星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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お待たせしました、それでは第4話どうぞ。


Episode4:幼い賢者は魔王の一族の剣の修行を始め魔王と共に学園に通う。

早朝、真白はまだ日が出かかってもいない時間に目を覚ました。左を見ると腕を抱き枕代わりにしているなのはがいた。

 

真白(う〜ん、これは俗に言う役得と言うやつなのでしょうか?)

 

真白は腕に伝わる温もりを感じながらもいそいそと物音を立てずになのはの拘束から抜け出し部屋から静かに出た。

 

【テレポート!ドレスアップ!♬〜ナウ♪〜】

 

 

 

真白は汎用魔法の指輪(コモンリング)をバックルに翳して空間転移(テレポート)衣装変化(ドレスアップ)の魔法を使った。

 

魔法陣が身体を通過すると家の外に出て着ている服も寝間着(パジャマ)から動きやすそうなオシャレなデザインの運動着(ジャージ)に変化し運動に適したスニーカーと靴下も生成された。

 

真白「では、やりますか。」

 

真白は家の外周を走り始めた。

 

〜10分後〜

 

真白(...ふむ、予想通り...どころの話ではないですね。少し速めで走ったぐらいでもう外周を100周もしてしまうとはそれも息切れ一つしないとは...それにしても今になって気づきましたが()()()()()()もどうも奇妙と言うかなんというか普通の呼吸の仕方ではないんですよね、前世の技能の一つでしょうか?)

 

真白は高町家の外周を短時間で走るには不可能な回数を走っていたがそのおかげで色々と疑問を覚え考察に入っている。

 

真白(まぁ、記憶の方はゆっくりと取り戻していけばいいでしょう。取り敢えず今は基礎体力作りです...今のやり方だと身体に負荷をかけられないので少々工夫でもしてみますか。)

 

真白は再び走り出そうとした時ふと思いついたことを試してみる。

 

【イェス!グラビティ!♬〜アンダステンド?♪〜】

 

【ドレスアップ!♬〜ナウ♪〜】

 

重力を操る魔法(グラビティ)衣装変化の魔法(ドレスアップ)を応用して自身に高重力をかけ続け自身の服を重いものに作り替えた。

 

真白(これはこれは中々の効果が見込めそうですね。)

 

満足いく結果が出そうとわかった真白は走り込みを再開した。

 

〜20分後〜

 

真白「ふっ!はっ!」

 

真白は高重力と高重量の運動服を着たまま筋トレを行っていた。

 

走り終わった真白は回復魔法(リカバリー)()()()()を取り高町家の広い庭で筋トレに移っていた。

 

全身の筋肉を鍛えれるようなメニューを終えると精神回復魔法(リフレッシュ)で気分を晴れやかなものにすると転移でなのはの部屋に戻ってなのはを起こそうとする。

 

真白「なのは〜朝ですよ「真白くん!!」...え?どうしたんです?」

 

部屋に入ってすぐに泣いているなのはに抱きつかれて驚く真白はなのはに理由を聞いた。

 

なのは「だって!目を覚ましたら真白くんがいなくなっていたの!怖かったの!寂しかったの!いなくならないでなの!」

 

なのはは起きたら真白が忽然と消えていたことに恐怖を覚えたことを伝えた。

 

真白「...あ〜すみません、先ほどまで外でトレーニングしていたんです。書き置きの一つでも残しておけばよかったですか?」

 

なのは「...ん(コクコク)」

 

真白は書き置きを残しておけばよかったかと言うとなのはは真白の胸元で首を振った。

 

桃子「あらあら、真白君たらいくらトレーニングのためって言ってもなのはの事も考えてね。メッ」

 

真白「すみませんでした。昨日の今日で配慮が足りませんでした。」

 

その後、一階に降りてきた2人は洗顔等をやった後リビングで寛いでいたが桃子に先ほどのことを話すと真白はありがたいお叱りを受けて真白も素直に反省している。

 

士郎「まぁ、運動することは良いことなんだから悪いことでもないさ...真白君、今度で良かったら家で剣術でもやってみないかい?」

 

真白「剣術...ですか?別にいいですけども 」

 

士郎は真白をフォローしつつ剣術をしないかと誘い真白はこれを了承した。

 

なのは「真白くんがやるんだったら、なのはもするの!もう勝手にいなくなるのはだめなの!」

 

なのはもまた真白と一緒にいるために剣術をやると言い出した。

 

真白「なのはもですか?...まぁ、僕は異論はないのでないのでいいですけども。」

 

士郎「なのはもかい?それは構わないけど結構早く起きることになるけどそれでも良いのかい?」

 

なのは「大丈夫なの!!」

 

士郎「わかったよ。明日からでいいかい?」

 

真白・なのは「「大丈夫です(なの)」」

 

真白と士郎はなのはの参加に顔を見合わせるがなのはの決意に苦笑いしながらも士郎は許可を出した。

 

その後、なのはは学校に登校したが真白はまだ住民登録等が済んでいないので高町夫妻とともに資料の提出などをして生活用品を購入して帰宅した。

 

真白はなのはと一緒に寝ることにはなっているが一応、己の部屋を与えられてはいるため帰宅後に買った荷物などはそちらに置いた。

 

〜二週間後〜

 

真白はこの二週間、早朝の士郎達との剣術稽古と筋トレをなのはと共にしつつ昼は街の散策をしていたがようやくなのはが通っている私立聖祥大附属の学校の転入手続き等が終わり今日から登校することになった。

 

なのは「今日から真白くんと一緒に学校に行けるの!楽しみなの!」

 

真白「今日からよろしくお願いしますね、なのは。」

 

なのは「うん!」

 

なのはは真白といっしょに学校に行けることに大はしゃぎし

ている。

 

〜登校中〜

 

真白「...なのは?一つ聞いてもいいでしょうか?」

 

なのは「なに?真白君?」

 

真白「どうしてずっと腕にしがみついてるんです?結構歩きにくいんですけども...あと周囲からの視線も若干ですけど気になるんですけども。」

 

なのは「真白君は気にしなくてもいいの!」

 

真白「そ、そうですか...」

 

真白はなのはの返答に釈然としないと思いつつもバスに乗ったりバスから降りてそこから歩いていく間もなのはは真白の腕にしがみつくように抱きながら歩くので真白からしたら歩きにくいのである。

 

...それだけなら兎も角、周囲の真白たちと同じ制服を着ている者たちからの奇妙な視線が突き刺さるほうが気になってしょうがない。

 

...周囲の者たちは真白の容姿を見て女子はガン見、男子はなのはと一緒にいることでチラチラと見ているのである。

 

〜登校後〜

 

登校後、真白は職員室に向かい自身のクラスについて聞きに行き担任教師と一緒に行くとなのはと同じだったので事前に一緒に暮らしているなどのこと良いとして一緒にお風呂や寝ている等は言わないように釘を差しておいた。

 

真白は自身のクラスで自己紹介をしたが大人びた雰囲気や容姿も相まってか真白のことを受け入れにくいと言うか何やら微妙な雰囲気になってしまった。

 

その後、学校をなのはに案内してもらうことになったのだが基本なのはが真白にくっついて離れないのでそれはもう目立つことこの上ない。

 

真白(う〜む、これは外で無闇矢鱈に抱きつくのは控えるように言うべきでしょうね。)

 

真白は帰ったらなのはに言おうと思った。

 

すると何やら騒がしい会話が耳に入ってくる。

 

???「いいでしょう!少しくらい」

 

???「で、でも...」

 

騒ぐ金髪の少女と紫髪の少女が何やら揉めているのを見つけた。

 

なのは「...真白くん、ちょっとだけ待っててね。」

 

真白「あっはい、了解です。」

 

なのははこの光景を見て真白に一言断ってから離れると金髪の少女に近づいた。

 

パァン!

 

なのはは金髪の少女に躊躇無くビンタをした。

 

なのは「痛い?でも盗られた子の心も痛いんだよ?」

 

???「ッ!何すんのよ!」

 

なのはに叩かれた少女はなのはに反撃しようとしたがスッと真白が両者の間に入って二人の手首を掴んで止めた。

 

真白「それまでにしてください。なのは...止めたいのは分かりますけども暴力で止めるのは辞めてください。すみません、なのはが失礼なことを...ですが貴方も彼女の意思を無視したことはしないほうが良いですよ?」

 

???「...ハッ!なによあんた達!いいわ。それなら今度のテストで勝負よ!勝った方が謝る。いいわね?」

 

真白を見た金髪の少女は一瞬、呆けたが直ぐに先程と変わらぬ態度で真白に勝負を仕掛けてきた。

 

真白「...まぁ、貴方がそれで気が済むなら良いですけども」

 

真白も暴力沙汰にならない解決方法のため勝負を受けた。

 

金髪少女は真白が勝負を受けたことを聞くとどこかに行った。

 

真白「...ふぅ、あまり問題事になるようなことしないでくださいね、なのは?」

 

なのは「あはは...ゴメンね、真白君」

 

真白「そちらの方も大丈夫ですか?」

 

真白は金髪少女の姿が去ったことを確認するとなのはに注意した。

 

???「...エッ!?あっうん!大丈夫だよ。」

 

真白を見た紫髪の少女は一瞬呆けたが直ぐに返事をした。

 

真白「それでは改めまして僕は高町真白と言います、よろしくお願いしますね。」

 

なのは「私は高町なのは、兄ちゃん関係で知ってると思うけど」

 

そして、二人は紫髪少女に自己紹介をした。

 

???→すずか「うん!私は月村すずかです!よろしくね!なのはちゃん!真白くん!」

 

???「なによ!あんた達だけ仲良くなってて!」

 

金髪少女は物陰からいきなり出てきたと思ったら仲よさげにな三人に文句を言ってきた。

 

真白(え?戻ってきたんですか?...というよりも見ていたのですか)

 

真白は仲良くしたいなら素直になればいいのにと内心で呆れている。

 

???→アリサ「アタシはアリサ・バニングスよ。よろしくしなさい」

 

アリサは上から目線で自己紹介をした。

 

真白「それは構いませんけども、その態度は何とかなりませんか?」

 

アリサ「ふん、どうせアタシに勝てっこないんだから!」

 

数日後

 

なのは「真白くん、100点ってすごいね!」

 

真白「いや、まぁ...範囲は分かっていたので特に問題はなかったのもあるですけどね...ところで、バニングスさんは何点ですか?」

 

真白からすると知識記憶がやたらと豊富なので進学校の問題と言えど敵ではなかった。

 

アリサ「...88点よ」

 

真白「すみません、もう1回お願いします。聞き取れませんでした。」

 

アリサが小声で言ってきたので真白にしては珍しく意地の悪い質問をした。

 

アリサ「88点よ!謝ればいいんでしょ!謝れば」

 

アリサが頭を下げようとしたところを真白は止めて

 

真白「それでは僕たちと仲良くしてください。上から目線でも大丈夫ですので。仲良くなりたかったのでしょう?月村さんもいいですよね?」

 

すずか「うん、私はもう気にしてないよ。よろしくね、アリサちゃん」

 

アリサ「っっ!ならアンタも私たちの事名前で呼びなさい!それが条件よ」

 

真白「了承しました。これからよろしくお願いします。アリサ、すずか」

 

真白は二人のことをなのは同様呼び捨てで呼ぶことにした。

 

真白(1年でこれだとこれから先大変ですね、あと後ろからの視線が痛いです。主に男共となのはからの視線が...)

 

なのは「帰ったらO・HA・NA・SHIしよっか。真白くん?」

 

なのはは目にハイライトを消しながら真白に冷たく宣告する。

 

真白(う〜む、ここ最近になってなのはの行動がおかしいです、僕の服はなのはが洗濯したいとか言っていますし、なのはの料理食べてってまぁしっかりした料理だされますし。これは多分桃子さん監修のもとなのでしょうけどもホントにどうしたんでしょう?)

 

真白が内心で色々と考えて首を傾げた。

 

アリサ「そういえばあんた達って兄妹じゃないの?」

 

真白「いえ、僕は高町家に拾ってもらった身なんです。だから血は繋がってないんですよ。」

 

アリサ「悪いこと聞いたわね。ごめん」

 

真白「いえ、大丈夫ですよ。」

 

これが真白がアリサとすずかの二人との出会いだった。

 

〜〜〜〜

 

なんやかんやあって放課後、4人で帰宅している最中のこと

 

アリサ「...あんた、だいぶ破天荒な人生送ってるわね。」

 

真白「そうでもないですよ?3人だってなかなかの家柄じゃないですか?」

 

真白はアリサとすずかに記憶喪失であることを伝えたがアリサとすずかはどう反応すればいいのかわからずアリサがオブラートに言うが真白も3人も別ベクトルの人生送っていると返した。

 

真白(あれ?そう思うと僕っていいとこのお嬢さんたちを侍らしているクズ野郎ということになるのでは?)

 

内心で客観的事実を再確認した真白はでももう仲良くなっていますし...と思っているといつの間にか3人がいなくなっていた。

 

真白(......?おかしいですね?今の今まで話していたのに急にいなくなるなんて?...それに先程から何やら殺気のような害意のようなものを感じていましたけども...今までも視線などは感じていましたがいつもと違ったのですぐに気づけましたが何でしょうかね?)

 

真白は三人娘が忽然と消えたことに即時に思考を巡らせ考えをまとめていると急に背後にバク転をしながら思いっきり跳んだ。

 

すると先ほどまでいた場所に何かが高速で横切った。

 

真白「...まさかこの世界で...それも自分以外でその力を持っている者がいようとは思いませんでしたよ...()()()()()()()()()

 

真白は襲撃してきたものの姿を捉えると目を細めながらその名を呟いた。

 

その姿は全体にXの意匠を施された黒を基調とし金のラインで縁取られた全身鎧を纏った大男だった。

 

手には逆手に持った金色の刃の銃剣(カイザブレイガン)を振り切っていた。

 

カイザ「...神...敵...発...見...は、排...除...」

 

カイザはほそぼそとではあるが言葉を紡いだ。

 

真白(なるほど、前世からの因縁ってやつですか...困りましたが仕方がないですね...早急に片付けましょう。)

 

【ドライバーオン!♬〜ナウ♪〜】

 

真白はカイザの発言に内心で愚痴りつつもベルトと同じ装飾の指輪をバックルに翳してドライバーを起動した。

 

そして左右のレバーを操作して手の装飾を左側にスライドしてドライバーに詠唱させる

 

【シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!】

 

真白は左中指に琥珀色の宝石のついた指輪をつけて上部のマスクのようなパーツを下ろした。

 

真白「変身!!」

 

【チェンジ!♬〜ナウ♪〜】

 

指輪をバックルに翳し戦闘用変身魔法(チェンジ)を発動させて前方に魔法陣が出現する、それに身体が通り抜けると全身に白を基調とした魔法使いらしいデザインのローブを身に纏い肩からもマントが掛かっており顔には白のフードを思わせる形状のヘルメットに琥珀の仮面が出現した。

 

仮面ライダーワイズマンに変身した真白はカイザに視線を送り宣言した。

 

真白『さて、始めましょうか。』

 

本来起こることなき戦いの火蓋が切って落とされた。




予告『Episode5:幼き賢者、過去の因縁と相対し未来の覚悟を胸に宿す。』次回もよろしくお願いします。

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