星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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幕問その3です。どうぞお楽しみに


EX3

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EXEP11:『時をかける賢者』

これは闇の書事件後に真白が、指輪を整理などをしていたときの話である。

 

真白「ふっふふ〜ん♪〜」

 

真白はその日、鼻歌を歌いながら自室で指輪を磨いていた。

 

真白の部屋の内装は本棚とベッド、そして机というシンプルな内装で大抵の物は『無限な空間収納魔法(インベントリ)』に仕舞ってあるので最低限の外観を整える程度の物しか置いてない。

 

今は机でリングケースに収めてある指輪を一つずつ丁寧に磨いている。

 

基本は『コモンリング』で事足りる真白だがそれは戦闘時に指輪を付け替える隙を与えないためであり平時ではイメージ補助のために各術式がプログラムしてある指輪を使ったりする方が楽なのである。

 

真白「ん?これはまた懐かしい指輪ですね。」

 

真白は水色の指輪を手に取りながら呟いた。

 

真白が手にしたのは『タイムリング』と呼ばれる時間操作魔法を使うための指輪ではあるが真白はあまりそういう魔法を乱用しないので死蔵していた物の一つである。

 

真白「折角ですし、使ってみましょうか。一先ず手入れを終わらせてから......」

 

真白は手早く手入れを終えた。

 

真白は念の為に旅支度に必要なもの一式を確認して『無限な空間収納魔法(インベントリ)』にぶち込んで発動させた。

 

【タイム!♬〜ナウ♪〜】

 

足元から魔法陣が出現して真白は時を超えた。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜???年前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

真白「よっと!さてさてここは何時の時代でしょうか?取り敢えずは......っと!」

 

【トランス!♬〜ナウ♪〜】

 

肉体変化魔法を使い子供から大人の姿になった真白。

 

森の中らしいので取り敢えず生命体の反応を感知し魔力を大量に持っているので『チェンジ』でワイズマンとなって転移した。

 

転移すると金髪の少女とライトグリーンの髪の美少年がいたが視線がこちらに固定したまま固まっていた。

 

真白(あっ!転移を見るのは初めてっぽいですね。)

 

真白はぼかしつつ事情説明しようとしたら二人はいきなり殴りと蹴りかかってきた。

 

真白(えぇ〜ちょっと血の気が多すぎやしませんかね。)

 

いきなり現れたからにしては物騒ではないか?

 

真白は内心で軽くキャラ崩壊しているが肉体は最小最適な動きで二人の攻撃を捌き受け流した。

 

???「「!!?」」

 

二人もまさか避けたり受け止めたりではなく受け流されるとは思っていなかったようで体勢を崩しそうになったので真白は合気などを応用して二人の胴に腕を回して抱き留めた。

 

真白『すみません、いきなり現れて取り敢えず話しましょうか?」』

 

???「「......」」バタバタ

 

ジタバタと藻掻こうとしたが真白の腕力に抗えなかったので大人しくなった。

 

その後、話をするために近くの草原に魔法でテーブルや椅子を作ると二人は目を見開いて驚いた。

 

そして亜空間から茶葉やティーポットなどを取り出し魔法を活用して茶を淹れると二人も椅子に座り真白は茶を啜った。

 

それを見た二人も毒など入ってないと確信とまではいかないがゆっくりと飲んだ。

 

???「......貴方は何者だ?」

 

真白『ぼ......私は...そうだな、白い魔法使いとでも名乗っておこう。』

 

真白は敬語より若干無礼な話し方のほうがいいと思い変声機能で声を変えて口を開いた。

 

???「何か後ろめたいことでもあるのですか?声も変な感じですし。」

 

真白『うむ、訳あって本名は言えないのでな。そこは許してもらおうか。』

 

???「はぁ...そうですか。」

 

金髪の少女は納得はしてないが一先ず置いとくようだ。

 

真白『ところで二人は何者だ?ここは何処だ?』

 

???「......まさか、そんな事も知らずにいるのか?」

 

ライトグリーンの髪の男は呆れたように息を吐き説明した。

 

クラウス「私はシュトゥラ王国の第一王子、クラウス・G・S・イングヴァルトと言います。」

 

オリヴィエ「私はオリヴィエ・ゼーゲブレヒトと言い王位継承権こそ持ちませんが聖王国の王女です。」

 

青年と義手の少女は真白に礼儀正しく挨拶をした。

 

真白『ほう?王族だったのか。まぁ、そんな事はどうでもいいがそこの小娘の腕は義手か何かか?』

 

オリヴィエ「......はい、そうですが。」

 

真白『いや、何......お前が望むならその腕を直せるがどうだ?』

 

真白は自分なら腕を治せるがどうかとオリヴィエに聞いた。

 

オリヴィエ「え?」

 

クラウス「貴様!ふざけたことを言うな!!」

 

真白の提案にオリヴィエは驚きイングヴァルドはオリヴィエの苦悩などを知らずにあっさりと治すとほざく真白に怒りを顕にした。

 

真白『あまり憤るな、小僧。私は出来ないことは口にしない主義なのでね、やると言った以上は必ず治すさ.....それでどうする?』

 

真白はインクヴァルドの怒気を軽く流した。

 

オリヴィエ「................お願いします」

 

長い沈黙の元、オリヴィエは口を開いた。

 

イングヴァルド「......ッ!?オリヴィエ、良いのか!!?」

 

オリヴィエ「クラウス、大丈夫だと思いますよ。なんて言えば良いのでしょうか?この人は決して誰かを不幸にするようなことはしないと言えます。」

 

イングヴァルドはオリヴィエの選択に驚愕したがオリヴィエは真っ直ぐな目で答えた。

 

真白『決まりだな。先ずは義手を外せ、再生する際に邪魔でしか無いからな。』

 

真白は邪魔だから義手を外せと言った。

 

オリヴィエ「はい、分かりました。」

 

オリヴィエはテーブルをうまく使い義手を外し乗せた。

 

真白『それでは始めるか......とは言うが一瞬で終わるがな。』

 

真白はそう言って指輪を付け替えてドライバーを操作して翳した。

 

【リジェネレーション!♬〜ナウ♪〜】

 

真白は普段遣いの『リカバリー』ではなく肉体再生に特化した『リジェネレーション』の方を使った。

 

全ての色を内包した混沌の魔力がオリヴィエの失った腕に浸透して腕を瞬時に再生させたしかも幼少の時に無くなったのにもかかわらず今のオリヴィエの年齢の長さで再生した。

 

オリヴィエ「........嘘、こんなにあっさりと...」

 

クラウス「こんな......事が......」

 

二人はまるで奇跡を見たかのように愕然とした驚きを見せた。

 

真白『ふむ......まぁ、ただ失った箇所の復元だけならこんなものか。取り敢えずは......小娘、腕の感覚とかは平気か?』

 

オリヴィエ「えっ!?あっ!はい!!義手で動かす感覚は覚えているので少し慣らせば大丈夫ですよ!!」

 

急に話しかけられたオリヴィエは声を上げて急いで返答した。

 

クラウスもオリヴィエの腕をあっさり直してみせたことが未だ飲み込めていないでいる。

 

そしてオリヴィエは今まで自分を支えてくれていた義手を眺めている。

 

真白『その義手が気に入っているのなら格闘用のガントレットに改造してやれるが良いか?』

 

そんなオリヴィエの心境を見聞色で察して気遣いをする真白。

 

オリヴィエ「本当ですか!ぜひ、お願いします!」

 

オリヴィエは真白の提案に了承した。

 

早速、真白は亜空間からタブレットを取り出し義手の構造を解析して見た目はそのままにして格闘用の手甲型のアームドデバイスに改良した。

 

真白『ほれ、出来たぞ。』

 

オリヴィエ「わぁ!ありがとうございます!」

 

オリヴィエは再生したばかりで慣れないが頑張ってガントレットを抱きしめた。

 

クラウス「......ッ!オリヴィエの腕を直してくれたこと感謝する!!」

 

ようやく飲み込めたクラウスは直ぐに頭を下げ礼を言った。

 

真白『気にするな、小僧。私は小娘の腕二本を元に戻しただけだ。』

 

クラウス「いや、しかし......」

 

真白『まぁ...なんだ、治したは良いが暫くは腕の感覚を取り戻す訓練をしたほうがいいだろうし、小娘の腕が治ったことが周囲に知られると私のことを追いかけ回してくる連中もいるだろうからな。黙っててくれとは言わないが暫くはここに通って私と会ってる事を言うのだけは黙っててくれ。』

 

クラウス「なるほど、了解した。」

 

真白はバレたら必要なことは言っても構わんが頻繁に会うことだけは黙っててくれと言う事をクラウスは受け入れた。

 

その後、オリヴィエの再生した腕のリハビリをしつつガントレットに魔力を通して動きの補助をして義手の時の動きを再現する事で日常生活で困る事はなくなった。

 

それとリハビリの際についでに武術の稽古も付けることになり自身の白魔流滅神闘法(ホワイトアーツ)に闘気等を教えたがクラウスとオリヴィエの二人のセンスなどが卓圧していたので基礎等を教えるだけで事足りた。

 

何か、途中で彼らの友人にも指導することになったが割愛する。

 

そんな生活を数ヶ月ほど行うと真白はそろそろ旅の再開をすると言った。

 

真白『それでは達者でな。小娘、小僧。』

 

オリヴィエ「はい、寂しいですか。先生も良い旅を」

 

クラウス「ありがとうございます、先生。また何時か会えた時までにもっと強くなってます!」

 

真白『そうか、ではな。』

 

【タイム!♬〜ナウ♪〜】

 

真白は『タイムリング』を翳して時間跳躍を行なった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜???年前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

再び、時間跳躍に成功したが何故か戦乱待った中でしかもなんか戦艦のようなものが見えてる上に感知するとオリヴィエとクラウスが戦っていて結果はオリヴィエが勝ったようでそしてオリヴィエは戦艦に転移しそのまま戦艦のコアユニットとして繋がれて主砲で攻撃を開始した。

 

このままなのもあれなので戦艦近くにいる軍には威嚇込みで手刀の『エクスストラッシュ』を放ち戦艦の主砲と放たれた砲撃と軍と戦艦の間の天地海の三界を切り裂いた。

 

戦艦も軍もいきなりの攻撃にしかも攻撃者が単なる普通の人間と大差無いのにも関わらず砲撃と戦艦の主砲を切り裂きつつそれ以上の規模の攻撃を放った事が信じられずにいて大多数が狼狽などもしている。

 

真白『さて双方、武威を収めよ!さもなくば......全員殺す!!』

 

真白は拡声魔法で変声状態の声を戦場に届かせ覇王色の覇気を全開にして戦艦内で生体コアになっているオリヴィエ以外の船員と戦場にいる戦士たちの中で覇王色に耐えられる精神力を持つ者達以外はその威圧の前に意識を手放すことになった。

 

その後、真白は戦艦からコアになっているオリヴィエを助ける際に防衛プログラムが作動したが気にせず聖王化したオリヴィエをボコボコにして引っ剥がしてぶった斬った主砲も直した後に戦艦を解析してその際にいくつかの細工等を施してから封印した。

 

その後、戦争の原因となった連中を転移で全員集めて強制的に正座させて脅迫し半ば強制的に戦争を終結させた。

 

そして、真白は戦艦のコアになったオリヴィエに説教した。

 

真白『小娘、貴様の事は馬鹿だと思っていたがどうやら違ったようだ。貴様は単なる愚か者だ。』

 

真白は怒気を込めてオリヴィエの頭に拳骨を落とした。

 

オリヴィエ「せ、先生......いきなり現れたと思ったら酷いですよ......」

 

オリヴィエはたんこぶの出来た頭を涙目で擦っている。

 

オリヴィエは恩師が戦場にいきなり現れたと思ったらそのまま兵士たち全員を気絶させて『ゆりかご』に乗り込んできて防衛プログラムで暴走した自分をボコボコにしたら、そのまま戦争を終結させてしまったために、感情が追いつかないでいるのにそのままお説教で更に拳骨を貰うことになった。

 

真白はオリヴィエが反省してもお互いが気が済むまで説教をするとオリヴィエと共にクラウス達のもとに転移した。

 

真白『久しぶりだな、小僧それに小娘。』

 

クラウス「先生......ッ!オリヴィエ!!」

 

ヴィル「オリヴィエ!!」

 

クラウスとヴィルフリッドが真白の背中に隠れているオリヴィエに気づくと涙を溢しながら叫んだ。

 

真白「おい愚娘、小僧達に何か言うことがあるんじゃないのか?」

 

オリヴィエ「えっと......クラウス、ヴィルフリッド......ごめんなさい!」

 

オリヴィエは覚悟を持って今生の別れをしたのでなんて言って良いのか分からずにシンプルに頭を下げて謝った。

 

クラウス「オリヴィエ......私の力不足で君に最悪の決断をさせてしまった、すまない。」

 

ヴィル「オリヴィエ......バカぁ、何勝手なことしてるんだよぉ。」

 

クラウスは自身の非力さが招いた事態をオリヴィエに謝罪しヴィルブリッドは感情的な理由で涙を流しオリヴィエに抱きついた。

 

オリヴィエ「二人とも......ごめんなさい......」

 

オリヴィエも二人の涙に自分の愚かさを理解して涙を流して謝罪の言葉が溢れた。

 

真白『はぁ......本当にこう言うタイプは力尽くでしか分からないものだな。』

 

真白は呆れながらオリヴィエ達を見てると不意に何故か自分と見知らぬ誰かがオリヴィエがクラウスと別れた時と同じシチュエーションの光景が頭を過ぎった。

 

真白(......?)

 

真白は頭を捻ったがどうでもいいと割り切った。

 

暫くはオリヴィエ達の所に居ることにした真白はその後の戦後処理などはオリヴィエ達に丸投げした。

 

オリヴィエとクラウスは苦笑いと愚痴を言ってくるがやる事はやってくれた。

 

オリヴィエはその後、聖王国の新たな聖王となることになった。

 

そして、聖王の即位を見届け終わると静かに真白は消えるようにオリヴィエとクラウスと会った場所に来て転移しようとする。

 

オリヴィエ「今度は、何も言わずにですか?」

 

クラウス「そうですよ、別れの挨拶くらい良いですよね?」

 

何も告げずに帰ろうとする真白のことを察して二人は大急ぎで飛んできたのだ。

 

真白『はぁ...全く、その察しの良さをあの時に発揮してできてれば良かったのにこういう時は感が良いのは相変わらずだな。』

 

真白は呆れ二人と話す。

 

クラウス「そうですね、ですが約束を果たしてないのに帰られるのはちょっとね。」

 

真白『あぁ、私と戦いたいとか何とかか......別にいいが、そこの愚娘に負けたのにこの私に勝てると思っているのか?』

 

クラウス「うぐっ!そ、それを言われるとそうですけど......」

 

痛いところを突かれるクラウスは一瞬怯んだ。

 

真白『はぁ、仕方ない。男としてこの勝負を投げ出すわけにもいかないな。』

 

真白はそう言って軽く構えた。

 

クラウス「...!ありがとうございます!!」

 

クラウスは真白の心意気を理解して全力で挑んだ。

 

結果だが当然ではあるが、真白の勝利で終わったのだが負けたクラウスは清々しい表情で体力が尽きて息切れをしながら大の字で地面に倒れている。

 

真白『さて愚娘、小僧はお前に任せるが最後になにか言っておくことはないか?無いなら帰らせてもらうが。』

 

オリヴィエ「では最後に、先生。貴方は何処から来たのですか?」

 

真白『ふむ...そうだな......小僧、愚娘よ。それを言うのは構わないがここだけのお前たち二人の心の中だけにしておくことを約束しろ。』

 

オリヴィエ「はい」

 

クラウス「分かりました。」

 

クラウスも何とか立ち上がりオリヴィエとクラウスの二人は真白との約束に躊躇なく約束した。

 

真白『それでは言おう......私は未来から来た者だ。所謂、時間旅行者というやつでな。』

 

想像を遥かに超えた真白の言葉に二人は絶句した。

 

真白『とは言っても私自身は少しばかり特殊な魔法が使えるだけの人間だ......少なくとも自分ではそう思っている。まぁ、ちょっと訳ありなのはお互い様だろ?』

 

真白の軽口に二人は確かにと思った。

 

真白は指輪を嵌めドライバーを操作して指輪を翳した。

 

【タイム!♬〜ナウ♪〜】

 

真白は『タイムリング』を翳して時間跳躍を開始した。

 

真白『では、達者だ。未来で君達の活躍を耳に出来ることを期待しているよ。』

 

オリヴィエ「先生!ありがとうございました!!」

 

クラウス「先生!!私は何時か貴方のような強い男になります!!だから...だから...その日を楽しみにしていてください!!」

 

真白『ふふっ!あぁ!!楽しみにしている!』

 

真白は仮面の下で笑いながらそう言ってサムズアップをした。

 

2人も真似をしてサムズアップをした。

 

オリヴィエ『先生!私、最後に言います!!私は貴方の事が大好きで〜す!!!』

 

真白『......えぇ、本当に困ることを最後に言わないでくれ。』

 

最後の最後で対応に困る言葉を聞いて真白の時間跳躍は完了した。

 

その後、ベルカは歴史通り滅んだが歴史における覇王等の伝承も概ね同じだが幾らか異なるところがある。

 

無限書庫に納められる日記には白い魔法使いに関する記述が増えていてオリヴィエは最後の聖王として後世で王として良い治世を敷いていたと古代ベルカの歴史に名を残した。

 

クラウスもオリヴィエ達との確執が無くなり最後まで交友を続けることになる。

 

そして覇王イングヴァルドが強さを渇望する理由が真白の強さを見て自分もあの域に立ちたいからと言う前向きな姿勢からくる邁進に変わったのだがそのせいで未来で真白は少々面倒なことになるのだが今は誰もその事を知らないでいる。

 

 

真白はその後、過去と未来を行ったり来たりして冥王達とも知り合うことになった。

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EXEP12:『生み出された新たな可能性』

これは真白が過去旅行した日から経過して10歳になった頃の出来事である。

 

真白達魔導師組の朝はとにかく早い。

 

早朝ランニングで基礎体力作りを行うため十分な睡眠を確保するため早寝は当たり前で必要なことはマルチタスクで効率よく行えるように普段から訓練をしている。

 

今日も真白となのはは朝から闘気と魔力操作を並行して行いながら長距離ランニングをしている。

 

すると近くに知り合い達がいるので速度を調整して並列走行をした。

 

真白(シグナム、アリサ、すずか、おはようございます。)

 

シグナム(あぁ、なのはに真白か。おはよう)

 

アリサ(おはよう!真白、なのは)

 

すずか(おはよう、なのはちゃん、真白くん)

 

なのは(おはよう、シグナムさん、アリサちゃん、すずかちゃん)

 

少々不思議な組み合わせだが念話をしながら今も全員が最低でも魔力による強化を行っているので全員が超人的な速度で海沿いの倉庫街を走っている。

 

すると真白とシグナムの見聞色に悪意と悲しみの感情を感知した。

 

真白「ん?」シグナム「む?」

 

二人は怪訝な顔をしてそっちに進路を変えなのは達も二人に追随した。

 

真白達は姿を消して飛行魔法で真白の魔法の『フォール』の魔法を応用して壁に穴を開けて倉庫に入り気配を消して倉庫内の様子を見た。

 

どうも誘拐現場に出くわしたらしく人質になっている女の子二人が壁に縛られておりしかも爆弾らしきものまで見える始末。

 

真白(......今度はドラマみたいな場面に出くわしましたね。)

 

この前は中世にタイムスリップ物のSFファンタジーだったのに次は現代のサスペンス物になるとは......と内心で思う真白だった。

 

シグナム(さて、あの不届き者共を早いとこなんとかするぞ。)

 

な・ア・す(((うん(そうね)(だね)!)))

 

シグナム達はデバイスを取り出してやる気満々だ。

 

真白(まぁ、取り敢えず様子を見ましょう。何時でも行ける準備だけして下さい。)

 

真白は指輪をコモンリングに変え準備だけ万端にして事態を見守った。

 

そして話を聞いていると誘拐犯達は海外から来たようでグランツと言う男のロボット工学の研究データが欲しいとクライアントからの依頼らしい。

 

真白(.......阿呆もここまでいくと呆れて物が言えない。普通に支援とか融資を自分等から提案するなりして味方に引き込めばいいじゃないですか。)

 

アリサ(真白の言う通りね、こんな事してたら折角の優秀な研究者の能力が使い潰れるじゃない。)

 

すずか(うん、そうだね。本当にもう助けない?)

 

政治方面でも知力を発揮できる真白は誘拐犯達のクライアントの馬鹿さ加減に呆れ資産家の娘であるアリサとすずかも同意しなのはとシグナムも戦意を高ぶらせている。

 

当のグランツ博士も来たようでアタッシュケースを持って息を切らせて入ってきた。

 

グランツ「約束のものを持ってきたぞ!だから娘たちを解放しろ!!」

 

誘「へへへ...そうかい、なら先ずは例の物だ。小娘共を渡してトンズラされても困るからな。」

 

グランツ「くっ!」

 

グランツはアタッシュケースを転がして誘拐犯の足元に渡した。

 

誘「よしよし、いいz【チェイン!♬〜ナウ♪〜】!!?」

 

アタッシュケースを拾おうとした誘拐犯達の身体に、突如何もない虚空から白い鎖が現れ誘拐犯達を絞り上げた。

 

そしてシグナム達が、空中から姿を現し待機状態のデバイスを起動して非殺傷状態で光弾などで攻撃し意識を奪っていく。

 

???「わぁ!」

 

???「すごい...!」

 

縛られている二人の少女はテレビで見る魔法少女のようななのは達に見惚れている。

 

真白「後はこれですか、ちょ〜と待っててくださいね。」

 

姿を現した真白は爆弾を手早く解体して二人の縛っていた縄をソウガンブレードで切断して二人を解放した。

 

???「あ、ありがとう助けてくれて......」

 

???「うん、ありがとう......」

 

真白「そうですか、それは良かったです。」

 

真白は二人に微笑むと顔を赤くして目を逸らした。

 

な・ア・す・シ「「「「ジー」」」」

 

その様子を見た4人は冷たいジト目で真白を見つめた。

 

真白「いや、何でそんな目を向けられないといけないんですか?」

 

真白はアタッシュケースを拾ってグランツに手渡した。

 

真白「はい、どうぞ」

 

グランツ「あ、あぁ、ありがとう。それにしても君達は一体?」

 

グランツは明らかな物理法則から逸脱した光景に驚いているのと同時に未知の物を解き明かしたい科学者の欲求が爆発している。

 

真白「う〜ん?他言......あれ?どっかで見たような......あっ!グランツってロボット工学研究で多大な成果を出してる!」

 

真白はグランツの顔を見て自分が愛読している科学雑誌でちょくちょく見たことがある顔だったので直に顔を合わせたら直ぐに記憶から引っ張り出せた。

 

グランツ「はは、君のような不思議な少年たちにも知られているのは嬉しいけど僕の質問にも答えてほしいな。」

 

真白「う〜ん......あ、そうだ!アリサ〜すずか〜ちょっといいですか?」

 

ア・す「何かしら(かな)?」

 

真白(グランツに魔法の研究をしてほしいんですけどそうなると資金などの問題が発生するので2人の家に支援とかってできますかね?。)

 

アリサ(多分、いけると思うわよ。元々ロボット工学で有名なんだし私たちが優先して支援してれば真っ先に利益を得られるからね。)

 

すずか(うん、私の方も多分問題ないと思うよ。)

 

真白はアリサとすずかを呼び念話で事情を話すと2人は了承してグランツに話した。

 

真白は自身らが魔法使いである事、そしてグランツに魔法の研究を行ってほしい事、そしてその援助をバニングスと月村財閥の二家の支援をすると言うものだった。

 

グランツ「魔法!本当に実在しているのか!!」

 

魔法「まぁ、僕の使う魔法は科学で再現したものですからね。」

 

真白は指輪を見せながらそういうとグランツはより目を輝かせた。

 

グランツ「ぜひ!その話を検討させてくれ!!」

 

グランツは目を輝かせながら真白達の話に乗った。

 

アリサ「じゃあ、取り敢えず今度正式な話し合いの場を設けましょう。とりあえず先ずはあれを何とかしてからにしましょう。」

 

アリサは伸された誘拐犯たちを見ながらそう言った。

 

その後、警察に連絡した後真白は魔法で大人の姿になってシグナムと一緒に誘拐された子供たちを助けたと話すことにしたが大人になった真白に女性陣は見惚れてグランツは早く面倒事を終わらせて魔法の研究がしたいと内心では昂っていた。

 

警察での面倒事を終わらせて学校などを終わらせると後日改めてバニングス家と月村家がグランツとの交渉等の大人の話を終えて正式に支援を行うことが決まって真白達は喜んだ。

 

また、真白がグランツに異世界(ミッドチルダ)などのことも伝えるとそっちの研究も始めた。

 

その後、グランツは真白達からの魔法等を解析してその過程で科学方面の技術が上がりそれにより作ったナノマシンとの融合によって独自の術式や魔法理論を構築、『フォーミュラシステム』と名付けたそれらを学会に発表し魔法の存在を世界に実証し更に異世界の実在を証明してみせた。

 

それによりグランツの研究を支援していた二家はこれからの地球の魔法業界にいち早く乗ることになった。

 

近い将来、地球はミッドチルダの管理世界登録され異世界との交流が盛んになる。

 

そして、真白はグランツの作った術式を応用してあるシステムを構築することになる。

 

それとグランツの家に紫天の書の者たちが居候していることが分かり魔道士組達が困った顔をすることになった。

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EXEP13:『限界突破!完成!ワイズシステム!!』

これはグランツが『フォーミュラシステム』を完成させ地球に魔法が齎されてからの話。

 

真白はタブレットにグランツが送ってきたフォーミュラシステムのデータ等を解析しながら自身の研究データを見比べていた。

 

真白(う〜む、グランツの『フォーミュラシステム』は僕の魔法を得た経緯によく似ていますね。)

 

ナノマシンを体内に投与してそれらを用いて魔力を運用する方法は創魔がまだ肉体的には普通の人間だった頃人造魔獣(カーバンクル)を体に埋めて魔力を得た時のことを思い出していた。

 

真白(魔力を得る?......人造魔獣(カーバンクル)を取り込む......フォーミュラシステム......ナノマシン......アリサ達がリンカーコアを後天的に生成......擬似リンカーコア......ハッ!!)

 

真白の脳に様々な要素が駆け巡っていると突如頭に雷が落ちたような衝撃が体をかけそれらが一つになった。

 

そして真白は己がインスピレーションの赴くままタブレットを叩き超高速のタイピングで設計を始めた。

 

暫くの間は地球の方は魔法と異世界が実在することが分かりてんやわんやになっており、またグランツが異世界を次元航空するための航空機を設計してアースラと連携して完成度チェックなどをしていると真白が転移で現れた。

 

グランツ「おぉ、真白君!久しぶりだね!!今日は地球産の次元航空機の試作第一号の初航空なんだよ!」

 

グランツは娘を助けてくれて更に魔法のことを教えて面白い研究をする機会を与えてくれた年は離れているが友人の真白の登場を心より歓迎した。

 

真白「なるほど、それは記念すべき日ですね。んん~体は鍛えていますがここ最近している研究が熱くて集中していて少し肩が凝ってますね。」

 

真白は肩をゴキゴキと鳴らしてコリを少しでも取ろうとする。

 

クロノ「珍しいな、今は地球がミッドチルダとの交渉中でな。大事な時期だから面倒を起こすなよ?」

 

真白「クロノは一体僕のことを何だと思っているんですか?単に誰でも魔力を得るシステムを作っているだけですよ。今大分形になって来ているんですから。」

 

クロノ「そうか......待て、今お前は何を作っていると言った?」

 

真白「?誰でも魔力を得るシステムを作っていると言ったんですが?」

 

クロノ「......お前はまた根本からひっくり返すものを作るな!」

 

真白「ふっ!それだけではないですよ。このシステムの優れているとこはリンカーコアを持っている魔道士達の最大魔力を増やせることにあるのですから!!」

 

真白は大声でこのシステムの最大の利点を言った。

 

クロノ「お前!本当にそういうとこだぞ!」

 

そのせいでクロノに叱られながら関節技を仕掛けられた。

 

試作した航空機のデータなどを収集し終えた管理局はワイズシステムの設計データなどを見て文字通り腰を抜かした。

 

それは正真正銘、ミッドチルダの常識を木っ端微塵に粉砕する代物だったのだから。

 

グランツはワイズシステムを見て自分の作ったナノマシンを転用していることを見抜きそれを自身の知らないシステムと融合して素晴らしい汎用性のある魔力獲得・増強システムを作った真白に一科学者として素直に尊敬した。

 

このシステムの開発によりミッドチルダの管理世界全ての人間に魔力の恩恵が届く事になり真白の名は地球含めて知る事になりワイズマンの名と白の魔道衣から取って真白は『白の賢者』の称号を預かることになった。

 

また管理局の魔道士達は魔力の限界突破とシステムの性質により鍛錬での魔力増強を可能にした真白に畏敬の念を抱く事になった。

 

真白やなのは達は『フォーミュラシステム』と『ワイズシステム』を取り込んでデバイスだけでなく魔力や身体能力等が更に強くなった。

 

そしてマナトロンとワイズシステムはミッドチルダにおいて当たり前のものとなるのはそう遠くない話である。

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EXEP14:『賢者の叡智、降臨する黒蟲偽神。』

真白がワイズシステムを構築して地球が管理世界登録がされた後の話。

 

地球が管理世界となり他世界との交流が少しずつ行われ始めて真白達の通う学校は魔法の授業などが行われるようになり魔法のことを隠す必要がなくなったので真白達はより気楽に過ごせるようになったが真白は同性の友人が余計できにくくなった。

 

真白「なんででしょう?」

 

真白達は中庭で同年代の知り合い全員集合してお昼を食べている。

 

アミティエ「それは、真白が有名人だからでしょう?」

 

グランツの娘のアミティエ・フローリアンは真白の友人できない問題の根本を言った。

 

真白「ぐぬぅ......」

 

キリエ「大丈夫だよ〜そのうち、真白くんならちゃんと友達ができますから〜」

 

グランツのもう一人の娘のキリエ・フローリアンもほんわかとお弁当を食べている。

 

ヴィータ「まっ!そりゃそうだろ魔力の上限突破するシステムなんてもん作っておいて有名にならねぇ訳ねぇもん。」

 

はやて「せやね、まーくんの頑張ったのが評価されてうち達は嬉しいから問題ないんやけどね。」

 

なのは「うん!おかげでまた強くなれたよね!レイジングハート!」

 

RH【はい、マイスター真白の技術でさらに洗練されました。】

 

フェイト「そうだね、姉さん達のデバイスも改良とか出来るの真白だけだし。それに私はバルディッシュを真白以外にだと母さんくらいにしか弄ってほしくないし。」

 

BD【そうですね、マイスター真白とプレシア女史以外の者には手を加えられたくはないですね。】

 

アリシア「ムグムグ、それにしても大分人数増えたね〜」

 

FD【マイスター真白は女性を引き寄せるフェロモンか何か出ているのでしょうか?】

 

アリサ「それはないんじゃない?基本的にあたしたち以外の女が真白といるとこなんて見たことないし。」

 

FI【それはマスター達がいるせいだと思うが?】

 

すずか「だって近づけないために一緒にいるんだよ?」

 

SH【マイスター真白も罪な方ですね。】

 

真白「いや、FD、FI、SH、君ら好き放題言ってくれますね。」

 

真白はアリサたちのデバイスの言いたい放題に軽く文句を言うと嫌な気配を感じ取った。

 

真白「ん?なんですか?」

 

箸を止めて周囲を見ているとスマホに連絡が入ったので通話をオンにした。

 

リオン『真白!不味い!!奴の眷属が十数体程そっちに行った!!迎撃を頼む!!』

 

真白「分かりました。」

 

リオンの連絡になのは達も急いで弁当などをしまい学校に事情を説明して他の生徒を避難させていると周囲のあらゆる隙間から赤い頭部の武者のような怪物が現れた。

 

真白「ん?ナナシですか?何でコイツ等が......」

 

真白は現れた怪人たちを見て訝しんだがそれは後にして素手で殴り飛ばしまくった。

 

なのは達はデバイスを起動してBJを身に纏いデバイスを近接戦闘形態にしてナナシを倒していた。

 

追随したヴィータが戦鎚でナナシをボカスカ殴りまくる。

 

はやて「行くでぇ!『シュバリエクロイツ』!まーくんが改良してくれたアームドデバイスの力見せたるでぇ!!」

 

はやては十字の剣を振るってヴィータの攻撃で倒しきれなかった個体に的確にとどめを刺していた。

 

フローリアン姉妹も初めての実戦に二人一組になってヴァリュアブルポッドを銃にして挟み撃ちして確実に倒していた。

 

なのはとフェイトは単独で安定して倒している。

 

アリサ、すずか、アリシアも3人で連携して倒している。

 

10分もしない内に倒しきったが今度は一体だけだったがビルの隙間から巨大なナナシが現れた。

 

真白「今度はオオナナシ......やっぱりあいつが蘇っていると見て良さそうですね。」

 

なのは「うぇ!?何あの大きさ!!大きいビル位ありそうだよ!」

 

真白「ここは僕に任せてください。久々にあれの出番のようですね。」

 

【サモン!♬〜ナウ♪〜】

 

真白は異世界にある自身の愛機を異次元ゲートを開いて召喚した。

 

真白「こいっ!ゴッドクワガタZERO!!」

 

異次元ゲートより黒金の巨大クワガタが出現し、見ている者達はさらに驚いた。

 

真白は転移でコックピットに乗り込み椅子に座り『コネクト』で白い銃を取り出して右スロットに装着してハンドルにして左ハンドルも握り操作を開始した。

 

オオナナシを取り敢えず目の前の光るパネルを叩いて角の機能を発動して挟んでの咬筋力で締め上げながら飛行で空に飛びながら真白はアースラに連絡してアルカンシェルを放てるようにしてくれと言った。

 

クロノ「リオン殿から話は聞いてるため問題ない。既に発射可能にはしているがそれに関して後で話を聞こう。」

 

クロノはゴッドクワガタZEROについて後で話せと言った。

 

真白「はいはい、了解です。」

 

オオナナシも反撃しようとするがゴッドクワガタZEROの力に何もできずにそのままアースラの砲撃で消滅した。

 

その後、全員が今回出てきた種族の情報を共有したが全員が渋面になった。

 

クロノ「生きてるわけでも死んでるわけでもない生命体か......神々の世界の種族はどいつもこいつもおかしな生態したものばかりだな。」

 

真白「そうですね。ですが、連中が生み出る原因の妖血蛮神ドウコクは僕が昔に討伐済みなんですよ。」

 

クロノ「何?それはどういう事だ?」

 

リオン『それはおそらく邪神の暗黒神気と神術で蘇ったのだろう。回復系は神術でもありふれているが蘇生系は邪神や魔神達の得意分野だからな。』

 

クロノ「成る程、しかしほぼ無尽蔵にでてくるのは厄介だな。」

 

真白「数が多いだけで訓練を受けた軍隊ならナナシ連中程度なら問題ないのですがね。」

 

その後、対策などを立てて精密探査機等をアップデートすることになった。

 

そして肝心のゴッドクワガタZEROについて話を始めた。

 

真白「あれは昔、僕がリオン達と戦っていた時にその中の巨神達の相手をするために作ったものですね。」

 

真白は黒蟲偽神シリーズなどのことを話した。

 

グランツ「素晴らしい!あれは巨大ロボ、しかも合体して人型にもなるのか!!」

 

アリシア「わぁ!ねぇねぇ!真白!後で設計図とか見せて!!」

 

元々ロボット工学を専門としていたグランツは男のロマン(巨大ロボ)を実現できる事に興奮している。

 

アリシアは未知の技術でしかも真白の好きな物を具現化したと聞くと自分も作れるようになりたいと思うのは自然であった。

 

そして全員が予定が合う日を調整して異次元にある創魔の居城に遊びに行くことになった。

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EXEP15:『白の賢者の黒き魔法城』

全開からの続きで創魔時代に使っていた城に遊びに行くことになった一同は真白の転移で城に転移した。

 

 

一同『お、おぉ〜』

 

一同は黒の巨城を見て気圧された。

 

城の上には黒蟲偽神達が待機している。

 

真白は城に入るとゾッとするほどの美貌のメイド達が出迎えた。

 

メイド達『お帰りなさいませ!創魔様!!』

 

真白「やぁ、みんな久しぶりですね。先ずは城の掃除などの状態維持と管理ありがとうございます。」

 

まず、真っ先に真白はメイドたちを労った。

 

メイド達『有難うございます!!』

 

真白「それと僕の事は今日から真白と呼んでください。」

 

メイド達『了解しました、真白様!!』

 

そして真白はメイド達に名前の呼び方を変えるように言って城を気軽に歩いていく。

 

全員が周囲の物の価値を把握出来るものが多いため結構ビビっている。

 

なのは「ね、ねぇ...真白くんって前は王族とかそんな生まれの人だったの?」

 

気になったなのはは全員が心中で思っていることを聞いた。

 

真白「ん?創魔()の生まれは下町の弁当屋の長男でしたよ?」

 

真白は闇の書事件の際にようやく思い出したことだったが今まで聞かれていなかったのでなのはの質問に素直に答えた。

 

一同『嘘だ!!』

 

一同は真白のトンチキと思われても仕方ない発言に同時に否定した。

 

真白「いやいや、これはマジな話ですってこれらは神殺し時代に作ったものですから。」

 

全員が真白の否定とこれら全ても自作なのかと2つの要素に戦慄した。

 

なのは「それとさっきの綺麗なメイドさん達ってなんなの?」

 

それはそれとしてなのは達真白に好意を持つ女性陣達が気になったことを素直に聞いた。

 

真白「彼女達ですか?創魔の頃に知り合った不老とかの性質を持っていたせいで迫害とか遭っていたから助けて城の掃除とかの仕事やそれに必要な技能を与えただけですけど?」

 

なのは「ふ〜んなの」

 

なのは達は納得していないがそのまま、城に進んでいくと少しずつ黒いロングの髪の同じ顔をした少女達が色々なところからぴょこぴょこと顔を出し始めた。

 

真白「あれ?みんな気になってでてきたのかな?」

 

クロノ「今度はなんだ?」

 

真白「彼女達はゼシアと言ってまぁ、言ってしまえば魔法で作られた神造(じんぞう)生命体ですね。」

 

プレシア「なんですって!!?」

 

真白の説明に反応したのはプレシアだった。

 

真白「先に言っておきますがこの子達は創魔だった頃の僕が創ったわけではなく昔のリオン達が僕を倒すために創った自爆系の技を仕掛けてくるように創った代物を僕が保護しただけですからね?」

 

プレシア「そういうことだったのね、ゴメンナサイね。それにしても何人いるのよ?」

 

真白「う〜ん、確か一万人はいるって言ってましたね?」

 

一同『一万!!?』

 

あまりの数に全員が驚愕した。

 

なのは達は真白の説明を聞いているとそれだけで自分の知識が上がっていることに驚きと理解をしつつ進んでいく。

 

ある部屋に入ると先ほどのゼシアを大きくしたような女性とゼシアとゼシアと同い年くらいの少女がいた。

 

真白「ただいま戻りましたよエレオノール、ゼシア、エンネスオーネ。」

 

エレオノール「あー!創魔君なんだぞ!!今回は随分と遅かったね!ゼシア達がプンプンだったから大変だったんだぞ!」

 

真白を見たエレオノールと呼ばれた女性は怒りながら真白を抱きしめた。

 

真白「エレオノール、離してください......苦しい......」

 

真白はエレオノールの巨乳で窒息しかかっていた。

 

エレオノール「ごめんごめんなんだぞ。」

 

エレオノールは素直に離した。

 

なのは達『む〜〜〜〜〜』

 

真白の好きな女性陣のなのは達はエレオノールに嫉妬していて男性陣やプレシア達は知らぬ顔をして部屋の外に使われている技術について話し合っていた。

 

真白「彼女はエレオノールと言って神が作った生きた魔法その物なんですよ。ゼシア達は彼女の力が生み出したものでして。」

 

一同『ファ!!?』

 

全員がエレオノールの正体に驚愕した。

 

その後の説明で真白が神々から奪って保護しているのだと話した。

 

エレオノール「わぉ!あのリオン達が丸くなって創魔君と仲直りして一緒に戦っているとは驚きなんだぞ!」

 

ゼシア「創魔......凄い......です!」

 

エンネスオーネ「うん、凄いよ創魔!!」

 

今までの事情を知ったエレオノール達は真白を褒めている。

 

バァン!

 

一同『!!?』

 

いきなり扉が開かれた事で驚いてそっちに向くと背の高い頭に角の生えた女性がいた。

 

エレオノール「おぉ、忘れてたぞ。彼女はヴェルメイっていうんだぞ。」

 

ヴェルメイ「創魔〜〜!!」

 

真白を見たヴェルメイは超速で真白に突っ込んだ。

 

真白「うげっ!流石にヴェルメイは勘弁。」

 

真白はエレオノール以上の大きさの胸で再び窒息しかけるのが視えたので『瞬間移動(テレポート)』で背後に回避しつつヴェルメイを掴んでベットに投げた。

 

ヴェルメイ「ひどいじゃないか!!」

 

真白「酷くない、お前がしつこいのが悪いんだろ?ヴェルメイ。」

 

真白陣営『えっ?』

 

真白の喋り方が変わって困惑する一同、エレオノール達は何時もの話し方に戻ったので微笑みを浮かべて真白達を見ている。

 

その後、ヴェルメイが真白(創魔)が契約した使い魔だと分かり雑な対応もいつものやり取りだと言われなのは達以外は納得した。

 

そして、エレオノール達も連れて歩いているがヴェルメイが真白に胸を頭に乗せて後ろから抱きついて歩いているのでなのは達の殺気がやばく真白も流石にうざいと思ったので引っ剥がして自身は肉体変化魔法で大人になった。

 

見た事ある者以外で真白の大人の姿に一同は驚いた。

 

その後、城の地下にあるラボに向かうに連れて見慣れた光景になってきて技術者のプレシアやグランツ等は落ち着いてきた。

 

真白「(さて、彼女いるみたいですし問題なさそうですね。)レジーナ〜ただいま戻りました〜」

 

なのは達(また女!!?)

 

真白から再び女性の名が出てくるとなのは達ら内心で殺気等が湧き上がる。

 

レジーナ「おぉ〜創魔くんじゃないか!今回もまた長旅だったね〜」

 

無造作に流した長い金髪で眼鏡をかけた女性が青いライオンのロボとゴッドクワガタZEROのデータを見て調整していた。

 

真白はレジーナを紹介して嘗てパルテナと呼ばれた国で出会った魔導科学者で魔力そのものを吸収して魔法が一切通用しない結晶生命体の災害の際に真白が彼女と彼女の娘と呼ぶべきバビロンナンバーズ達を保護した。

 

それで彼女が持っていた浮遊城バビロンは真白の城の中に格納してあると言った。

 

レジーナ「いや〜!創魔君とは研究仲間で愛し合う関係だからね〜「違う、離れろ。」もうつれないね〜」

 

抱きついているレジーナに本気でうざがっている真白はレジーナを引き剥がしてから距離を取る。

 

大人の姿も相まってなのは達は真白の知らない一面を知っているレジーナ達に何度目かの嫉妬が心に募った。

 

その後、真白はバディゾードのタテガミライオーに久々に乗って草原を走り回ったりした。

 

その様子をモニターで見ているなのは達やレジーナと一緒に様々な研究について語っているプレシア達。

 

その後、レジーナが作ったフレームギアを操作するための訓練システムで遊んだりした。

 

その日は城に泊まったがなのは達のストレス発散で一緒に寝たりした。

 

次の日に城の宝物庫に合ったライドスクレイパーでレースをしたりして久々に全員が全力でリフレッシュした。

 

そしてこの日の経験を元にグランツとアリシアは科学と魔導を合わせた巨大ロボの開発に着手した。

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黒蟲偽神シリーズのゴッドクワガタZERO等のコックピットはVSビークルと同じ構造になっています。

ライトスクレイパーは通常の形態と高速突撃用のバイクモード(マジレンジャーのスカイホーキーのM文字部分がWになっている。)がある。
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