星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

11 / 51
前書きと後書きが読みにくいと思ったので今まであげたやつを今回からのやつに修正しました、ご迷惑をおかけします。もし修正前の形式が良かったと思ったのならコメントお願いします。そしてお待たせしました、第9話どうぞ。


Episode9:幼き賢者は魔王に星壊の秘呪を伝授する。

アースラから帰還しその後帰宅した三人は夕食を済ませた後桃子に今までの事を話し暫くアースラに滞在し帰れないことを伝えた。

 

桃子「...そう、分かったわ。お母さん、滅茶苦茶心配だけど真白もいるしあなたたちが決めたことならお母さんはそれを応援するわ、でも約束して必ず帰ってきなさい。」

 

なのは「うん!」

 

真白「何が何でも果たします。」

 

桃子と約束を交わし荷物をまとめ二人はユーノを連れてアースラに転移した。

 

真白「来ました!」

 

なのは「なの!」

 

ユーノ「すみません、いきなり...」

 

クロノ「...ツッコミどころが多すぎるな。」

 

リンディ「あらあらこれは転移されないように結界を調整しないといけないわ。」

 

真白のミッド式とは異なる転移魔法に頭を抱えるクロノとそれを見て可及的に結界の再調整を視野に入れるリンディである。

 

その後、艦のブリーディングルームで3人の紹介をした。

 

リンディ「これより我が艦の任務はロストロギア『ジュエルシード』の回収に変更されそれに伴い発見し現在回収作業をしていたユーノ・スクライアそしてその協力者である高町なのはさんと高町真白さんの3名を特例でアースラの臨時局員とします。」

 

ユ・な・真「「「よろしくお願いします」」」

 

3人は紹介された後艦での自分部屋に割り当てられたが特例なので3人は同じ部屋になった。

 

真白「まぁ、変に分けられても困りますしね。」

 

ユーノ「あんまり普段と変わらないですね。」

 

なのは「なの〜」

 

荷物を置いてゆったりしながら軽くストレッチする三人、実はユーノも暇があったら真白達と一緒にトレーニングをしておりサポートタイプとしての能力を磨いていた。

 

真白「さて、軽いストレッチも終わったので今作っているのを完成させますか。」

 

そう言って『コネクト』の魔法で取り出したのは配線などが飛び出ている未完成の一眼レフカメラと双眼鏡である。

 

なのは「わぁ!真白くん!それどうしたの!!」

 

それに誰よりも反応したのはまさかのなのはである。実はなのはは機械オタクの側面もあるのでこういう物には誰よりも食いつくのである。

 

魔法陣から取り出した薄型タブレットPCにコードを挿して小型の端末に接続しカメラと双眼鏡に繋ぎ機材などを出しながら真白は説明する。

 

真白「これですか?ちょっと使い勝手のいい道具が欲しかったので作っていたんですよ。」

 

ユーノ「これは...デバイスですか。」

 

真白「なのはのRHを見て作り方は理解したので...でもまぁ、僕の全力の魔力に耐えられるものは余程のものじゃなければ壊れてしまいますからこれは基本、捜し物を見つけたりするためのものですからね。」

 

ユーノは道具を見てある程度の予測を立て真白も肯定した。

 

カチャカチャ、パチパチとドライバーを念力で操ってネジをしめたりしながら高速でタイピングをしてプログラムを構築する。

 

ほぼ完成していて最後の仕上げを残すだけだったのでそこまで時間は掛からずに完成した。

 

真白「できました!名付けて『イチガンバスター』と『ソウガンブレード』です!」

 

なのは「おぉ〜なの!」

 

ユーノ「へぇ〜かっこいいですね。」

 

完成したカメラを直ぐ様なのはが様々な角度から食い入るように見ておりユーノも興味津々でソウガンブレードを見ている。

 

クロノ「すまない、入るぞ...何だそれは?」

 

クロノも来てカメラと双眼鏡に反応し真白がそれらを説明した。

 

クロノ「ほぉ、簡易型ストレージデバイスかそれも無駄がなく良いものだな。ここまで高性能で安定しつつ安価で量産の利く物は滅多にないぞ。」

 

真白「お褒めにあずかり光栄です。(ドヤァ)」

 

なのは(あっ!ドヤ顔の真白くん可愛いの!)

 

作ったものが評価された真白は珍しくドヤ顔をした。

 

クロノは質実剛健を旨としており自身のデバイスもストレージタイプなのでこの2つのデバイスは好みの類だったりする。

 

クロノ(...銃の方は待機Modeでも高性能なカメラ機能が付いていて手動変形だが起動状態であれば杖型より安定して標準を向けられる、よく考えられているな。

 

短剣型の方もスコープ性能もかなりのものを搭載しながら接近戦装備として十分な強度を備えている。

 

そして銃には魔力弾を放つ術式が短剣型の方は魔力刃を纏わせて切れ味を上げたり飛ばす術式がデフォルトで搭載されていながら容量や処理速度が管理局などで扱っている従来のストレージタイプを凌駕している。

 

独学でこのレベルのデバイスを作成するスキルは是非とも管理局に欲しいところだが...)

 

クロノは作成された2つの簡易デバイスの完成度の高さから管理局に利益を齎す事を理解し何とか誤解であると思いつつも仕事はきっちりやるつもりでいる。

 

クロノ「...ふむ、かあ...艦長にこれを見せに行ってもいいか?可能であれば今後、管理局からデバイス作成の依頼を頼むことができるからな。」

 

真白「あとでちゃんと返してくれるのなら全然いいですよ。」

 

クロノ「わかっている。」

 

クロノはそう言ってデバイスを持って部屋から出ていった。

 

その後、簡易デバイスを見たアースラの職員はその完成度の高さに思わず唸るほどだった。

 

そして、真白達がアースラに来て10日が経過した。

 

基本的になのはとユーノのツーマンセルで、真白は単独でシード回収にあたり真白は海を中心に捜索し今日も今日とて海に潜っていた。

 

真白(う〜む、知っていてもままならないですね。あんまり乱暴にやるわけにもいかないですし全ての位置はわかってきてはいるのですが...)

 

真白はある程度探索したらアースラに帰還するというのをここ暫くやってある程度当たりをつけていた。

 

結局ある程度探索したらアースラに帰還した。

 

今は地上でシードを3つ回収したなのはとユーノの3人でお茶をしていた。

 

真白「今日も収穫0でした。」

 

珍しく成果が出ないせいで不貞腐れながらクッキーを頬張っている。

 

なのは「珍しいね、真白くんがここまで苦戦するなんて」ユーノ「ですね」

 

なのはとユーノは今までの真白を見ていたため珍しく成果を出せてないので驚いている。

 

真白「一応ですが、残りの位置特定は全部できているんですよ。ただ場所が海の中なので潜りながら封印はちょっと面倒なんですよ。」

 

なのは「あ〜なるほどなの...」

 

ユーノ「...それは確かに時間がかかっててしまうのはしかたがないですねそれに僕らだと場所特定だけでも相当時間かかりますね。それを短期間で全部の位置をよく特定しましたね。」

 

真白の苦戦している理由を聞き二人からすると自分らではできないことを平然とやっていたので結局いつもの評価に戻った。

 

そして、3人はその後自身の家族などの話などをして真白が記憶喪失者である事実をユーノがようやく知ったりしなのはは何かに気がついたりしたりと言ったことがあったが突如として警報がなった。

 

真白「行きますよ!」

 

なのは「うん!」

 

ユーノ「はい!」

 

急いで艦のブリッジに転移した。

 

状況はフェイトが無理に残りのシードを強制的に起動させたことで海上が大嵐状態になっていた。

 

直ぐ様、なのはと真白が出撃しようとするがクロノが待ったをかける。

 

クロノ「二人はいかなくて良い。このままなら自滅する。その後ゆっくり回収すれば良い。」

 

リンディ「残酷かもしれないけど我々は常に最善を選択しなければならないわ。」

 

二人は組織に属するものとしてリスクの高い手段はできる限り取らずに済む方法を選択することを良しとしなければ多くの犠牲が出ることを知っているので冷酷と思われようがフェイトを見捨てる選択肢をとる。

 

なのは(で、でも私は...)

 

しかしなのはにそんな道理が納得できるわけもないので内心では今にも行きたいと叫んでいる。

 

真白(...最善?最善ですか...何ででしょう?その言葉で言い訳されるのは何故か無性に腹が立つのですが...)

 

頭の中に謎のスパークが走るような感覚がし今行かなければ後悔すると自身の直感が警鐘を鳴らしている。

 

真白(なのは!ユーノ!飛びますよ!!)

 

なのは(!わかったの!!)

 

ユーノ(貴方ならそう言ってくれると思いましたよ!こっちも問題ありません!)

 

3人は即座に転移して海上1000m以上の上空から落下を始めた。

 

なのは「我、使命を受けし者なり。契約のもと、その力を解き放て。風は空に、星は天に、そして不屈の(こころ)はこの胸に。この手に魔法を。レイジングハート、セットアップ!」

 

なのはは決意を固めるかのように詠唱をした。

 

真白「古の時代より取り残されし叡智の結晶、今遥か悠久の時より蘇り時の歩みの最新と混じりて我が身に魔法の力を授けよ!!変身!!」

 

こちらもまた珍しく『チェンジ』の詠唱を自分で行い指輪から発動させた。

 

上空から落ちながら魔法を発動してその身に魔法衣をまとった二人は飛行魔法でフェイトの近くに移動した。

 

フェイト「な、何で...」

 

なのは「フェイトちゃん!一緒にやろう!」

 

真白「すみません、クロノ...お説教は後で聞くんで今回は好きにやらせてください。」

 

丁度、ユーノとアルフが暴走しているシードを拘束してくれているのでタイミングを合わせればまとめて一網打尽にできる。

 

なのは「せーのでいくよ!」

 

真白「了解です!」

 

なのはと真白は位置調整をして魔力を高める。

 

フェイトも相棒のバルディッシュの説得もあり、3人は正三角形の形になるようにそれぞれ頂点部分で魔法を放つ準備を整えた。

 

なのは「せーの!!『ディバイン』」

 

フェイト「『サンダー』」

 

真白「『アトミック』」

 

な・フェ・真「「「『バスター』『レイジ』『フレア』!!!」」」

 

なのはとフェイトはシーリングモードにした杖から光と雷の大出力魔法を放ち真白も封印魔法を上乗せした魔力の圧縮、爆発を体内で繰り返し無尽蔵に増大した魔力を完全制御して今回は砲撃魔法タイプで超魔力を放ちシードをそれぞれ2つずつ封印し3人合わせて6つ全て封印した。

 

なのは「やったのぉ!!」

 

真白「ですです!」

フェイト「えっと...」

 

真白となのはは喜んでハイタッチをしそれを見たフェイトは困惑したがなのははようやく考えがまとまったのか、フェイトに、向かって一言呟いた。

 

なのは「私、貴方と友達になりたいんだ。」

 

フェイト「あっ...」

 

3人は空中で向き合いながら少しすると上空から紫電の雨が降り注いだ。

 

フェイト「母さん...!」

 

咄嗟にフェイトを突き飛ばしバリアを張って完全防御した真白が庇ったので事なきを得た。

 

真白「焦りました〜」

 

なのは「だ、大丈夫!?真白くん!!」

 

真白「大丈夫だ、問題ない。」

 

なのは「何でだろう、そのセリフはダメな気がするの。」

 

軽口を叩きながら紫電を防ぐ真白だが下手に動くとフェイト達にも当たりかねないので動けないでいる。

 

フェイトを受け止めたアルフがシードを奪いに突っ込んできたがクロノが3つ回収しアルフはフェイトを連れて逃げてしまった。

 

その後、アースラに戻った真白たちだがありがた〜いお説教タイムに突入したが不問となり一時帰宅の許可が出た。

 

真白からリンディに高町家には自身が魔法を使えることは知っているから変に誤魔化さなくていいと伝えているので家に帰宅後リンディが高町家に謝罪などをした後桃子と楽しげにママ友特有の会話をした。

 

帰宅が決まった際になのはと真白はアリサとすずかにメールを送ってある。

 

そして学校ではアリサとすずかにすごい剣幕で追い詰められたが最終的にはまた仲良く話していたがどうもアリサが大怪我したアルフを保護しているらしく放課後、アリサの家に真白となのはは遊びに来た。

 

なのは(やっぱり、アルフさんだよね。フェイトちゃんはどうしたの?)

 

アルフ(あんたかい...)

 

真白(成る程、大方あの紫電を放ってきた黒幕的な女に良いように使われてるとかそんなんでしょうか)

 

アルフ(っ!)

 

真白(言いたいことがあるならユーノに言ってください。何時までも一人で抱え込まないほうが貴方とフェイトのためですよ。行きますよなのは)

 

なのは(あ、うんわかったよ、真白くん。じゃあ後でアルフさん。)

 

その後、アルフはフェイトの助命を条件に知りうる限りの情報を提供し証拠と合わせてプレシア・テスタロッサの逮捕に振り切った。

 

真白達も手伝うので明日まで英気を養うことに専念しアリサ達と思い切り遊んだ。

 

夕方になり帰宅した真白となのはは十分な夕食をとり風呂に入ってベットで熟睡して早朝、真白となのははフェレット状態のユーノを連れて目的の場所に走って移動し途中アルフも合流しある場所でフェイトを待った。

 

そして、風が舞うと近くの街灯の上に鎌を持ったフェイトご立っている。

 

なのは「フェイトちゃん!」

 

アルフ「フェイト!もうあんな女に従う必要はないの!このままだとあんたは不幸になり続けるだけなんだよ!」

 

フェイト「...ごめん、アルフそれはできない。どんな人であれあの人は私の母さんだから。」

 

アルフの説得はフェイトに届かない...そんな中真白が口を開いた。

 

真白「フェイト、少しいいですか。君が戦う理由は理解していますが貴方は母親を理解しているのですか?」

 

フェイト「...え?母さんのこと?」

 

真白「...なんというか予想通りというか...いやいいです、気にしなくて問題ないです。」

 

真白の質問の意図が理解できずに一瞬呆けたフェイトだが今度はなのはがフェイトに向き合う。

 

なのは「フェイトちゃん、確かに簡単に捨てていい訳でも逃げていいとは思えない。始まりはジュエルシードだからお互いの全てのジュエルシードを掛けて私と戦おう!!」

 

フェイト「...」

 

なのはとフェイトの周りにこれまで封印したジュエルシードが浮き現れた。

 

両者は魔法衣と杖を展開し構え何時でも戦闘を開始できるようにしていた。

 

なのは「ここから、そう全部ここからだよ。まだ何も始まっていない私たちは何も始まっていない、だからここからなんだよ。始めよう、最初で最後の本気の勝負!」

 

戦闘が開始した両者は飛行魔法で海上を飛行し目まぐるしい空中戦を展開する。

 

そしていつぞやの戦いと同じなのはは『ディバインシューター』フェイトは『フォトンランサー』での弾幕戦を主体としている。

 

互いに回避しながら変形させた獲物を振るい接近戦に持ち込んだ。

 

突き、払い、叩きといった多種多様な攻撃が閃き互いの防御を削っているとフェイトの背後から『ディバインシューター』が飛んできたので強引にフェイトはなのはから距離を取って回避した。

 

フェイト(やっぱり強い、それこそ最初は魔力の扱いが疎かだったのに以降はそんな兆候すら見られないくらい強く巧くなってる。迷っていては勝てない...!私は必ず母さんの所に戻るんだ!!)

 

フェイトは決意を改めて固めると魔法陣を展開した。

 

なのはの周りに小型の魔法陣が不規則に現れては消えの繰り返し始めた。

 

なのは「?...っ、!」

 

困惑するなのはだったが突如雷でできた拘束具が手足を縛った。

 

アルフ「ライトニングバインド...フェイトのやつ本気だよ!」

 

ユーノ「なのは!!今!サポートを!!」

 

真白「二人とも加勢は駄目です。」

 

フェイトの攻勢にアルフとユーノはなのはに助太刀しようとするが真白が待ったをかける。

 

アルフ「なんでさ!?あんたあの子のことが大事じゃないの!!」

 

真白「見捨てる気なんて傍からありません、ただなのはを信じているんです。彼女が一人でやると言ったんですから僕たちは見守るだけです。」

 

アルフはなのはを見捨てるような態度の真白にキレるが真白もまたなのはの邪魔するなと言い一歩も引かない。

 

なのは(お願い!アルフさん、ユーノくん!真白くんの言う通り邪魔しないでこれは全力全開の一騎打ちだよ!)

 

なのはの言葉に二人は大人しく決着まで見守るつもりのようだ。

 

フェイト「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル。フォトンランサー・ファランクスシフト...撃ち砕け、ファイアー!」

 

なのはを倒すためにフェイトは今の己が使える最強魔法を放つ。

 

今までの比ではない威力と速度の『フォトンランサー』の弾幕がなのはに殺到していく。

 

無尽蔵に近い魔弾の連射になのはは出力全開の『プロテクション』で防御していくがあまりの威力に防御を抜けてダメージを受け始める。

 

しかし、どんな能力にも弱点は存在しそれは魔力消耗が他と比べてもかなりの物で相当の数を撃ったが魔力の限界か体力が尽きかけているのかの弾幕は収まった。

 

フェイト「はぁ...はぁ...(もう、魔力は残ってないけどこれなら...)」

 

ふらふらのフェイトだが何とか残りの魔弾を収束し一発の魔弾を放てる様に構える。

 

煙が晴れてきたがそこにはBJが所々破けているがなのはは杖を砲撃に特化させた『カノンモード』に切り替え魔力を集中した。

 

なのは「ダメージを受けるとバインドも解除されるんだね...てことで今度はこっちの番!『ディバインバスター』!!」

 

なのはは()()()()()()()()使()()()砲撃魔法を放った。

 

フェイト「ッ!うあぁぁぁぁぁぁ!!!(あの子だって耐えたんだ!私だって!)」

 

フェイトは魔弾を放って相殺しようとしたが拮抗すら許さずに砲撃にかき消されたため残りの魔力を集中して防御魔法を使い何とか防いだが、右手と右足が『バインド』にて拘束された。その間になのははフェイトより遥か上空に上昇していた。

 

なのは(やっぱり強い...真白くんゴメンね、約束破っちゃうの...でも負けられないの!想いを伝えるにはやっぱり今出せる全力をぶつけるの!)

 

なのはは心の底である禁を破る決意をした。

 

真白(おや?まさかなのは...()()を使う気なんじゃ...)

 

真白はなのはの表情と魔力を見て内心で不安が募っていた。

それはまだなのはがフェイトとの再戦のために亜空間での特訓中の際の出来事である。

 

========================

 

真白「そういえばなのは、さっき見せた『ディバインバスター』の派生の収束砲撃魔法(スターライトブレイカー)はよほどのことがない限り使わないでください。」

 

なのは「え?何で非殺傷形態(セーフティモード)で使えば殺さずに使えるんだよ?」

 

真白「いえ、威力がありすぎてRHとなのはにも反動が来て身体に負荷がかかってしまいそれが蓄積して何れガタが来てしまうのでちゃんと基礎と身体を作ってから使ってください。」

 

なのは「でも真白くんは使っても平気なの」

 

真白「いえ、僕は滅茶苦茶身体が頑丈なので反動気にしなくて良いんです。後単純に今のままなのはが習得しても未完成もいいとこな完成度でしかないのでやめてくださいね。」

 

なのは「む〜真白くんは色々できてズルいの。」

 

真白「何れ、使えるのですから今は我慢ってことでお願いしますね。」

 

なのはに収束砲撃魔法を教えた真白だが付け焼き刃気味の魔法になりかねないので使用を禁止した。

 

========================

 

なのははRHに魔力を収束しながらこの魔法を習得する経緯を思い返していた。

 

それは学校の授業で並行してレイジングハートと共に真白から教わったことを脳内シュミレートで反復しながらどうすれば反動を抑えつつあの星光の魔法(スターライトブレイカー)を使えるかを考えた。

 

考えた結果が『ディバインバスター』を軸に魔力収束を行い威力に制限を掛けた廉価版にすれば良いという結論を導いた。

 

なのは「これが真白くんから教わったことと私とレイジングハートで考えた知恵と戦略...全力全開!『スターライト()()()()』!!」

 

戦闘領域内のフェイトの魔力の搾りカス程の魔力すら全て収束した『ディバインバスター』を遥かに上回る超火力の収束砲撃魔法がフェイトに向かって解き放たれた。

 

フェイト「ア........アアアァァァァァァ!!!!!!!」

 

フェイトは残りの全魔力を総動員して積層防御魔法で防ごうとしたが威力に制限のかかった廉価版とはいえ未来での魔王の代名詞の必殺の一撃を残り少ない魔力での防御は不可能、呆気なく砕かれフェイトは魔力に飲み込まれ着弾した魔力が爆ぜ大爆発を起こした。

 

クロノ「な、何つーバカ魔力!!」

 

状況を見ていた管理局員やクロノも想定を超えた威力の砲撃魔法に呆気にとられたがこれを見ていたものの中で予想とは違う反応をしたものが一人いた。

 

真白「あれ?なんか、想定していたよりなのはとRHへの反動がないですね...あっ!僕が教えたやつの威力と反動を抑えた廉価版ですか、よく考えましたね。」

 

真白はなのはが『スターライトブレイカー』を使うと思ったので回復魔法等の準備をしていたがなのはとRHへの反動があまり無いことに疑問を浮かべていたが反動があまり無い廉価版にアレンジしたものだと気づき感心した。

 

アルフ「アレで抑えた!?何言ってんよさね!!?」

 

ユーノ「...そういえば、亜空間で真白さんが危険だから多重結界に避難させてから使って見せたアレですか...確かに教えたやつよりかなり威力は落ちてますけども...どっこいどっこいじゃないですか?」

 

アルフは真白の恐るべき発言に驚愕しユーノはどっちも一緒では?という反応をした。

 

真白「僕が教えたやつはなのはが使うと身体とデバイスに負荷がかかってしまう諸刃の剣みたいな代物でしたので必殺の一撃として見る分にはアレで完成していると思いますよ。無理すれば教えたやつも撃てますけどもそんな無茶させる気はないですけど。」

 

真白は本来(原作)の未来で最終的には再起不能の大怪我をすることを知っているのでできる限り無茶はさせないようにトレーニングメニュー等は入念に配慮していたのでこの年で負担のかかる大技は使うことはないようにしていたが廉価版とは言え彼女の代名詞と言うべき星光の魔法(スターライトブレイカー)を見ることになるとは思わなかった。

 

ともあれ、非殺傷形態(セーフティモード)で撃っていたのでフェイトは気絶しているだけなので真白は飛行魔法で落下している彼女を受け止め抱えながら廉価版とはいえ反動で軽く呼吸を整えているなのはを迎えに行った。

 

真白「お疲れさまです。なのは、最後のやつで使うなって言った方(スターライトブレイカー)を使っていたら怒ってましたけど素晴らしいアレンジの魔法でしたよ。」

 

なのは「真白くん...うん!ありがとう!!」

 

真白は素直になのはの廉価式集束砲撃魔法(スターライトバスター)を褒めた。

 

約束を破って怒られると思っていたなのはだが未だ届かない領域の星光の魔法(スターライトブレイカー)を真似た自身の魔法(スターライトバスター)を真白に褒められ満面の笑みを浮かべた。

 

フェイト「う...」

 

気を失っていたフェイトだが目を覚まし自分の状況を理解し始める。

 

フェイト「あっ...////」

 

自分が真白に抱きかかえられていることに顔を真っ赤にして驚いている。

 

なのは(う〜フェイトちゃんいいな〜)

 

なのはは内心でフェイトを羨ましがっている。

 

しかし次元の狭間から紫電の雨が降り注いだ。

 

なのは「あっ...」

 

フェイト「っ!」

 

二人は今しがたの戦いで魔力をほとんど使ってしまっていたので防御ができないでいるがこの状況を事前に知っていた真白は二人を護るために魔法を発動した。

 

【バリア!ナウ~!♫〜】

 

防御の魔法陣が紫電を完全に防いでいるがこのままだと自身の望む結末にできないのでバルディッシュのジュエルシードに干渉してそれらをプレシアが手に入れられるように空中に解き放った。

 

プレシアもシードに傷をつけるわけにもいかないので攻撃を中断してシードを回収した。

 

取り敢えず真白達はアースラに一旦戻ったがこの時の真白は覚悟を決めた表情をしていた。

 

真白(さて、ここからが正念場です!)

 

この後の悲劇全てを破壊するために自身の能力と武器の状態を万全にし事態の収拾に当たる。




予告『Episode10:幼き賢者は雷光の絶望と死の運命を粉砕する。』次回も楽しみにしてください。

ここまでの閲覧ありがとうございます。
よろしければ感想・高評価どうぞよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。