成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)= 作:万年赤字一般傭兵
これからナインボールに挑むので
戦勝祈願に初投稿です
前回のあらすじ
AC治安部隊とルビコン出発の重大発表
今回は前半が主人公機体の換装パーツ解説
後半が本編になってます
L-UNIT
HI-32 BUTT/A
ac6原作に登場したパルスブレード
初期機体の左腕部武装でもある
タキガワ社によって開発された新型ブレード
パルス技術を用いる事により、十分な威力を確保しながらもエネルギー負荷・消費を抑えている傑作
ゲーム本編でのEN負荷の低さ
そして、ドルマヤンが使っている事を踏まえ
かなり昔からありながらも、エネルギーをあまり使わないEN武装だと考えた。
また技研のパルス技術の高さから、技研とタキガワ社に何らかの関係があるとも考察した
R-BACK UNIT
NOT EQUIPPED
プラズマキャノンのEN負荷を考慮しミサイルが取り外された
L-BACK UNIT
IA-T01W01: VAPOR
この小説オリジナル
ACの高いエネルギー出力を利用する技研が開発したプラズマキャノン。試作型である為、背部武装になるほど大型化した
ac6原作にはIA-C01W01: NEBULAというプラズマライフルがあるが
これを
IA=Institution Armored core
C+数=コーラル(Coral)技術研究時の世代数(n代目)
W+数= n番目に作られた武装
と独自解釈。
Cの代わりにT(est)Wはそのままにした
明らかにルビコンに技研が来る前から存在していたであろう洋上都市ザイレムにプラズマ砲台があり、他の兵器からも技研の高いプラズマ関連技術が伺えた為、こんな兵器があってもいいのではと考えた
名前の由来は、NEBULA(雲)の前身である事から
水蒸気を意味する英語
GENERATOR
AG-J-098 JOSO
ac6原作に登場した、BAWS製の内燃型ジェネレータ
初期機体の内装でもあり、ACシリーズ全体で見ると初期ジェネレータとしてはマシな部類
BAWSが技術提携によるノウハウを用いる事で自社製AC製造に向けて開発した新型のジェネレータ。出力を含めた高い性能に対して、コストがかなり抑えられている
"技研との、ひいては他企業との対立は
最早、避けられないだろう。"
"だが必要な技術は揃った。ここからの発展次第では
MTの性能向上も目指せそうだ"
"技研のACに性能で勝つ事は厳しいだろう
しかし、それなら他の手段を使えば良いまでだ"
衝撃的な発表の次の日
先輩の背景を探るにしても、コーラルの脅威が迫っているにしても結局は、ACの技量を向上させる事が最優先になった。
オレンジ先輩の背景、簡単には言えない事だろう
先輩や副隊長に聞くのはダメだ
隊長に聞くのが一番早いのだろう
しかし、あの人にとっても地雷である可能性が存在する為話をしながら探りを入れる必要があるが、それには帰ってくるのを待たなければならない
コーラルも、今どうにか出来る物ではない
そのため
[登録番号 T-5 識別名"J"による認証を確認]
["J"貴方の帰還を歓迎します]
本日の模擬市街地における訓練が終わり
現在、移設が終わったシミュレータを使用している
["J"貴方に伝えなければならない情報があります]
いつも通り起動した所で、オールマインドから聞き慣れない言葉が飛び出してきた
[他隊員のデータ蓄積により…
この度、シミュレータ内ACに新しい機能が追加されました]
[画面に表示します。
確認し次第、質問等があればお聞きください。]
[これらは近日中に貴方のACにも追加されますが…
特にスキャン機能は、今後の対テロ戦闘に重要です。
十分な理解を推奨します]
(なになに…アサルトブースト*1?
そして…スキャン*2…)
(そういえば…今まで無かったな)
ACを操縦するに至るまで、そして至った後はとにかく覚える事が多すぎて、これらの機能がない事は気にならなかったが…
また、よくよく見れば左レバーの上面にボタンが追加されており、別画面にはスキャンの設定が追加されている
「あ〜…質問は実際に使ってからにしよう。
伝えてくれてありがとう、オールマインド」
[了解致しました]
[もう一点、伝えるべき事があるのですが…
先に新機能の把握から行いますか?]
「そう、だな。その方が助かる]
[承知しました。
では、新機能確認用の仮想空間を生成します…
暫くお待ちください]
待つ事約5分
[98…99…100
生成完了、映します]
オールマインドの言葉と共に、目新しい仮想空間が映し出された
「今回はビル街がイメージか?」
本部近くのビル街のイメージだろうか、それに近い見た目をしておりいつもの障害物が無い広々とした空間では無かった
[今後の戦闘は先程も申しました様に対テロ戦。
つまり、市街地戦になる可能性が高いです]
[高速でありながらも、繊細な操縦が要求されますので、気をつけて下さい]
「成程な…」
実際にACを動かして行っていた模擬市街地における訓練だが…これが、かなり難しい。何せ建物に囲まれた場所での高速戦になるのだ、下手にQBを起動すると機体をぶつけてしまい、動きが止まってしまう。
「取り敢えずアサルトブーストから始めよう。
…左レバーの新しいボタンか?」
[その通りです、押した瞬間に発動しますので気をつけてください。また、中断する際はもう一度押して下さい」
オールマインドの言葉を聞き少しの緊張を感じながらも
機体の向きを慎重に調整して…
早速、アサルトブーストを起動する
「っ!!」
クイックブーストを使った時のような急加速
それによるGも、また強力であるが
「ぐぅぅぅっっ!!」
問題は、その速さがずっと続き…尚且つ建造物を避けるためには、そのまま向きを変えねばならない事だ。機体の制御に必死な自分はEN残量に気づける訳もなく
エネルギー切れでブースターの炎は落ち着く。
機体の速度が落ちて行った
[………EN残量0、ですが御安心ください]
[新型ジェネレータ JOSO
これは、チャージングを過去のものにしました]
数秒の警告音の後
画面下のENゲージは…
エネルギーを利用できる事を示していた
[勿論、エネルギー供給の効率は落ちますが…
これまでに比べれば、ずっと良くなっています]
「それでも心臓には、悪いな…」
新型ジェネレータによるチャージング撤廃
親友から聞いていた事ではあるが、実際にその事実を確認するとこれ程まで嬉しい事は無かった。
[あまり、驚いていませんね…
もしかして知っていたのですか……?]
[……話が逸れましたね。
アサルトブーストは如何でしたか?]
オールマインドの何処か残念そうな声を聞き流し、アサルトブーストについて考える
「そうだな…エネルギー管理が難しいな。
今の所、感想はそれくらいだが…いくつか質問があるから、早速してもいいか?」
[勿論です]
「じゃあ一つ目だ、AB*3中のQBは可能か?」
[ブースターに過負荷が掛かってしまう為、原則不可能です]
[仮に出来たとしても、パイロットにかなりのGが掛かります。推奨する事はできません]
どうやらAB中の高機動は無理なようだ。
自分に負荷がかかり過ぎる事は薄々感じていたからダメ元、ではあったが
(ゲームの様な動きは無理か…
可能だとしても技量が足りないだろうが…)
「成程な…次だ
AB中に武装を使用できるか?」
[可能です。
FCSのロックにさえ気を付ければ、使用できます]
「ほう…よし、なら…」
システム面における問題などを更に尋ね
時間が経つ事約7分
「よし、十分だ。
スキャンの確認に移ろう」
[承知しました。
なら早速ですが、設定画面を…]
オールマインドの指示に従って画面や機器を操作する事、更に5分
[……はい、完了です。
後は、その画面へのタップで定期的なスキャンが開始します]
「これはこれで複雑だな…
まあいい、実際の使用に移ろう」
レーダーなどとの擦り合わせを終えた。
スキャン用画面をタップし、試運転を開始する。
高い音と共に、周囲の情報を解析する音波らしきものが飛んで行き
建物の壁に、2本の足で立つ白い影が見えた
[確認、できましたね?
そのシルエットが敵機です]
「ほうほう…これは便利だな」
[隠れている機体がわかるだけではありません、
FCSのロックも事前にできます。
戦闘を有利に始める事が可能になるでしょう]
「了解だ…ABと併せてもう少し練習しよう」
[承知致しました。
しかし、もう一つの情報は…]
「あっ…すまない、忘れていた。
今から頼む]
[了解しました。簡潔に言いますと、シミュレータ内だけですがAC同士の対戦が可能になりました]
[詳しい事は貴方のタブレットに送信しましたので…
今は、そのまま訓練を続けても大丈夫です]
AC同士の対戦
何とも胸が踊る事だが
それよりは機能の把握が重要と考えた。
時間が許す限り、ひたすらにシミュレータに興じる
新機能の追加、AC同士の対戦
最近は悪い知らせが続いていたが…
ACは、あいも変わらず最高だ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました
ナインボールを倒したら続き書きます