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ある日、のび太は学院室に呼び出されていた。
「にわかには信じられんの・・・・別の世界とは・・・・・・」
「信じられないかもしれませんけど、事実なんです。」
そういうとのび太は踵を返しドアの前まで進み、ドアノブに手をかける。
「のび太君。これはわしからの頼みじゃ、これからもどうかミス・ウエストウッドを支えて欲しい!」
「え?」
オスマンの言葉にのび太は手を止め、振り向いた。
「ミス・ウエストウッドは君の事を大切に思っている・・・・・いや、彼女には君が必要なんじゃ!もちろん君の生活と身分の保障はする、じゃからどうにか、頼めんか?」
「は、はい。わかりました。」
そう言うとのび太は学院長室を出て行った。その姿を見送りオスマンはソファに深く身を沈め、深くため息をつく。
同時刻。
トレスティン宮殿の地下深く、王以外に立ち入る事が絶対に許されない禁断の聖地。アンリエッタは、壁に飾られている写真を眺めていた。女王になってから使い始めた、歴代王たちの居室であった。アンリエッタはテーブルに乗っているワインを手に取った。杯に注ぎ、一気に飲み干す。昔は酒など食事の時に軽く嗜む程度だったのだが・・・・女王になってから量が増えた。アンリエッタにとって、国運を左右する決断を毎日のように求められる、ということはかなりの心労となった。決議はほとんど決まった状態で彼女の所へ持ち込まれるのだが、それでもその承認を下すのは自分である。その上、小康状態とはいえ、今は戦時、責任はすでに発生していたのであった。その重圧を彼女はまだ扱いかねており、もはや飲まずには眠れなくなってしまっていた。再びワインを杯に注ぐ、飲みすぎかもしれない、ととろんと濁った頭で考える。アンリエッタは杖を使って小さくルーンを唱える、すると杖先から水が溢れ、杯を満たす。水蒸気を液体に戻す、『水』系統の初歩魔法である。水が溢れ、杯から零れた。酔いのせいか加減がつけにくくなっているようだ。再び飲み干したアンリエッタは再びテーブルと倒れこんだ。酔うと決まって思い出すのは・・・・かつての楽しかった日々、輝いていた日々だった。『家族』と暮らしていた日々、生きていると実感できた日々。
「っ!?」
アンリエッタは頭を抑える。いつもの頭痛が彼女を襲った。
バタン
あまりの痛みにアンリエッタは椅子から転げ落ちる。
「う・・・・・・・う・・・・・」
その頭痛は日に日に痛みを増していく。そしてその痛みは彼女に残された時間は極僅かであることを知らせていた。
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド