大抗争が終わり、一年が経とうという頃。アストレア・ファミリアにはひとつの気がかりがあった。
ベルだ。
かの静寂をなくし、心を壊して、外傷も決して浅くなく酷いものだった。かの暴食がしに、後に聞いたことだが、廃教会の中で対決をして、負けた。
「……ベル。」
あのアストレアでさえ、やることが終わったら真っ先に眠る白兎のもとへ向かい、ずっとそばに居る。
「アストレア様、お眠り下さい……。いくら、神々であれど、寝ずは危険です!」
「ええ、セルティ……でも、ごめんなさい。出来ないわ。ベルが目を覚ますから。」
そんなことを言うと、セルティは部屋を出る。だって、あんな辛い姿を見たくは無いから。うなされ続ける
すると、セルティは皆がいる団欒室へ向かう。
「……ダメでした。」
「だろうな。」
「アストレア様あれでも頑固だからなぁ〜。」
「大丈夫よ!ベルもアストレア様も!」
「その自信はどこから来るのですか……アリーゼ」
セルティを迎えるのはアストレア・ファミリアの他のメンバーだ。ライラやネーゼなどが反応を示す。
「……」
「あら、輝夜さっきから何を見てるの?」
「団長か……これを見てみろ。」
さっきから黙って苦い顔をしている副団長ゴジョウノ・輝夜の見ているものに興味を持ち、覗き込む。
ベル・クラネル
Lv1
力:SS 1109
耐久:SSS 1320
器用:SSS 1294
敏捷:SSS 1405
魔力:SSS 1442
■魔法
【トゥルエノ・ユスティーツ】
□詠唱式【
□付与魔法
□雷属性
【デス・イズ・プロヒビテッド】
□詠唱【失われし
【割れた仮面は破邪を殺す
【既に選定は果たされた。かつての最強、すなわち先達。かつての最恐、すなわち約定。救えぬ罪をここに、癒せぬ無力を糧に眼前のモノを救済せよ】
【我が力により、癒せ】
□広範囲回復魔法
□傷の治療、体力回復、状態異常及び呪詛の解除、全ての病の治癒
□
□
【】
■スキル
【
□早熟する。
□思いが続く限り効果継続
□思いの丈によって効果上昇
【
□
□発動時、一時的にステイタスの向上
□発動時、『俊敏』と『魔力』に強補正
□広範囲に一定確率で
□成功確率は『魔力』のアビリティに依存する
□詠唱式【敵は出た】【我の道を阻む者、正義の断罪を今ここに】【
「……うわぁ……」
そうだった。
「輝夜、これ
「出来はするらしい。
頭が痛い。とてつもなく頭が痛い。私が知らない所で無茶をしていたのを知った時もだが、ここまでアビリティが上がるはずもなく、改めて【
「ま、いいわ!だって───」
ステイタス用紙を輝夜に押し付け、高らかに、部屋に響くようにアリーゼは言う。
「私は清く正しい
みんなあっけらかんとする。いきなり
「……はぁ、まあその通りだな。」
「ええ!全員ランクアップ!ベルを除いてね!」
「まあ、ベルならすぐすぐランクアップしそうだけどね。私もlevel 3なんだからね。そのおかげでファミリアの等級はBランク。遠征も多くなるし、
「そうねぇ〜。大抗争は終結したけど……」
「
「おいバカエルフ、都市全域でも回って
「それでも少しだ!問題の解決にはなっていない!」
「吠えるな、青二才。どこからともなく湧いてくる彼奴らを処分するのは骨が折れる。長引けば長引くだけ被害は増えるだろうな。」
「輝夜ッ!!」
いつの間にランクアップの話から
「はいはい、2人とも!喧嘩する元気があるなら1つでも多く悪を倒すだけよ!」
アリーゼがパンパンと手を叩き、二人の間に入り、喧嘩の仲裁をする。それを見ると、二人は口を閉じる。
その時。インターホンが鳴る。
「あら、誰かしら?」
アリーゼが玄関の方へ行き、訪問者を迎える。
「はーい!誰──」
「じゃじゃーん!アリーゼ、今大丈夫?」
「アーディ!ええ、いいわ!上がってちょうだい!」
アストレア・ファミリアの
「アーディ!?どうして」
「リオーン!久しぶり!今日も綺麗で可愛いね。相変わらずいい匂いするし、抱きついてもいーい?」
アーディが団欒室に入るとリューを見つけ、勢いよく抱きつく。アーディはいつものテンションで話す。
「話を聞いてください!」
「抱き心地が良くなってる!!」
「そうなのよ!リオンはまた一段と抱き心地がよくなったのよ!昨日も抱き枕にしてよく寝れたわ!」
「話を聞けぇ!!」
リューは二人に振り回され、声を荒らげる。それを見て笑っている他のメンバー。なんならライラなんかは腹を抱えて笑っている。そして、ようやく離されたリュー
「はぁ……」
「それで、なんで来たんだ?アーディ。」
「いや〜ちょっとね。ベルくんの様子を見に来たんだよ。お見舞いです!後はお姉ちゃんからの言伝」
「シャクティから?」
「うん、何でもアストレア・ファミリアは今日から当分
あはは〜……なんて苦笑いを浮かべるアーディ。本当なら大抗争が終わった時から免除になるべきだったんだろうが。圧倒的に人手が足りないのだ。
「分かっているわ!大丈夫!免除して貰えるだけでありがたいもの!アーディのせいじゃないわ!」
「ふぅ……そう言ってもらえて良かったよ……。」
肩の荷が降りたように、息を吐くアーディ。負い目を感じておるのだろう。アストレア・ファミリアに対して、そしてベルに対して。アーディは感じている。
「それで……ベルくんはまだ目を覚まさないの?」
「……ええ。今はアストレア様が付きっきりで見ているわ。ベルは大抗争が終わって……まだ……。」
「そっか。……そうだよね。」
あんなことがあったんだし……。とアーディは手を胸の前に起き、何か祈るような仕草をする。
「ベルは……アルフィアの死を……【暴食】の死を見た。沢山傷ついたはずだ。」
「……そうね。ベルにとって二人の家族をいっぺんに失ったと同義。……でも!だからこそ私達が落ち込んでちゃ話にならないわ!バーニング!バーニング!!」
気落ちしているみんなを元気づけるアリーゼ。
その時。
「きゃあああああああああああああああ!!!?」
と、敬愛するアストレア様の悲鳴が響く。
「!アストレア様!?」
「何かあったの!?」
「とりあえず行くぞ!!」
警戒心をMAXにして、主神室、アストレアの部屋にアーディを含めた全員が走って向かう。そして、着くやいなやドアをガチャンっとあける。
「アストレア様!!!大丈夫──っ!?」
一番乗りに着いたアリーゼはアストレアに声をかけようとするが、見えた光景に言葉を失う。
「ぁ……ありー……ボコッ!……さん。」
処女雪のような白髪、
「団長!?どうした!」
「アリーゼ!!」
そして、遅れて来るみんな。アリーゼが泣いてるのを見るとギョッとする。そして、皆部屋の中を覗く。
「お……はよ、う……?」
皆が待望していた。白兎のお目覚めだ。
「うっぁ……べ、るぅ……。ベルぅ!!」
「わっ……!」
ベルに抱きつくアリーゼ。その反動に耐えられるはずもなく、ベルは押し倒される形となる。
「あらあら、アリーゼも、すごく喜んでいるわね。」
「アストレア様!」
「輝夜はいいのかしら?」
「ご勘弁を。あの団長様に睨まれるのは御免です。」
ウンウンと頷く他メンバー。そう、アストレア・ファミリアの中で一番ベルへの愛が強いのがアリーゼだ。
「脇目も振らず、ベルに抱きつき悪化させるような真似をしたら炎龍を起こすようなものです。」
「ふふ、そうね。」
「あの、アストレア様?」
「何かしら?リュー」
「なぜ、悲鳴をあげたのですか?」
「……プイッ」
リューの問いにアストレアは目を逸らした。可愛い効果音がつきそうなほど、可愛く。
「…………だって……起きたら私の頭を撫でているのよ?さっきまで起きてなかった子がよ。」
「「「「あ〜」」」」
なるほど、と全員が理解した。それはびっくりする。いつの間にか起きていて、何故か撫でていて、びっくりするなという方が難しいのだ。
「それで……あの団長様はどうするのですか?」
「放置……はダメね。アリーゼ。ベルが苦しそうよ」
あ、と言いながらベルから退くと、目を回していた。目覚めたばかりなのに、と頭を抱えるアストレア。
「あ!!?ごめんなさいベル!」
「ぅぅ……。」
ベルの身体を起こすと、一分くらい目を回し、すぐに復活するベル。プルプルと頭を振り、復活
「だ、大丈夫?」
「は、は゛ぃ!だいじょう”ぶです!」
見た目に傷はない。まあ、1年もあれば当たり前といえば当たり前なのだが……。
「どこか、なんか変なところはない?」
「……う゛ぅーん……じいで言えば、目ですか”ね?」
「目?そういえば、あのおチビちゃんが何か言ってた気がするけど……。」
「あげにく゛くて”」
おチビちゃんとは、【ディアンケヒト・ファミリア】の
「ベルを……見つけてから、直ぐに治癒をしたんだけど、目に傷を負ってからだいぶ経ってたから……もう前と同じには見えなくなってるはず……。」
ベルはあの戦いの中で、片目に傷を負った。だからこそ片目だけほぼ見えていない。
「あげずら”ぃ、だけ゛です。」
「そう?……でも、多分もう……。」
アストレアはベルの顔をまじまじ見ながらそういう。
すると──
「あの!!ちょっといいですか?」
「……アーディ?」
声を上げたアーディが居た。
「アーディがベルと二人きりで話したいとはね。」
「まさか!アーディ、ベルにゾッコンになっちった!?だから、ベルの操が!?」
「「「「アリーゼ、黙ってて」」」」
「でも!?」
「アリーゼじゃないんだから」
「仮にも
「だからアリーゼはいろ……色?……ボケたって言われるんだよ。老化ってやつ?」
「それは悪口!!?」
ネーゼの呟きにアリーゼがふざけ、皆にボッコボコに言われ、隅でうずくまるアリーゼ。
「こらこら、みんなアリーゼを虐めたらダメよ。」
「ちぇ〜」
「仕方ないか〜」
「あ、アストレア様!」
そんな時現れるのは女神アストレアだ。
「……アストレア様。アーディは何を話していると思いますか?私は不安です。」
「リュー、信じなきゃダメ。アーディは痛みを知ってる。ベルの心にドサドサと入っていったりしない。」
「それは……そうですが……」
「心配なのは分かる。でも、あの子が二人きりにして欲しいって言ったのは多分、あの子なりの誠意」
周りを気にせず、ベルと会話するため。
□□□□□□□□□
一方その時。
「大丈夫?ベルくん」
「は“いぃ、だいじょ゛うぶ゛て゛す。」
声はガラガラ、身体は痩せ細り、見るからに大丈夫な状態では無い。ベルはどこで大丈夫と言ったのか。
「大丈夫じゃないでしょ……ジトー」
「う゛ぐっ゛……」
「まあいいや……ベルくん、あの日のことどれくらい覚えてるの?あの時のこと。」
アーディはふざけていた態度を消し、ベルを見る。
「……あ゛の日、ぼく“……ザル”ドおじさ゛んと……だだがっで……え゛と……おぎて……う゛ん?……あ゛……は゛じっで魔法つかっで……?」
あ、という顔をするとベルは直ぐにアーディへ近づいて血相を変えて聞く。
「あ゛の゛!!ザル”ドおじさ゛ん……は……!?」
「…言っといた方がいいよね。」
そして、アーディは説明をした。オッタルとザルドの一騎打ち、ベルの登場と一部始終を見ていたアーディは悲しそうに語る。ベルは大きく目を見開いて。
「あの日、大抗争七日目ザルドは【フレイヤ・ファミリア】の【
「!!?」
嘘だ。ありえない。おじさんが、負けるはず。そんなことを考えるベルの頭にひとつの可能性が浮上した
「……あ゛りえな”い!!」
「ベルくん……?」
「う”そだ!!」
違う、違う。それが本当ならおじさんが死んだのも、お義母さんが死んだのも、僕の──
「ッあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」
その瞬間、ベルは自身の体に鞭を打ち、部屋から
「っ!ベルくん!?まって!!」
そして、アーディも後を追うように走っていた。
「まってよ……まってよ!」
まだ君に、何も返せてない、何も謝れてない!!
まってよ。逃げないで!私を惨めで酷い女にしないでよ!こんな私が、正義なんて……名乗れないじゃん。君に謝りたいんだ。あの日助けようとしくれていたこと、ありがとうって言いたいんだ!まって!まってよ!
「あ゛ぅ……うぞだ……」
ベルは持ち前の脚で素早く逃げていた。アーディから追いかけてくるであろうアストレア・ファミリアから全速力で逃走していた。怖いから。
「お゛じさ゛んっ……」
どこ?子供が問うように、ベルはつぶやいていた。
アーディは焦っていた。沢山走って、ベルを探して、謝りたかったのに、上手くできなくて。
「どこ、どこなの?……ベルくん……」
笑顔を絶やさず、のほほんとして、いつも優しく、鞭と飴という文言でマスコットのように可愛く強い憲兵の少女、の姿は型なしだ。
「まだ、まだ……!」
まだ君に何も出来てないよ。起きてから、謝れてないよ。あの日のこと、ごめんねって、嫌われても。どんなことを言われても私はあの子に一言。
「ごめんって……っ。」
言いたかった、だけなのに。やはり、自分勝手なことをして敵を救おうとして、罠に嵌められて。逃げないでよ……。私に謝らせてよ。惨めにしないで!
「言いたいのに……!!」
「アーディ!!」
「っ……リオ、ン……?」
アーディに声をかけたのは、知己であるリュー・リオンだった。リューの後ろにはアストレア・ファミリアの面々までいたのだ。多分、ベルと私が出ていったのがわかったのだろう。
「アーディ、何があったのですか!」
「……っ……ごめん……。」
「アーディ!!」
「リオン!……アーディ、ベルはどこ?」
「……分からない。」
「そう。」
言い淀むアーディに何かあったとわかったのか、アリーゼは質問をして、ベルを探しているのだと知る。
「ネーゼ、ライラ、ノイン、マリューは東を!セルティ、イスカ、アスタは南を!リオンとリャーナは西に!ないと思うけど一応見てきて!輝夜とアーディは私と一緒に北を!」
「「「「「了解!!」」」」」
「行くわよ!輝夜!アーディ!」
「うん!」
「ええ。」
ごめんね。
□□□□□□□□□
ベルは誰も来ないだろう、高台へと来ていた。
ベンチに座り、泣いていた。
「おか”あ"さ"ん!!おじさ゛ん!」
もういもしない二人を思い、ベルは泣く。たくさんの所へ行った。教会にも、バベルにも、ギルドにも、見つからないように色んな酒場を覗いたりしたのに。
「な"んで!!」
ベルは駄々こねる子供のように、大人びていた面影はなく、仮面を剥ぎ、ベルは泣いている。
「……ベル?」
「っ!?だれ゛?」
背後から声がして、振り向くと綺麗な金髪金眼の前よりは少し高い背丈、強かったアイズ・ヴァレンシュタインだ。この子は意外とベル苦手。
「ア゛イズざん……?」
「うん……声大丈夫?」
「は゛い。」
そういうが全然大丈夫では無いことは明白。アイズはなにか思い出したかのようにポケットを漁り。
「これ……
そして、貰い、飲むと。
「っ!わ!……治った。ありがとう。アイズさん」
「いいよ?」
そして、何故か隣に座るアイズ。
「久しぶり、だね。」
「はい」
「1年……ぶり?」
「そうですね。」
……気まずい。とても気まずい。これはあれだ、昔仲良かった異性の幼なじみが久しぶりに再開したら何話したらいいかわからなく気まずくなるっていうあれだ。
「……ベル。色々あったんだね」
「───え?」
空気読めないし、色々抜けてて、オブラートに包んで言ったら天然なアイズさんが。
「涙あと……あるよ?」
そう言われて、初めて気づく。
「あの日……何があったの?」
「……お義母さんが、死にました。」
俯き、涙をこらえて、ベルはアイズに伝える。
「!……そう、なんだ。」
あの人が……!!なんて考えてる
「……悲しい、ね。」
「……ッはい……」
そして、そこから少し話をして、なぜか
なぜか
「ベル、あ〜ん……?」
アイズさんと街を歩くことに!?なんで!?
「???……あ、あー……じゃないですよ!?」
「え、でも……ロキが……」
ロキ様!?何教えてるんですか!?顔知らないけど殴りますよ!?百発は殴りますよ!?絶対に嘘だ!ソンナコトォ!!?
「あ、アイズさん!……行きましょう?」
「なんで?」
「いや……見られてるので……。」
幼い剣姫にあーんされてる幼い少年。まあ、微笑ましい光景に睨むような視線ではなく、見守る暖かい視線が幾つもベルとアイズを射抜く。
「じゃあ、どこ行くの?」
「うーん?……あ、じゃあ───なんてどうです?」
「うん、いいよ。」
そして、二人で目的の所まで歩く。目的地は──英雄橋。英雄アルバート、狼帝ユーリス、大戦士ガルムーザ、戦妃エルシャナなどの英雄と呼ばれるもの達の
「ベルは英雄が……好きなの?」
「……多分?」
「そう」
そんな会話を続け、ベルとアイズは英雄橋まで訪れる。英雄橋にはポツポツとしかおらず、
「なんで……おと……英雄アルバートの、前……開いてるの?アルバートの前だけ……」
そう、単純な疑問を問う。
「世界は───英雄を欲している。」
「!!!」
ベルは、誰かを真似るように語る。
「たった一人、圧倒的な強さを持つ、英雄を。英雄アルバート……傭兵王ヴォルトシュティン」
「っ!?」
「長いのでアルバートと呼びますが……英雄アルバートは千年前に実在した英雄で、
ベルは語る。どこかのゼウスが教えた英雄譚の知識を全て覚えているとか言うバカで。
「未だかつて、アルバートに並ぶ英雄はいない。」
いるとするなら
「それは」
アルバート以上の偉業
「黒龍の討伐した英雄。」
それが
「世界の欲する最強の英雄。」
ベルは、語る、ベル・クラネルは
「……戻りましょう。アイズさん」
自分ですら分からない、矛盾を抱えてる。そう、アイズは直感で感じ、わかった。
「……うん……。」
だが、なんてことなんて出来ない。ベルの矛盾を突いたとしてもそれがベルに悪影響を及ぼすわけもない
だからこそ、アイズは言わない。
□□□□□□□□□
そして、アイズと別れベルは
「た、ただいま……戻りました」
そして、恐る恐る、団欒室に入ると。
「べェェェェェェるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!?」
「あ、オワタ」
そこには、修羅の顔をしたアリーゼさん。ニコニコと怖い輝夜さん、睨んでいるリューさん、むすーっとしてるアーディさん、哀れな目で見てるライラさん……。
そして、見事に僕は怒られました。
はい!あとがきです!
ベルのチート魔法普通に欲しい。後幼なじみのくだりのやつ全部実体験です。悲しい(´;ω;`)
あ、ベルのスキルの補足
【
□
□発動時、一時的にステイタスの向上
□発動時、『俊敏』と『魔力』に強補正
□広範囲に一定確率で
□成功確率は『魔力』のアビリティに依存する
□詠唱式【敵は出た】【我の道を阻む者、正義の断罪を今ここに】【
広範囲に強制停止に関しては意味わかんないかなーって思ったので!重力魔法みたいなもんで、少しの間辺り一帯の人が動けなくなるみたいなもんです。
□
これに関しては、記憶が流れ込んでくる的な。ランダムでいつ来るか分からないんですけど、スキルの使用をトリガーにたまに来るって感じです
では!またつぎへ