成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)= 作:万年赤字一般傭兵
工場奥でボッコボコにされたので初投稿です
前回のあらすじ
MT部隊との合同訓練
その後に協働ミッション
[技研のACか…偉そうにしやがって。
マジで強いのかよ?]
[名が売れて来たヤツなんてのはたかが知れてんだよ、実際は!]
高速で接近する複数の反応。
これらに対し、コンビナート外の開けた場所で接敵
「AC、独立傭兵か?
ここにいた部隊は全滅した。
お互いに戦う意味は…」
敵はBAWS製のAC"BASHO"
赤色の機体と灰色の機体で2機
赤い方は右腕武装が
左腕武装が
灰色の方は右腕に
左腕の武装は小さく、遠くからの識別は不可能
[それがどうしたってんだよ。
お前を潰すのが俺らの仕事だ!]
[ガキか気に入らねぇ]
(交渉は無理か…しかし)
「成程、だが勝算はあるのか?」
[あ?簡単な話じゃねえか。
お前は1機、こっちは2機。
負けるわけがねぇだろ]
[怖くなったか?
安心しろ、すぐに殺してやる]
特殊な装備などは無さそうか。
あくまでも数の利を活かそうとしている様だ
「まぁ待て、すぐに殺す必要もないだろう。
遺言を考える時間くらいはくれないか?」
[俺はな、面倒が嫌いなんだ。
あれこれ言ってねぇでさっさと腹決めろ!]
その声と共に敵機は再び突撃を開始
(大した時間は稼げなかった。
やはり、こういう会話は苦手か…)
これから起きるのは、間違いなく殺し合いだ
先程とは違い、自分が殺すか殺されるか
だが
(ああ、楽しみだ…!!)
ACを使う、退屈しなさそうな闘争
忌避感などとうに無かった
ブースターより大量の炎を噴き出しながら突っ込んでくる2機にプラズマを発射
[危ねぇなぁ!]
当然当たらないが、2機の距離は離れた
(行くぞ!)
即座にABで突撃
機体の進行方向を微調整し、上昇しつつ弾幕を避けながら赤い方へと距離を詰め
[速っ……なにっ!?]
交差した所でABを中断。
即座にドリフトターンで背後に張り付き、ブレードで切り掛かる
いくら装甲が厚くとも、この斬撃は無視できない
[ちっ、やるな。
おい、援護頼む!]
[わぁってるよ!]
即座にQBで離脱し上昇
ガトリングの雨から逃れつつ
[!おい、回避しろ!]
[ああっ!?]
(操縦技術はそこまでか…)
旋回で隙を晒す赤い機体へ
チャージしたプラズマを撃ち下ろした
[援護だっ、援護頼む!!]
即座にABを起動し
ガトリング弾を受けながらも
ACS負荷限界には届かず
赤い方へ再度、接近
右腕部の
「この程度か」
地面に機体を縫い付ける
そのまま、ブレードによるトドメを刺そうとした所で
(!?)
[オラァッ!!]
灰色の機体が突撃
危機を感じ本能的にQB
見覚えのある青い閃光が目の前を横切り
敵機をよく見れば、左腕を振り抜いていた
(レーザーブレード…左腕の武装はこれか)
[ちっ、外したか]
横槍により、追撃の機会は無くなった
(もう一度か…)
だが焦る事は無い
(ブレードには驚かされたが
それだけだな、このまま続けよう)
[ここまでやりやがって、許さねぇからな…]
お互いに仕切り直しだ
赤い機体のACSが回
[時間稼ぎ、ご苦労だった
こちらスコルピウス、これより援護を開始する]
刹那、白い光が機体を、貫き
敵機は爆散した
[あ…?]
「 ありがたい!!」
残った方は混乱している
今がチャンスだ
[…なっ!]
QBで距離を詰め
ブレードをチャージ
相手もブレードを起動しようとするが
こちらの方が、早い
(まずは一つ…!)
溜めにより、出力を増した高周波振動の斬撃は
ACSを一時的に突破し、敵機の動きを止める
そこへ
[2撃目だ、さあやれ!]
狙撃による更なる衝撃
冷却が終わったプラズマ砲を構え
1発
そして2発
だが、まだ終わらない
[調子に乗るなよ!!]
硬直から抜け出した敵機は即座に後退し
ガトリングによる引き撃ちに移行
それに合わせて
アサルトライフルを撃ちながら更に前進
ACS負荷が高速で溜まっていく
一見すればこちらが不利だが
(当てろよ…!)
今までの狙撃で、彼の腕前はよくわかっていた
[3撃目…!]
[なっ…!]
再度、命中
即座にブレードを起動し
無防備な体へ致命的な2連撃
[こんな…ガキに……!]
美しい緑色の波形は
見事に敵ACを切り裂き、撃破した
「……!!……!!!!!」
死ぬかもしれなかった
人を殺した
人道的に間違っている
そんな事、どうでもいい
「ンフッフッフッフッ……!」
こんなにも楽しいのなら
言葉も倫理も、最早、意味を為さなかった
大豊が開発したAC用ガトリング、由来は星官の幸臣
ここまで読んで頂きありがとうございました
諸事情によりそろそろ更新頻度落ちます
ご容赦下さい…
3000UA行ってて驚きました
こんなにも読んでくださりありがとうございます
セラフを撃破したら続き書きます