HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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第4試合


 

砂漠に降り立つ

ガン([シン])ダムインパルス

ジムス([ミッツ])ペシャル

 

 

戦場となる砂漠は、全く起伏の無い地形で、ステージの中央に大きなピラミッドが3つある。

 

ピラミッドをどう使うかが、勝敗の分かれ道だろう―。

 

 

「行くぞ、ミッツ!!」

《おぅ☆〉

と、ガン([シン])ダムインパルスとジムス([ミッツ])ペシャルは、ピラミッドを目指す―。

 

 

まもなく、ミッツからの通信が入る。

 

《来たぜ…!!〉

 

「あぁ!!

こっちも、レーダーで捉えた…!!」

 

正面モニターに、ザイテルとへーゲラーの機体(ガンプラ)のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ガンダムスローネアイン

 

【ベースキット】

1/144 HG ガンダムスローネアイン

 

【種別】

汎用型擬似太陽炉搭載モビルスーツ

 

【属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◯

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◎

接近戦 △

 

【ファイター】

ザイテル

 



 

【機体名】

ガンダムマークⅡステルク

 

【ベースキット】

1/144 HG REVIVE ガンダムマークⅡ(エゥーゴ)

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◯

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 

【ファイター】

へーゲラー

 



 

ザイテルの愛機(ガンプラ)・ガンダムスローネアインは、まったくの無改造のガンダムスローネアインである。

 

塗装も変更されていない。

 

 

へーゲラーの愛機(ガンプラ)・ガンダムマークⅡステルクは、HG REVIVEのガンダムマークⅡの腰のサイドアーマーを、HGUCガンダムGP03Sステイメンの腰のブースターを改造したブースターを付けて、機動性を強化している。

 

そして、ハンドガンのような、小さな銃を持っている。

 

機体名のステルクとは、オランダ語で「強い」という意味だ―。

 

 

ガンダム([ザイテル])スローネアインは、空を飛んでいるようだ。

 

「地上の敵はオレが引き受ける!!

ミッツはスローネを」

と、シンが言ったところで、高熱源体接近の警報が鳴った。

 

(何だ?)

と、正面モニターを見たら…

 

ミッツッ!!

よけろォッ!!

と、叫ぶシン。

 

正面の上空から、赤黒いビームが飛んできたのだ―!!

 

シンもミッツも、気づいたのが早かったので、容易に回避できた―。

 

 

ビームを撃ったのは、ガンダム([ザイテル])スローネアイン。

 

バックパック右側に装備されているGNランチャーを撃ったのだ―。

 

 

「ミッツ!!

スローネはまかせたぞ!!」

 

《な…なんとか、やってみる…★〉

と、ガン([シン])ダムインパルスはガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクに…

 

ジムス([ミッツ])ペシャルは、ガンダム([ザイテル])スローネアインに立ち向かう…。

 

 

砂漠に降り立つ

ガンダム([ザイテル])スローネアイン

ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルク

 

 

「私からしかける…!!」

と、ガンダム([ザイテル])スローネアインは空に飛び上がると、先制のGNランチャーを撃ったが、回避された。

 

「ジムコマンドは、私が相手をする。

お前は、ピラミッドに向かったヤツを頼む。」

と、へーゲラーに指示するザイテル。

 

《了解!!〉

と、ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクはピラミッドに向かう―。

 

 

(さて…

ヤツは、どこから来る…?)

と、ガン([シン])ダムインパルスはピラミッドに身を隠し、ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクの動向を探る…。

 

すると、ロックオン警報が鳴った!!

 

(何…ッ!?

どこだ…ッ!?)

と、シンは左右を見回すが、ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクの姿は見えない…。

 

その時…

 

〈どこを見ている!!

私はここだ!!

と、へーゲラーからの通信が入ったのと同時に…

 

うわぁ…ッ!?

 

上から撃たれてしまった。

 

ガン([シン])ダムインパルスが上を向くと…

 

ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクが、ピラミッドの上から滑り降りるように降下しながら撃ってきていた―!!

 

「この…ッ!!」

と、ガン([シン])ダムインパルスはMA-BAR72高エネルギービームライフルで反撃するが、簡単に回避されてしまい、逆に3発被弾してしまった…。

 

そして…

 

うわ…ッ!!

 

ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクに蹴飛ばされてしまった…。

 

さらに、起き上がろうとしたところを、撃たれてしまった…。

 

すでに、耐久値が70パーセントを切っていた…。

 

調子にのるなよ…ッ!!

と、MA-BAR72高エネルギービームライフルで反撃するガン([シン])ダムインパルスだったが、ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクに簡単に回避されてしまい、またしても3発被弾してしまった…。

 

〈話にならんな…!!》

と、へーゲラーに言われてしまうシン…。

 

「なんの…

まだまだ、これからだぜ…★」

と反論するシンだったが

 

〈虚勢をはるのはよせ。

私と君とでは、実力差がありすぎる…!!》

と、へーゲラーに一蹴されてしまった。

 

「まだだ…!!

まだ終わっちゃいない…ッ!!」

と、右手にビームサーベルを持って、ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクに斬りかかるガン([シン])ダムインパルス。

 

しかし…

 

ガンダムマ([へーゲラー])ークⅡステルクは、ガン([シン])ダムインパルスの斬撃を右に回避すると、素早く背後に回り込み、ビームサーベルでガン([シン])ダムインパルスの背中を斬りつけた。

 

そして、仰向けに倒れたガン([シン])ダムインパルスのコクピットに、ビームサーベルを突きつけた。

 

〈まだやるかね?》

 

「ちくしょう…ッ!!

ここまでか…。」

と、シンは降参した…。

 

 

シンの敗北により、【ブルーノア】の敗北が決定した。

 

たとえ、このあとミッツが奇跡の逆転勝ちをおさめて2勝2敗になっても、最終的な撃破ポイントが

【ブルーノア】が4

であるのに対し

G.D.M.(ゴドム)】は5

であるため、【ブルーノア】の判定負けになるからだ…。

 

 

G.D.M.(ゴドム)】の部長のザイテルと対戦したミッツだったが…

 

ザイテルの機体(ガンプラ)は、無改造のガンダムスローネアインとはいえ、ミッツのジムスペシャルとでは、性能の差がありすぎた…。

 

ガンダムスローネアインは空属性

ジムスペシャルは陸属性

で、属性においては、ジムス([ミッツ])ペシャルの方が有利であったが、ガンダム([ザイテル])スローネアインには、属性の優劣すらもひっくり返せる強さがあった。

 

そして

飛行能力の有無

 

この差が大きかった。

 

空を飛べないジムスペシャルは、上空からガンダムスローネアインに狙い撃たれ続けた…。

 

 

「ちくしょうッ★

卑怯だぞッ★

降りてこ〜いッ★」

と、上空にいるガンダム([ザイテル])スローネアインに向かって、HWF GMG・MG79-90ミリマシンガンを撃つジムス([ミッツ])ペシャルだったが、ガンダム([ザイテル])スローネアインは簡単に回避してみせる。

 

逆に、ガンダム([ザイテル])スローネアインのGNランチャーから放たれた、赤黒い大出力ビームがジムス([ミッツ])ペシャルの胴体に直撃した…。

 

「ぁいやぁぁぁ…ッ★

強ぇぇぇ…ッ★」

 

ジムス([ミッツ])ペシャルの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

『Battle Ended.

Winner, Team【G.D.M.(ゴドム)】』

 

G.D.M.(ゴドム)】の勝利に、観戦している生徒達から怒涛のような大歓声がおこった―。

 

 

こうして、ビビッ島ガンプラバトル大会に出場する、大洋高校代表決定戦第1戦

ガンプラバトル同好会【ブルーノア】

男子ガンプラバトル部【G.D.M.(ゴドム)

の対戦は

3勝1敗で【G.D.M.(ゴドム)】の勝利

に終わったのである…。

 

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