星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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お待たせしました、第11話どうぞ


Episode11:幼い賢者と魔王は雷光の一家との一時の別れ

今、真白達はビルの上にいる、真白の視線の先にはなのはとフェイトが話しているのが見えた。

 

それは真白の記憶にある原作無印のラストシーンだ。

 

ただ、原作と違うのは少し離れた場所にクロノ達と一緒にプレシアとアリシアがいる事だ。

 

真白(いや〜あれから色々とありましたね〜)

 

真白は自身の心の闇を自覚し一先ずの答えを出すことはできたがまだ完全に出し切れていないが人生はまだまだ長いのでゆっくりと前に進もうと決めたのだがここ数日は怒涛の連続だった。

 

アリシアの完全蘇生とプリシアの完治から数日が経過した。

 

流石に前例のない完全な死者蘇生が成されたことでプレシアとアリシアの検査やその他諸々でてんやわんやである。

 

プレシアに至っては真白の三位一体の超越魔法(トリニティ・オーバードスペル)について血走った目で問い詰めに来た。

 

真白(あれはビックリしましたね)

 

取り敢えず、プレシアをなだめるのに苦労した記憶が溢れてきそうだったので記憶の奥底に押し込んだ。

 

真白(いや、忘れないってある意味で残酷なんですね...忘れたい記憶があっても忘れられないのですから)

 

真白は自身の能力の欠点をこんな形で経験するとは思っても見なかった。

 

プレシアは今回の罪を認め、然るべき罰を受けると決めたようだがやったことがやったことなのでかなりの時間がかかるようだ。

 

しかしリンディのはからいでプレシア自身も過去の実験の被害者であるとし、今回の事を少しでも減刑できるように毎日調べ事が絶えない、と最近よくクロノが愚痴を言っていた。

 

ただ本人も本当に嫌がっているわけではないのが話を聞いていた真白は理解していた。

 

真白(それに僕のこともどうにかなりそうでよかったです)

 

真白は自身の背後の影に念話を飛ばした。

 

真白(ありがとうございます、()()()()())

 

デリア(いえいえ、これも元を辿れば我らの自業自得です。それに我が主の名に従い貴方様の無罪潔白の助力をするのは当然のことでこれくらいは労力のうちに入りません)

 

影にはthe・天使という見た目の美女が入っていた。

 

彼女はリオンの直属の眷属の熾天使(セラフィム)で異界でリオン達は邪神とその眷属達と今まで死闘を繰り広げていたのだが真白の三位一体の超越魔法(トリニティ・オーバードスペル)の発動を感知すると余裕がないのに眷属の1体をこちらに派遣してくれたのだ。

 

突如現れた神話に出てくる天使の登場にクロノ達は面食らったが真白の知り合いであると何故か納得された。

 

来た理由が真白の三位一体の超越魔法(トリニティ・オーバードスペル)()()使われた理由の確認に来たと言ったらクロノが疑問を浮かべた。

 

クロノ「再び?僕らが見たのはあの一度きりだ?最初のはいつだ?」

 

デリア「それはですね......」

 

デリアはこの次元世界で過去数個ほど並行世界が消滅した事件の際に真白が本来なら次元世界が全て消滅するほどの大災害とかそんなレベルでは収まらないエネルギーを一人で抑え込み食い止めてその消滅エネルギーを何とかする際に使用したと言った。

 

しかしそれを暇潰しがてら邪魔するために邪神が力付くで魔法に膨大な暗黒神気をぶつけて強引に破壊しようとして抑え込まれていたエネルギーが漏れ出てその一部のエネルギーが爆発し、真白と数個の平行世界が巻き込まれてしまいついでに邪神が吹き飛んだというのが今まで神界が調べた真白がこの世界に記憶喪失で転移した事実だった。

 

デリア「......というのが事の顛末でございまして...すみません!本来なら我々がどうにかすべき事態にこの次元世界を巻き込んでしまって!!」

 

デリアは綺麗なお辞儀をして誠心誠意の謝罪をした。

 

一同『............』( ゚д゚)ポカーン

 

まさかの事実に真白以外は呆けてしまった。

 

真白「あ〜やっぱり邪神(ヤツ)が原因でしたか....ホント、いつか倒す」

 

真白はここにいる理由を漸くわかり額に青筋を浮かべ邪神への殺意を高めた。

 

クロノ「待て待て待て待て!!あの事件を起こしたのは邪神!?本来なら次元が消滅してた!?真白は本来ならそれを一人で食い止めた!!?情報量が多すぎるぞ!!」

 

流石のクロノもあまりの情報の多さに混乱の極みにいた。

 

そして、デリアが書類等をまとめて管理局に証拠を提出して真白の身の潔白を証明されたのでこうして特に何もされていないのである。

 

書類などで邪神達の情報を入手したクロノ達は一旦ミッドチルダにデリアを重要参考()として連れて行くようでデリアもそれに納得していくようだ。

 

ちなみに真白はデリアやクロノ達の連絡先を交換しておいたので定期的に連絡を取れるようにしておいた。

 

そんなこんなで今日は見送りに来た真白だが実は数日の間に面倒な事態に巻き込まれている。

 

アリシア「ま〜しろ!」

 

フェイトにそっくりの姉のアリシアが真白に抱きついた。

 

真白「......アリシアさん、無闇矢鱈に抱きつくのは辞めてください。」

 

アリシア「あ〜!またさん付けする!!アリシアでいいよ!フェイトだって呼び捨てじゃない!」

 

アリシアは自分だけさんづけであることに駄々をこねて呼び捨てにしろと要求する。

 

真白「はぁ......アリシア、取り敢えず離れてください。プレシアがちょっとすごい目でこっちを見ているので」

 

少し離れた所にいるプレシアが真白に視線を向けているのを確認するとアリシアに離れろと言う。

 

アリシア「む〜母さんったらハグくらいいじゃない...あっ!じゃあこっちなら良いわね!!」

 

何か少し今考えたかと思えば真白の腕にしがみついた。

 

なのは「アリシアちゃん!」

 

フェイト「姉さん!」

 

流石に感動のシーンをしている場合ではないと悟った二人はこっちに来た。

 

アリシア「ふっふ〜んだ!私は真白のお嫁さんなんだからね!」

 

アリシアは自分と母の命を救ってくれた真白に完全に恋しているので遠慮などしないとばかりに大切で大好きな妹(フェイト)となのはに宣戦布告する。

 

フェイト「ねっ...姉さん!ま...真白は...真白は私のだよ!!例え姉さんでも渡さないんだから!!」

 

フェイトもまた真白に言われた自身のこれからは自分で決めるという助言に従い大好きで大切な姉(アリシア)相手でも退かないとばかりに戦意を見せた。

 

なのは「アリシアちゃん、フェイトちゃんでも真白くんは渡さないの......それにそもそも真白くんは私の家に()()に住んでるの」

 

なのはもまた新しく出来た友達であろうと真白を狙うなら容赦はしないとばかりに爆弾を放り込んだ。

 

ア・フェ「「えっ?一緒に?」」

 

衝撃の事実を突如して放り込まれた2人は一瞬理解できずにいる。

 

真白「そうですね...僕の今の名前は高町真白といいまして、なのはの家に居候として住まわしてもらっています」

 

真白もまだちゃんと二人に自己紹介できていなかったので正式に名乗った。

 

ちなみにフェイトに医務室で話したことだがかなり端折っていて高町家に住んでいることまで入っていなかった。

 

取り敢えず動いたら最終的にある一家に拾ってもらったことは話したがそれ以上は言ってない。

 

アリシア「む〜なのは、ズルい!!」

 

流石に羨ましいのかアリシアが駄々をこねたがクロノが時間が来たと言いアリシアを真白から引っ剥がしてプリシアに引き渡した。

 

フェイト「...真白、貴方のおかげで姉さんと母さんが救われた......本当にありがとう」

 

心からの微笑みを浮かべながら真白に礼を言うフェイト。

 

真白「お役に立てたほんとに良かったです、ではまた会いましょう」

 

真白も微笑みフェイトもそれを見て転移ゲートに向かったが途中で何か決心して戻ってきた。

 

真白「?」

 

真白は疑問符を浮かべたがフェイトは顔を真っ赤にしながら真白に顔を向けた。

 

フェイト「こ、これは今までのお礼!!」

 

そっと体を寄せて真白の唇に自身の唇を軽く重ねた。

 

なのは「......え?」

 

なのはは何が起こったのか理解できないでいた。

 

プレシア「ちょぉぉぉぉぉと待ちなさい!!真白!貴方には感謝してるけどそれは許さないわよぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

完全に真白は何もしていなかったのだが愛娘の唇を奪われた事実にプレシアは走ってこようとしたがアルフに羽交い締めされている。

 

アリシア「フェイトまでずるいよーーー!!」

 

アリシアも真白にキスをしようと走ろうとしたがクロノに襟を掴まれ動けずでジタバタと藻掻いていた。

 

フェイト「なのは......真白、またいつか会おう」

 

フェイトはそう言ってゲートに入って転移した。

 

残ったのはなのはと真白の二人だけだった。

 

真白「.......」

 

真白は異様な気配を感じなのはの方を見ると目から光が消えた目でこちらを見ていた。

 

真白(......こっわ!)

 

流石に異質な気配のなのはに軽くビビった真白は一歩後ずさった。

 

なのは「...真白くん...フェイトちゃんがしたんだからもう私も容赦しないの」

 

なのはは決死の覚悟で真白に飛びついた。

 

真白「おっと......」

 

危ないのでなのはを受け止めた真白だが勢いが強かったのか後ろになのはと一緒に倒れてしまった。

 

なのは「ん〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

 

そして押し倒したなのはは真白の唇に自身の唇を押し付けた。

 

真白「んん゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙!!!!????」

 

真白は口をいきなり塞がれて藻掻こうとしたがなのはを力づくで退かすわけにもいかないので成すがままである。

 

なのは「〜〜〜〜〜〜プハッ、真白くん!私、絶対真白くんの一番のお嫁さんになるからね!!」

 

気が済むまで真白とキスをしたなのはは唇を艷やかになめると真白に宣言と告白をした。

 

それを見た真白はクスリと笑いながらなのはが魔導師になってから今までの日々を思い返した。

 

真白(全く、アレだけの濃い日々を過ごしたと思ったらまだ()()()ですか......()()()?......あっ...やばい......)

 

真白は今までの濃い日々ですっかり記憶の片隅に追いやってたある計画を思い出し内心で焦り始めた。

 

真白(急がないと......去年、祝うと()()()()()と約束したのですから)

 

真白は脳裏にある車椅子に座った儚げでしかし芯の太い少女を思い浮かべた。

 

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真白が焦っている同時刻のある民家。

 

???「ふっふふ〜ん〜♪〜」

 

民家に住んでいるなのはと同い年くらいの少女は鼻歌を歌いながら料理をしていた。

 

???(楽しみやな〜今年ほど誕生日が待ち遠しいと思ったことはないで〜だって()()()()が今年はうちのお祝いしてくれるんやからな〜)

 

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予告『Episode12:幼い賢者と夜天の主の出会いと祝福』次回も楽しみにしてください。

???「漸く、うちの出番やでーーー!!!」
作者「ちょ!!ステイステイ!!」

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