成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)=   作:万年赤字一般傭兵

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工場奥でボッコボコにされたので初投稿です

前回のあらすじ

MT部隊との合同訓練
その後に協働ミッション



ScaVengers

 

 

[技研のACか…偉そうにしやがって。

マジで強いのかよ?]

 

[名が売れて来たヤツなんてのはたかが知れてんだよ、実際は!]

 

 

高速で接近する複数の反応。

これらに対し、コンビナート外の開けた場所で接敵

 

 

「AC、独立傭兵か?

ここにいた部隊は全滅した。

お互いに戦う意味は…」

 

 

敵はBAWS製のAC"BASHO"

赤色の機体と灰色の機体で2機

 

 

赤い方は右腕武装がMG-014 LUDLOW(マシンガン)

左腕武装がHG-003 COQUILLETT(ハンドガン)であり

 

灰色の方は右腕にDF-GA-03 XING-CHEN(ガトリング)*1を装備しているが

左腕の武装は小さく、遠くからの識別は不可能

 

 

 

 

 

 

[それがどうしたってんだよ。

お前を潰すのが俺らの仕事だ!]

 

[ガキか気に入らねぇ]

 

 

(交渉は無理か…しかし)

 

 

「成程、だが勝算はあるのか?」

 

 

[あ?簡単な話じゃねえか。

お前は1機、こっちは2機。

負けるわけがねぇだろ]

 

[怖くなったか?

安心しろ、すぐに殺してやる]

 

 

特殊な装備などは無さそうか。

あくまでも数の利を活かそうとしている様だ

 

 

「まぁ待て、すぐに殺す必要もないだろう。

遺言を考える時間くらいはくれないか?」

 

[俺はな、面倒が嫌いなんだ。

あれこれ言ってねぇでさっさと腹決めろ!]

 

 

 

その声と共に敵機は再び突撃を開始

 

(大した時間は稼げなかった。

やはり、こういう会話は苦手か…)

 

 

 

 

 

 

 

これから起きるのは、間違いなく殺し合いだ

先程とは違い、自分が殺すか殺されるか

 

だが

 

(ああ、楽しみだ…!!)

 

ACを使う、退屈しなさそうな闘争

忌避感などとうに無かった

 

 

 

 

 

 

ブースターより大量の炎を噴き出しながら突っ込んでくる2機にプラズマを発射

 

[危ねぇなぁ!]

 

当然当たらないが、2機の距離は離れた

 

 

(行くぞ!)

 

即座にABで突撃

機体の進行方向を微調整し、上昇しつつ弾幕を避けながら赤い方へと距離を詰め

 

 

[速っ……なにっ!?]

 

 

交差した所でABを中断。

即座にドリフトターンで背後に張り付き、ブレードで切り掛かる

 

いくら装甲が厚くとも、この斬撃は無視できない

 

 

[ちっ、やるな。

おい、援護頼む!]

 

[わぁってるよ!]

 

IA-T01W01VAPOR(プラズマキャノン)のチャージを開始しながら

即座にQBで離脱し上昇

ガトリングの雨から逃れつつ

 

[!おい、回避しろ!]

 

[ああっ!?]

 

 

(操縦技術はそこまでか…)

 

 

旋回で隙を晒す赤い機体へ

チャージしたプラズマを撃ち下ろした

 

 

[援護だっ、援護頼む!!]

 

 

即座にABを起動し

ガトリング弾を受けながらも

ACS負荷限界には届かず

赤い方へ再度、接近

 

 

右腕部のRF-024TURNER(アサルトライフル)による追撃を与え

 

 

 

STAGGER

ACS LOAD LIMIT

 

 

「この程度か」

 

 

地面に機体を縫い付ける

そのまま、ブレードによるトドメを刺そうとした所で

 

 

(!?)

 

 

[オラァッ!!]

 

 

灰色の機体が突撃

 

危機を感じ本能的にQB

 

 

見覚えのある青い閃光が目の前を横切り

敵機をよく見れば、左腕を振り抜いていた

 

 

(レーザーブレード…左腕の武装はこれか)

 

 

 

[ちっ、外したか]

 

 

横槍により、追撃の機会は無くなった

 

 

(もう一度か…)

 

だが焦る事は無い

 

(ブレードには驚かされたが

それだけだな、このまま続けよう)

 

 

[ここまでやりやがって、許さねぇからな…]

 

 

お互いに仕切り直しだ

 

赤い機体のACSが回

 

 

 

 

 

 

 

[時間稼ぎ、ご苦労だった

こちらスコルピウス、これより援護を開始する]

 

 

 

 

 

刹那、白い光が機体を、貫き

 

敵機は爆散した

 

 

[あ…?]

 

 

「 ありがたい!!」

 

 

残った方は混乱している

 

今がチャンスだ

 

 

[…なっ!]

 

QBで距離を詰め

ブレードをチャージ

 

相手もブレードを起動しようとするが

こちらの方が、早い

 

 

(まずは一つ…!)

 

 

溜めにより、出力を増した高周波振動の斬撃は

ACSを一時的に突破し、敵機の動きを止める

 

そこへ

 

 

[2撃目だ、さあやれ!]

 

 

 

狙撃による更なる衝撃

 

STAGGER

ACS LOAD LIMIT

 

冷却が終わったプラズマ砲を構え

 

1発

 

そして2発

 

 

だが、まだ終わらない

 

 

[調子に乗るなよ!!]

 

 

硬直から抜け出した敵機は即座に後退し

ガトリングによる引き撃ちに移行

それに合わせて

アサルトライフルを撃ちながら更に前進

 

 

ACS負荷が高速で溜まっていく

 

 

一見すればこちらが不利だが

 

 

 

 

 

(当てろよ…!)

 

 

今までの狙撃で、彼の腕前はよくわかっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[3撃目…!]

 

 

STAGGER

ACS LOAD LIMIT

 

[なっ…!]

 

再度、命中

 

即座にブレードを起動し

 

無防備な体へ致命的な2連撃

 

 

[こんな…ガキに……!]

 

 

美しい緑色の波形は

見事に敵ACを切り裂き、撃破した

 

 

 

 

 

「……!!……!!!!!」

 

 

 

 

死ぬかもしれなかった

人を殺した

人道的に間違っている

 

 

 

 

 

 

そんな事、どうでもいい

 

 

 

「ンフッフッフッフッ……!」

 

 

こんなにも楽しいのなら

 

言葉も倫理も、最早、意味を為さなかった

 

 

*1
この小説オリジナルパーツ

大豊が開発したAC用ガトリング、由来は星官の幸臣





ここまで読んで頂きありがとうございました

諸事情によりそろそろ更新頻度落ちます
ご容赦下さい…

3000UA行ってて驚きました
こんなにも読んでくださりありがとうございます


セラフを撃破したら続き書きます
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