大会の後、カトレアはワルドに人気のない中庭に連れて来られていた。
「ごめんなさい。ワルド、わたし、あなたと結婚できない。」
否定の言葉、それが出てきた。ワルドの両手がガバッとカトレアの手を握るしめる。痛いほどに。
「・・・・緊張しているんだ。そうだろカトレア。君が、僕との結婚を拒む訳が・・・・ない!」
「ごめんなさいワルド。」
今度はカトレアの肩を掴むワルド。表情は冷たく、双眸が鋭さを増した。
「僕には君が必要なんだ! 君の『能力』が! 君の『力』がッ!」
豹変したワルドに戸惑うカトレア。しかし構わずワルドは興奮した口調で続ける。恐ろしい、とカトレアは思った。
「止めないよ、おじさん!」
隠れて様子を見ていたのび太が声を上げる。そして両手を広げ、ワルドとカトレアの間に割って入る。
「先生が嫌がってるでしょう!」
「どっ・・・どういうことかな?使い魔君?」
「言葉の通りの意味です。」
今度はカトレアが口を開いた。
「ワルド。条件は皆同じだったはずよ。この大会の勝者が正式に私の婚約者になる。そこに平民や貴族は関係ないわ。」
カトレアの言葉にワルドは口を閉ざす。ぐうの音も出ないほどの。ワルドの額に青筋が浮かぶ。言うまでもなく場の空気は最悪だ、ワルドは燃え上がるような怒りの目でのび太とカトレアを睨みつけている。杖を抜かないのが不思議な位だ。
「さあ、行きましょう。」
カトレアは優しくのび太の手を取ると、その場を立ち去った。ワルドは立ち去る二人を見ながら考え込む。不味い。これは完全に計算外だ。このままでは、自分自身の命も危ない。どうすればいい?簡単だ、カトレアを強引こちらに引きこめばいい。そう考えワルドはカトレアを見つめた。そう決意を固めたワルドはその場を後にした。
(どうして・・・・こうなったの?)
その夜、カトレアは自身の荷物をテイファニアの部屋へと持ち込んだ。所謂、引越しである。本人曰く「婚約者は同じ部屋に住むべき」とのこと。だがそんな事にテイファニアが納得するはずがない。
(なんで先生なんかと仲良くしてるの!?なんで私には全然相手してくれないのよ!)
部屋の主人である自分を無視してカトレアと仲が良さそうに会話をするのび太を見て泣きそうになる、ぐっと涙を堪え無視するように前を向く。
「これから末長くよろしくね、あ・な・た。」
「は、はい。これからよろしくお願いします。」
「の、のび太さん!」
カトレアとのび太の会話にテイファニアは、その場で石化するのであった。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド