『それでは、1時より1回戦第1試合を開始いたします。
出場する選手は、準備をお願いします。』
というアナウンスが流れ、第1試合に出場しない【イルカ軍】と【サメ軍】の選手達が控室に戻っていく。
スタジアムに残ったのは
【
と
【ブルーノア】
のメンバー達―。
【ブルーノア】のリーダーのシン
と
【
が握手をする。
『それでは、1時より第1試合を開始いたします。
出場する選手は、準備をお願いします。』
というアナウンスが流れ、第1試合に出場する選手達を残し、他のメンバー達は
―が…
第1試合に出場する【
なんと、【
まったくの想定外の事態に、【ブルーノア】の
「おい…ウソだろ…。
いきなりユルゲンスが出てくるのかよ…★」
と、ゲームプランが狂ったことをチュージは嘆いた…。
◆
ユルゲンスの出場には、他のチームもざわめいた―。
「プププッ★
まさか、いきなり、ユルゲンス先輩のご登場とは…★
ご覧なさい、レベッカ★
絶望に歪む、【ブルーノア】の連中の顔を…★」
と、【サメ軍】の
しかし、当のレベッカは
「総帥…
他人事ではない
ぞ。」
と、フーカを諌めた。
「我が軍には
ユルゲンスに対抗できる『ニュータイプ』はいない
んです。」
と、レベッカの妹のベアトリスも、フーカを諌めた。
「そうね…★」
と、さすがのフーカも、レベッカとベアトリスに諌められたら、引き下がるしかなかった…。
◆
【イルカ軍】の
「初戦からユルゲンス先輩が出場だなんて…。」
と嘆くルカ。
「【
ここで確実に1勝を挙げて、【ブルーノア】にプレッシャーをかけるのでしょう。」
と言うのは、3年生のクロワ。
「私も、【
と、3年生のマコトもクロワに同意する―。
◇
しかし、ユルゲンスの出場に、誰よりも衝撃を受けているのは、そのユルゲンスと対戦することになった、ケンタとショウである…。
「ショ…ショウ…どうする…!?」
と、うろたえるケンタ。
「ソ…
と、顔をしかめるショウ…。
もはや、敗北確定となってしまったケンタとショウは、ただ、うろたえるだけだった…。
◇
やがて、1時になった―。
スタジアム内の照明が消え…
『それでは、第1試合を開始いたします!!』
というアナウンスが流れると、観客席からは怒涛のような歓声があがった―。
コクピットルームに入る、両チームの選手達―。
『GUN-PLA Battel, Stand up.』
システムが起動し始めた。
『Please set your GP base.』
GPベースを、スロットにセットする。
『Begining Plavsky particle dispersal.』
ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。
形成されたバトルフィールドは、宇宙空間。
『Please set your GUN-PLA.』
ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。
コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。
球体操縦桿を握り、そして―
『Battel start!!』
バトルスタートの合図が鳴り響く―!!
「ケンタっ!!
ブーステッドガンダムヴァーチェ、出るぞっ!!」
「ショウッ!!
アンターレス、ゴーッ!!」
「ゾルゲル。
バイアラン・マグナム、出るぞ!!」
「ユルゲンス!!
バスタードカラミティガンダム、出る!!」
両チームのガンプラが発進した―。
◇
宇宙空間を進む
と
ケンタの
GNメガブースター
なる物に改造している。
武器も、GNバズーカではなく、リボーンズガンダムのGNビームライフルを改造した物を装備している。
ベースキットを大幅に上回る機動性をほこるも、GNバズーカもGNキャノンも無くしているため、火力についてはベースキットを大幅に下回る
「ショウ…どうする…?」
と訊いてくるケンタに
《どうするって…
どうしようもないケン…ッ★〉
と答えるショウ…。
『ニュータイプ』ではないケンタとショウでは、『ニュータイプ』であるユルゲンスには、どうあがいても勝てない…。
《けれど、相方は『ニュータイプ』じゃないヶン…。
だったら、相方の方だけでも殺るケンッ!!〉
と言うショウ、
「そうだけど…
ゾルゲル先輩も手強いよ…。」
と言うケンタに
《強かろうが、何だろうが、このまま、ムザムザと負けるのもイヤじャケン、やるしかないケンッ!!〉
と叱咤するショウ。
「そ…そうだね…!!」
と、腹をくくるケンタ。
たしかに、ショウの言うとおりだ。
ケンタだって、ムザムザと負けるつもりは無い―。
まもなく―
《11時の方向から来たケンッ!!〉
と、ショウからの通信を聞いたケンタも、レーダーを見てみる。
(つ…ついに来た…★)
と
が接近してきていた―。
◆
宇宙空間を進む
と
ゾルゲルの
ユルゲンスの
《ユルゲンス。
悪いが、俺にやらせてもらうぞ。
お前一人に、手柄を独り占めさせん…!!〉
とユルゲンスに、ゾルゲルからの通信が入った。
「もちろんです、ゾルゲル先輩。
私も、1人で戦っているのではありません。」
と答えるユルゲンス。
《そうだ。
ただし、俺が手を下すまでもないような相手なら、その時は…。〉
とゾルゲルに言われたユルゲンスは
「ハッ!!」
と答えた―。
まもなく、バスタードカラミティガンダムのレーダーが、
「先輩、来ました!!
1時の方向!!」
とゾルゲルに報せるユルゲンス。
《俺がしかける!!
援護を頼むぞ!!〉
と、
ユルゲンスは|125ミリ高エネルギー長射程ビーム砲【シュラーク】の照準を、
ロックオンカーソルが、
「くらえ!!」
と
止まって見える
125ミリ高エネルギー長射程ビーム砲【シュラーク】の砲口から放たれたライムグリーンのビームが、