成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)=   作:万年赤字一般傭兵

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トカゲに勝てないので初投稿です

前回のあらすじ

ホーリー先輩に完勝し隊長からの課題を達成




Force is All

 

 

 隊長からの話を聞いた2日後

 ようやく、空き時間がオレンジ先輩と一致した

 

 

「…"J"、一体何の様ですか?」

 

 

「先輩、お願いしたい事があります。

 私と模擬戦をしてくれませんか?」

 

 

 

 これからやろうとする事はただの模擬戦ではない。

 一種の挑戦であり、証明だ

 

 

 

「ホーリーさんとしていた事は知ってましたが…

 私と、ですか?」

 

 

 

 隊長から伝えられた話の一つ。

 オレンジ先輩が、この部隊では副隊長と同列でNo.2の実力を持つエリートだと言うこと

 

 

 

「…はい、今日は任務もないですよね?

 是非とも、お願いしたいのです」

 

 

 これまでのACを使った訓練。

 その中で多くの助けを貰った

 

 

「…良いですよ、ただ手は抜きませんから」

 

 

 それ故に、実力を察していた。

 到底勝てる訳がないと、そう思っていた

 

 

「ありがとうございます!!」

 

 

 今は違う。

 命の取り合いが生じる戦いを経験し、隊長の話を聞いて分かった

 

 

 

「では、早速シミュレータを起動しましょうか」

 

 

 勝てない事は、戦わない理由にならない。

 挑戦する理由になるということ。

 

 そうしなければ

 

 誰にも、可能性など証明できないことを

 

 

 

 

 

『この部隊にいる面子はな、ホーリーを除けば

 俺を含めて元は新資源を調査部隊の隊員だった』

 

 

 

「接続できました、そちらは大丈夫ですか?」

 

 

 

『その時にな、いたんだ。お前みたいな若い天才が。

 MTに乗り、戦う事に人生の意味を見出す様な奴でな。

 オレンジはそいつと同期だった』

 

『アルターはそいつらの面倒を見ていてな。

 訓練だけじゃない、戦い以外の生きがいを教えようとしていた』

 

 

 

 [問題はないですよ。それでは]

 

 

『オレンジもその時は今みたいに真面目じゃなくてな

 同期と一緒に切磋琢磨したり、時に悪ふざけしたり…

 仕事仲間ってよりは"家族"そんな関係だった』

 

『だけどな、ずっとは続かなかったんだ』

 

 

 

 

 

 

MAIN SYSTEM


COMBAT MODE ACTIVE

 

 

 

『ある惑星への調査任務、そこで"天才"は死んだ』

 

『何があったか詳しい事は分からないが…

 それから、オレンジもアルターも変わっちまった』

 

『オレンジはただひたすらに強くなろうとしたし

 アルターはどこか空元気が目立つ様になった』

 

 

『俺は結局、アイツらに何もしてやれなかった…』

 

『あるいは、お前になら何か出来るのかもな』

 

『知ったからといって、

 何かをしろという訳じゃない。ただ…』

 

『…出来る事ならアイツに示してやってくれ

 お前の強さを

 死ぬ事なんてありえない。そんな強さを』

 

 

 

 

STAND BY

 

 

 世話になった先輩への恩返し

 強敵と勝負する楽しみ

 可能性を証明する第一歩……

 

 今から始まる戦いには様々な意味があるのだろう。

 しかし

 それらは全て後に回せば良い

 

 何故なら

 

 

 

 

 

ENGAGE

 

 

「行きます!!」

 

 

 先輩を超える。

 今、この瞬間は力こそが全てだからだ

 

 

 

 

 

 


 

 

 開始の合図と同時に…

 自分、そして先輩もABで突撃を開始

 

 

 どんどん距離が短くなり

 

 

 やがて接触するか、と言うところで上下入り混じる高速戦が始まった

 

 前QB、小ジャンプ、上昇、前QB、下降、ターン

 QB、前進、上昇、後QB、ターン……

 

 緩急つけた激しい動きを互いにしながらも、しかし見失う事なくサイティングし続け、RF-024TURNER(アサルトライフル)による射撃を加えていく

 

 

 

 

 

 先輩の機体は右腕にHG-003 COQUILLETT(ハンドガン)

 左腕にHI-32 BUTT/A(ブレード)だけ。

 近距離特化型の高速機

 

 

 ハンドガンの衝撃により、高速でACS負荷が上昇。

 更に速度で劣るため、徐々に相手機に追いつかなくなって来る

 

 

 

 普通に考えれば

 このまま続けると、間違いなくこちらが不利だ

 

 

 

 

 [この距離では貴方の強みを活かせませんよ]

 

 

 

 普通なら

 

 

 

「まだまだ、これからだ!」

 

 

 

 

 ACの別口操作端末を使って1秒後にABを起動する様に設定。それと同時に、機体を慣性に任せる

 

 

 [捉えられない、とでも思いましたか?

 

 

 

 1

 

 甘い動きをしている自機へと先輩がブレードを起動し、接近。回避のQBをしても合わせられるだろう

 

 

 

 0

 

 もはやQBでは逃れられない。

 ブレードが機体に迫り

 

 

 

 

 

 AB起動

 それと同時にQB

 

 機体が、殺人的な速度と加速でかっ飛んだ

 

 

 

 体が押し潰される様なGを受けながらも端末の補助を使いつつ、サイティングをして…再度QB、そしてブレードをチャージ

 

 

 

 [なっ!?]

 

(よし!成功した!)

 

 

 

 ブレードを空振りして隙を晒す先輩に、返しの斬撃

 

 

 

 

 […なるほど]

 

 

 

 これで終わりではない。

 アサルトライフルで相手のACS負荷を維持しながら…今度は1秒後、1.5秒後にAB起動を設定。

 慣性に身を任せ

 

 

 1秒後に再度ABとQB

 

 

 

 

 […そこ!]

 

(もう合わせてくるか…! だが!)

 

 

 

 一度の動きだけで把握されたらしい。

 正確なQBにより、飛んだ先を狙われる。

 しかし、それなら更に飛べば良い

 

 

 もう一度発動したABに合わせてQB

 戦いの興奮で、もはやGは気にならない

 

 今度は反対に飛び

 

 

 

 

 [そんな動きが…!?]

 

 再度、ブレードを起動

 

 

 1撃目

 

STAGGER

ACS LOAD LIMIT

 

 

 無防備になった機体に

 2撃目

 

 追撃でIA-T01W01(プラズマキャノン)を一撃与え

 

 

 […こんなにも、強くなったのですね]

 

 

 

 

 相手のAPは残り40%

 自分のAPの半分以下

 

 

 しかし

 

 

 

 

 […だが、負ける訳にはいかない!

 "彼"を犠牲にした、この身で!!!]

 

 

 

 ここからが、本番なのだろう

 

 





ここまで読んでくださりありがとうございました
長くなりそうなので一旦切ります

ホワイトグリントと言えば2段QB

トカゲのバズーカの対策を見つけたら続き書きます
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