成功報酬−弾薬費−修理費+(特別加算−特別減算)= 作:万年赤字一般傭兵
ウェンズデイ機関が壊滅したので初投稿です
前回のあらすじ
友人と一緒にACのシミュレータを楽しんだ
十分に休憩して、ACパイロットに聞くことをまとめたノートを何度も確認している内に
その時がやって来た
16:00
パイロットとの交流会には映像の公開と違って、多くの人々が集まっていた。
様々な企業の要人らしき人も見える。
何か裏があるのだろうが
問題なのは、パイロットとすぐに話せないことだった
「ジョシュア君 すごい人の量だね…」
「うん、これは…すぐには話せないだろうな」
「アンタら、離れるんじゃあないよ」
「ジョシュア 勝手に何処かに行っちゃダメよ」
親達の制止もあり、結局話せるようになるまで40分は掛かってしまった
「そろそろ、いけそうだね。
先に話していいよ。 僕は後でいいから」
「うん…ノートよし、身だしなみよし」
会が終わりに近づく頃には、パイロットに話しかける人物は随分少なくなり、遂に接近できるようになった
「「こ、こんにちは!」」
「? あぁ、こんにちは
君たちは、何の用かな?」
映像ではパイロットスーツを付けており、 顔は映っていなかったため殆どパイロットの外見はわからなかったのだが、近くによることで、はっきりと認識できた
「 私は ジョシュア・オブライエンと言います!
今日は、貴方に伺いたい話があってここまで来ました!」
「お〜小さいのに丁寧で偉いなぁ…俺も言わないとな。
俺は ドン・エルカーノって言うんだ。
よし、おじさんに何でも聞いてごらん?」
30代半ばほどだろうか
体格は良く精悍な顔つきをしているが、笑みを浮かべており不思議と威圧感は無い
「私は、将来AC乗りになりたいんです!
今日までにMTパイロットの条件など、関連しそうなことは色々調べて来たのですが…ACについてはよく分からなくて.」
そう言いつつ、今まで書いたノートを見せる
"MT教習に必要な資格"
"それを取るための教材"
"教習における訓練"
"現役MTパイロットの日常トレーニング"
〜〜
そして、それらをこなすための計画…
今後のため、そしてこの日、覚悟を示すために必死で書いてきたものだ
「ん?どれどれ…こりゃあ凄い…
全部君が、自分で書いたのかい?」
「はい!
それでも、AC乗りになる為には何をすればいいか確信できなくて…ですから、貴方に聞きたいんです!」
フロームート君のことを考えれば、時間は10分もない
急がねば
「……今、何歳だい?」
「4歳です」
「そうか…その歳でここまで…なら
よし、坊主、携帯電話とかは持ってるか?」
「タブレットならあります!」
これは、もしかすると
「そうか…じゃあこのアプリはあるか?」
「はい!」
「なら話が早い。
坊主、ここでお前さんと話すには時間が足りねぇ…
だがよ、それならここ以外で話せれば良いよな」
期待と共に心臓の音が高まっていく
「は、はい」
「そこでだ、コイツを登録しちゃあくれないか?」
そう言って彼が差し出したのは
「!?ほ、本当にいいんですか!?」
「勿論だ!この歳でこんなに頑張っている子なんて、今まで見たことも無い。…俺の為にここまでして来てくれたんだろ?なら、俺も相応のお返しをしないとな」
メッセージアプリのIDだった
「あ、ありがとございます!!」
「じゃあ詳しい話は後でそいつを使ってやろうか…
よし、じゃあ次は君だ」
「は、はい!
僕はフロームート・シュナイダーと言います!」
急いでメッセージアプリに彼のIDを登録し始める
凄まじい緊張と喜び
それらが頭から身体中に駆け巡り、熱がおさまらない
「さて、君は何を聞きたいんだい?」
きっと、
今の私は人には見せられない顔をしているだろう
「ぼ、僕もアーマードコア乗りになりたいんです!
で、でも………僕は、体がとても弱くて……医者からも激しい運動とかは禁止されていて……」
画面に映る『Don Elkano』の文字
「成程な…この子とはまた違う感じか…いいか?残酷な事になるがよく聞け。俺は医者じゃない
だからお前さんの体をACに乗れるほど強くする方法は分からないし
責任を取って教えることもできない」
「っ…!は、はい」
「だがな、お前さんが将来絶対に乗れないかと言えば、そんなことは無い」
これを見るだけで、顔の笑みが止まらない
「えっ…?」
「そうだな…少し、昔話をしてやろう」
最早周りの情報は入って来ない。
ただ、この幸せに浸っていた
「〜って訳だ、まぁ要するに、乗れたもんじゃなかったACは、
つい最近、やっと乗れるように改善されて来たって事だ。
だから、大人になる頃には体が弱くても、乗れるようになるかもしれない」
「はい…」
しばらく余韻を楽しんでいたところ
ようやく、フロームート君がドンさんと話している事に気がついた
「でもな、何も、じっと待っている必要はない
何せこの子は4歳で、ACに乗る目処も付かないんだ。
それでも、こんなに頑張っているんだぜ?
なぁ坊主、このノート、見せてやってもいいか?」
「あっ、勿論いいですよ!」
「ありがとな、ほら、これを見てみろ」
「ジョシュア君、ありがとう
えっと……」
急にノートを友人に見せる許可を聞かれて驚いた。
しかし、断る理由もないので喜んで許可した
「わぁ………これって、全部……」
何故か、私のノートにとても見入っている
「どうだ?」
「凄い…それ以外の言葉が出ません」
「だろう?
さて、4歳の小さい子が自分なりに頑張っているんだ。なら、お前さんはどうすればいいと思う?
考えてみな」
「…僕は、…」
ドンさんの問いかけに、私の友人は思い悩んでいる
しかし、その目には確かな光が宿っていた
それは、初めてACを見た後の私のようで
「…はい、決めました」
「ぼくは、僕はACの研究者になりたいです!
そして、僕でも乗れるようなACを絶対に作ってやります!!」
「イイ意気じゃあないか!
連絡先をあげよう。いつでも、何でも相談しな 」
「相談料は…そうだな、将来お前さんが組んだACに乗せてくれ。それでいい、寧ろお釣りが出るくらいだ」
「はい!ありがとうございます!
これからも宜しくお願いします!!」
この日、私は唯一無二の親友と恩師に出会ったのだ
そして、手に入れた
あの時の親への感謝
それと同じくらいの、一生忘れられない思い出も
ここまで読んでくださりありがとうございます
ドン・エルカーノ=
ドン・カーネル+エンリケ・エルカーノ
安いおまけ
貴様の小説の文章力は、おまけの下のおまけだ
これにAC原作の力を加えれば
一体幾つになるか、
そのスカスカな脳みそで計算してみろ!
1000UAです総長!
そんなもので済むわけがないだろう!馬鹿者!
了解です!
(1000UA超えてて、すんごい驚きました
こんなにも読んで頂き、本当にありがとうございます)
ファンタズマを撃退したら続き書きます