「石化の魔法を解く薬・・・・・ですか?」
「うん。」
次の日。のび太はアンリエッタに会うため、宮殿を訪れていた。
「そうですね・・・・。材料があれば、作れると思うんですけど・・・・・」
「本当!?それじゃあ、早速集めよう!」
そう言うと、のび太たちはそのまま宮殿を出て行った。
「さて、これでアンリエッタに。ん?」
テイファニアの案内で秘薬屋にたどり着いたのび太は店内に入るなり、店主にメモを手渡し、素材の秘薬を探させる。すると窓の外に野次馬が見える。またオークションでも開いてるのだろうか。
「皆様大変お待たせしました。今回出品された商品の中でも、大変貴重な品です!」
舞台の上では販売人らしき男がいて、その隣には銅像があった。唯の銅像ではない。彫られた台座の上に、たたずむ裸夫像だった。口に薔薇の花を咥え、ポーズが明らかにナルシシズムを象徴している。銅像にたくさんの視線が注がれていた。それはキュルケの時とは違い、呆れや軽蔑がこもった視線。だが凝視されても、銅像は何一つ反応を示すことなく、ただただ佇み続けるだけという石像としての本分を全うしている。
「それでは参りましょう、まずは新金貨三千!!」
そしていつものように販売人が声を上げた。
「っ!?」
そして会計時、のび太は内心驚いてしまう。材料からして少し高値だと予想していたが、まさかこれ程とは。のび太の所持金はゼロ、またテイファニアに借りるしかないが、彼女も学生。学生のなけなしのお金に頼るには、気が引ける。かといって、王女のアンリエッタにお金を出させるのも正直嫌だ。すると助け舟は思いも寄らない所からやってきた。
「これでお願い。」
カトレアは財布を取り出すと、代金を店主に支払った。
「まいどあり。」
カトレアは支払いを終えると、のび太にいつもの優しい笑顔を向ける。その笑顔にのび太は頬を少し赤らめた。
そして数時間後。トリステイン魔法学院の女子寮の一室で、のび太達が見守る中、
アンリエッタが一生懸命調合にいそしんでいた。
「出来ました!」
アンリエッタは額の汗を拭きながら、椅子の背もたれにどかっと体を預ける。テーブルの上の坩堝には調合したばかりの解除薬が入っている。
「これを銅像にかければいいんだね?」
「はい。」
のび太はその坩堝を手に取ると、アンリエッタたちと中庭へと向かうのであった。
のび太は銅像に薬をかけるとキュルケにかけられていた石化がすうっと解けていき、失った色を取り戻していった。
「うわあ!」
キュルケの体はそのまま前のめりに倒れそうになるが、のび太たちが慌てて彼女の体を支えた。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド