星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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お待たせしました、第23話どうぞ。


Episode23:白の賢者と魔王と雷光は聖王の血を引く幼き娘を引き取る。

ガンガディア襲来からまだそこまで日が経ってないが六課の新人組や副隊長陣の訓練への熱の入り方は今まで以上になっていた。

 

具体的には襲撃の翌日から真白が訓練を見ることになったので先ずは隊長陣含めてこの場に来れないはやての為に録画しながら神々との戦い方をレクチャーするときから始まった。

 

真白「取り敢えず、ガンガディアの能力なんだけど一個一個比べるだけなら君等の中の奴らでも超えてる所あるんですよ。ハルトやヒロムのスピードとかが良い例ですね、パワーとかならヒュウが上回っていますしね。」

 

ティアナ「あの、質問良いですか?」

 

真白「何ですか?何か気になることでも?」

 

ティアナ「あの戦闘の最中、ガンガディアが増えたりヒュウは心臓を貫いたり『グランドクルス』の超破壊エネルギーを受けたのに無傷だったんですけどこれってどういうことなんですか?」

 

ティアナはあの戦闘の最中で起こった異常現象について聞いた。

 

真白「ん?『グランドクルス』の超破壊エネルギー?あれって単なる隠し技としてヒュウに教えたのに必殺技みたいなことするものでもないですよ、そんな使い方したら闘気全部使って死ぬ自爆技にしかなりませんし。」

 

真白は首を傾げながら『グランドクルス』の本来の用途と危険な使い方をした場合のことを説明した。

 

スバル「は?ヒュウ?どういう事?説明して?」

 

ヒュウ「待て待てスバル!あのときはそれしか手はなかったんだ!」

 

スバル「そういうことじゃないから!!」

 

スバルはヒュウが危険な技を使った事に目のハイライトを消しながら怒り弁明しようとしたヒュウに関節技を掛けた。

 

真白「まぁ、ヒュウの痴話喧嘩は後にしてもらってティアナの質問に関してですが恐らく暗黒闘法の流派の一つ裏光技『禄存』と『巨門』ですね。『禄存』は遁走で『巨門』は残像を生み出す歩法何ですけど暗黒闘法は窮めると技の性質などを大きく変えた異様な業になるのが特徴でして『禄存』の場合はあらゆる攻撃を透過するで『巨門』は実像の残像を作るって業になりますね。」

 

ティアナ「えっ?何ですか、そのトンデモスキルは?」

 

ティアナ達はその破格を通り越した理不尽じみた業に目を見開いて驚いた。

 

ヒュウ「あ、あの創...真白さんはどうやってその裏の『禄存』って業を攻略したんですか?聞く所実体がある内に使わせる暇もない速度で攻撃する以外に手がないように思えるのですか?」

 

スバルの拘束を抜けたヒュウは真白に質問した。

 

真白「僕ですか?僕の場合は『裂空閃』や『エクスストラッシュ』が通用したので......と言うよりこの業攻略するのに試行錯誤した結果『裂空閃』を開発できて『エクスストラッシュ』も完成できたってのが正しいんですけどね。」

 

やたら空の技の完成形の習得難度の高さに驚いた剣士組だがそんな理不尽技を突破するために編み出されたのだからさもありなんだった。

 

真白「取り敢えず、知り合いのリオン達呼んでおいたので各人、僕の別身体が相手するのでなのは達と一緒に頑張りましょう。」

 

真白はそう言って『デュープ』を使い別身体を作成した。

 

 

真白「先ず、キャロとフリードは別々で訓練ですね。キャロは付与魔法、フリードは僕が飼っている竜と訓練してもらいます。」

 

キャロ「え?真白さんも竜召喚を?」

 

真白「はい、出来ますよ。数は大体....1000超えた辺りで数えるのやめましたけどね。」

 

キャロはその数の多さに目を見開いた。

 

真白「取り敢えず、竜達には話つけてあるので手頃なのを呼びますね。」

 

真白は召喚用の魔法陣を展開して竜を呼びフリードを鍛え始めた。

 

真白「白竜の方はこれでいいとしてキャロ、君には『滅神魔法』のエンチャントを出来るようになってもらいます。」

 

キャロ「め、『滅神魔法』?」

 

キャロは聞いたこともない魔法に目を見開いた。

 

真白「まぁ、一言で言うなら神を殺すための魔法ですね。これの滅神属性の魔力エンチャントを出来るようになってもらいます。そうすれば君の竜の攻撃だったり仲間達に神に対抗できるようになったりしますので。」

 

キャロ「は、はい!分かりました!」

 

真白「と言うことでこれがミッドチルダ式『滅神属性魔力エンチャント』の術式です。」

 

虚空に浮かび上がる魔法術式を見てキャロは両手をぎゅっと握り魔力を練り始めた。

 

真白「さて、エリオとハルトは高速型(クイック)ランサーだけどエリオがパワーとスピードで突撃するタイプでハルトは超速技巧派型だからそれぞれに合わせますか。フェイトは似たタイプのハルトの方をお願いしますね。」

 

フェイト「うん、分かった。」

 

ハルト「よろしくお願いします。」

 

真白は『アザムクハート・リベレ』をスピアモードにしてフェイトも『バルディッシュ・アサルト・ホーネット』をジャベリンモードにしてハルトとの撃ち合いを開始した。

 

真白「さてエリオ、フェイトではないのは申し訳ありませんがハルトはあれで後はキッカケさえあれば問題ない領域まで来ているので取り敢えず基礎能力向上等をメインにやりましょう。」

 

エリオ「はいっ!」

 

真白は取り敢えず槍使っても良いから大岩を魔力無しで斬るか貫けるようになってもらうと言ってエリオに驚かれた。

 

真白「さて、バスターズはリュウジは取り敢えずの基礎能力はあるし『パワードカスタム』は使えるくらいには技量はあるから僕が暗黒闘法で相手するからそれで慣れながらアリシアと一緒にヒロムとヨーコ、ユミに教えようか。」

 

アリシア「オッケー!任せてよ!」

 

リュウジ「分かりました。」

 

二人は真白の立てたメインで訓練を開始した。

 

真白「それではヒロム、ヨーコ、ユミは『パワードカスタム』取得の為とその他諸々のトレーニング始めましょうか。」

 

ヒ・ヨ・ユ「「「はいっ!」」」

 

バスターズの三人も猛特訓を開始した。

 

真白「スバルは...他と同じような感じで基礎能力向上をメインで行きますか。」

 

キリエ「少し、大雑把すぎませんかね〜?」

 

真白「言って、スバルの場合シューズのローラー加速がメインだから普通のオーソドックスな戦闘スタイルの僕のやり方だと少し勝手が違うんですよ...う〜ん?『飛廉脚』とかを応用した戦い方で行けるかな〜?」

 

真白は『思考加速』を使い時が止まった程の思考の加速空間で考えを纏めた。

 

真白「足捌きや歩法は適宜修正をいれるとしてそれ以外の部分をメインに鍛えようか。」

 

スバル「は、はい!」

 

スバルは元気よく返事をしてナックルを構えた。

 

なのは「所でティアナはどういう方向で行くの?」

 

アミティエ「そうですね、射撃は私達でも行けるので。」

 

真白「その他諸々もしっかりやっていくつもりですけど僕はティアナの幻術とガン・カタを鍛えるので。」

 

『アザムクハート・リベレ』を片手銃にしてそれを『デュープ』で増やした。

 

ティアナ「幻術を.....ですか?」

 

ティアナは銃での近接戦闘(クロスレンジ)だけかと思ったら幻術の方もなると言われ聞き返した。

 

真白「そうそう、所でティアナ...幻術の極意ってなんだと思います?」

 

真白はティアナに幻術の極致とは何かと問題を出した。

 

ティアナ「え、え〜と...精巧な虚像を作り出す?」

 

ティアナはいきなりの質問に固まったが答える。

 

真白「まぁ...それもあっていますけど究極的に言えば現実改変ですね、ホログラムなどの幻術はあくまで初歩の初歩ですよ。ですが、いきなりそこまでやれなんて言わないので今回は『デュープ』による自律分身の作成をしてもらいます!」

 

真白はミッドチルダ式の自律分身作成術式『デュープ』の術式を空間に浮かべる。

 

真白「これが術式ですので射撃訓練などをやりながら覚えましょう!」

 

ティアナ「え...は、はい!!」

 

ティアナはいきなりのことで驚きながらも二丁拳銃を構える。

 

真白「うん、ヒュウの特訓には『聖光闘法』の専門家のリオン達を呼んだんだけど......な〜にこ〜れ〜」

 

真白は目の前でヒュウがバチバチにリオンに殺気を全開で向けていた。

 

リオン「う〜む、まさかガンガディアさんが復活したから部下鍛えるの手伝ってと連絡を受けてきてみれば貴様とは...奇縁なものよな。」

 

リオンは懐かしいな〜と思いながらヒュウの殺気なぞ何のそのと受け流した。

 

ヒュウ「黙れ、貴様が何したか忘れたとは言わせんぞ。」

 

魔剣【言うて、マスターがもう許してますしコイツも命懸けでマスターの盾やってるのでヒュウが怒るのは筋違いですけどね〜】

 

ヒュウ「お前は黙ってろ!」

 

しかしヒュウは宿敵の登場に殺気全開になり魔剣の制止も関係なしである。

 

真白「はいはい、ヒュウ。そこまで修行を始めようか、お前が一番やること多いんだから。」

 

真白は時間の無駄なのでさっさとぶった切って話を進める。

 

ヒュウ「す、すみません...」

 

リオン「所でどんな修行にするつもりだ?」

 

真白「基礎などはできてるので古代ベルカ式魔法に『聖光闘法』、『暗黒闘法』をメインでやっていきます。」

 

リオン「成る程、確かに聖光闘気と暗黒闘気を体得できた今のコイツなら十全に威力などを出せるからな。」

 

リオンも納得して鎧を身に纏い剣を構える。

 

ヒュウ「...ふぅ〜『鎧化(アムド)』!」

 

一度呼吸をして精神を落ち着かせると鎧の魔剣を身に纏い剣を構える。

 

真白「そんじゃ、リオンが『聖光闘法』を教えつつ僕が調整しながら『暗黒闘法』と魔法を教えていきましょう。マルチタスクでこなしてくださいよ?」

 

ヒュウ「はい!」

 

リオン「では行くぞ!!」

 

ヒュウ「言われなくても!うおぉぉぉぉぉ!!!!」

 

リオンとヒュウは神気と闘気・魔力を身に纏い特訓を始める。

 

シグナム「あっちは派手に始めたな。」

 

真白「さて、『暗黒闘法』...今回は裏光技といきますか。」

 

ヴィータ「確か、最初はリオン達の使う光技に似た感じなんだっけ?」

 

真白「はい、光技よりも強力で窮めると性質をひどく変えるんですよ。これは説明しましたが、まぁ説明と実際に見せるんでやりましょうか。」

 

真白は3体の別身体を生成してシグナムの相手をする真白はカリバーモードにした『アザムクハート・リベレ』を展開して構えヴィータの相手をする個体は『デュープ』で増やした戦鎚型に変形させた『アザムクハート・リベレ』を構えザフィーラはケルベロスを『ジャイアント』でザフィーラと同程度の大きさにして暗黒闘気を供給し続ける感じで相手をする。

 

ザフィーラ「うむ、頼むぞ。」

 

こうしてヴォルケンリッター達も己の殻を破る修行を開始した。

 

こうして真白式の特訓がスタートしたのである。

 

そんなこんなで早朝から新人組達はランニングと言う名の長距離マラソンをしていた。

 

ティアナ(前々から本当に管理局用のワイズシステムって凄いわね。全力疾走のフルマラソンなのに普通のランニングと変わらないんだもの。)

 

実は管理局に提供しているワイズシステムは一般流通させているワイズシステムと違って魔力獲得や強化だけじゃなく身体能力も爆発的に上がり超人になるのだ。

 

スバル(ビックリだよね。)

 

キャロ(はい!)

 

ヨーコ(あいつって本当にこういうの作ったりするのだ・け・は!凄いのよ。)

 

ヒロム(毎度思うがあの人に突っかかるのはやめろよ。)

 

ヨーコ(いーやーでーすー)

 

ユミ(あはは......)

 

ヒュウ(本当にあの人は昔何をやったんだ?)

 

ハルト(後で聞いてみるか。)

 

念話で会話しながら凄まじい速度で全力疾走した。

 

そしてランニングが終わると基礎能力向上トレーニングが行われる。

 

スバル「やぁ!!」

 

べしっ!べしっ!

 

スバル「うぅ〜...めっちゃ痛い...」

 

ティアナ「同じく...」

 

ヨーコ「あたしも...」

 

ユミ「うぅ〜...痛いよ〜」

 

キャロ「はい〜....」

 

エリオ「痛たたた....」

 

超硬度の合金の塊を素の状態で殴るとか言う鬼みたいな事をして肉体を強くする訓練をしているがスバル以外も全員体術も強くならないと話にならないと真白からやれと言われている。

 

ヒュウ「うおぉっ!!」

 

ハルト「はぁっ!!」

 

ヒロム「ぜいっ!」

 

ドガッ!ドガッ!

 

ヒュウ、ハルト、ヒロムの三人は特に痛がる素振りもなく殴って金属の塊を陥没させている。

 

全員が朝食時になるまで何セットも行った。

 

スバル「おいひぃ...めっちゃ美味しいよぉ〜」

 

毎朝の地獄のような鍛錬の後の朝食は至福だとスバルは常々思った。

 

真白「そらそら、もっと食べて下さい!ここからの訓練はさらに上げていきますからね!」

 

真白は自分が訓練に参加すると食堂のメニューじゃ足りないなと思い自炊してあげている。

 

朝食はバイタルレシピを応用して基本は消化吸収の良くかつ軍人であるため身体づくりを優先したものにし味も追求したものである。

 

ティアナ「ングング!!」キャロ「ハグハグ!!」エリオ「バクバク!!」ヨーコ「ングング!!」ユミ「ハグハグ!!」ヒュウ「バクバク!!」ハルト「ングング!!」ヒロム「ハグハグ!!」

 

全員、朝早くから肉体を限界まで負荷をかけた後に真白の料理を一心不乱にガツガツ食べている。

 

早朝鍛錬、朝食の後の午前訓練は連携や戦技訓練となっている。

 

そんな内容の日々を過ごしながらある日に定期的な訓練の内容がしっかりしてるかなのはが新人組達の相手をして合格点に達しているかの確認を行っているが特に問題などはないようだ。

 

なのは「全員良い感じだよ、これならそろそろティアナにクロスを本格的に教えても良さそうだよ、真白くんのはあくまで基礎作りだし。」

 

真白「そこら辺はなのはの決めることで僕は下地作りをするだけなのでね。」

 

なのはと話しながら休憩スペースでお茶を楽しんでいると緊急事態を告げる警報がなった。

 

はやて『みんな、ガジェット反応と違法怪獣機にメガゾード反応あり!急いで来て!!』

 

真白「よ〜し、出番かな?」

 

真白は普通に外に出ようとするとなのはに襟後ろを掴まれる。

 

なのは「駄目に決まってるでしょ〜」

 

真白「なのはハナセー」

 

真白は棒読みのセリフでなのはに引っ張られていく。

 

はやて「と言うわけでガジェット達はなのは隊長、フェイト隊長、ヴィータ副隊長の三人でメガゾード、怪獣機はアリシア隊長、リュウジ副隊長、ヒロム隊員で行きます。良いですね。」

 

な・フェ・ヴィ・ア・リュ・ヒ『了解!』

 

呼ばれた者達は直ぐ様出撃準備に入り残りの者達は待合室などで待機していた。

 

真白(僕も別身体(デュープ)でこっそり行こうかな?)

 

ソファーに座って足をプラプラさせながら真白はそんな事を思った。

 

シグナム「真白...お前、また別身体でこっそり行こうとしているだろ?」

 

真白「さぁ、何のことやら。」

 

真白は見聞色等で内心を知られることはないのに見透かされた事に内心で驚いた。

 

シグナム「もう10年の付き合いになるのに我々がこう言う時のお前の行動を読めないとでも思っているのか?」

 

真白(あっ...経験則からか納得。)

 

シャマル「ほんとにね〜?昔からそれで好き放題するの本当にやめてって言ってるよね〜?」

 

シャマルは額に青筋を浮かべながらこの10年での真白の無茶を思い返していた。

 

真白「.......」

 

真白は目線を反らしながらガジェット&ロボ戦の映像を観ると特に苦戦も無くガジェット達は一掃しているし『ゴーバスタービート』と『ゴーバスターエース』、アニマルモードになったGT-02の連携により全機一掃した。

 

ヒュウ(本当に何したんだ、あの人?)

 

ハルト(割と気になるな。)

 

創魔の頃を知っている二人は大分やらかしたんだな〜とは思っていても具体的なことまでは知らないので結構気になっていた。

 

プレシア「あら珍しい、こういう時に貴方が何もしないって漸くあの子達の事を信頼する気になったのかしら?」

 

そんな風に二人が思っているとプレシアがまだ管理局に居ることに驚きながら嬉しそうに言った。

 

真白「え?普通に行こうと思いましたけどシグナム達がうるさくなりそうだったので大人しくしていただけですが?」

 

プレシア「貴方...いい加減あの子達のこと信頼してもいいんじゃないかしら?」

 

真白の言い分にキレて魔力を吹き出るプレシア、その余波に反応して真白も超魔力で防壁を作り防御する真白。

 

吹き荒れる二つの魔力の激突にその場にいる者達は踏ん張っている。

 

ヒュウ「くっ!」

 

ハルト「うぉっ!」

 

二人は闘気を足に纏わせ歩法『文曲』で足元を固定して踏ん張った。

 

残る全員も似たような方法で対応した。

 

取り敢えずは全員帰還してこの状況を目撃何とか食い止めて真白は隊長女性陣から説教を食らう羽目になった。

 

真白「解せぬ」

 

なのは「ねぇ?ホントにこういう所だよ?」

 

フェイト「何で分かってくれないの?」

 

真白「暇だから一人で暴れたい。」

 

殺し合いや戦争()今も普通に嫌いだがそうじゃないガジェットのような周囲を気遣ってただ壊したりすれば良い戦いなどは問題ない真白なのである。

 

アリシア「へぇ〜?」

 

はやて「ほんまに何でわかってくれへんかな〜?」

 

アインス「そうですよ?」

 

ツヴァイ「本当に二度と止めてくださいね?」

 

シグナム「そうだぞ。」

 

シャマル「お願いよ。」

 

ヴィータ「あぁそうだぜ。」

 

真白「嫌なら放ってくれても良いんだよ?寧ろ放って下さい。」

 

女性陣『それはないし嫌だよ。』

 

真白「え〜」

 

スバル達【いや本当に昔何があったの?】

 

真白達のやり取りを見て心の底から真白の過去が気になった模様。

 

プレシア(じゃあ、私から説明させてもらうわね。他の人達には秘密よ?)

 

スバル達【はい!】

 

真白(待てぇぇぇぇぇい!!!人の過去を勝手に話すんじゃあない!!)

 

プレシア(あら?ヒュウとハルトは貴方が後見人をやっていたのでしょう?なら二人には言ってもいいわよね?)

 

真白(ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!!)

 

結局プレシア経由で過去のやらかし全般をバラされる真白であった。

 

プレシア「それでね、虚数空間に落ちた私とアリシアを抱えて生身で虚数空間から脱出したのを〜」

 

スバル「えぇ....」ティアナ「ちょ、超人過ぎる......」エリオ「凄いですね....」キャロ「まだ9歳ですよね?」

 

スバル達は驚いているがフェイトの家に住んでいるヒロム達は昔聞いて知っているので特に何も言わず改めて聞くと凄いな〜程度である。

 

ヒュウ「あっやっぱりそんな感じのことしまくっていたのか。」

 

ハルト「まぁ、大方の予測はしてたからそこまで驚くことでもないか。」

 

スバル達【え?予測できるくらいには似たようなことしてたの?】

 

その後も『闇の書事件』での真白の活躍だったりを話した。

 

ヒュウ「相変わらずですね。」

 

ハルト「寧ろいつも通りで安心しました。」

 

真白の過去の事を聞いて二人は逆に安堵した。

 

真白「相変わらずとは言いますがあんまり大したことしてないですよ?」

 

真白は邪神との戦い以外の人助け等は単なる趣味の延長線でしかないので昔から御大層なことはしてない認識で居る。

 

なのは「何.......言ってるの?ちょっとこっち来ようか?」

 

しかし助けられてきたなのは達からするといい加減にその自己評価の低さなんとかしろ発言にしか聞こえないのである。

 

真白「あっ、ちょっと......ハナセー!」

 

またも棒読みで叫びながら連行される真白であった。

 

スバル達はその光景を苦笑いで見届けた。

 

その後、暫く訓練等を続けて新人組達は休暇を貰うことになった。

 

真白「さ〜て僕も休ませてもらいますよ〜」

 

元々、真白は委託魔道士なので緊急時は兎も角殆ど隊舎待機などはないので久々にオフを満喫することにした。

 

フェイト「厄介事を持ってこないでよ?」

 

真白「君等は僕のこと一体何だと思ってるんですか?」

 

なのは「何事もなく帰ってくるんだよ?」

 

真白「はいはい」

 

真白はそう言って『テレポート』で街に転移しゲーセンなどで遊んだり甘いものを食べたり本屋に行ったりしていると地下から子供サイズの生体反応を感知した。

 

真白「ん?何ですかね?」

 

気になったので転移で地下に行ってみると足を引きずりながら箱と鎖に繋がれた少女がいた。

 

???「だ、誰...?」

 

少女はこちらを警戒している。

 

真白(ん〜?なんか見たことあるような?ないような?)

 

真白は一度見たことあるな〜という感覚に陥りでも思い出せないということは似たようなものを見たから懐かしがっているだけだなと結論付けているとガジェット類がこちらに来た。

 

真白「今日はこっちですね『バリアジャケット:イクサルフリート』!」

 

真白は『ドレスアップ』の応用で衣類を戦闘服に変えさらに『バリアジャケット』を発動し戦闘服を黒に赤ラインの入った魔導士のようなローブに変化させベルトも白基調のものとなりバックルはハンドオーサーのままではある。

 

真白「さらに戦闘機人化(バトルモード)ON!フォトン・チェンジ!!」

 

そしてガジェットのAMFに対応すべく自らの身体を戦闘機人と同質の物に変化させるとローブの黒い部分が白色に変色した。

 

真白は右の指輪を変えるとバックルに翳した。

 

【エクスプロージョン!♪~ナ~ウ~!♬~】

 

躊躇いなく空間爆裂魔法でガジェットを内側から爆散させ続くヴァグラーやドロイド達は手刀の『エクスストラッシュA(アロー)』で一掃した。

 

???「アッ........」

 

少女は指輪の魔法と光の斬撃を使う、白い魔導士を見て目を少し見開いた。

 

真白「さて、この子は連れて帰ったほうが良いですね。」

 

真白は元の衣服に戻すと少女のもとに歩み寄り屈んで目線を合わせた。

 

真白「大丈夫?君のお名前は何かな?」

 

ヴィヴィオ「......ヴィヴィオ.........助けてくれてありがとう......()().........」

 

少女は自分の名を言いながら真白のことをパパと呼んだ。

 

真白「ん〜〜〜???」

 

予期せぬ呼び方に真白は珍しく困惑することになった。

 

取り敢えず真白はヴィヴィオの付いている鎖を引き千切り服を『リカバリー』『クリーン』『ドレスアップ』で肉体の状態を健康状態にまで回復させ体を綺麗にし服も新品の物にしてから地上でご飯を食べてから隊舎にヴィヴィオを連れて転移した。

 

〜隊舎〜

 

なのは「そう言えばそろそろ会議があったっけ?」

 

シグナム「あぁ、それにしても前回か前々回だったかは忘れたが乱入した真白が大暴れしたからな。今回は穏やかに済めばいいが。」

 

フェイト「あはは......」

 

シグナムはあの時の真白の大暴れを思い出しフェイトは苦笑いしていると見覚えのある転移魔法陣が出現して真白が転移で帰っていた模様。

 

真白「みんな〜帰りましたよ〜」

 

はやて「あ、まーくんおか...え....り.......」

 

帰ってきた真白を見て喜ぶ一同であったが真白のズボンを摘む幼女を見て固まった。

 

ヴィヴィオ「ねぇねぇ、このお姉ちゃん達、誰ぇ?()()?」

 

女性陣【......はぁ?】

 

幼女の発した単語に女性陣の声のトーンがひどく冷たくなった。

 

真白「一応、弁明させてもらいますけどこの子が何か地下水道でガジェット類に追われてたから助けただけですからね!!後、これ!この子と一緒に合った『レリック』!」

 

真白は説明してレリックの入った箱を亜空間から出した。

 

はやて「むっ!現物出されたら嘘は言ってへんな、取り敢えず聖王教会とも連絡取るからその子のことは後できっちり聞くで。」

 

真白「別に何もないんですよね......聖王?」

 

真白は聖王の単語を聞きヴィヴィオを改めて見た。

 

真白(あっ.....誰かに似ていると思ったらオリヴィエの愚娘にそっくりじゃん、子孫が何かかな?)

 

真白は首を傾げている少女がかつて合った自己犠牲王女様にそっくりだと気づいた。

 

待合室でヴィヴィオと一緒に足をプラプラさせながらプラモンスターを呼んでヴィヴィオと一緒に戯れた。

 

なのは「取り敢えず、聖王教会の病院で検査だって。」

 

真白「そうですか、じゃあ僕も付き添いでいきますか。ヴィヴィオ、行きますよ。」

 

ヴィヴィオ「うん」

 

真白にてくてくと着いていくヴィヴィオ。

 

 

真白達は聖王教会の病院に転移してヴィヴィオの検査をさせている。

 

真白は終わるまで売店に来て商品を眺めていると兎のぬいぐるみが目に入ったのでヴィヴィオの為に買った。

 

ヴィヴィオ「パパ〜!」

 

検査が終わり真白を探していたヴィヴィオは真白を見つけると走って抱きついてきたので優しく抱きしめ抱えると頭を撫でた。

 

真白「ヴィヴィオ、お疲れ様です。はい、これプレゼント。」

 

ヴィヴィオ「わ〜い!ありがとうパパ!大好き〜!」

 

ヴィヴィオはぬいぐるみを貰って大喜びして真白に頬ずりした。

 

なのは(ねぇ〜本当に誰との子なの?)

 

真白(だから、僕は誰とも作ってませんよ!僕のクローンが作られているなら別ですけど!!)

 

なのは(......へぇ、てことは罪を認めるんだぁ?)

 

真白(どうしてそうなるんですか!?遺伝子検査では僕との関係はないってわかるのに!?)

 

なのはは真白の過去のやらかしから有罪(ギルティ)と判断するが真白は無罪だと主張する。

 

なのは(ん〜?それはそうなんだけどね〜)

 

なのははそれはそうと思いつつヴィヴィオが懐いている理由がわからないのだ。

 

真白(もしやオリヴィエの僕のことが好きっていうのが遺伝子に受け続けられているとかないよね?)

 

真白は嫌な予想が頭を過ぎった。

 

なのは「え〜とね、ヴィヴィオちゃん一つ良いかな〜」

 

ヴィヴィオ「な〜に?お姉ちゃん。」

 

なのは「どうして、真白くんのことパパって呼ばの?」

 

ヴィヴィオ「......?パパはヴィヴィオのパパだよ?」

 

なのは「う〜ん?そう......」

 

真白「ヴィヴィオ、パパと一緒になのはお姉さんとも遊びましょうか。」

 

ヴィヴィオ「うん!」

 

真白となのはは中庭でヴィヴィオと三人で遊んだりして仲を深めた。

 

真白(暫くはこの子のパパ代わりをやってみますね。)

 

なのは(わかった、でも本当のお父さんたちが見つかったらちゃんと返せる?真白くん、自分の庇護下の子に手を出させると滅茶苦茶暴れるし.......)

 

真白(ぜ、善処します。)

 

取り敢えず、ヴィヴィオは一旦管理局機動六課の隊舎にて預かることになった。

 

スバル達【いや、何で休んだら今度は父親になってるの?】

 

真白「知らん、そんなのは僕の管轄外だ。」( ー`дー´)キリッ

 

待合室でヴィヴィオと一緒にいるところをスバル達に見られたので事のあらましを伝えた。

 

ヴィヴィオ「ねぇねぇ()()このお姉ちゃん達、誰?」

 

ヴィヴィオは真白となのはと遊んでいたら仲良くなり真白が冗談で母親みたいと言ったらヴィヴィオがママと言って懐いてしまった。

 

なのは「え、え〜とママのお友達だよ!」

 

なのはは小さい子の相手の仕方をよくわからないので四苦八苦していた。

 

その後、フェイトがヴィヴィオの法的な意味の後見人になった話をしてヴィヴィオが?マークを浮かべるがもう一人のママだよと真白が伝えるとヴィヴィオはなのはママとフェイトママと呼ぶようになったので後日六課女性隊長陣による血で血を洗う戦争が発生した。

 

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ミッドチルダビル街

 

エンター「う〜む?ムッシュ、スカリエッティの頼みで探していますが中々見つかりませんねぇ〜?はてさて何処にいるのやら?」

 

夜の高層ビルの屋上で協力している手前エンターは手を貸してパソコンに映る監視カメラなどの情報を精査している。

 

ヴァグラー「ギギっ!」

 

すると人海戦術がてら生み出し監視カメラなどがない場所に派遣していた1体のヴァグラーが現れた。

 

エンター「おや?どうしてあなたがここに?貴方の担当は地下水路だったはずでしたが?」

 

ヴァグラー「ギギギ!!」

 

ヴァグラーは自身の見聞きした情報データを送信する。

 

エンター「おやおや、これは厄介な......」

 

パソコンに送信された映像と音声データには目標物に接触した真白がヴァグラーとガジェット群を魔法で一掃している物だった。

 

エンター「これは......戦闘機人?」

 

エンターはパソコンを操作して黒のバリアジャケットから白色に変化した後の真白の状態が戦闘機人と同質の物であると解析、理解すると眉を顰めさらに音声データを解析すると目標物が真白にパパと呼んで懐いてしまったのでエンターは真白をよく知るガンガディアに連絡を入れた。

 

ガンガディア【エンター、どうしました?】

 

エンター「すみませんね、実は........」

 

エンターは事のあらましを詳しく説明した。

 

ガンガディア【.........それは、我々がスカリエッティに与していることを彼に知られると確実に逆鱗に触れて飛び火してきますね。取り敢えず、その少女を回収するなら我々が関与していないように見せることが得策です。】

 

ガンガディアは真白の性格からその少女に手を出すと憤怒を爆発させて敵を全て殲滅せんがために異界にまで突撃してくるのを過去の経験から正確に予測した。

 

エンター「分かりました、ではまた何かあったら連絡いたします。」

 

ガンガディア【えぇ、貴方の無事を祈りましょう。】

 

エンターはガンガディアの言葉を聞いて連絡をきった。

 

エンター(はてさて、彼を出し抜けるかそれが何よりも大事ですね。一度、策を練り直しますか。)

 

エンターはガンガディアからの情報と今までの真白の行動パターンからヴィヴィオを回収する策を練るためにスカリエッティに目標は機動六課に保護された事を伝える。

========================

 

一方その頃狙われているヴィヴィオと真白達はと言うと

 

真白「Zzz.........」ヴィヴィオ「スヤァ.........」フェイト「スゥ.......スゥ........」なのは「スゥ~..........ハァ~.........」

 

大型ベットで家族で一緒に安らかに眠っていた。




予告『Episode24:白の賢者は決戦の刃を研ぎ澄ます。』次回も楽しみにしてください。

ここまでの閲覧ありがとうございます。よろしければ感想・高評価どうぞよろしくお願いします。


真白のバリアジャケットはイナイレのイクサルフリートのユニフォームで手袋やベルト、中のインナー類などは双星の陰陽師の狩衣類を参考にしています。
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