【読者参加型】仮称 ぐだぐだ内戦記   作:G-20

4 / 7
 前回で皇帝選挙が終わって南部の諸侯が離脱し始めました。
 そして今回で次々と離脱して遂に連合国が成立します。


第四話 ディヴィヌス暦1860年〜1861年 南部離脱

 ディヴィヌス暦1860年12月、シュピールカルテン公フォントルロイが帝国からの離脱と独立を宣言した。

 

 続いてディヴィヌス暦1861年1月、アドマイヤー候ツフトゥラも帝国からの離脱を公表する。

 そしてディヴィヌス暦1861年2月にはテキサス辺境伯のアイアンス・フォン・ローン選帝侯がテキサス辺境伯領評議会の決議に基づき帝国からの離脱を公表する。

 

 ディヴィヌス暦1861年2月初頭、帝国宰相府。帝国宰相ヘルマンはアイアンス・フォン・ローン選帝侯からの謝罪から始まる離脱通知を電報で受け取ると、隣で帝国宰相府職員が読み上げる電報を聞いていたヴィクトリア女選帝侯は「容易ならざる事態のようね。」と漏らすと「マリア女選帝侯に伝えてください。シュピールカルテン公らに平和的な帰参を求める役割を担って欲しいと。彼女の立場や主張であれば、彼等も耳を傾けるかもしれません。」と離脱を撤回するように説得することをマリア女選帝侯に依頼する*1

 続けて「ヘルマン宰相、シュピールカルテン公ら離脱諸侯に対する帰参要求と声明を出してください。帝国への忠誠を求め、応じなければ実力行使も辞さないと。そして発出する声明の内容だけど、『帝国からの離脱は帝国に対する叛乱であり、帝国政府はこれを容認しない。』というのはどう?」とヘルマン宰相に帰参要求の発出と離脱に対する声明の発表を求める。そして「帝都防衛と離脱諸侯への見せ札のために帝国軍の招集を始めても?」とヘルマン宰相に尋ねる。ヘルマン宰相は「声明文の文面ですが、悪くないですね。これを帝国政府名義で公表します。」と声明文についての提案を容れると、「分かりました。先ずは電報でシュピールカルテン公ら離脱諸侯に帰参を要求します。続けて帝国政府から声明文を公表します。そしてマリア女選帝侯に電報を打って離脱諸侯へ帝国に帰参するように説得を依頼します。」とヴィクトリア女選帝侯の要請を承る。そして「即位前ですし、緊急という訳でもありませんから貴女が即位為されてすぐに帝国軍を召集出来るように召集の用意だけはしておきます。」とヴィクトリア女選帝侯の問いに回答する。

 ヴィクトリア女選帝侯は「分かりました、そのように進めて下さい。」とヘルマン宰相の回答を受け入れると、「叛乱に備えて帝国海軍を増強すべきだ。」とヘルマン宰相に要求を出す。ヘルマン宰相はヴィクトリア女選帝侯の要求に疑問を抱き、「どうしてです?諸侯は艦艇を保有していませんし、彼らの用意する船であれば帝国海軍を増強するまでも無く撃破出来るはずですが。」と尋ねる。

 するとヴィクトリア女選帝侯は「離脱諸侯の領土を海上封鎖する。奴等は奴隷農場で作った綿花をブリタニア王国や帝政ガリアに輸出して稼いだ金で工業製品を輸入する産業構造だ。だから海上封鎖で奴等の綿花の輸出を止める。そうなれば奴等は武器弾薬を手に入れられなくなって叛乱を維持出来なくなる。如何に優れた銃を持っていて弾や火薬が無ければただの鉄パイプの過ぎんし、如何に優れた兵士を揃えようと銃も砲も持たぬ兵など恐れるに足らん。」と回答する。

 ヘルマン宰相はその回答に「かなり時間がかかりましょうな。」と感想を述べると、ヴィクトリア女選帝侯は「問題無い。」と言って帝国の地図を走る1本のグネグネした線を指差し「ミシシッピ川を制圧する。奴等はミシシッピ川で東西に分断されて食糧にも事欠くことになる。これで奴等はチェック・メイト(詰み)だ。」と言ってのける。ヘルマン宰相はヴィクトリア女選帝侯の回答に「参りましたな。こうなっては叛徒共も内紛で自壊致しましょう。」と讃える。しかしながらヴィクトリア女選帝侯は「私なら自壊する前に攻める。攻めて攻めて、ブリタニア王国辺りの仲介で講和して勝ち逃げする。帝国を相手取っての戦後が大変だろうが、他に勝ち筋はあるまい。尤も、帝国軍を正面から撃破してさらに追撃まで行い得る軍の編成が難事だろうがな。」と対応策を述べると「尤も、我が方が帝国軍を召集して攻める必要のある要地に築城し、そこに籠城すれば攻めても攻めきれないだろうがな。」と対応策への備えを述べる。かくして皇帝ヴィクトリアによる離脱諸侯対応の基本方針は決せられる。

 

 同日、帝国西部にあるマリア女選帝侯の邸宅。「マリア様、帝国宰相府からマリア様宛の電報です。」帝国宰相府からマリア女選帝侯宛の電報が届いたとメイドがマリア女選帝侯に知らせて来た。マリア女選帝侯は「何かしら?」と届いた電報を確認すると、「私に、シュピールカルテン公ら離脱諸侯を平和裏に説得して帝国に連れ戻して欲しい、ね。良いわ。『このマリア辺境伯、平和的に問題を解決して見せましょう。』と返信して。」とメイドに命じる。そしてマリア女選帝侯はシュピールカルテン公宛に電報を打ち始める。

 

 同日、サウスカロライナ、シュピールカルテン公の邸宅。そこでシュピールカルテン公フォントルロイは帝国宰相府からの帰参要求を手に怒りを覚えている。「ヘルマンの色呆けジジイめ!あっさりと小娘に籠絡されおって!」シュピールカルテン公フォントルロイの怒号が邸宅に響く。そこに「シュピールカルテン公、帝国政府から、『帝国からの離脱は帝国に対する叛乱であり、帝国政府はこれを容認しない。』との声明が出された由。」という報告が届き、火に油を注ぐ。シュピールカルテン公フォントルロイは「儂等が叛乱じゃと!?道理と帝国の法*2に叛いたのはあの小娘の方ではないか!」と怒鳴りつける。そして「アドマイヤーとローン、それにハインリヒ公とマリアめを呼べ!」と使用人に指示を出す。すると「マリア辺境伯より電報です。『分断と流血を招くような行いを慎み、帝国に戻ってきてください。』などと言ってきています。」という報告が返ってくる。予想だにしない報告を受けてシュピールカルテン公フォントルロイは「マリア!あやつ裏切りおって!*3裏切り者は消さねばならぬ!」と怒鳴る。そこに「ローン辺境伯が帝国宰相府を訪問する由。」と報告が入る。シュピールカルテン公フォントルロイは「ローンめ!貴様も裏切るつもりか!」と怒り狂う。そして「急ぎ兵を集めろ!」と命じる。

 

 同日夕刻、ジョージア、アトランタの下町。とある酒場。

 その酒場は今日も今日とて賑わっている。工場労働者が仕事終わりの一杯を楽しむべく酒場に繰り出しているからだ。街の外を見やれば綿花畑に篝火が灯っていて、鞭を打たれながら働いている黒い人影が動いている。しかしながらこの街の住民はそれが自然の摂理に従う風景だと信仰していて、彼等が鞭を打たれながら綿花畑で働いている黒い人影を思うことは一切無い。

 そんな酒場で1人の少女がディアンドルを着て働いている。いや、彼女を少女と呼ぶには些か艶が少ない。それもそのはず彼女は24歳である。にも関わらずその低身長が災いして彼女が年齢通り見られることは殆ど無い。何しろ彼女が酒場に居るのは酒場で働くからという身も蓋も無い理由であるからだ。彼女はよく働いている。

「はいこちらエールでございます。」「応よ!」「ご注文のスターゲイジーパイでございます。」「来た来た。」「ウヰスキーをご注文の方。」「私だ。」「ビーフジャーキーはこちら。」「かわいいね♪(頭ナデナデ)」「子供扱いするにゃー!」

 偶にマスコット扱いされている。

 その一方で彼女に飲み比べを挑む猛者(彼我の実力も読めないアホ)もいて何人か酔い潰れているのもここではよくある光景だ。そんな彼女だが、実は帝国軍の予備役中佐である。熱心な仕事振りから昇進こそ早かったものの、彼女の戦闘方法は正統派の(時代遅れな)将軍たちからの受けが悪い上に重度の偏食も重なって中佐に昇進して間もなく退役することになってしまう。

 退役後彼女はこの酒場の手伝いをしながら傭兵として逃亡奴隷狩りや不正規戦に従事して生計を立てていて、つい先日ジョージアの奴隷農場主からの依頼で行ったタンネンベルク選帝侯領への遠征から戻ってきたばかりである。但し遠征そのものは遠征先にいた有色人種は全員タンネンベルク選帝侯領軍予備役兵であったため空振りに終わったものの、タンネンベルク選帝侯領行きの地下鉄道のルート特定に成功したため再度の遠征の準備を行っている。

 そこに「家令様はこんなところに頼りになる傭兵がいると仰せだが、本当なのだろうか?」と言いながらこの酒場ではとっても浮く豪華な格好でシュピールカルテン公の家人がやって来る。当然「おう、兄ちゃん。こんなところに何の用だい?」と他の客に絡まれる。シュピールカルテン公の家人は「ヴィニートゥル卿という、頼りになる傭兵がここにいると聞いて来たのだが、その方等、何か知らぬか?」と素直に尋ねる。

 その問いに他の客は「あいにくだが、傭兵を使うような御身分では有りませんのでね。」と素直に答える。シュピールカルテン公の家人は「そうか。」と肩を落としながら言うと、他の客が「まあまあ、一杯どうだ。」と誘いシュピールカルテン公の家人が答える前に「かわいいセルペンちゃん、このあんちゃんにエール1杯頼むわ。」と注文する。セルペンちゃんと呼ばれた少女は「だから子供扱いするなー!」と憤慨しつつエールをシュピールカルテン公の家人のところに持って行く。そうして彼女がシュピールカルテン公の家人にエールを運ぶと、シュピールカルテン公の家人はもしかして、彼女がヴィニートゥル卿か?と思い彼女の顔をじっと見る。すると彼女は「何かしら?人の顔をそんなにジロジロ見て。」とシュピールカルテン公の家人に詰め寄る。そして「今は農場主の依頼でタンネンベルク選帝侯領辺りに逃げ込んだ逃亡奴隷を連れ戻すために色々準備しているところよ。用があるならその後にしてくれる?シュピールカルテン公と言えども順番は守ってもらうわ。」と言い放つ。そこに依頼主が金銭持参でやって来て、「我々は帝国から離脱して独立することになった。従って今の依頼は中止とする。こちらの都合故に違約金をこちらで支払うから受け取って欲しい。」と言ってきた。彼女は「承知した。」と答えると、元依頼主は続けて「帝国を牛耳る小娘がは我等の離脱を叛乱などと抜かして南部への侵略を始めようとしている。そこで我等はシュピールカルテン公の下知に従い兵を挙げることとする。故にシュピールカルテン公に参集して欲しい。」と言い出した。彼女はシュピールカルテン公の家人を向いて「今の話、本当なの?」と尋ねる。シュピールカルテン公の家人は「ああ、その件でシュピールカルテン公はヴィニートゥル卿を傭兵として傭いたいと仰せである。」と答えると、セルペン・フォン・ヴィニートゥルは「そうね。」と言って報酬の交渉を行う。

 

 ディヴィヌス暦1861年2月上旬、ローン辺境伯は自領の分離派を抑えきれなかったことに対する謝罪と故郷ヴァージニアを戦火から守る交渉のため帝国宰相府を訪れる。

 ヴィクトリア女選帝侯はローン辺境伯の謝罪を受け入れると「ローン辺境伯、もし叶うのであれば、卿1人でも良いから帝国に帰参して欲しい。」と帝国への帰参を要請する。ローン辺境伯は「ヴィクトリア女選帝侯、私は故郷ヴァージニアを戦火から守りたいと考えている。もし私が帰参することでヴァージニアが戦火から守られるのであれば、卿の頼み通り帝国軍将校として奉職しよう。」と答えると、ヴィクトリア女選帝侯は「正直に言うと、ヴァージニアを戦火から守るのは厳しい話だ。というのも我が帝国軍は此度の叛乱への対応として海軍による海上封鎖とミシシッピ川の制圧を計画していて、東部戦線は帝都防衛に徹する方針であるからな。自然、帝都のすぐ南にあるヴァージニアは叛徒の策源地にされることだろう。ヴァージニアが叛乱に参加しないなら叛徒はヴァージニアを攻撃するだろうし、参加するなら海上封鎖の対象となりその後に帝国軍による攻撃が行われよう。」と正直に答える。ローン辺境伯は「そこを何とかして戴くことは出来ませんか?」と無理を承知で食い下がるが、ヴィクトリア女選帝侯は「すまんが、現状の帝国ではミシシッピを攻めながらヴァージニアを守るのは無理だ。そしてヴァージニアとカロライナの間で守ろうとすれば叛徒は恐らく西部戦線から迂回して攻めてこよう。それに下手を打てばヴァージニアも抜かれる。そうなれば叛乱は成功し、帝国が崩壊する。それで喜ぶのは旧大陸の連中だけだ。」と謝罪しながら現状を説明する。説明を聞いたローン辺境伯は「そうですか。そうなれば帝国への帰参は致しかねます。私はテキサスの地を評議会に全権を委ねて故郷ヴァージニアに帰郷し、故郷を守ろうかと存じます。」と言って帝国宰相府を辞去した。

 

 「宜しかったので?」ヘルマン宰相はヴィクトリア女選帝侯に尋ねる。ヴィクトリア女選帝侯は「どうせヴァージニアは守りきれん、例えローン辺境伯の軍事的才覚があってもな。それなら下手な希望を見せぬ方がまだ良かろうと思ったまでだ。」と答える。

 しかしヴィクトリア女選帝侯はディヴィヌス暦1862年にこの判断を後悔することになる、というのもディヴィヌス暦1862年7月にローン辺境伯が叛乱勢力の東部戦線における最高指揮官となるからである。

 

 

 ディヴィヌス暦1861年2月4日、サウス・カロライナの中心都市チャールストン。シュピールカルテン公フォントルロイの居城「鉄槌の館」の大広間は、重厚な石壁に囲まれ、南部の歴史を象徴する戦列歩兵の旗が誇らしげに飾られている。広間の中央には、長いオーク材のテーブルが置かれ、その上には南部諸侯の連名が記された羊皮紙が広げられている。12月の離脱から約2か月、南部諸侯の意志が結実する瞬間が迫っていた。

 

 フォントルロイは、75年の歳月を刻んだ顔に深い皺を浮かべながらも、背筋を伸ばし、威厳ある声で宣言を始める。

 

 「諸君、我々南部こそが帝国の真髄だ。北部どもの小賢しい策謀や、皇帝選挙の茶番に付き合う必要はもうない。ディヴィヌス暦1861年2月4日、この日をもって、我々は新たなる連合国を宣言する! 南部なくして帝国はありえん。この真実を、北部に叩きつける時が来た!」

 

 彼の声が広間に響き渡り、集まった諸侯や従者たちが一斉に息を呑む。フォントルロイは杖を手に持つが、それは単なる飾りだ。彼の足取りは老齢を感じさせず、かつて戦場を駆けた勇猛な将軍の気迫がみなぎっている。彼はさらに続ける。

 

「北部は我々の農園を奪い、アトランタやサバンナの富を食い物にしようと企んでいる。だが、ワシが生きている限り、そんなことは許さん。戦列を組み、銃声を鳴らし、突撃の雄叫びで奴らを黙らせてやる。連合国に海軍はないが、我々の歩兵こそが鉄壁だ!」

 

 諸侯の一部が拳を握り、低い歓声を上げる。しかし、テーブルの端に立つアドマイヤー女侯爵ツフトゥラは、灰褐色の長い髪を揺らし、群青色の瞳で静かにフォントルロイを見つめている。彼女の手には海軍の制帽が握られているが、今はただの象徴に過ぎない。連合国に海軍がないという現実が、彼女の胸に重くのしかかっている。

 

 「シュピールカルテン公閣下」と、ツフトゥラが口を開く。彼女の声はおっとりしているが、どこか決意が滲む。「私も南部の伝統を守りたい。ですが、海軍なき連合国が、北部の港湾封鎖や通商路の支配に対抗できるのか、不安が拭えません。サバンナやチャールストンの港は我々の命脈。それを失えば、連合国は立ちゆかなくなるやもしれません」

 

 フォントルロイは一瞬、彼女を睨みつけるが、すぐに豪快な笑みを浮かべる。「ツフトゥラ、貴様の心配は分かる。だがな、海軍がなくとも、我々の農園と都市は自立できる。北部が封鎖を仕掛けてくれば、ワシらの戦列射撃で迎え撃つまでだ。貴様の艦船がないなら、その剣術を陸で活かせ。ワシと一緒に突撃戦術を磨いてみんか?」

 

 ツフトゥラは少しだけ頬を緩め、苦笑する。「閣下、私の剣はチーズを切るのにも苦労しますよ。それでも…」彼女は一呼吸置き、決意を込めて続ける。「南部の伝統を守るためなら、この命を賭けましょう。私にできるのは、港を守るための策を練ること。そして、もしもの時は、私が自ら船を率いてでも北部を迎え撃ちます」

 

 フォントルロイは満足げに頷き、羊皮紙に羽ペンを走らせる。「ならば決まりだ。連合国はここに誕生する。諸君、旗を掲げよ! 南部の魂を、北部に示す時が来た!」

 

 広間が歓声と拍手に包まれる中、ツフトゥラは静かに制帽を手に持つ。その瞳には、不安と覚悟が交錯していた。ディヴィヌス暦1861年2月4日、連合国の未来は、フォントルロイの誇りとツフトゥラの慎重さの間で揺れ動く。その行方は、まだ誰にも分からない……

*1
即位前なのでまだ命令出来ません。

*2
ヴィクトリア女選帝侯は逃亡奴隷返還義務を無視している

*3
そもそもマリア女選帝侯は南部についた訳ではありません。単純に分裂を避けて平穏を維持したいだけです。




 これで連合国成立が宣言されました。
 果たして事態は平和裏に解決されるのでしょうか。
 それではキャラ紹介です。
キャラ紹介
 製作者:ベクセルmk. 5
 名前:セルペン・フォン・ヴィニートゥル
 地位:元陸軍中佐(若すぎるか?)
 年齢:24
 所属:民間
 信念:無し(食い扶持を稼げるならどこでも良い)
 兵科:歩兵科(軽歩兵 / 散兵)
 使用戦術: 
  散兵戦術: 小規模な部隊が分散して機動的に攻撃。柔軟性と地形利用が鍵。
  散兵偵察: 軽歩兵が敵の動向を探り、情報を収集。隠密性と機敏さが鍵。
  狙撃: 遠距離から精密射撃で要人を仕留める。射撃精度と忍耐が必要。前提条件: 高精度ライフル装備。
  鉄道破壊: 敵の鉄道線を破壊し、補給や移動を妨害。破壊工作と迅速な撤退が重要。
  ゲリラ戦: 小部隊で敵の背後を撹乱し、混乱を誘う。狡猾さと地形知識が鍵。

  背景:
   元々帝国貴族に仕える従士家の一族だったが、主家諸共没落(多分奴隷関係)。
   性格は極めて冷静かつ知性的で合理主義。偶に度が好きて道徳や倫理が消える。
   容姿は“砂金を撫でてる”と譬えられるサラサラの金髪セミロング、大粒のレッドスピネルを思わせる瞳、人形のように端整な顔立ち、155cmと小柄ながら実りの良い体躯のトランジスタグラマー。
   軍服とは別にモスグリーン色のフード付きマントを羽織り、近代最強の道具、シャベルを標準装備している。
   擬態用の私服にディアンドルを持っているが、子供扱いされまくるので成るべく着ないようにしている。(名前はラテン語で作中舞台アメリカなのに南ドイツ・オーストリアの民族衣装←何故?←作者が作成した主要キャラの名前がドイツ風だったり主人公の軍がドイツ原産のライフル使ったりしているのに何を今更?)
   戦力としては狙撃、偵察、情報工作、破壊工作が出来るゲリラコマンド。
   トラップの設置、爆発物の作成、敵地への潜入後の情報収集と偽情報流布による混乱の発生、重要施設へのテロリズムを用いた陽動作戦、敵兵への尋問、夜間での長時間戦闘(鼻が利く上、夜目)が可能。
   根っこは仕事人間なので、作戦の成否が懸かった状況では非倫理的な行動に一切躊躇わなくなり“捕虜を勝手に拷問する”“捕虜の遺品や重要情報にブービートラップを仕掛ける”“捕虜及び民間人を人間爆弾にする”等を平気で行う。
   ハニトラは出来ない。理由?性知識に乏しく、貞操観念が厳しく、男に免疫がないから。

   食生活は舌が肥えてて食わず嫌いが酷かったが、南部の食材の質の良さと料理人の腕の良さから、ある程度改善した。それでも少食なので一人前の三分の一しか食べれないのに、代謝の良さと相まってすぐに空腹となり、一日9食食べる必要がある。
   好きな物はレバーケーゼ(ドイツ料理?)とサクランボのジャム。
   又、酒好きでうわばみラム酒とかブランデーとかよく飲むが、酒場には子供扱いされて入れて貰えなった事がある。(身長ネタ)

   軍の正式な装備とは別に、デリンジャー、投擲用のナイフ、片手斧なんかも所持している。
   ホイットワースライフル*1の使い手でもある。

*1
ちなみに南北戦争後期に当時としてはかなり遠距離での狙撃を行い、「こんな遠くから撃ったら象にすら当たりやしない!」と叫んだ将軍の眉間を撃ち抜いたという漫画みたいな逸話がある前装ライフル。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。