ウィ「邪魔だから硬直させた。ねえイム、コイツ復活させてイい?」
イム「主人が言うのなら、オレは別に構わない。」
ウィ「Danke!!もうちョっと楽しみたいかラさー」
イム「そういうことか…」
ルイス「…は…?」
俺様が訳も分からず話を聞いていると、ウィはオルを指差し、精神を統一させているのか、静かになった。
フランツ「毎度ながら、前回投稿からかなりの日数が経ってしまった、申し訳ない。
コピーの仕方がわかった為、今回からはあらすじも前々回のように戻した。
多忙な毎日だが、完全投稿中止にはしないつもりだ。更新までの日数が長くても作者は忘れてないから、安心してほしい。」
マドウェイ「第5話、始まるよー!」
ルイス「……」
ウィは、オルを指差し精神を指先に集中しているようだった。
イム「……お」
すると本当に、オルはゆっくりと目を開けた。
……生き返ったのか…?
オル「……う、なんだ、俺は…眠っていたのか。」
ルイス「……!!お、おお、おおおオル!!?無事なのか!?生きてるのか!!?」
ウィ「んふふー♪嘘だとデも思ったの?失礼な奴!死ンじまえば良かっタのに。」
オルの首には何の傷も無い。まるで時を戻したみたいだ。
…でも、ただ1つ……不安なこと。
ルイス「そんな……でも、人格が無かったり、記憶が無かったりはしないのか?」
ウィ「やろウと思えばできる。でモね、ボクはアンタみたいな厨二病じゃなイの。
……ホラ、満足したならさっサと行くナり散るなリして。邪魔。アンタらみたいな雑魚は殺ス価値もない。地面に這ってるだけのクソダニが。」
……………言いたいだけ…言いやがって……
イム「だとよクソダニ。早急にどっかに消えろ。今回だけ見逃してやるって言ってんだ主人は。
ありがたく思えそして崇めろ。クソダニの分際で刃向かうな。」
ウィ「……あ、ちょっトルイス」
ルイス「……なんで名前知ってんだよ気味わりぃ」
ウィ「これ、渡しておクね」
いきなり渡されたのは、1枚の紙切れだった。
なんだこれ。
ウィ「……それ、読んデみて」
俺様は疑心暗鬼だったが、何が重要な気がしたから、渡された紙切れに目を通した。
整った字で淡々とした文字が並んでいる。
――――――。
ウィ「ふフっ、いい顔。じゃあサっさと消えて。」
ルイス「………………」
オル「……………行こうルイス。このままここにいても…何も解決しない。」
ルイス「………ああ、そうだな。」
オル「ルイス、さっきは足を引っ張ってしまったようだな…済まなかった。」
ルイス「ん?……ああ、大丈夫だゼ。
……ところで…」
ん? と何事もないような顔をしてオルはこちらを見た。
ルイス「篠原 早人……って、お前の本名?」
オル「……まあ、うん」
オルはしぶしぶ頷いた。
本名――この世界で本名は、1種の重要パスワード的な存在だ。
正直、俺様もなんで本名隠さないといけないのか、詳しいことは知らねぇし、公表もされていないけど……他人にバレると、色々大変なことになるらしい。
また、本名を隠さねばならないのは、武器を持って戦うことのできる者だけらしい。
謎が深まるばかりだゼ……
オル「……何故、あの少年が俺の本名を……」
ルイス「んーなんかよ、わかんねえことが増えるばっかでさ、全然何も解決に至るモン見つかんねえよな。」
オル「……………………」
ルイス「……オル?どうした、そんなにショック?」
オル「いや…………それより、何か……」
ルイス「……?具合悪いか?」
オル「……違う……まあ、いいか。」
ルイス「??????…あーもう、言わなきゃわかんねえよー」
オル「悪い。気にしないでくれ。」
……変な奴。
ルイス「…あっ、オル、そこに座るとこあるゼ!!ちょっくら休憩しようゼ!」
オル「休憩と言えるほど安全なのやら……」
ルイス「そ、そりゃあ幽霊の1体2体3体来るかもだけど……」
オル「居すぎだ。」
確かに、ここまで来るのに正直何体もの幽霊が目に入ったし、その度に心臓吐き出すかと思ったけど、だからこそ、休憩したほうがいいよな。
ルイス「っはぁ〜…もー疲れたよ…パトリッシュ…」
俺様達はどかっとその腰掛けに座った。お世辞でも座り心地は良いとは言えないけど、疲れをとるには充分だった。
オル「…ん」
ルイス「んー?どしたー?具合悪いー?」
オル「…声」
ルイス「あん?」
オル「声が……する。」
ルイス「え」
オル「父さん……父さんの……声がする!!!」
ルイス「ぅうえ!!?マジか!!って、お前ちょ…!!」
父さん……と言うと、まさか、アイツか!?いるのか!?
嘘だろ…!?会える!?
この館の話を聞いて一緒に寝た、俺様、オル…
そして、まだこの館で見つからなかった、ユイロと…そして葉紀……
葉紀はオルの実の父親。俺様達は互いに友人として関わり合ってるけど、やっぱり、自分の親だもんな……そりゃ、敏感に、なるわな……
……というか、さっきから事がトントン拍子に起こっている……なんなんだよ……
「ん……オルちゃん?」
「えっ!……まさか、今の声って……
……あ、待ってください御父様!!」
急いだような足音を立てて、俺様と、オルの前に、2人の男女が現れた。
葉紀「…!!あ、あああ、あああああオルちゃああああアアアアアアアンンン!!!!!」
オル「とっ父さn」
ユイロ「博士ェェェェェェェェェェエエエエエエエエエエ!!!!!」
オル「あっうわ!?」
バターン!
オルはユイロに飛びつかれて、そのまま倒れた。
ああ……ここがこんな場所じゃなければどんなに微笑ましい場面だか……
ルイス「…………」
葉紀「ああもう……良かった…ほんま良かったで…!オルちゃん無事やし、ルイス君もピンピンしとる……!皆の父ちゃん……感動で涙ちょちょ切れるで……!!!」
ユイロ「博士ェェェ!!怖かったですぅうわああああああんん!!!!」
オル「あ、ああ……怖かったな…うん……」
ルイス「………………」
ああそうだな。全員揃った。良かったよ。
ルイス「……ふ、ふふ」
これで……うん。全員幸せだな。
……そうあってほしい。
俺様はさっきウィから受け取った紙切れを再び見た。
ルイス「………………まさか、な。」
俺様は紙切れをまたズボンのポケットにねじいれた。
ルイス「……ってかよォ……」
ゴンッッッ!!!
俺様は壁を勢いよく殴りつけた。壁に亀裂が入る。
オル 葉紀 ユイロ「!?」
ルイス「お前らァ……いいよなー…そうやって他人から求められてよお……」
葉紀「る、ルイス…君?」
ルイス「あーあ!!俺様も!そうやって!!求められたいなああああ!!あーあ!!悲しいなあああー!!!!」
……何言ってるんだ俺様。
オル「な、ルイス、落ち着け!!どうした急に!」
ユイロ「ふっ、嫉妬乙」
葉紀「地雷を撒かないでユイロちゃん!!」
こうして、俺様達は無事合流できた。
そして、この4人で脱出をしよう。
俺様達はそう決めた。
ルイス「……………………」
…………決めたはず、なのに―――。
ルイス「…………この紙きれに書かれているのが本当のことであれば…………俺様は………………」
マドウェイ「だ、だんだんヒートアップしてきたね!!」
フランツ「久々の投稿だ。至らない点、多いかと思われる。特に今回のルイス。何かあればコメントをお願いする。もちろん、場合により書き直しも行おう。」
マドウェイ「閲覧Спасибо!!」