星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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お待たせしました、第24話どうぞ。


Episode24:白の賢者は決戦の刃を研ぎ澄ます。

真白となのはは早朝から起き身支度を始める。

 

ヴィヴィオ「ん......ゔぅ.......」

 

ヴィヴィオは真白を抱き枕のようにして寝ていたので何の感触もなくなって手を空に彷徨わせ始めた。

 

なのはと真白はそれに気づきまだ寝ているフェイトの方に移すとヴィヴィオは落ち着いてまた安らかな寝息を立て始めた。

 

今日は新人組達の早朝訓練はないのでなのはと真白は早朝ランニングをすることにした。

 

なのは「久しぶりだよね、真白くんと2人きりでこうやってランニングとかするの。」

 

真白「まぁ、そうですね。基本的に3人以上で過ごしていますからね。」

 

真白は普段からアリシア達もいるのでなのはと2人きりで何かをするのはここ数年なかった。

 

ランニングを終えて隊舎に戻るとヴィヴィオとフェイトも起きて散歩をしていた。

 

ヴィヴィオ「パパ!なのはママ!おはよう!」

 

真白「おはよう、ヴィヴィオ。」

 

なのは「ヴィヴィオ、おはよう。」

 

なのははヴィヴィオの手を繋ぎ真白も一緒に食堂に向かった。

 

基本的に真白は緊急事態に備えての最終戦力なので余程のことがない限りは基本的に訓練の手伝いだったり軽めのマシン整備だったりと普段の仕事量はそこまで多くないので『デュープ』で数を増やして手早く終わらせて浮いた時間は自主練とヴィヴィオの遊び相手になっている。

 

ヴィヴィオ「できた!」

 

真白「ヴィヴィオ、上手ですよ。」

 

ヴィヴィオは真白が衣類などを畳んでいたので手伝いをしてタオルを綺麗に畳んだので真白は上手と褒めた。

 

因みに護衛で狼形態のザフィーラもいる。

 

 

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聖王教会

 

はやて「.....これが機動六課設立の本当の理由や」

 

はやては危険なロストロギア等に対応したりするべく六課を設立したとなのは、フェイト、アリシアに説明した。

 

カリム「それと私の占いにここ数年で必ずと言っていい程同じ予言が記されるのです。それによると『古い結晶と無限の欲望が集い交わる地。死せる王の下、聖地より、かの翼が蘇る。死者たちが踊り、なかつ大地の法の塔はむなしく焼け落ち、それを先駆けにあまたの海を守る法の船も砕け落ち()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()』と」

 

なのは「それって.......」

 

フェイト「まさか」

 

カリム「ロストロギアをきっかけに始まる管理局地上本部の壊滅と......そして、管理局システムの崩壊、それを行うはかの賢者真白だと。」

 

アリシア「真白が行うって...そんな理由無いでしょ!!」

 

クロノ「落ち着け、我々もそんな訳ないと思っている。恐らく予言が混ざっているのかもしれない。」

 

アリシアは真白がそんな事しないのを理解しているので怒ってしまいクロノも分かっているため諌めた。

 

カリム「すみません、私の予言は賢者の未来予知程の精度の先読みができませんので.......」

 

クロノ「気にしないで下さい、あれがおかしいだけなので。」

 

カリムは自身の能力の不確定さを謝罪しクロノは真白の予知がおかしいだけとフォローした。

 

そしてカリムは改めてなのは達に頼んだ。

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あれから数日ほど経過して本局から技術者と追加人員としてスバルの姉のギンガと知り合いのマリーが来た。

 

ギンガ「始めまして、スバルの姉のギンガです。ヒュウとは子供の時からの付き合いです、お義父さん。」

 

ギンガはスバルから真白がヒュウの親代わりしていたことを連絡で聞かされたので未来の義父となるので挨拶をした。

 

真白「ん?僕はヒュウの親代わりしていましたが父親とかではないですよ?」

 

真白はヒュウ達を育てていたことは事実ではあれど父親とかではないため首を捻った。

 

スバル「ちょっと、ギンねぇ!何言ってんの!すみません!真白さん!!」

 

真白「ん?.....あ〜ねぇ〜......(......ヒュウ、下世話な話になりますがアドバイスとして一つ言いましょう.......)」

 

真白はナカジマ姉妹のやり取りを見ながら感づいてヒュウに念話した。

 

ヒュウ(何ですか?)

 

ヒュウは師からの念話に?マークを浮かべた。

 

真白(......やるなら姉妹丼までにしといてくださいよ?それ以上は背中刺されますから。)

 

ヒュウ(本当になんですか!!?)

 

ヒュウは真白の意味不明なアドバイスに混乱することになった。

 

その後、ギンガも交えての早朝含めた訓練はハードな物になった。

 

そして数日が経過した訓練中のことだった。

 

ヴィヴィオ「おはようございます。」

 

ヴィヴィオは訓練場に遊びに来ていてマリーとシャーリーに挨拶をした。

 

マリー「おはよう」

 

シャーリー「ヴィヴィオ、おはよう。」

 

二人も挨拶をするとヴィヴィオは訓練中の真白達の方に行った。

 

マリー「あの子、誰の子?......あっ!ザフィーラ!久しぶり!」

 

マリーはヴィヴィオに付いて疑問を浮かべながら久しぶりに会ったザフィーラの毛並みを撫でた。

 

シャーリー「あぁ、それはね......」

 

シャーリーはヴィヴィオに付いて言おうとする。

 

ヴィヴィオ「パパ〜!ママ〜!」

 

ヴィヴィオは真白となのは達を視界に入れると走り始めた。

 

なのは達も気づきそちらに視線を体ごと向ける。

 

なのは「ヴィヴィオ〜危ないよ〜転ばないでね?」

 

ヴィヴィオ「うん!.....グェ!」

 

なのはの忠告を聞いて返事をしたヴィヴィオだったがその直後に見事にコケた。

 

真白達『あっ......』

 

真白達は見事なフラグ回収に唖然とするしかなかった。

 

しかし真白とフェイトは直ぐにヴィヴィオに駆け寄ろうとした。

 

なのは「大丈夫、地面柔らかいし怪我しないような転び方だから怪我はしてないよ。」

 

真白「いや、そういう問題じゃないですからね?」

 

静止してきたなのはに流石にどうなのと渋面を作る真白。

 

なのははヴィヴィオに手を開きながら屈んだ。

 

ヴィヴィオ「マ....ママ.......」

 

ヴィヴィオはなのはに助けを求めるように涙目で言った。

 

なのは「ヴィヴィオ〜ママは此処だから頑張って自分の力で此処まで来よう?」

 

ヴィヴィオ「わ....うわぁぁ.....」

 

真白「いや、ちょっと流石に見てらんないんですけど.....」

 

フェイト「そうだよ、ヴィヴィオはまだちっちゃいんだよ。」

 

見ていられなくなった二人はヴィヴィオに駆け寄って立ち上がらせて土埃などを払って真白は抱っこした。

 

真白「ヴィヴィオ、今度からはゆっくりでいいから転ばないようにしようか。」

 

フェイト「そうだよ、ヴィヴィオが怪我したらなのはママやフェイトママ、それにパパだって悲しんじゃうから。」

 

ヴィヴィオ「うん......」

 

なのは「ちょっと、フェイトママにパパは甘すぎ〜」

 

フェイト「なのはママが厳しすぎなだけです。」

 

真白「目の前で泣きそうな子供にそれは流石に酷でしょ......」

 

真白も流石になのはの教育方針には素直に首を縦には振らなかった。

 

なのは「あはは....ヴィヴィオ、今日は駄目だったけど次は頑張ろうね。」

 

ヴィヴィオ「うん。」

 

真白「でも、自分でどうしょうもない時に目の前に僕らがいるなら躊躇わずに助けてって行ってくださいね?」

 

ヴィヴィオ「分かった。」

 

ヴィヴィオはパパからのお願いに頷いた。

 

シャーリー「あんな感じかな?」

 

マリー「あぁ、あの3人の子供かぁ〜...って、えぇ〜!!」

 

マリーは昔から三人を見てきたので何方の子供なのかと交互に見比べ始めた。

 

そして食堂で食事をしながら子供時代の話が話題となる。

 

ギンガ「スバルも昔はあんな感じだったわよね。」

 

スバル「ウェッ!いや〜あはは.....」

 

ヒュウ「確かにそうだな。」

 

スバル「もうっ!恥ずかしいからやめてよ〜」

 

シャマル「ツヴァイちゃんも昔はそうだったわね。」

 

ツヴァイ「えぇ〜ツヴァイはちゃんとした大人のレディでしたよ!」

 

シグナム「嘘つけ。」

 

ヴィータ「体は兎も角中身は赤ん坊だったじゃねぇか。」

 

ツヴァイ「うぅ〜姉さま、はやてちゃん〜」

 

はやて「さぁ〜て、どうやったかな?」

 

アインス「ふふっ、ツヴァイはどんな時でも可愛い私の妹ですよ。」

 

昔を懐かしむように話を咲かせていた。

 

なのは「ヴィヴィオ〜?駄目だよピーマン残しちゃ。」

 

ヴィヴィオ「うぅ〜苦いのいや〜」

 

フェイト「大丈夫、美味しいよ?」

 

なのは「ちゃんと食べないと大きくなれないよ?」

 

ヴィヴィオ「うぇ〜」

 

はやて「そうやで?ママ達みたいに美人にならへんで?じゃないとパパみたいなカッコいい男の人に好かれへんよ?」

 

ヴィヴィオ「うぅ〜...ヴィヴィオ、パパと一緒なら別にいいもん.....」

 

ヴィヴィオからするとパパ以外の男の人に好かれる必要はないと無意識に思っているのではやての忠告はあまり効果がなかった。

 

真白「ヴィヴィオ、嫌いなものでもゆっくりでいいから最後まで食べようか?それに僕は何でもおいしそうに食べる子が好きなので。」

 

ヴィヴィオが逃げるような発言をするので真白も間に入りヴィヴィオを諭す。

 

ヴィヴィオ「うぅ〜....」

 

ヴィヴィオはゆっくりとピーマンを口に入れ頑張って咀嚼する。

 

真白「ヴィヴィオ、偉いですよ。」

 

ヴィヴィオ「うん!」

 

真白に褒められてヴィヴィオは満面の笑みを浮かべた。

 

フェイト「あっ、ヴィヴィオ、ほっぺにご飯粒付いてるから取るよ。」

 

アリシア「いいな〜私もママになりたい〜」

 

ヴィヴィオ「アリシアお姉ちゃん、どうしたの?」

 

アリシア「あぁ〜!!違う、そうじゃないの〜!」

 

J「ふむ、アリシア達は楽しそうだな。」

 

ニック「いやいや、あれは楽しそうとかではないだろ?」

 

ウサダ「だね」

 

エネタン「全く、伊達に女の扱いに関しても世界一ですからね。あれは」

 

ゴリサキ「あはは....」

 

バディロイド達はマナトロンの入った缶ジュースを飲みながら食堂での一同のやり取りを見守った。

 

 

そして少しして本局での会議があるのだが真白は正規の職員ではなく委託魔導師なので隊舎待機でヴィヴィオの遊び相手をしている。

 

ヴィヴィオ「ん〜!」

 

現在、ヴィヴィオは真白に魔力の扱いを教えてもらっていて少しばかり扱えるようになり虹色の魔力が可視化され始めた。

 

真白「へぇ〜ヴィヴィオは虹色なんですね。僕とよく似ています。」

 

真白は全ての色を内包した混沌の魔力を掌に集めた。

 

ヴィヴィオ「うん!」

 

ヴィヴィオは真白とよく似た魔力光に喜んだ。

 

 

暫く遊んでいたら隊舎と本局が襲撃されたのでザフィーラとシャマルにヴィヴィオを預けて真白は制圧しに向かった。

 

セレネ「やっほ〜久しぶり〜」

 

分身体のセレネが気安く話しかけてきた。

 

真白「今すぐ、帰れ.....!」

 

真白は大真面目に嫌がりながらそう言った。

 

メタトロン【マスター準備は万全です。】

 

変身を済ませて『アザムクハート・リベレ』を『デュープ』で増やしカリバーモードの二刀流で構え『ガーディアン』のバックアップ装備の二機からビットを多重展開し戦闘態勢に入った。

 

セレネ「ふっふっふっ!さぁ!聞いて驚け見て笑え!これが私の新たな力!」

 

【ドライバーオン!♬〜ナウ♪〜】

 

セレネは宣言するとベルトと同じ装飾の指輪をバックルに翳してドライバーを起動した。

 

真白「.........は?」

 

真白はまさかの事態に困惑した。

 

そして左右のレバーを操作して手の装飾を左側にスライドしてドライバーに詠唱させる

 

【シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!】

 

セレネは左中指に黒い宝石のついた指輪をつけて上部のマスクのような金縁のパーツを下ろした。

 

セレネ「変身!!」

 

左の指輪をドライバーに翳し魔法を発動させる。

 

【チェンジ!♬〜ナウ♪〜】

 

目の前に黄金の魔法陣が展開されセレネの体を通過すると黄金の魔導衣が纏われた。

 

セレネ「確か......この姿の名をこう言ったかしら.......そう!『仮面ライダーソーサラー』!!」

 

金色の魔力と禍々しい暗黒神気を身に纏い『ディースハルバード』と自身のデバイス『メサイア』を展開して構える。

 

真白「にゃろう.......」

 

真白は喜んでいる場合ではないが全力でこの場を鎮圧しようと力を練り上げてセレネを迎え撃った。

 

 

その頃、地下通路を新人組達は隊長陣にデバイスを届けようと大急ぎで爆走していると前方から戦闘機人が襲撃してきたのでデバイスを持っているスバル達を先に向かわせて他が足止めに徹していたら突如圧倒的なプレッシャーが発生した。

 

 

ドウコク「おいっ!人形共よぉ.....そいつらは俺達で遊ばせてもらうから他の相手してろよ。」

 

ダゴン「死にたくなければ言うことを聞いてもらおうか。」

 

硬質な鎧武者のような怪人と魚人の姿をした怪人が隙間と転移門から現れた。

 

ヒュウ「ドウコク!」ハルト「ダゴン!!」

 

ドウコク「よう!久しぶりだな!この傷の借りはたっぷり返させてもらうぜぇ!」

 

ダゴン「久しいな魔槍のこの腕の借りは果たさせてもらうぞ。」

 

傷跡を擦りながらそう言うと二神は躊躇無く暗黒神気を放出して辺り一帯数kmを軽く消し飛ばした。

 

一同『どわあぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

 

軽く辺りが更地となり見晴らしが良くなった。

 

ドウコク「どうしたどうした?もう終わりなんてねぇな?」

 

ヒュウ「くっ!当たり前だ!!」

 

ヒュウ達は咄嗟に防御に全神経を注いだため即死せず何とか防ぐことができた。

 

ダゴン「くくく、嘗てのお前等ならこの攻撃は神殺しに防いでもらってたのを考えたら貴様らも新たな力を得ているようだな。」

 

ダゴンはヒュウとハルトが魔力を身に纏っているのを見て楽しくて仕方ないようだ。

 

ヒュウ「済まない!そっちの奴らは任せる!」

 

ヒロム「分かった!」

 

ヒロム達は戦闘機人達の相手に集中することにしてこの場から引き剥がした。

 

ハルト「行くぞ!」

 

ヒュウは魔剣をハルトは魔槍を構え其々の相手に向かっていった。

 

本局でもハッキングとガジェットの襲撃により機能が麻痺を起こしていた。

 

はやて「邪魔や!」

 

はやて達は魔力が使えない状況でも問題なく分厚い金属扉を素手で破壊して外に出て迎撃した。

 

事態は完全にテロリスト側が優勢だった。

 

 

真白(セレネのやつ、分身体の力はそれ程でもないのに何で......うげっ!何か、カーバンクルみたいな魔力源が中にいるし!!後、僕が力をあまり出せないのもあるのか!!)

 

真白はセレネと互角の状況を分析すると周りに気を使っているせいで最大出力が制限がかかっているため同じく制限の掛かっているセレネの全力防御を貫けないでいてしかもセレネの中にいる魔竜に関しては封印の影響をまるで受けてないためそっちの力を全力で上乗せできるようである。

 

セレネ「ふふっ!真白は理性が強い過ぎる上に何でも出来るからお腹に槍一つ括るのも大変だよね〜」

 

セレネはそう言いながら『ディースハルバード』を振るい重い一撃を叩き込む。

 

真白「ほっとけ!」

 

真白は武装硬化により漆黒の双剣とかしたデバイスを振るい片方でハルバードを受け流しながらもう片方で切り裂くが膨大な魔力により即座に修復する。

 

真白(くっそ!遅滞戦闘かよ!だっるい事してくるなよ!.....いや、こいつの性格からすると長く楽しめる戦いは当たり前か。)

 

真白はセレネの時間稼ぎのような戦い方に一瞬疑問を覚えたがそもそもこいつこういうやつだったからやるなと意識を切り替えた。

 

地上には『ガーディアン』のビットによりガジェット達は一掃中で火災に対しては水を操るコレクション等の能力でビットから放水したりして消火活動を並行して行っている。

 

更にセレネの攻撃が地上に行かないようにビットを用いてバリアを張り自前の結界を重ねがけする事で被害を出さないようにしているがそのせいで攻めあぐねているのも事実である。

 

セレネ「まぁ、私はあの()()()()()の計画とかどうでもいいけど真白と遊べるなら何でも良いけどね。」

 

真白「.......スイカバー?」

 

真白はセレネの口から出た単語に疑問を浮かべたが直ぐに振り払い黒の双剣を構え『竜闘気(ドラゴニックオーラ)』をメインにしてエネルギーを練り上げて身に纏った。

 

セレネ「ふふふ、私の可愛い魔竜『ファフニール』の力見せてあげるわ。」

 

セレネは不敵に笑い魔力と暗黒神気のだけでなく額から竜の紋章を光らせた。

 

真白「.......まじか〜」

 

流石にそれも模倣(コピー)されているとは思ってなかったので唖然とするしか無かった。

 

互いの『竜闘気(ドラゴニックオーラ)』のぶつかり合いに大気が焼け焦げ始め爆発した。

 

真白「(さて、僕が今まで習得してきた戦技で奴に有効打を通せるものは斬撃の極みの『一つの太刀』これは異能などが介在しない純粋な剣術の極致とも言うべき技で情報が少なすぎて神殺し時代(創魔の頃)では習得できなかったですけど様々な異次元世界修正の旅の研鑽により漸く習得出来ました......ですがこれだけでは足りない。幾ら武の極致と言えど奴にとっては即再生可能なただの物理攻撃でしか無い。次に『虚実』これは自身や所有している道具の汎ゆる異能や法術を纏い一瞬だけ爆発させ速度に転換することで攻撃等の結果を強制させる『一つの太刀』の異能版とも言うべき代物、これを掛け合わしても復活出来る奴からしたらちょっと見きれなかったなで済ませられる物。『無為の一撃』、『エクスストラッシュ』等も通用しますけど後出しの創世の力で無かったことにされるから..........ずっと、昔から構想していた技がありましたがセレネを即座に仕留めるのはこれしか無いですね。)スゥ~....ハァ~........」

 

真白は『思考加速』で考えをまとめると呼吸により血流を加速して体温を上げ痣を発現し特殊な波紋を作り、気を生成、更に己の中の全ての力を錬磨していく。

 

セレネ「真白、いくよ〜!」

 

セレネは『ディースハルバード』と同じ形状した『メサイア』を構え闘気などを纏わせ突っ込んでいく。

 

しかし真白の視界は光が遅くなり色褪せ、音も置き去りになり聞こえずしかし全て見え聴こえるという不思議な状況になったが再び元の五感に戻った時にはセレネは消し飛んでいた。

 

真白「『インフィニット・ゼロ』..........って言っても意味はないでしょうけど、これで暫くはセレネもでてこれないでしょう.....はぁ〜つっかれたぁ〜まだまだ改良は必要ですけど今は雛形ができたということで良しとしましょう.....げっ!探知系能力がバグってますね。取り敢えず分かってる範囲から行きましょうか。」

 

そう言って真白は先ず、隊舎にいるガジェット類を一掃し残りの消火も終えてから本局に向かうと壊滅状態になっていたので消火活動を優先しガジェット類はなのは達が終えていたのでヒュウ達も何とかダゴンとドウコクを痛み分けに近いが撃退に成功した。

 

被害状況を確認するとギンガとヴィヴィオが連れ去られたと聞かされた後から真白は真顔になったままになった。

 

そして翌日、隊舎の瓦礫などの撤去を手伝っているとなのはと真白はボロボロの兎のぬいぐるみを発見した。

 

なのは「あ.........」

 

真白「...............ギリッ」

 

なのはは呆然とし真白は真顔で奥歯を噛み締めた。

 

その夜、屋上で真白となのはは遠くの夜景を見ながら連れ去られたヴィヴィオの事を思っていた。

 

なのは「......真白君、私.......ママ失格だよ。」

 

真白「それを言うならあの場に居て守れなかった僕が悪いんですよ...........」

 

二人は珍しく落ち込んでおり真白は不甲斐ない自分に怒り続けていた。

 

フェイト「なのは、真白........」

 

なのは「フェイトちゃん......どうしよう、ヴィヴィオが痛い思いしたりしてないかな.......」

 

なのははフェイトの肩を掴みながら涙目で弱音を吐く。

 

フェイト「なのは、落ち着いて......ヴィヴィオは必ず助けよう。」

 

真白「.......スカリエッティが何考えてるかなんてどうでもいいすけどそんな物はヴィヴィオを助けた後考えればいいですよ。二人とも行けますか?」

 

真白は優先事項と覚悟を決めると二人に聞いた。

 

な・フェ「「うん!」」

 

翌日、ヒュウとハルトの見舞いに真白は行った。

 

ヒュウ「す、すみません....創魔さん.......」

 

ハルト「ふ、不甲斐ない自分達を許してください.........」

 

真白「いや、君たちはよくやりました。ゆっくり休んでください。」

 

ダゴンとドウコクを単身で撃退した影響で戦線復帰が困難の二人を真白は労った。

 

そして来る時まで準備を進めていると各地で戦闘機人達が暴れているらしくその映像が映されるとそのうちの一つに改造されたギンガがいた。

 

スバル「ギン姉........?」

 

ヒュウ「ギンガ........!」

 

映像を見ているスバルは呆然とし映像を送られたヒュウは怒りが湧き出た。

 

そしてスカリエッティの宣戦布告の映像が流れた。

 

ヴィヴィオ「パパ.......ママ.........痛いよぉ...........わあぁぁぁぁあ........あぁぁぁぁぁぁ..........」

 

生体コアに接続され苦悶の声を上げるヴィヴィオの映像が流れる。

 

なのは「ヴィヴィオ......!」

 

なのははレイジングハートを握りしめながら映像から目を離さいでいる。

 

真白「..............」

 

真白は無言で無動作の瞬間移動で転移して『アザムクハート・リベレ』をブラスターモードにし、『ガーディアン』のビットを全て砲撃型にした。

 

真白「『アポカリプス』」

 

全ビットから高出力の光線を豪雨を絶え間なく撃ち続ける『ガーディアン』での最大技で揺り籠の浮遊機能を的確に粉砕し問答無用で地上に叩き落した。

 

 

真白「おい、スカリエッティとか言うの。テメェの夢だか何だか知らないが........喧嘩を売る相手くらいは見極めろよ?」

 

真白は揺り籠にアクセスして声を聞かせると『アザムクハート・リベレ』に膨大なエネルギーを集中させる。

 

真白「『竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)』!!」

 

蒼い流星の一撃が揺り籠に大穴を開けた。

 

真白「さぁ........開戦だ!!」

 

ミッドチルダ始まって以来の大事件の佳境の戦争はド派手に始まった。

 

 

 

========================

〜異界〜

 

スフィ「さて、あの人間は何処まで耐えますかね?賭けでもしますか?」

 

ライブ映像で叩き落された揺り籠を見ながらスフィンクスは他の魔神達に賭けでもするか?と問うた。

 

ワイバーン「いやいや、やる必要ないでしょ」

 

しかしワイバーンからすると結果の見えているのにする必要はないと返す。

 

ダゴン「愚かな.....奴の怒りを買うだけ寿命を短くするだけだと言うのに.......」

 

ダゴンは一線を越え怒りが爆発した真白の恐ろしさを知るだけにスカリエッティに呆れた。

 

ティターン「そんな事よりガンガディア、セレネ様はどうだ?」

 

ガンガディア「幸い命に別状はない、その代わりに暫く分身体を出すのを控えるそうだ、賢者創魔からのダメージが大きすぎるとのことです。」

 

ティターンはスカリエッティの安否などどうでもよくセレネの状況を友人に聞くとガンガディアは素直に答えた。

 

ドウコク「まじか.....そこまで強くなってんのかよ神殺しのやつ......まぁそうでなきゃ超えがいもねぇな!」

 

スレ「そういう問題ではないぞドウコク。」

 

ドウコクの発言にスレイブニルは呆れるが気持ちは分からなくはないと思ってもいる。

 

エンター「おやおや、皆さんどうやら彼の怒りはこちらに向かなかったようですね。」

 

スフィ「えぇ、あの人間は愚か過ぎてこちらに飛び火しないかヒヤヒヤしましたよ。」

 

エンターは無事に真白の怒りが向かなかったことを喜びスフィンクスもそれに同意した。

 

ティターン「そう言えば、あの小娘を連れて行ったのは誰なんだ?」

 

ティターンはある意味で怪物の尾を踏んだ者が気になったのでエンターに聞いた。

 

エンター「あっ、それ私ですね。」

 

一同『おいっ!!』

 

エンターのまさかの暴露に全員がツッコんだ。

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予告『Episode25:白の賢者は無限の欲望の夢を粉砕する。』次回も楽しみにしてください。

ここまでの閲覧ありがとうございます。よろしければ感想・高評価どうぞよろしくお願いします。
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