「サイトさん!」
「あっ、姫様。おまたせ『えいやっ!』いっ!?」
のび太の方に走ってくると、アンリエッタは小さく跳ねて、のび太の腕に抱きついてきた。
「うわわっ、ひ、姫様!」
「私たちは婚約者ですから。これくらいのスキンシップは大丈夫です。」
「そんな、ムチャクチャな理屈通らないよ。」
アンリエッタの大胆な行動に周りの生徒や教師たちはドン引きしている。
「気にしないでください。さ、行きましょう!」
アンリエッタに強引に腕を引かれ、のび太は歩き出した。
(ううっ・・・・・・恥ずかしいなあ・・・・・)
肩身が狭い、とはまさにこの事だ。あ!野次馬の中にテイファニアがいるのを見つける。心なしか泣きそうな顔でこっちを見ているような気がする。
「スンスンスーン♪」
「えらく御機嫌ですね、姫様。」
「のび太さんと一緒だから当然です。」
「僕と一緒がそんなに楽しいですか?」
「それは勿論、好きな人といられるのはこの上ない幸せですから。のび太さんは違うんですか?」
「どうだろう・・・・まだ本当に好きな人と歩いた事がないから分からないなあ。」
「それなら、いつか私がのび太さんを振り向かせてわからせてあげます。」
「・・・・・・・・・・・。」
会場では、受付に選手と言う事を証明し、会場入りする必要がある。会場の中は、100人近くの選手がいた。
「今年はかなり参加してるな。」
「そうね、去年なんて半分以上席が空いてたし、参加者だって10人ぐらいじゃなかったかしら?」
「まあ、当然と言えば当然なのかもしれないね。今年はなにせ王女殿下が御越しになられている。その上、優勝者はあのヴァリエール家の婿になれるんだからね。」
そうこうしている内に、ざわめいていた会場も静まり返った。そして観覧席からオスマンとアンリエッタが姿を見せた。
「さて、まずこのワシから、軽いルール説明をする。皆心して聞くのじゃぞ!ルールは簡単!選手は、それぞれ料理を作ってもらう。そしてそれを教師と学生とで試食後、投票を行ってもらい、その投票により、優勝者を決める!」
それだけ言うとにオスマンと入れ替わる形で、アンリエッタが前に出てきた。その瞬間観客、主に男が物凄い殺気を放ち始めた。殺気の矛先は勿論、アンリエッタの隣にいるのび太だ。のび太は公開処刑されている気分を味わうのであった。
「皆さん。私は今日行われる、この大会が楽しみです。ですから正々堂々、騎士道精神に乗っ取って頑張ってください!」
「アンリエッタ様、ありがとうございました。それでは、試合開始!!」
オスマンの掛け声を合図に選手たちは調理を始める。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド