すっかり迷ってしまった。どこがどこだかわからない。のび太もテイファニアも途方にくれてしまった。確かに来た方向へと戻っているつもりだったのに、暗いせいもあって、どうも脇道にでも入ってしまったらしい。周囲は大きな樹木ばかり──つまり森の中であり、視界もろくに効かなくなってきた。小屋を出る時は優しい月明かりもあったのだが、その月も今はすっかり雲の中に隠れてしまっている。それでも目が夜に馴れ、弱々しいながらも星光もあったから、ここまで何とか歩いてくることが出来た。
「・・・・・・・・。」
のび太は小さく震えていた。震えていたというよりは、おどおど、びくびくしていた。深夜になって、少し冷えてきたこともあって、寒くて震えていたということもある。手を繋いでいるテイファニアもそう思っていた。
「のび太さん、大丈夫ですか?」
「え、あ、うん、少し冷えてきたね。テイファニアは平気?」
「はい、私は大丈夫です。」
少女はそう言って頬を赤らめた。のび太と手を繋いで歩けるのであれば、どんなところだって行ける気がしている。なのにのび太と来たら、何が不安なのか、それとも少女との道行きに気が進まぬのか、さっきから口数も減っている。さっきまではのび太の方から積極的に話しかけてきてくれたのだが、やはり少し疲れているのかも知れない。そんなのび太にテイファニアは声をかけた。
「のび太さん。」
「・・・・なに?」
「のび太さんはやっぱり、元の世界に帰りたい、って思ってます?」
不意にテイファニアがのび太に元の世界のことを尋ねる。
「勿論、帰りたいよ。」
「そうですよね・・・・・。あの・・・私も一緒に行ってもいいですか?」
「え?」
テイファニアの言葉にのび太は足を止め、テイファニアに向き直る。テイファニアはチャンスと思ったのか、勇気を振り絞った。
「私、のび太さんの事が好きです!大好きなんです!ずっとあなたの側にいさせてください!!」
テイファニアの突然の告白にのび太は呆然する。そしてしばらく気まずい空気が流れた。
「え・・え・・え・・・」
これって愛の告白?今まで色んな冒険をしてきたが、こんな事をされたのは初めてだ。どうする?断るか?テイファニアのことは好きだが、それはあくまで友達として好きなわけで。テイファニアを恋愛対象として見た事なんてない。それに、自分は将来静香ちゃんと結婚するのが決まってるから。テイファニアの告白を受けるわけにはいかない。
「返事は今すぐじゃなくてもいいです。」
「え?」
テイファニアの発言にのび太は顔を上げ、テイファニアの顔を見つめる。
「私にはのび太さんを元の世界に返すという使命があります。そしてもし帰る方法が見つかったら、その時は・・・・返事を聞かせてくれませんか?」
「・・・・・・・うん、わかった。」
真剣な顔のテイファニアにのび太は小さく頷いた。二人は再び手を繋ぐと、学院へと歩き出した。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド