星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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お待たせしました、全開の話のヴィータ達Sideの話です。どうぞ


Episode14:another side・幼き魔王と雷光は夜天の騎士達と激突する

なのはSide

 

なのは「それでね、今日は真白くんは居ないの...」

 

ションボリしながら私は隣を歩いているフェイトちゃんに言った。

 

フェイト「...そう、姉さんと母さんも今はアースラで手続きの最中だからまだこっちにはこれてなくて、でも明日までにはこっちの家に来れるからその時に2人を連れて行くよ。」

 

フェイトちゃんが言うには確か保護観察中のフェイトちゃんのお母さんははともかく復活したアリシアちゃんはミッドチルダというか色々な所狙われやすいから蘇らせた真白君の所に置いた方が色々と安全だからなんだけど管理局も手放しにしたままなのもアレだから色々保険をかけているんだって。

 

なのは「うん!そうそう、最近真白くんから教わったりしてることがちょっとずつできるようになってるの!」

 

最近、覇気と闘気を少しずつではあるが操れるようになって魔法も前よりもできるようになって模擬戦で真白くんが色々見せてくれるからやる気が出てくるんだ。

 

フェイト「いいなぁ......私もこっちに来たから色々真白のこと知りたいし教わりたい。」

 

フェイトちゃんは羨ましいのか一緒にやりたいと言ってきた。

 

なのは「お〜フェイトちゃんも一緒!いいよ!真白くんも喜ぶの!」

 

お互い真白君のことが大好きだけどそれはそれとしてお友達として好きなので一緒に修行ができるのは嬉しいからフェイトちゃんの参加は大歓迎だよ。

 

フェイト「...うん!それでね、最近まで姉さんがデバイス関連の勉強を頑張っていてね。毎日知恵熱を出しながら私や母さんに色々聞いてくるんだ。それで母さんが大騒ぎしたりして大変なんだよ。」

 

なのは「へぇ〜デバイスってことは真白くんがカメラと双眼鏡のを作ってたけどああいうの?」

 

カメラの方は私も真白くんにお願いして作ってもらってあるので偶に色々な所に転移して一緒に写真を撮りに行ったりしているんだ〜

 

フェイト「そうそう、アレを見て姉さんが目を輝かせて嫌いだった勉強を頑張っているんだよ。」

 

私とフェイトちゃんは歩きながら最近までの事を話していると突然、広範囲の結界が街に張られた。

 

なのは「えっ!?」フェイト「ッ!」

 

私とフェイトちゃんは少し驚いたが直ぐにデバイスを取り出して起動した。

 

その身に白と黒のBJを纏いそれぞれが魔砲槍と斧に変形したデバイスを握りしめて周囲を警戒する。

 

空から赤い砲弾が飛んできたので私達は空に飛んで回避した。

 

攻撃してきた人達を見つけると私達と同じくらいの背丈の赤いBJを纏った銀色のハンマーを担いでいる少女と背の高い剣を持った美人な女性だった。

 

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ヴィータSide

 

その日はザフィーラが真白と蒐集のために他世界に行っているのであたし達ははやてにベルカ式の魔法を教えながら自分らのトレーニングをやっていた。

 

ヴィータ(これ、最近になってそこそこできるようになってきたけど結構便利だな〜)

 

あたしは今は地壊閃の基礎(大地斬)を魔力強化で使えるようになった剃の加速を上乗せして砕いた大岩と武装色の覇気を纏わせて黒くなった真白が改良して前よりもかなり反応が良くなった愛用のグラーフアイゼンや得意の魔法の鉄球に体に抑え込んだ暗黒闘気の残り香を見ながらそう思った。

 

真白は色々な技を知っていて教えてもくれたのであたしは覚えれそうなのを片っ端から練習した。

 

シグナムも剣を振るって斬撃を飛ばしたりできるようになったりシャマルも回復魔法が前よりも凄くなったりザフィーラも前より硬くなったし狼と人型を融合した姿をできるようになったりと全員が前よりもできることが格段に増えた。

 

ヴィータ(こう考えるとあいつが何なのかがすげぇ気になるけどそれははやてを救って時間が空いた時にでも聞こ)

 

あたしはそう考えをまとめて基礎トレーニングの方をやろうかなと思った時、距離はあるが空を飛べば一瞬で行ける場所から少し前から感じ取れた魔力の内メチャデケェ魔力が二つ近づいていた。

 

と言うより魔力の量とかならあたしらより上まであるので残っている3人で向かうことにした。

 

シャマルに結界を張ってもらうと取り敢えず真白から教わったことは使わずに様子見しながらも先手必勝で手数型の鉄魔球(シュワルベフリーゲン)を叩き込んだ。

 

向こうは飛行魔法で難なく回避したの見たあたしは魔力がデケェだけの魔導師でないと理解した。

 

ヴィータ(こりゃ、かなりデキるやつだな。)

 

シグナム(そうだな、だが魔力は蒐集せずに無力化にとどめておくぞ。下手に管理局に宣戦布告に思われるようなことは主と真白に迷惑をかけてしまう。)

 

ヴィータ(わかってる、さてあたしは白いの方な)

 

シグナム(それでは私は黒い方をもらうぞ。)

 

あたしとシグナムはその一言で別れて各個撃破しにかかる。

 

あたしはアイゼンを振るって白いのを撃墜しようとするが槍を振るって迎撃しようとする。

 

ヴィータ(意味ねぇよ!テメェのはどんなに頑丈でもインテリジェンスタイプの域を出ねぇだろ!!)

 

そう、あたしのは元から強度が売りのアームドデバイス、対して白いのはインテリジェンスタイプ、強度に関してはお世辞にも打ち合いが成立はしないといい切れるレベルで差がある。

 

ヴィータ(でも、真白のやつならアームドと撃ち合えそうなインテリジェンスタイプ作りそうなんだよな〜)

 

あたしは頭に白髪の優男が笑いながらさらっと出してくる場面が思い浮かんだりした。

 

ヴィータ(いっけね、油断すんなよ、さっさと倒す!)

 

あたしは槍を叩き折ろうとアイゼンを叩き込んだ。

 

ガッキィン!!

 

しかし、互いの武器は甲高い音を立てて鍔迫り合いに持ち込まれた。

 

ヴィータ(は?なんで?)

 

あたしは流石に内心で呆けるように動揺した。

 

普通に考えて砕けるのは白い方なのは明白だ、なのに砕けずに受け止められていることが理解できないでいる。

 

なのは「お願い、話をしよう!なんで攻撃してくるの!!」

 

白いのは戦いの最中に話をしようなどとほざいてきてようやく思考が動き出した。

 

ヴィータ「くそっ!なんでお前のデバイス砕けねぇんだよ!明らかにインテリジェンスの強度じゃねぇよ!」

 

あたしは苛ついて叫ばずに居られなかった。

 

なのは「そ、そんな事言われても...」

 

白いのはたどたどと言葉を紡ぐが内心で冷静に白いののデバイスを観察した。

 

ヴィータ(魔力による強化で強度を上げているのかととも思ったがそういうのはベルカ式(あたし達)の十八番だ、ミッド式が最近開発したという線もあるかもと思ったがどうも違うっぽいな...)

 

真白から色々教わった際に一人での戦いは冷静さを欠いた方からやられるから落ち着いて考えることも大事と教えられた。

 

ヴィータ(今まではそういうのはシグナムとかの担当だったけどこういう事か。)

 

あたしは頭に疑問符を浮かべていたが一対一で焦ったらそりゃそうだ。

 

もう一度冷静になって感知を強めてみるとどうにも魔力以外の気配を感じた。

 

ヴィータ(は?余計にわけわかんねぇ...なんでこいつから覇気と闘気を感じ取れんだ?)

 

覇気は覇気でも武装色の覇気で闘気は生命エネルギーの方を感じ取ったことで余計に混乱しそうになったが同時に納得もした。

 

ヴィータ(黒化とかしてないせいで分からなかったけど...不完全でも纏わせれば十分アームドと撃ち合えるわな。)

 

闘気や武装色の硬度は練度にもよるが武器の強度的に劣っていても打ち勝つ可能性があるのだ。

 

ヴィータ(でもなんでこいつ、闘気と覇気を使えるんだ?管理局が発見でもしたのか?まぁ、いいや...タネがわかればこっちのもんだ。)

 

あたしはこいつの技術の出どころは後で真白に聞けばいいと思い、アイゼンに魔力を注ぎカートリッジを消費して変形させて今のあたしが使える最大限の武装色の覇気と暗黒闘気を纏わせた。

 

なのは「えっ!?闘気に覇気!!?なんで貴方が使えるの!!」

 

ヴィータ「テメェに答える義務と義理もねぇよ!!」

 

あたしは飛行魔法の加速で突っ込んで『大地斬』の最適化された体捌きで力を最大限発揮して思いっきり振り抜いた。

 

なのは「ッ!」

 

白いのは魔力障壁を張ったがガラス細工をたたき壊すかのように白いの諸共ぶっ飛ばした。

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Sideシグナム

 

シグナム「まったく、ヴィータの奴め派手にやりおって...」

 

ヴィータのやつがフルパワーで白いのを吹き飛ばしたのを見て呆れたが何故か白い方が覇気と闘気を使っていたので即効でケリを付けたのだと理解した。

 

フェイト「なのは!!」

 

黒いのは白いのを心配しているがこっちは覇気と闘気を使っている気配がないので純粋な魔導師だと推察する。

 

シグナム(隠し玉で使ってくると頭の片隅に置いておいて最近になって体得した技を試させてもらうぞ。)

 

真白との戦いで自身の未熟を痛感させられてその剣技を取り入れてはいるがまだまだあの域に到達していないことは自身が一番理解している...があの頃からどれくらい成長しているのかを試すにはちょうどいい相手である。

 

フェイト「くっ...ファイヤー!」

 

黒いのはミット式の金色の光弾を連射してくるが模擬戦などでの真白の『ディバインシューター』や『イオラ』の嵐を捌くのに比べたら苦も無い。

 

私は改良されて強度、鋭さ、反応が強化された新生レヴァンテインを抜刀して『破海閃の基礎(海波斬)』にて切り落とした。

 

フェイト「...え?」

 

黒いのは魔法を斬ったことが理解できなかったのか、呆けてしまっている。

 

シグナム(まぁ、私も最初見た時は似た反応をしていたから無理もないか。)

 

あの衝撃は今でも忘れられない、私も『陣風』や『空牙』で似たようなことは出来たが真白の『破海閃』は完成度が違った、しかも『破海閃』と同等の『地壊閃』と『裂空閃』が三位一体となって初めて形を成すあの斬撃は鮮明に脳に焼き付いている。

 

シグナム(さて、感傷に浸るのもこれくらいにして制圧をするか。)

 

遊びすぎると要らぬ手傷を負うことになりかねん。

 

カートリッジを一つ使用し刀身に武装色の覇気と暗黒闘気を炎熱に変換した魔力とともに纏わせた赤黒い魔炎の剣に変化した。

 

フェイト「魔力だけじゃなく、この力って...!」

 

シグナム「何か、この力に覚えがあるようだがこれで終わりだ!『焦眉・紫電一閃』!!」

 

私はかつてから使用していた最強剣を進化させた一撃を放った。

 

フェイト「...くっ!!」

 

黒いのは苦し紛れにバリアを張るがそんな物は物理的な防壁や魔法を斬る『大地斬』と『海波斬』が組み込まれている『焦眉・紫電一閃』の前では無意味!

 

それを証明するように紙切れを切断するように黒いののバリアは切り裂かれ黒いのも斬撃の余波で白いのが叩き込まれた場所に吹き飛んだ。

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Sideフェイト

 

私はなのはが吹き飛ばされたのを見て内心でどうしょうもないくらい焦り目の前の剣士の女性を何とかしようとしたが圧倒的な強さに呆気なく吹き飛ばされてしまった。

 

フェイト「(っ...)あ...う......」なのは「う......あ......」

 

なのはの声が聞こえどうやら私はなのはが吹き飛ばされた方に飛んだようだ。

 

フェイト(なのは!......しっかり......して!!)

 

私はダメージと怪我で体は動かないが意識ははっきりしているのでなのはに念話で必死になのはの意識に訴えるように言う。

 

なのは(う......フェ......フェイ...ト......ちゃん?)

 

フェイト(そうだよ!私!)

 

なんとか、なのはの意識を繋ぎ止められた。

 

ヴィータ「あらら、こりゃ大分やりすぎたか?」

 

シグナム「それはお前だけだ...確かこんな感じだったか?」

 

私となのはを吹き飛ばした女の子と剣士の人が来て剣士の人は掌を向けて禍々しいオーラをなのはと私に放つと全身の怪我が治っていく。

 

シグナム「...ふむ、シャマルやアイツほどではないがこのくらいで大丈夫だろう?」

 

それなりの時間オーラを放射していたけど私となのはの体は動かないが怪我が治ったことは事実である。

 

ヴィータ「シグナム...まぁ、死なれると困るのはこっちだからな。」

 

私となのははなんとかバルディッシュとレイジングハートを取ろうと必死に手を伸ばそうとする。

 

ヴィータ「まぁ、邪魔されるわけには行かないからテメェらの相棒にはご退場だぜ。」

 

赤い女の子はボロボロのバルディッシュとレイジングハートにハンマーを振り下ろそうと振り上げた。

 

なのは(や、や...めて......)フェイト(う、動いて...私の体......)

 

私となのはは必死に今までずっと一緒にいてくれた大切なデバイスを破壊されないために共に手を伸ばす。

 

ユーノ「なのは!」アルフ「フェイト!」

 

ユーノとアルフがこの異常に気づき来てくれた。

 

シグナム「邪魔立てはさせん!『闘魔傀儡掌』!」

 

女の人は両手のひらを2人に向けると禍々しいエネルギーの糸が2人をバインドで拘束したかのように縛り上げた。

 

シグナム「...ふむ、私はこういう技はあまり好かんがこういうときには役に立つな。」

 

ヴィータ「ったく、さっさと破壊してずらかるぞ。」

 

少女はハンマーを振り下ろした。

 

なのは(やめてーーー!!)

 

フェイト(いやあぁぁぁぁぁぁ!!!)

 

私達はただ心の中で声すら出せずに泣き叫ぶしか出来なかった。

 

ガキィン!!

 

ハンマーが途中で何かに激突した。

 

それが何かわかった時私達は心から安心感が湧き出てきた。

 

真白『はい、スト〜ップ』

 

逆手で持ったソウガンブレードでハンマーの柄を受け止めている白い魔導衣を纏った真白がいる。

 

ヴィータ「はぁ!?なにすんだよ!!」

 

赤い少女は攻撃を止められたことが衝撃だったのか真白に叫ぶ。

 

なのは「ま、真白くん...」フェイト「真白...」

 

私達はいつも、困っている時に現れてくれる彼の背中に安心を覚えてしまう。

 

フェイト(また、貴方に助けられた...)

 

私は安心と同時に助けられたことに罪悪感を抱いてしまった。

 

真白「取り敢えず、場所を移しましょうか?」

 

真白は破損した私たちのデバイスを回収すると少女と女性剣士を連れて転移してしまった。

 




予告『Episode15:幼き賢者は魔王と雷光達に夜天の騎士たちを紹介する』次回も楽しみにしてください。

ここまでの閲覧ありがとうございます。よろしければ感想・高評価どうぞよろしくお願いします。
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