成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)= 作:万年赤字一般傭兵
バズーカでファンタズマを倒したので、初投稿です
前回のあらすじ
父→ACの可能性、そんなものなど
兵器になった時点で存在しない
ジョシュア→私はそうは思わん、証明してみせよう
評決問答の末、テストパイロット推薦獲得
→今ここ
今回は少し短めです
父への挑戦から一週間後
私は無事に父から推薦を貰えた。
現在、送迎用の車に揺られている
「到着しました…どうぞ、お降り下さい」
それは、懐かしい建物の前で止まった。
あんなに大きく見えたこの建造物、今は何故か小さく見えている
「ここまで、ありがとうございます。
あぁ、そうだ運転手さん」
「?いかがなさいましたか?」
「かつて、ここで何があったか覚えていますか?」
「?いえ…何せ浅学な身でして…」
「ここはですね…
アーマードコアが初めて世に出た場なんですよ。
…そして、私の始まりの場でもあるんです」
そう、ここは
"第263区画特殊実験場"
かつての様に電車に乗り、目的地の近くに着いてからしばらく歩くと
「よお!坊主!よくやったな!」
私の師が、そこにいた
「!ドンさん!来てくれたんですか?」
「当たり前だろう?
教え子の、未来のエースパイロットの初舞台だ。
見なきゃ俺は一生後悔するからな」
「〜!ありがとうございます!」
「それとな、シュナイダー君も来ている。
あまり歩き回れないからこの先で待ってるけどな」
「ほ、本当ですか!?分かりました!
すぐ行きます!!」
「ははっ…そんな焦るなよ、坊主。
まだ時間には余裕があるしな…ゆっくり話しながら、行こうじゃあないか。 何があったか、俺も聞きたいからな」
「はい!」
母からの励ましと父への挑戦を、ドンさんに話しながら目的地に向かっていく。意外にも、静かに聞いていた彼は
『そうか、いい母さんじゃないか』
『……想像以上だ。
俺でもそんな事は言えねぇな…
あぁ、勿論いい意味でだぞ』
『だからか…気付いてないかも知れないがな、お前さんの顔、明らかに良くなってるぜ』
そう言ったきり、何かを噛み締めていた
「ジョシュア君〜!本当に、本当に、できたんだね!」
「…おっと、もう着いたみたいだな」
しばらくの沈黙は、親友の声で破られた。
どうやら、目的地に着いた様だ
「まずはおめでとう!お父さん、説得できたんだね」
「ああ、何とかな」
「あの時のジョシュア君、本当に気落ちしてたから…
…えっと、ごめんね」
「謝らないでほしい。
君のおかげで父さんを説得できたんだから」
「そうだ、お前さんの話のお陰で…この子は、今、ここに居るんだ」
「ほ、本当に…?うん、なら良かった…」
「それに、祝うならまだ早いぜ。
こっからが、本番だからな」
「さぁ ジョシュア、試験官は中に居る。
俺とこの子は、別の場所で見る事になるが…
頑張れよ、お前になら出来るはずだ」
「が、頑張ってね、ジョシュア君…」
「はい!気張っていきます!」
師と親友の静かな、しかし心に響く励ましを胸に
ドアノブを握る
推薦を受けただけでは、ACには乗れない
適性試験の合格が、必要である
ゆっくりと、回す
だが、ここからは
扉を開け、中の試験官と目を合わせる
私が、文字通り、赤子の頃から目指してきた所だ
「今日は、よろしくお願いします!!」
失敗など、ありえない
「面白い素材と聞いている。
期待するぞ」
不安など微塵もなかった
ここまで読んでくださりありがとうございました
一旦、ここで切れます
次回は自分でも良い出来だと思ったので(自画自賛)
許してください…
アリーナで苦戦したら続き書きます