天気に恵まれ植えられている木々が葉を伸ばす。朝食を終えたアンリエッタたちは城の中庭、それも木や植木で上手く隠れられる場所に来ていた。人がいない落ち着ける場所ということで、アンリエッタは自分のお気に入りの場所にのび太を案内したのだ。
「ここ気持ちいい。」
「仕事の合間に抜け出してここに来るんです。内緒ですよ?」
悪戯っぽい口調でアンリエッタは言う。
「のび太さん、あなたに・・・・話しておきたいことがあります・・・・。」
突然場の空気が変わり、アンリエッタは真剣な眼差しをのび太に向ける。
「あの仮面の人が言っていたこと?アンリエッタがこの時代の人間じゃないって・・・・・」
アンリエッタは小さく頷くと、語り始めた。
「今からずっとずっと昔・・・・・まだ魔法と言うものがこの世界に存在していたなかった遥か昔・・・・人間と妖精が戦争していた時代があったのを知ってますか・・・・・?」
「聞いたことがある・・・・・。けど、何百年も前、ただの昔話でしょう?」
「私は、その時代で生まれた・・・・・・・・様々な妖精の遺伝子を融合して誕生した・・・・改造人間なんです。」
のび太は目を見開く。
「でもお姉ちゃんは・・・・・初代女王は人間です・・・・。数百年前の戦争で、私たち人間や妖精を守ってくれた人間の戦士なの。戦争が終わり・・・・・人間と妖精が仲良くなって、世界は平和になった・・・・・。そしてお姉ちゃんは、トリステイン王国を作って、争いの元凶を突き止めようとしたの・・・・でも・・・・・」
「???」
「お姉ちゃん・・・・いなくなっちゃって・・・それで・・・・それで・・・!」
アンリエッタの話が終わったとき、のび太は言葉を発することは出来なかった。アンリエッタはなんでもないように話すが、のび太は自分以外を寄せ付けないようにしていることがありありと分かったからだ。
「のび太さん、このことは内密にしていたほうがいいでしょう。」
「どうして?」
「・・・・お恥ずかしいことですが、宮中に出入りする貴族の中には自分のこと以外はどうでもいいと考える者もいます。そんな輩に私のことが知れれば、表立ってはしないでしょうが、捕らえて薬でも何でも使い詳しく調べようとするかもしれません。殆んどの貴族は他人を軽く見ています。」
別に言いふらすつもりもなかったのび太だが、今度は悪い意味で呆れて頷いた。
「とりあえず何かあったら君に相談するよ・・・・。」
「申し訳ありません。お力になれることでしたらなんでも私に話してください。」
この小説の結末は・・・・・・・
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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寝取られエンド