星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む 作:クロにくる
???「...
女性の声に
真白「ふぁ〜...あれ?」
真白は目を覚ますと異様な違和感を感じ取った。
真白「なんか......いつも通りの朝なのに何かが足りないような......それに部屋もなんか変な感じが...」
真白は自分の部屋を見渡してみるとゴチャゴチャとしたガレージのようなボロく貧乏くさいと言われても仕方ない部屋に机の上にはメンテナンスを終えたままでそのままの愛用のワイズドライバーとウィザーソードガンが置いてある。
???「...こらぁ!
部屋に怒鳴り込んできたのはやたら恰幅の良い体型で黒髪と蒼穹の青い瞳を持った気の強そうな女性だった。
真白「...?えっと......誰?」
真白は困惑して女性に聞いた。
???「はぁ?あんた何いってんの?あたしはあんたの母ちゃん以外に誰に見えるっての?わけわかんないこと言ってないで早くしなさい!創魔!!」
真白「は、はぁ...わかりました。」
真白は周囲をキョロキョロと見渡してタンスなどを漁り制服を取り出してベルトにドライバーを当ててバックルと一体化させて魔法を発動した。
【ドレスアップ!クリーン!♪〜ナ~ウ〜♫〜】
真白は衣装替えと洗浄の魔法でスキンケアと身体の汗などを流して制服を身に纏った。
真白は支度を済ませリビングらしきところに行くと一般家庭特有の法則性のない食卓が目に入った。
???「おうっ!創魔!!オメェにしちゃ珍しく寝坊とはなぁ!!もう
やたら暑苦しい筋肉ダルマと形容すべきヒグマのような大男が豪快に丼の米をかっこんでいたが真白が来たら口の中のものを飲み込んで大声でそんな事を言った。
真白「え?約束?」
???「あんた?調子悪いんじゃないの?忘れることなんてあんたにはないじゃない。それにどうしたのよ?その喋り方?」
母を名乗る女性に真白は違和感を拭えないまま朝食をとって鞄を持ってボロついた安物の黒いスニーカーを履いて家を出た。
真白は鞄に入っていた新品の生徒手帳を見て下村創魔と書かれた私立聖祥大附属高等学校一年生ということは理解できたので鞄から
【テレポート!♪〜ナ~ウ〜♫〜】
真白は転移で校門前まで転移した。
真白は校舎に入ろうとして周囲の視線が気になった。
???「おい......見ろよ......」???「あいつが......噂の......」???「きいぃぃ......お姉様達に擦り寄るしかない害虫が......」
真白(僕、何かしましたかね?)
真白のことを物珍しいように見る視線や明らかな敵意全開な視線に真白は怪訝な表情をしたが自分のクラスを確認すると今朝、父親らしい男が言っていた名字の人たちが全員居たので取り敢えずクラスで待つことにした真白はクラスに着いて席を確認して席に座ってスマホをいじって時間を潰した。
???「おいっ!お前か?下村創魔とか言う調子に乗っているふざけたやつやよぉ?」
真白「ん?何かようですか?」
真白は違和感はあるが自分の名を呼ばれたので顔を向けると何故か今時のしかもこのご時世で進学校でコテコテのヤンキーみたいな格好をした連中に絡まれるとは思っていなかった真白は頭に疑問符を浮かべる。
真白「...で?なんの用ですか?」
???「テメェがあの人たちの周りをブンブン飛んでんのはルール違反なんだよぉ!この学校の暗黙のルールを知らねぇのか!?あぁん?」
真白「知りませんよ...そんなの、僕は今日この学校に入学したんですからそんなの知りようもないでしょうにそれにあの人たちって誰ですか?そんな有名人とは知り合いではないですよ?」
???「野郎どもぉ!このふざけた野郎と戦争じゃあああ!!!」
真白は疑問に思ったことを素直に相手に伝えたがなぜか相手はブチギレた。
そして真白は校庭に出ろと言われ素直に出た。
???「へっ!この数を相手に一人とかホントに噂通りなのか単なる腰抜けのハッタリ野郎なのか...その化けの皮を剥いでやるぜ!」
ヤンキーの一人はそうイキり立てるが真白は相も変わらずどこ吹く風だ。
真白(う〜ん?何でその程度で勝てるって思っているのでしょうか?)
真白は違和感こそ持っているが戦闘能力等は変わらずなので殺さないように配慮さえすれば問題ないと思っているので魔法を使おうとする。
ヤンキー達は魔力を高めて魔力弾を放とうとしているが真白『チェイン』でささっと拘束しようとしたのだが背後から高密度の魔力反応を検知した瞬間、『テレポート』による緊急回避した。
ヤンキー『おわああああああ!!!!』
ヤンキー達は高威力の魔力弾によってまとめて吹き飛んだ。
真白「え...と、今度は何です?」
???「今度はなんです?じゃないんだよね〜
???「そうそう、あれだけ楽しみにしてたのにさっさと転移したのは何処の誰かな?」
???「もう〜!母さんに言いつけてやる!」
???「あんた...今日という今日は覚悟しなさい!!」
???「ふふふ、相変わらずのマイペースぷりですねぇ?いつになったら治るんですか?」
???「まったくやで!ようやく、
真白が視線を向けた先には目が覚めるような美少女たちがいた。
その後、高町なのは、フェイト・テスタロッサ、アリシア・テスタロッサ、アリサ・バニングス、月村すずか、八神はやてからお説教という名の事情を聞くと自分たちは小三の頃からの幼馴染らしくしかし
そのため堂々と一緒に登校しようと約束したのだが真白がそんな約束知らんとばかりに転移でささっときてしまったので怒りのあまりに真白の姿を視界に収めた瞬間魔力弾を放ったのだがあっさり転移で避けられたのがさっきの状況というわけである。
そしてなのは達は魔導師として滅茶苦茶優秀なのとその容姿と性格の良さも相まって学校では人気者でファンクラブまであるのだが、そのうちの一人が勇敢なのかバカなのかはしらないが告白をしたのだが普通に振られてしまったのだが、その際にどんな男が好みなのかそんな男になるとか言ったのだがその際に事細かく真白のことを伝えたのだが、諦めさせる口実と思ったらしくファンクラブ内で滅茶苦茶シバカれるのと同時に各ファンクラブの会員達は、彼女達に認められるべく努力していたのにまさかの話で出てきた男が実在していた事実に青天の霹靂だったらしくこうして裏工作だの闇討ちだの物騒な計画まで立てているらしくその話がアリサとすずかの耳に入ったのでファンクラブは近日中に潰れると黒い笑みを浮かべていた。
真白(女ってこわ〜)
真白は内心でそんな事を思った。
そんなこんなに学校生活が始まったが変わらずの高い能力そのままに学業では特に不自由することはなかったのだが四六時中なのは達の誰かがくっついているので周りの殺意の視線がヤバいのだがそれは慣れるしかないと真白は思った。
その日の放課後、真白は屋上で夕日を見ながら今まで感じていた違和感をようやく理解した。
真白(さて、偽りの世界ともたった今お別れです。)
真白は拳を握り世界を壊すために『エクスストラッシュ』を放つために闘気を集中した。
ガチャッ!
真白が構えていると屋上の扉が開いてはやてが入ってきた。
はやて?「......いったいいつから気づいていたの?」
真白「まぁ、大したことじゃないですよ。本来の名前なんて渾名を除いてしまえば原則は一つしかないのにここでの呼び名に酷く違和感を覚え続けていました。それだけなら兎も角アリサとすずかは魔導師であることが違和感を加速させる要因でもあった。そして最後に
はやて?「はぁ〜やっぱりまーくんは凄いなぁ〜そんな違和感から気づいちゃうなんて普通は思わへんで?...まぁでもおめでとさんとだけ言っておこうかな?」
真白「おや?てっきり死ぬまでここに居させてやる!!っていうパターンかと思いましたが」
はやて?「無理無理!まーくんを止めるなんてうちには無理や!ただでさえ記憶封印で手一杯過ぎたのに能力を一切封印できないでいるんや!その気になれば何時でも力を解放すれば脱出できていたんやで?」
真白「あっ!そうだったのですか、ならさっさとやればよかった。」
はやて?「.....でも 最後に聞かせて、まーくんは思い出せてないけどあんな辛い決断までして
はやてを模した何かは真白にそんな質問を問うた。
真白「(...多分、このはーちゃんは僕がまだ思い出せてない記憶も知っているのでしょう......だからこんな質問をしてくるのでしょうね...どうしてですか、それはもう決まっているでしょう?)......簡単です、なのは達のことが大好きだから...そんなありきたりな理由だからこそどれだけ不条理が押し寄せようともそれを守りたいと願い戦う......それが今の僕があの世界に戻ろうとする理由です...でもまぁいつか前世の世界にも行ってみたい気持ちもあるにはありますが......」
真白は己の本心と向き合ってそう決論付けた。
はやて?「そう、それならうちからは何も言わへんで......だから...はよ、行きな...本当にうち達が待ってるで。」
はやてはそう言って消えていく。
残った真白だがその姿はここに閉じ込められる前の姿に戻っていた。
真白「言われなくともそのつもりですが...有難うございます、偽りでも少しは両親の事を思い出させてくれたことを今度は君を助ける番です、夜天の書!『エクスストラッシュ』!!」
真白は拳に闘気、聖光闘気、暗黒闘気、神気、
そして一瞬だけ再び意識が途切れた。
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はやて「ね、ねぇまだ本体のまーくんは出てこんの?」
デュープ「う〜ん?たぶんそろそろ出てくると思うんですよね。どっちかと言うと失った記憶と混ざった世界だから困惑が強いんだと思うんだよね。」
はやては真白が閉じ込められた後分身体となのは達が時間稼ぎをして戻ってきたのだが今度は真白が閉じ込められたままという事態になりデュープは本体との繋がりは消えてないから無事なのを確信しているがはやて達は自分たちのせいで真白が大変なことになったと責めている。
デュープ「だから落ち着いてくださいって......おっ!そんなこと言ってたらようやくですよ」
は・な・フ「「「え?」」」
はやて達は分身体の真白と同じ方向に目線を向けると闇に亀裂が生じ光が噴き出てきた。
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真白が目を開けると、目に映るのは夜の海鳴り。
真白(無事戻って来れたってことですか。)
そして、真白は最初に目に映った彼女に声をかける。
真白「おかえり、はーちゃん」
はやて「ただいま、まーくん。そっちもお帰り」
真白「えぇ、ただいま」
それはバリアジャケットに身を包んで、笑いかけてくれるはやての姿だった。
予告『Episode18:幼き賢者は魔王と雷光と夜天の主達と共に闇の悲劇を終息させる。』次回も楽しみにしてください。
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