそのまま気絶した。
数分後。のび太とテイファニアは部屋で向かい合いながら、座っていた。
(き、気まずい・・・・!!)
二人はお互い顔を見ることができず、視線を反らしていた。もちろん会話などできていない。
(ぼくはなんて最低なことを・・・・!!テイファニア怒ってるよなー・・・!!)
のび太は心の中で数分前のことを反省していた。部屋に気まずい空気が流れる。だがここで
「あ、あの・・・のび太さん・・・・・」
「は、はい!」
「さ、先程はごめんなさい!私・・・・・・」
「ち、ちがうよ!あ、あれは全部僕のせいで!!」
慌ててテイファニアの発言を撤回するのび太。するとテイファニアは暗い顔で視線を逸らす。
「・・・・・・私のこと、軽蔑しました?」
「軽蔑?なんで?驚きは、したけど。」
あれだけ立派な女体を見れたんだだから、寧ろ役得と言いたい。
「ごめんなさい、騙すつもりはなかったんです。それだけは分かってください。お願いします。」
「???」
どうにも話が噛み合っていない。テイファニアが何の話をしてるのか、そう言葉に出すよりも先に彼女は、被っていた帽子を取った。そういえばテイファニアが帽子を外した所を見たことがない。寝るときでさえナイトキャップを着用している。
「あ!」
テイファニアが帽子を取ると、そこにはとんでもないものがあった。テイファニアの耳は、長く、尖っていた。それは、このハルケギニアの人類にとって恐怖の象徴である種族の特徴そのものだった。のび太はしばらく呆然としていたが、すぐにテイファニアに詰め寄った。
「カッコイイ!カッコイイ!!」
のび太は興奮気味に声を上げた。
「えっ?」
全く予想外の反応に今度は、テイファニアが呆然となる。
「どうしてそうなってるの?まさかテイファニアって宇宙人?何で?何で?」
目をキラキラさせながらテイファニアを見つめるのび太。
「あの・・・・・私はハーフエルフなんです。」
「ハーフエルフ?」
ハーフエルフ、それは人間とエルフの間にできた混血児である。そしてエルフとは、遥か東方の地に住み、自然と共に生きている種族。古来から人間と争いを繰り返しており、先住魔法という強力な魔法をはじめとして様々な力を持っている。それ故、人間にとっては恐怖の象徴となっている。天敵といっても良いくらいだ。そしてエルフの外見上の最大の特徴は長く尖った耳。
「別にいいんじゃない?」
「えっ?」
テイファニアは目を丸くする。そしてのび太は更に言葉を続けた。
「耳が尖ってるだけでしょう?別に変な事なんて何もないよ。寧ろ、その方が可愛い!」
過去に色々な種族と関わってのび太は、多少のことには動じない。
「急に何を言っているのですか!?そ、そんな嘘に騙される私ではありませんよ!」
「嘘じゃないよ。本当に可愛い思ってるよ。」
「な!?」
のび太の言葉にテイファニアは顔を真っ赤にして動揺し始める。
「だ、大丈夫、テイファニア!?顔が赤いよ!」
顔を真っ赤にしているテイファニアを心配するのび太。
「ちょっとごめんね、テイファニア・・・・・」
「!?」
のび太が一言断りをいれテイファニアの額に自分の手をあてる。するとテイファニアはのび太の手が触れたことにより、さらに緊張し頭から蒸気を出しながら気絶してしまう。
「テイファニア!!」
この小説の結末は・・・・・・・
-
鬱エンド
-
バウムクーヘンエンド
-
デッドエンド
-
メリーバッドエンド
-
寝取られエンド