星壊の白の魔王と雷光と夜天の主達は神殺しの賢者と共に歩む   作:クロにくる

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お待たせしました、第7話どうぞ


Episode7:幼い賢者と魔王は雷光と再戦する。

トレーニングメニューを一新してなのはは鍛錬して原作スペック(元来の才能)に加え異界の技術(真白の戦技)を少しずつではあるがものにし始めメキメキと実力を上げている。

 

真白(...知ってはいましたが凄い資質ですね。前世で出会えてたらどれほど良かったことか...いや、だからこそ彼女と出会えたんですね。)

 

真白は前世で出会えてたら良かったな〜と思いつつもそれはありえないと割り切り自身の修行も並行して行なっている。

 

具体的には分身体(デュープ)の同時精密操作できる数を倍以上にできないかあーだこーだ試行錯誤しながら高町家にある己の自室で武器開発や研究を自身の鍛錬と同時に行なっている。

 

今も闘気を最近作った金色の両刃剣(デュエルボンドソード)に纏わせて地海空の戦技『地壊閃』『破海閃』『裂空閃』と言う(恐らく前世の自分が『アバン流武器殺法』をベースに魔改造して作った技達)を統合して放つ『勝利齎す閃光の一撃(エクスストラッシュ)』のアロー版を的に放ち粉々にした。

 

ユーノ「...常々思っていましたがそれ魔力ではないですよね?」

 

真白「そうですね、これは闘気と言って、まぁ生命エネルギーそのものを放出、操作して魔法じみたことができる代物です。」

ユーノ「生命エネルギーの放出って...それ大丈夫なんですか?」

 

真白「要は走ったらいずれ疲れるのと同じ原理なんで一発ですっからかんになるような使い方さえしなければ休めば回復しますので。」

 

ユーノ「あっ!そうですか。てっきり寿命削るようなものとばかり。」

 

真白「それを言ってしまったら生きていることそのものが寿命削る行為じゃないですか。」

 

ユーノ「あ〜確かにそういう考えもあるんですね。それは他の人も使えるんですか?」

 

真白「一応、やり方自体は確立しているんですけどまだまだ安定して習得可能かに関しては当人の資質次第なところが大きくて将来的には才能関係なく鍛錬で習得できるレベルにまで難易度を落とし込めたらいいなと思っています。」

 

ユーノ「へ〜確かに誰でも覚えれたら色々と便利そうですね。」

 

ユーノは闘気の概要を見聞きしたがそれを汎用技術化できれば魔道士であれば自身の魔法と併用しながら接近戦をこなせたり普通の人間でも超人じみた戦闘力を獲得できる凄まじい技能であると感心した。

 

そして真白はなのはに闘気等の技術を教えており今も瞑想して己の生命エネルギーを感じ取るところから始め魔力の操作も並列して行なっている。

 

なのは「う〜なんとなくだけど魔力とは違うものを感じれるのはわかるけど上手く操れないの。」

 

真白「まぁ、誰だって最初はそんなものですよ。むしろ感じれるだけ凄いです。これからゆっくり磨けば大丈夫です。体得できればできることが増えますよ。」(と言うよりかは邪神が何故かなのはを目の敵にしてるので防衛手段は多いに越したことはないですからね。他の技術も仕込めれそうなら仕込んでおきましょう。)

 

暫く瞑想させた後心肺強化トレーニングを行い全集中の呼吸と波紋の呼吸の合わせ技の鍛錬に移行した。

 

なのは「す〜〜は〜〜ケホッ...またうまく行かないの。」

 

真白「う〜ん?まだ身体が出来上がってないので仕方ないですが形は問題ないので鍛錬を続けていけば習得できますよ。」

 

なのは「うん、わかったなの!」

 

真白は呼吸一つとっても強くなるためには妥協は許さず特にデメリットもなく身体強化が行え更に緊急時に即座に止血や怪我の治療が可能な技能など教えておいて損はないので基礎と概要を教えそれを実践してみせたのでなのはも形から真似たが真白は少々ではつかない長さの事情で内臓含めた強靭な肉体を持っている。

 

なので幼い身体ながら負荷のかかる呼吸術を使えるがまだなのはは幼いので完璧に呼吸と闘気等は扱いきれないでいる。

 

取り敢えず、覇気含めた体術面は日々の修練と時間が解決するので今は基礎と概要だけ学ばせて魔法面の鍛錬を優先させることにした。

 

〜1週間後〜

 

学業や交友関係などを疎かにせずに修行とシード回収も並行してこな...そうとしたがシードの方は探してもあまり見つからなかったので2日目が経過した後は修行の方をメインにしていた。

 

そんなこんなで1週間が経過して真白たちは高町家の連休でよくある温泉旅行に行っている。

 

今回は月村家とアリサも合同で一緒である。

 

着いて部屋に荷物を置いたあと温泉に行ったがここで少々トラブル?が発生した。

 

ユーノ(真白さん!お助けください!!流石に無理です!!)

 

真白(いや、彼女たちがいいって言ってるので僕からは何も言えませんって....)

 

そう、フェレットのユーノがアリサ達に捕縛され女子風呂の方に連れて行かれそうになったので真白も最初は自分が男湯に連れてこうとしたがアリサ達によって却下された。

 

真白(...すみません。ユーノ、骨は拾いますので。)

 

ユーノ(ま、真白さ〜ん!!)

 

真白は心の中で敬礼をして死地に行くユーノを見送り自身は男湯でゆっくりと日々の修行の疲れを癒す傍らガルーダ達にこの周辺にジュエルシードがないが探索させている。

 

風呂から上がって浴衣に着替えて出るとなのは達も丁度出てきたので一緒に部屋まで戻ろうとすると温泉に入ろうとする他の客と思わしき大人の女性がやってきた。

 

???「はぁ〜い、おチビちゃんたち!」

 

ま・な・ア・す「「「「???」」」」

 

4人は見知らぬ女性にいきなり話しかけられて困惑している。

 

???「貴方ね〜うちの子にちょっかいかけてるって言うわっる〜い子は?」

 

そして女性は真白を視界に捉えると前屈みになって真白と視線を同じにした。

 

真白「...え〜と、どちら様で?」

 

真白は一応知って入るが念の為に確認を込めて質問した。

 

???「う〜ん?そうね、お姉さんと一緒に来るって言うなら話すわよ〜?」

 

女性は色っぽく身体をくねらせて真白を挑発した。

 

アリサ「ちょっと待ちなさい!あんたいきなり何言ってんの!!」

 

アリサは真白を庇うように前に出てすずかとなのはは両腕にしがみつくように抱きつき女性を牽制する。

 

3人は女性の胸の大きさと自分らの周りには居ないタイプの性格の美人が真白を逆ナンしようとしてるとしか思えない状況に瞬時に連携した。

 

???「あらあら、うちのコだけじゃなくて他にも?ちょ〜と悪い子過ぎない?......あんまりちょっかいかけてるとガブッといくよ?......まぁ、でもあの子と仲良くする分には全然いいからね〜じゃあね〜」

 

その様子を見た女性は真白に殺気を放ちつつ警告し直ぐ様態度を変えて温泉に向かった。

 

アリサ「...何だったのよ、あれ?」

 

真白「さぁ?取り敢えず旅行を楽しみましょう。卓球でもしに行きます?」

 

なのは「...もう!真白くんってばちょっとは気にしようよ。」

 

すずか「そうだね、でも今は楽しまないとね。」

 

そして、いったん部屋に戻り旅館巡りをしてくると許可をもらってから色々と夜まで遊んだりして時間を潰した。

 

夜、寝静まった時間に真白は目を覚ます。

 

真白(...ガルーダがジュエルシードを回収しました。なのは行きますよ。)

 

なのは(も〜ガルちゃん達にだけ負担を掛けちゃ駄目なの!)

 

真白はなのはに起きるように言うとなのはもガルーダ達だけに探索はやめろと言う。

 

真白(まぁまぁ、彼らも望んでやっているのですが...おっとどうやら彼女たちも来たみたいですね。ガルーダ達と追いかけっこしてます。)

 

なのは(だ、大丈夫なの!?)

 

真白(まぁ、いざとなったらシードは彼女にあげてしまいましょう。どの道何れなのはが持っている残りのシード回収のために激突するのですから他のは最悪、彼女が集め終わった後でまとめて取り戻せばいいです。)

 

ユーノ(なんというか、真白さんって結末さえよければ過程はあまり頓着しないんですね。)

 

真白(まぁ、他人の命がかかっているなら兎も角、物品などに関しては後で取り戻せますからね。)

 

真白たちは念話で会話しながら高速で森を駆けている。

 

なのは「待って!」

 

フェイト「っ!」

 

???「あら?」

 

なのはたちは到着するやいなやフェイト達の注意をこちらに向かせた。

 

ガルーダ【ピィピィ...】

 

真白「あっヤバそうだったからあげてしまったんですね、別にいいですよ。とりあえず君が無事でよかったです。むしろ彼女達をこの場に留めてくれたことを感謝します。」

 

ガルーダ【ピィピィ!】

 

ガルーダはフェイトの攻撃で移動先を誘導されて危うく使い魔に食い殺されかけたのでシードを手放して回避を優先させたようだった。

 

その事自体は真白も予想の範疇だったので足止めしてくれたことを褒めた。

 

フェイト「...前にも言ったはず、もう私の前に現れないって」

 

なのは「どうしてなの?貴方はなんでそんな事を言うの?話し合いでどうにか出来ないの?後、私はそんな事言われてないの...」

 

この前は嫉妬心から来る暴走で攻撃してしまったが今回は前回の反省から対話から始める。

 

フェイト「...彼から聞いていないの?」

 

フェイトは若干真白の方に視線を向けるのを躊躇いながらも真白に聞かなかったのかとなのはに問う。

 

なのは「知らないの、どうしてジュエルシードを集めてるの?」

 

フェイト「...やっぱりイジワルな人、貴方には関係ないわ。もうここには用はないから帰らせてもらう。」

 

RH『DivineShooter』

 

フェイトは飛行魔法で飛んで行こうとしたがなのはの魔法によってそれは防がれる。

 

フェイト「ッ!?」

 

フェイトはなのはの魔法の発動速度と威力を見て少し前にあった時とは比べ物にならないくらいに成長していることを理解した。

 

なのは「...お願い、話をしよう?......もしそれが駄目ならジュエルシードを一つ掛けて戦って私が勝ったら話す?」

 

真白(な〜んか、僕のやり口が移りましたかね?取り敢えず、逃げ道塞いで嫌でも対話させるか向こうが食いつきそうな手札を使うところとか)

 

なのはは牽制で魔弾を放ったがあくまで対話をするためであり交渉に使えるジュエルシード(報酬)を提示してこちらのテーブルに着かせる...これは真白と接する内になのはが勝手に覚えてしまった。

 

フェイト「......わかった、互いのジュエルシードを掛けて一騎打ち...彼には手を出させないで」

 

なのは「うん。」

真白は取り敢えず、結界を張り周囲に被害が出ないようにして2人の戦いを見守ることにした。

 

RH『ShootingSpireMode』

 

BD『Harkensavior』

 

なのはは『ShootingMode』を改良し金色の刃の砲身を持つ槍の形態に変形させた。

 

真白曰くなのはは長距離砲撃系の魔法を得意とする魔導師だと言うので接近された時咄嗟に槍で迎撃しつつ即座に砲撃を放てるようにこの形態をレイジングハートと共に作り出した。

 

フェイトも黒斧から光刃を展開して大鎌に変形した。

 

戦局だがなのはは『ディバインシューター』フェイトは『フォトンランサー』での弾幕戦を行なっている。

 

互いに飛行魔法で縦横無尽に空を飛び互いに有効となる位置取りを取ろうと的確に魔弾を放ち牽制しつつ本命の一撃を叩き込もうとする。

 

フェイト(...やっぱりこの前とは別人レベル、基礎の魔力操作と立ち回りが洗練されていて...この前みたいに魔力切れを狙うのも難しい......なら隙を作って一撃で仕留める!)

 

フェイトは弾幕を鎌で切り払いながら『フォトンランサー』をなのはに直接打ち込んでくる。

 

なのは「...ッ!(やっぱり強い!真白くんにここまで鍛えてくれてようやく戦えるレベルなの。落ち着いてあの子の動きを先読みするの!)」

 

なのはは『ディバインシューター』を周囲に配置しつつ槍での接近戦に切り替える。

 

ギィンッ!!

 

武器の激突が奏でる音が鳴り響き魔法戦から白兵戦へとシフトする。

 

お互いに獲物が長柄の武器であるが最短の刺突の槍と大振りの斬撃を放つ大鎌では攻撃までの動作が違いすぎるのでフェイトは巧みに大鎌を操り槍の軌道を制限しつつ石突による打撃でなのはの腕を狙っていく。

 

対するなのはも魔法戦ならともかく接近戦に関しては真白と2年近く武術を嗜んでおりしかもここ最近は前世の真白の戦技(神殺しの技術)を学ぶという魔導師としての経験値の足りなさを補って余りある程の経験をしてきているので決して遅れは取らないでいる。

 

なのはの槍が鎌を受け流して突きが放たれフェイトは体捌きで避けて返す刃で斬撃を放つがなのはは『プロテクション』で防御して槍を薙ぎ払い咄嗟に鎌を割り込ませたフェイトを吹き飛ばされた。

 

戦況はなのはが若干押しているように見えている、少なくとも真白以外にはそう写っている。

 

真白(あ〜なのは、これ大分彼女に動き読まれてますね。本来ならその一撃で決着だったのに経験値不足が出てきてますね。)

 

真白はフェイトが魔導師との戦いに慣れていることを知っているのでそれ用の立ち回りも教えていたのだがフェイト相手に戦えているという事実がなのはに良い意味でも悪い意味でも自信を与えている。

 

なのはは距離が空いた瞬間『ディバインシューター』を連射した。

 

しかしフェイトは速度強化に一瞬だけリソースを全振りして瞬間移動じみた速度でなのはの背後を取り首に鎌を当てた。

 

フェイト「...私の勝ち、約束通りにもう一つのジュエルシードは貰っていく。」

 

なのは「...なの」

 

なのはは大人しく降参してジュエルシードを一つフェイトに渡した。

 

なのは「ねぇ、貴方のお名前は何?まだ私は知らないの。」

 

フェイト「...それくらいなら彼に聞けば良い...けど変なことを吹き込まれても嫌だから自分で言う。フェイト...フェイト・テスタロッサ」

 

フェイトはなのはに正式に名乗ると使い魔のアルフとともに飛行魔法で飛んでいった。

 

真白「なのは、中々の動きと立ち回りでしたけど詰めが甘かったですね。」

 

なのは「うん...」

 

ユーノ「これだけ強くなったなのはに勝つなんて彼女はやっぱり強敵だ。シードを回収のためにも僕もできることを増やしておかないと」

 

真白「ユーノは結界系が得意なんでしたっけ?」

 

ユーノ「うん、そうだけど真白さんほどのものは出来なくて」

 

真白「そんなのは発想と運用方法で幾らでも化けます。弱くても逆にその弱さを利用すれば良いんです。」

 

ユーノ「真白さん...そうですね。」

 

そんなこんなでその後、真白たちは旅行を満喫した。




予告『Episode8:幼き賢者と魔王は戦艦に赴く。』次回もよろしくお願いします。

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