成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)= 作:万年赤字一般傭兵
ゲストアリーナは余裕なので初投稿です
前回のあらすじ
新ACの性能確認
汎用の新しい身分獲得
シミュレータを使えるようになった頃から、そう日も経たないうちに退院する事になった
[それでは、例の場所に行きましょう]
今はケイトの通信を聞きつつ、かつて寮に行く時に乗ったような車に運ばれている
[…間も無く特殊輸送ヘリに到達します]
[いかがでしょうか?AC用クレーン、広域レーダー、自室、シミュレータ、アセンブル室…
ある程度の機能、部屋は揃えてありますよ]
「…生で見ると、やはり違うな」
ACよりも大きいヘリに乗り込み、目の前で圧倒的な存在感を放つACを見ながら独りごつ。シミュレータで何度見ようとも、やはり実物が放つ雰囲気には敵わないのだ
「しかし、大型ヘリとはな。操縦できないことはないが…」
免許自体は昔*1に取っており問題はない。
しかし、傭兵として働くのなら
[ご安心ください、私が操縦を行います。
貴方はACに集中して頂いても大丈夫ですよ]
傭兵ならば移動中の奇襲が怖い。
ACにはすぐに乗れる様にしたかった
「そうか、ありがとなケイト。
…それにしてもこの規模のヘリは高かっだろう?」
外見はTH-E-012-TRANSPORT HELICOPTERそっくりだが、内部にはかなりの改造が施されている。
ACを連続して運用できる様な設備は揃えるだけでも大変だ、ヘリに搭載するなら値はかなりの物だろう
[ご心配なく、AC及びこれら施設は貴方の資産から補填されています。借金などはありませんよ]
「"私の"資産?」
私が持っている金といえば…精々、親からの駄賃くらいだろう。
ここまでの大金はなかったはずだ。
[AC試験部隊での給金、及び今回の独立傭兵登録における契約金です。
具体的な値を今すぐ出すことはできませんが… 今の所余っているのは100COAMほどですよ]
ACに乗る楽しさが最高潮であり、尚且つ修理・弾薬費を気にしないで良かったあの頃は金には殆ど頓着していなかったが
「意外と、稼いでいたのだなぁ…
傭兵として動くなら資金は常に確認しておきたい。
資金状態をヘリ内の設備に加えて、タブレットにも同期させてくれ」
[了解致しました…
これよりヘリ内の説明を始めます、よろしいですか?]
「何から何までありがとうな、ケイト。早速頼む」
ケイトからの案内を聞き終わった後、ACの整備に移っていたところ
遂に初めての依頼が来た。
前払報酬:0 COAM
成功報酬:68,000COAM
[さて、ヘリで移動しながらですが、このままBRFを開始しますね]
[今回の依頼主は"技研"。
作戦エリアは第五区画にあるビル街です]
[作戦目標はここを不法占拠する一団の排除。
敵戦力はMTと改造重機が複数だと予想されます]
[この地区は元より放棄されていましたが、この度入植船ザイレムへの物質や人材搬入の為に再開発開始が決定されましたが…現在、再開発に反対する過激派の団体が不法占拠しています。]
[現地住民との計画に関する和解は済んでおり、彼らは暴れる理由が欲しい無法者に過ぎません。
つまり、遠慮はいらないという事です。
彼らに社会のルールを教え込んでください]
[よくあるバラ撒き依頼の類ですが…
この依頼は貴方に最優先で送られてきました。
つまり、これは技研からの試金石です]
[問題は無いと思いますが…ご武運を]
ケイトからのBRFを聞きつつACの最終調整を終える
[間も無く作戦エリア内です。
…特殊クレーン起動、AC揚上開始します。
衝撃に気をつけてください]
本番だ、ただ勝てばいいだけじゃない戦い。
これまでとは違う緊張が指先まで伝わってきた。
震える指でタブレットを操作してある曲をかける。すると、ラジオを思わせる様な音質でシンセの連続音が鳴り初めた。
[間も無く投下します…3.2.1…]
気分は高揚し先程までの震えは、もはやない
「仕事の、時間だ!」
[広域レーダーに敵反応確認、総数9機です]
ビル街から少し離れた場所に着地。
送られて来た情報を見つつ侵攻ルートを絞っていく
「了解、スキャンをかけながら一方的にやろう。
引き続き広域レーダーを監視、敵増援などに注意してくれ]
[承知しました。改めて、ご武運を]
今日は嫌な霧もない、位置を確認し上からの奇襲といこう
「…やっと引っかかったか」
余りにも低いスキャン性能にじれったくなりつつも、ようやく敵が見つかった
(250m先に改造重機1機に二脚MT2機…)
どうやらコチラにはまだ気が付いていない様だ。
エネルギーに気をつけながらゆっくりと上昇し、ビルの屋上からそっと見下ろすと敵の配置が見えた。
大通りでは改造重機を囲うような形でMTが周囲を警戒しておりMTよりも重機の方が重要なように見える。
MTの武装はシールドにショットガン、重機にはクレーンの先端にレーザー砲らしきものが取り付けられているようだ。
こちらとは逆方向を向いた瞬間にABを起動、落下方向への勢いを付けながら一気に降下し重機を叩き切った。
[!?ACだと!技研の奴らめ!!]
[一体、どこから…]
運転席が大破した重機を横目にMTへの対処に移行。
放たれる散弾をQBと跳躍で避けながら上に回り込み右手のライフルを撃ち下ろす
[増援を呼べ、手に余る!…なっ!]
数発撃ち込んだところでスタッガー、敵弾は装甲で受けつつブレードでトドメを刺す。そのままもう一機も同じ流れで撃破したところで
[いたぞ!報告にあった機体だ!]
[ACだからって、調子に乗るなよ!]
レーダーに3つの赤点が2セット、大通りで挟まれた。距離が離れている内に削ろうとミサイルを発射し始めると
赤い光が、機体を焼いた
「あの重機か…!」
遠距離にも関わらずこちらの装甲を正確に貫く恐ろしい出力と精度。
撃ち合いは不利と判断、即座に建物裏に隠れる。
すぐ様、ABでコンクリートジャングルを潜り抜け
[来たぞ、足止めしろ!]
敵弾の歓迎を受けながらも側面から強襲
MTは無視し、そのまま重機へと斬撃。その後、すぐに大通り脇に隠れもう一方の重機へと接近、冷却の終わったブレードをくらわせビルの屋上へと避難する。
眼下に見えるのは遠距離への攻撃手段が無い地を這うMT達だ。ミサイルポッドを起動すれば、あとはカモ撃ちだった。
[任務成功、お疲れ様でした。
依頼報酬と修理費・及び弾薬費を表示します]
成功報酬:68,000 c
特別加算:3000 c
修理費:67,410 c
弾薬費:2260 c
特別減算:0 c
ここまで読んで頂きありがとうございました
赤字じゃ無いだけマシ
全ミッション攻略して強化セラフ倒したら続き書きます