同時に、右手に持つサブロックガンを撃つ。
その名の通り、本来は水中用の武器だが、地上ではハンドロケットランチャーとしても使える。
しかし、
宇宙戦用の
…が、ミサイルは回避しきれなかった…。
飛んできた12発のミサイルの内、回避できたのは
3発のみ
で
残り9発が、次々と
が、AGM141【ファイヤーフライ】誘導ミサイルの威力の低さゆえ、耐久値の減少は18パーセントですんだ…。
◆
「ちくしょう★
このまま負けて…んッ?」
と、ミッツがレーダーを見ると、
(どこに行く気だ?
クレアにかぎって、逃げたりはしないだろうが…?)
と、とりあえず、
◇
そのまま、川に入る
膝まで浸かる程度の深さだ。
〈おいおい…★
水中用モビルスーツだからって、川に入れば強くなるってかァ?》
という、ミッツからの通信に
「なるけん☆
魚雷が使えるけん☆」
と答えるクレア。
川の中を突き進む12発の魚雷が、次々と
◆
「ゑーッ!?
ウソだろォォォッ!?
こんな場所で魚雷をォォォッ!?」
と、悲鳴をあげるミッツ…。
ビビッ島独自のガンプラバトルルール…
陸属性は空属性に強い
空属性は海属性に強い
海属性は陸属性に強い
…により
される…。
◇
これは、クレアの自作の武器で、【HG カスタマイズキャンペーン 2014 Summer F】に付属しているヒートトマホークに、ビームサーベルの発振器を取り付けた武器だ。
トマホークの刃が、ほのかに赤く輝いた―。
◆
「そんなものォッ!!」
と、
(何だぁ…?)
コクピットルーム内に鳴り響く、ロックオン警報…。
正面モニターを見れば…
「ゑっ!?」
その発射口を
そして…
サブロックが発射された―!!
「どぉわぁぁぁ…ッ!!」
至近距離からサブロックガンで撃たれて、ぶっ飛ぶ
仰向けに倒れた
〈チェックメイトじゃけん☆》
と、勝ちほこるクレア。
「あぁ…
参ったよ、クレア…★」
と降参したミッツは、コクピットルームのコンソールにある降参ボタンを押した…。
◇
(さて…
シン君は、
と、ミッツに勝利したクレアは、シンに通信を入れてみる。
「シン君、どうなっとるけん?」
なにげなく入れた通信だったが…
《何してる、クレアッ!!
早く援護に来てくれッ!!〉
と、シンからの必死の叫びが聞こえてきた…。
「何やっとるけん?
まだやっとったんけ?」
と、あきれるクレアだったが…
《カツ先輩がどれだけ強いか知ってるだろッ!!〉
と、シンは必死に助けを求めてくる…。
(そうでもないけん…★)
ガンプラバトル歴11年のクレアからすれば
ガンプラバトル歴5年のカツなどザコ同然
である…。
(はぁ…。)
と、ためいきをつき、クレアはシンの援護に向かった…。
・
(あいや〜…。)
シンの救援に来たクレアの目に飛び込んできたのは、上空から
◇
ガンプラバトル同好会【ブルーノア】のリーダー・シンの
頭はともかく、バックパックを換えているため、インパルスガンダムの特徴であるシルエット換装システムが無くなっている…。
そんな
ただ、上空からの
・
(見てられんけん!!)
とクレアは、マリンハイザック・アルフェルグ本体のスラスターと、EQFU-5X 機動兵装ポッドのスラスターを全力噴射させる。
それで
短時間だが空を飛べる
のだ。
「けぃ!!」
と、空に飛び上がった
◆
(そんな攻撃…!!)
と、
自爆して、強烈な閃光を放ったのだ―!!
「な…何だ…ッ!?
うおおおおおッ!!」
あまりのまぶしさに、カツはおもわず
両腕
で顔を覆った。
当然だが
操縦桿を手放してしまった
ため、Gオフェンサーはコントロールを失い、墜落していった…。
「し…しまっ…ッ★」
鳴り響く失速警報を聞き、あわてて操縦桿を手にし、上昇しようと操縦桿を手前に引くが、もう遅かった…。
「う…おおおおお…ッ!!」
コクピットルーム内に響く、カツの絶叫…。
Gオフェンサーは墜落した…。
しかも、裏返しの状態で地上に落着したため、行動不能と判定され、敗北扱いとなった…。
「ち…ちくしょう…。」
悔しがるカツ…。
無理もない…。
撃墜されたのならまだしも、1発も被弾することもなく、ただ、自分の操縦ミスで自滅してしまったのだから…。