数日後、学院に馬車が来ていた。馬車が止まり、1人の騎士がドアを開け、中からアンリエッタが現れた。
「王女殿下、よくこのような大会のために出向いてくださり、光栄でございます!」
オスマン率いる教員がアンリエッタの前に出て、感謝の意を見せる。
「いえ、今年は私の私用などがありますゆえ。それよりも・・・・・」
アンリエッタは周囲を見渡す。
「どうかしましたか?」
「いえ、何でもありません。」
アンリエッタは微笑みをオスマンたちに投げかけた。だが、その微笑みは、どこか憂鬱な影を含んでいた。するとマザリーニが動いた。骨張った指で、警護する騎士隊の中から腹心たる貴族を呼ぶ。呼ばれたのは、羽帽子に長い口ひげが凛々しい、精悍な顔立ちの若い貴族。グリフォンをかたどった刺繍が施された黒マントを身につけるグリフォン隊隊長、ワルド子爵だ。
「お呼びでございますか?猊下」
「ワルド君、殿下のご機嫌がうるわしゅうない。例の物を見つけてきてくれないかね?」
「かしこまりました。」
ところ変わって魔法学院の厨房、のび太はシエスタの実家から持ち帰った山芋をシャッシャッとすり下ろしている。ボールの中に溜まった量はかなりのものである。学院での食事はどれも味が濃く、すぐに胸焼けしてしまう。それ故、久々のさっぱりした料理にのび太は御機嫌だった。そして鍋には、お米が炊かれていた。まさかこの世界で米が手に入るとは思わなかった。のび太の表情はとても幸せそうな今までとは違う子供相応のあどけないモノで、料理に夢中だった。
すると不意に扉が開く。のび太は作業を中断し、そちらに視線を向ける。そこにはワルドが爽やかな笑顔を浮かべ立っていた。
「お初にお目にかかる。僕はジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。カトレアの婚約
者だ。あんまり、かしこまらないで欲しい。僕の事はワルドとでも呼んでくれればいいか
ら。」
「僕は野比のび太です。こちらこそ、宜しくお願いします。・・・・・・・・・で、子爵様はなんでここに?」
「姫殿下が君をご指名でね。すまないが、これから一緒に来てくれないか?」
「わかりました。」
のび太は仕込みの料理を片付ける。そんな料理を見たワルドは
(どうやら、噂通り唯の平民のようだな。しかしこの小僧、貴族である僕に対しこの態度・・・まあいい。今はおいておこう。)
心の中で小さくつぶやいた。片付けを終えたのび太は、ワルドに案内されるがまま厨房を後にした。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド