HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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G.D.M.(ゴドム)】 VS 【サメ軍】


 

スタジアム内の観客席は、すでに全校生徒で埋まっていた。

 

 

午後0時―。

 

突如、スタジアム内の照明が全て消えた―。

 

そして…

 

スタジアム中央に鎮座しているガンプラバトルステージの中央に、スポットライトが当てられた。

 

スポットライトが当てられたステージの中央には、昨日と同じく、赤スーツ姿の男が、丸椅子(スツール)に座って、長い脚を組んでいた。

 

彼は、物憂げに目を伏せながら、低く、しかし、よく通る声で話し始めた。

 

「みなさん…

昨日の試合の熱が冷めやらぬうちに、大洋高校代表決定戦の第2戦の日がやってまいりました…!!

今日も、昨日と変わらない…

いや!!

昨日以上の、アツい試合(バトル)が繰り広げられるでしょう…ッ☆」

と男が言うと、スタジアム内の照明がついて明るくなり、観客席からは、怒涛のような大歓声がわきおこった。

 

「それでは、本日の出場チームの紹介いたしましょう!!

まずは、男子ガンプラバトル部―

G.D.M.(ゴドム)】ーッ!!」

 

顧問の先生を先頭に入場してきた【G.D.M.(ゴドム)】を、観客席からの大歓声が迎える。

 

 

「続いて、女子ガンプラバトル部フーカ派―

【サメ軍】ーッ!!」

 

フーカを先頭に入場してきた【サメ軍】を、観客席からの大歓声が迎える。

 

 

「次は、第2試合に出場する、女子ガンプラバトル部ルカ派―

【イルカ軍】ーッ!!」

 

顧問の先生を先頭に入場してきた【イルカ軍】を、観客席からの大歓声が迎える。

 

 

「最後は、ガンプラバトル同好会【ブルーノア】ーッ!!」

 

チュージを先頭に入場してきた【ブルーノア】だったが、昨日ほどではないが、それでも、観客席からの歓声や拍手はまばらだった…。

 

 

「とくに、第1試合に勝ったチームは、大洋高校代表の座に王手をかけることになりますッ!!」

と男が叫ぶと、観客席からは怒涛のような大歓声がわきおこった。

 

「それでは、代表決定戦第2戦ッ!!」

と言って立ち上がり、赤いスーツの上着を脱ぎ捨てて、ピンク色のワイシャツ姿となり、両腕を突き上げる。

 

高く掲げられた左手には、左目を覆っていた眼帯が握りしめられ…

 

高く掲げられた右手には、どこからともなく取り出したマイクを、小指を立てて握っている―。

 

「レディ…ゴォォォォォッ!!」

と、男が叫ぶと、観客席から、怒涛のような大歓声がわきおこった。

 

そして、男は脱ぎ捨てた赤いスーツを拾い、座っていた椅子も持ってステージから降り、どこかへと走り去っていった―。

 

 

『それでは、1時より第1試合を開始いたします。

出場する選手は、準備をお願いします。』

というアナウンスが流れ、第1試合に出場しない【イルカ軍】と【ブルーノア】の選手達が控室に戻っていく―。

 

そして、ステージ前には

G.D.M.(ゴドム)

【サメ軍】

のメンバーが残った―。

 

 

大洋高校代表決定戦第2戦第1試合―。

 

男子ガンプラバトル部【G.D.M.(ゴドム)

VS

女子ガンプラバトル部フーカ派【サメ軍】

 

【サメ軍】のメンバーは7人なので、試合方式は

1回戦は3対3

2回戦も3対3

ラストは部長対決

で行われる。

 

1回戦の出場メンバーは…

 

【サメ軍】

アンカ

セレスト

マディ

 

G.D.M.(ゴドム)

バルナス

ゲルベス

ウスリー

 

…だったが…

 

試合は

一瞬で終わった…。

 

G.D.M.(ゴドム)】のウスリーのケルディムガンダムテンペストの、20基ものGNシールドビットによるオールレンジ攻撃により、【サメ軍】のアンカ、セレスト、マディは瞬殺されたのだ…。

 

 

しかし、2回戦は違った。

 

2回戦の出場メンバーは…

 

【サメ軍】

レベッカ

ベアトリス

コーデリア

 

G.D.M.(ゴドム)

へーデラー

ゾルゲル

ガルフ

 

…だったが、【サメ軍】のレベッカとベアトリスの姉妹による連携と、コーデリアの遊軍的な戦法により、【G.D.M.(ゴドム)】のへーデラーとゾルゲルが敗れ、ガルフのみが残った。

 

ガルフは意地をみせ、コーデリアを撃破するも、制限時間切れにより、生き残っていたメンバーが多かった【サメ軍】の判定勝ちとなった。

 

 

そして、最後の部長対決―。

 

G.D.M.(ゴドム)】側は、なんと、ユルゲンスが臨時の部長として参加した。

 

それを見たフーカは

戦わずして降参

した…。

 

『ニュータイプ』ではないフーカが、『ニュータイプ』であるユルゲンスに勝てるわけがないからだ。

 

フーカの行動は、至極当然の行動だったが、しかし、ガンプラファイターとしては最低最悪の行動だった。

 

スタジアム内に響く、怒涛のようなブーイングを、フーカは一身にうけていた…。

 

 

第1試合の結果は…

 

1回戦は【G.D.M.(ゴドム)】の勝利

G.D.M.(ゴドム)】の撃破ポイント+3

 

2回戦のは【サメ軍】の判定勝ち

【サメ軍】の撃破ポイント+2

G.D.M.(ゴドム)】の撃破ポイント+1

 

部長対決は【G.D.M.(ゴドム)】の不戦勝

G.D.M.(ゴドム)】の撃破ポイント+1

 

…で、【G.D.M.(ゴドム)】の勝利となった。

 

G.D.M.(ゴドム)】が2勝目を挙げたことで、ビビッ島ガンプラバトル大会に出場する大洋高校代表の座に王手をかけた―。

 

 

『それでは、3時より第2試合を開始いたします。

出場する選手は、準備をお願いします。』

というアナウンスが流れた。

 

行くぞッ!!

と、チュージを先頭に、バトルステージに向かう【ブルーノア】のメンバー達―。

 

ステージ前で、クレアと【イルカ軍】のキャプテンのルカが握手をしたあと、1回戦に出場する選手達を残し、他のメンバー達は待機所(ベンチ)に向かった。

 

 

1回戦の出場メンバーは…

 

【ブルーノア】

カツ

ヒロ

タツヤ

 

【イルカ軍】

マイン

パール

マーテル

 

…だった。

 

カツとパールが握手をしたあと、両チームのメンバーはコクピットルームに入っていった―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは市街地。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「カツッ!!

Gオフェンサー、出るぞッ!!」

 

「ヒロ!!

グレイテストサーペント、出るぞ!!」

 

「タツヤ!!

シュヴァルベグレイズリッター、行くぞ!!」

 

 

「マイン☆

ザク・マインレイヤー・ハイモビリティ、行っくよォ☆」

 

「パール。

フォビドゥン・アズール、出ます。」

 

「マーテル。

νガンダム・コスモファルコン、まいりますわ。」

 

 

両チームのガンプラが発進した―。

 

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