そして数分後、トリステイン学院は『生徒誘拐』という前代未聞の大事件に大騒ぎになっていた。
「衛兵はいったい何をしていたんだね?」
「衛兵などあてにならん!所詮は平民ではないか!それより当直の貴族は誰だったんだね!」
「ミセス・シュヴルーズ!当直はあなたなのではありませんか!」
学院長室では教師達が集まり対策会議と称しての責任の所在の押し付け合いを行っていた。
「喝ぁッ!!!」
その様子を黙ってみていたオールド・オスマンが、我慢できんとばかりに教師達を一喝した。
「責任のなすり付け合いなどやめんか、見苦しい!わしを含めてじゃが、誰もまさかこんな事件が起こるなど、夢にも思っていなかった。つまり、我々は油断していたのじゃ。責任があるとするなら、我ら全員にあるといわねばなるまい!」
教師たちは、恥ずかしそうに顔を伏せた。
「オスマン学院長、それよりも王室に報告して兵を向けてもらうほうが良いのでは?」
「バカもん!そうしている間にも誘拐犯に逃げられてしまうわ!学院の失態はワシらが何とかせねばいかん!!」
オスマンの言葉に教師達は黙ってしまう。自分達が当直をサボったりしなければこうなることは無かったとでも思っているようで、責任を感じていた。
「で、では早速ミス・ウエストウッド救出隊を編成する。我こそと思うものは杖を掲げよ!」
気を取り直した学院長は教師達に救出隊への志願を要求するが、誰一人として杖を上げようとしない。相手が強力なメイジであることや事後処理などの責任問題で、誰も杖を上げようとしなかった。
「やれやれ、困ったものじゃ・・・・・・・ん?そういえば、ミス・ウエストウッドの使い魔の姿が見当たらないようじゃが・・・・?」
オスマンの声に教師や生徒たちはキョロキョロと辺りを見渡し、始める。
男は小屋に入ると、テイファニアを突き飛ばす。
「離してください!!」
誰も人がいなくなったところで、やっと口を解放された彼女が声を上げる。が、その声は誰の耳にも届くことはなかった。男はロープを使い、テイファニアの腕を後手に縛った。
「せっかく隠蔽してたのに、キミたちのせいで全部暴露だ。くそっ・・・・!!」
そう言いながら男は、テイファニアの前髪を掴むと、彼女を乱暴に持ち上げた。
バッチーン、パンッ、バン、バン
そして男は怒りのあまり平手でテイファニアの頬を何度も叩く。
「テイファニア!!」
バタン!!
突然扉が開かれ、のび太が息を切らしながら入ってきた。
「ん?」
「おじさん、テイファニアに何してるの!」
「見て分からないか?今からこの家畜を躾けてるところさ。」
「躾?何でそんなことするんだよ!?」
「お前のいた場所がどうだが知らないが。ここでは、ハーフエルフは身分制度の最下層なんだよ。ハーフエルフに人権なんてない、家畜なのさ。」
「・・・・・・・・・・。」
「そうだ、キミも一緒にどうだい?あ、でも・・・一緒に寝てるのに、夜這一つできないようなキミにはムリな話かな?アハハハハ!」
のび太の中で何かが切れた。
「うわああ!!!」
男の笑い声を合図に、のび太は男に突進していく。
「くっ!」
男は咄嗟に杖を向けるが、既に手遅れだ。
ぐはあっ!
強烈な一撃を喰らい、男の体が吹っ飛んで後ろに転がった。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド