ドラえもん のび太の魔法世界物語   作:雛月 加代

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「のび太さん・・・・・・のび太さん・・・・」

 

ゴソゴソ

 

いつものように熟睡していたのび太は、テイファニアに起こされた。のび太は起き上がり、メガネをかける。だが窓の外を見る限り、まだ朝ではない。

 

「どうしたの、テイファニア?」

 

のび太はテイファニアに視線を向け、欠伸をする。

 

「ごめんなさい。実は、さっきから人の気配がするんです。」

 

「人の気配!?」

 

のび太は急いで飛び起き、護身用の銃を手に取る。また下着泥棒か?のび太は部屋をぐるりと見渡す。

 

「ん?」

 

そして部屋の外に人の気配がした。のび太は忍び足で歩き、ゆっくりと扉を開ける。

 

「あっ!?」

 

「えっ!?」

 

そこには裸婦像があった。のび太はゆっくりと近づき、銅像を軽く叩いてみる。当然石で出来ているから、硬い。何故中庭にあるはずの石像がここに?のび太は仕方なく、銅像を庭に戻すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日。のび太は銅像を眺めていた。

 

「ん?」

 

そして眉間にシワを寄せる。気のせいかポーズが昨日と変わっているような。だがのび太はは特に気にすることもなく、いつものように学院の授業を受けるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、みんなが寝静まった頃、のび太は目を覚ます。

 

「!?」

 

ふと、窓の外を見ると、裸婦像があった。のび太はベッドから起きると、パジャマのまま部屋を出た。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

のび太は中庭に座り込み、静かに銅像を眺める。やはり唯の銅像だ。動きもしなければ、喋りもしない。しばらく銅像を眺めたのび太は、部屋に戻ろうと立ち上がった。そして粗同時に月が空に現れた。

 

「え?」

 

すると石像に変化が起こる。突然光り出し、石像が失っていた本来の色を取り戻していった。

 

「あなた、たしか・・・・・のび太・・・・・だったわね。」

 

月光を浴びながら少女はのび太を見つめた。燃えるような赤い髪と瞳、褐色の肌、テイファニアに勝とも劣らないグラマラスな体型。

 

「き、君は・・・・・・・」

 

「私は、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。キュルケでいいわ。」

 

のび太はその少女に見覚えがあった。数日前に見た似顔絵とそっくりだ。

 

「な、なんで石になってたの?」

 

「魔法で石にされてたのよ。この魔法は月の光の中だけ解けるの。お願い、あの子を・・・!」

 

だが再びキュルケの体が光りだし、全身が石化してしまう。少女は再び石像としてのび太の目の前にたたずむこととなった。のび太が空を見上げると、月が雲に隠れて見えなくなっていた。

この小説の結末は・・・・・・・

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 寝取られエンド
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