HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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第2試合(1)


 

ステージ前にならぶ

クレア

ショウ

シン

レベッカ

ベアトリス

セレスト

 

 

握手をする、クレアとレベッカ。

 

身長は180センチ近くはあろう、3年生のレベッカを見上げる、身長154センチのクレア。

 

背の高さにくわえ、銀髪のショートヘアーで、前髪の一部が、やけに長い黒い髪。

 

美しい顔立ちに切れ長の目に輝く蒼い瞳は、冷徹な輝きを放っている。

 

美少女ではなく美女。

 

可憐ではなく秀麗。

 

美しさで魅了するのではなく、威圧感で屈服させる。

 

そんなレベッカが、フーカの下についているのが不思議だが、かといって、ルカの下につくとも思えない。

 

いや、そもそも、人の下につくような人ではない―。

 

 

「クレアとかいったな…。

私に勝てるか?」

と言うレベッカに

 

「先輩に負けるのなら、悔いは無いけん…。」

とクレアは答えた。

 

想定外の返答だったのか、レベッカは驚いたような顔をした。

 

しかし、すぐに

「私は、お前に負けたら、激しく後悔する。」

と、冷徹な笑みを浮かべた。

 

そして

私は負けん…!!

と言って、コクピットルームへと向かっていった。

 

クレア達も、コクピットルームへと向かった。

 

 

コクピットルームに入ったクレアは

(ひさしぶりじゃけん…

戦う前から、勝てる気がせんのは…。)

と思いつつも、それでも、前髪を上げて、気合を入れた(本気モードになった)―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは、宇宙空間。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「クレアッ!!

マリンハイザック・アルフェルグ、出るけんっ!!」

 

「シン!!

ガンダムインパルス、行きまぁぁぁすッ!!」

 

「ショウッ!!

アンターレス、ゴーッ!!」

 

 

「レベッカ!!

ガンダムヴァサーゴ、行くぞ!!」

 

「ベアトリス。

ガンダムアシュタロン、行くわ。」

 

「セレストッ!!

アルカディアガンダム、発進だァッ☆」

 

両チームのガンプラが発進した―。

 

 

宇宙空間を進む

マリン([クレア])ハイザック・アルフェルグ

ガン([シン])ダムインパルス

アンタ([ショウ])ーレス

 

まもなく、マリンハイザック・アルフェルグのレーダーが、【サメ軍】の機体(ガンプラ)を捉えた。

 

正面モニターに、敵機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ガンダムヴァサーゴ

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◎

接近戦 ◎

 

【ベースキット】

1/144 ガンダムヴァサーゴ

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

 

【アビリティ】

フラッシュシステム

 

【ガンプラファイター】

レベッカ

 



 

【機体名】

ガンダムアシュタロン

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◯

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◎

 

【ベースキット】

1/144 ガンダムアシュタロン

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

 

【アビリティ】

フラッシュシステム

 

【ガンプラファイター】

ベアトリス

 



 

【機体名】

アルカディアガンダム

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◎

接近戦 ◎

 

【ベースキット】

1/144 HG クロスボーンガンダム魔王

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

 

【ガンプラファイター】

セレスト

 



 

銀色と青で塗られた、外見的には無改造のガンダムヴァサーゴが、レベッカの愛機(ガンプラ)だ。

 

 

同じく、銀色と紫で塗られた、外見的には無改造のガンダムアシュタロンが、レベッカの妹のベアトリスの機体(ガンプラ)だ。

 

 

セレストの愛機(ガンプラ)・アルカディアガンダムは、全身を緑色に塗ったクロスボーンガンダム魔王だ。

 

機体名の『アルカディア』とは、全身が緑色で、胸の髑髏から、おそらく

某超有名な宇宙海賊の戦艦

の名前からとっているのであろう…。

 

 

先手を打ってきたのは、【サメ軍】の方だった。

 

ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴがメガソニック砲を撃ってきたのだ。

 

「散開!!」

と、クレアの指示により、散開する【ブルーノア】の機体(ガンプラ)

 

ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴに戦いを挑もうとするクレアだったが…

 

〈姉さんはやらせない…!!》

と、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンが向かってきた。

 

やむをえず、クレアはガンダムア([ベアトリス])シュタロンの相手をすることにした。

 

《あのガンダム([レベッカ])ヴァサーゴは、(ソレガシ)にまかせるケン☆〉

と、アンタ([ショウ])ーレスがガンダム([レベッカ])ヴァサーゴに立ち向かう。

 

緑のガンダム(アルカディアガンダム)は、オレにまかせてくれ!!〉

と、シンからの通信が入った。

 

(よ〜しっ!!)

とクレアは、正面モニターに映るガンダムア([ベアトリス])シュタロンを見据えた―。

 

 

大洋高校2年生のベアトリスは、レベッカの妹である。

 

身長はレベッカほど高くないが、それでも170センチは超えている。

 

銀髪のロングヘアーに蒼い瞳。

 

レベッカのような威圧的な美しさはなく、むしろ、可憐な美少女である。

 

それでも、冷徹な感じがするのは、やはり姉妹だ。

 

そんなベアトリスの愛機(ガンプラ)は、外見的には無改造のガンダムアシュタロンだ―。

 

 

「行けっ!!」

と、バックパック右側のEQFU-5X 機動兵装ポッドを射出するマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグ。

 

射出されたEQFU-5X 機動兵装ポッドから、AGM141【ファイヤーフライ】誘導ミサイルが発射される。

 

しかし、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンはモビルアーマー形態に変形すると、飛んでくるミサイルを振り切った。

 

そのまま、大きく左に旋回すると、機首のバルカン砲を撃ちながら、フルスピードで突進してきた。

 

ガンダムア([ベアトリス])シュタロンの攻撃を回避し、サブロックガンで反撃するマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグ。

 

だが、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンはマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグの反撃を回避し、再び離れていった。

 

〈そんな機体(ガンプラ)で、私の相手がつとまると思っていたの?》

と、ベアトリスからの通信が入った。

 

たしかに、現時点では、クレアはガンダムア([ベアトリス])シュタロンの機動性に翻弄されている。

 

しかも、クレアの愛機(ガンプラ)・マリンハイザック・アルフェルグは

水中用モビルスーツであるため、宇宙ステージでは機動性が低下する

のだ…。

 

「ふんっ!!

飛び回ってばかりいないで、正々堂々と、正面からぶつかってくるけんっ!!」

と、挑発するクレア。

 

〈その必要は無いわ。

どうして、私がモビルアーマー形態で戦っているのか、わからないの?》

と訊いてきたベアトリスに

 

「そんなことは、どうでもいいけんっ!!」

と答えるクレア。

 

お前相手に全力を出す必要が無いと見切ったからよ

。》

とベアトリスに言われ、顔をしかめるクレア。

 

「冗談は顔だけにするけんっ!!」

と、サブロックガンを撃つマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグ。

 

〈冗談だと思っているの…?》

と、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンはマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグからの攻撃を回避すると

なんと、アトミックシザースを分離させた

のだ…!!

 

それを見て、驚くクレア。

 

無改造なはずはないと思ってはいたが、まさか、オールレンジ攻撃をしてくるとは、まったくの想定外だった。

 

分離したアトミックシザースのシザースビーム砲から放たれるライムグリーンのビームを回避するマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグだったが…

 

わあっ!?

 

背後からガンダムア([ベアトリス])シュタロンの攻撃をくらってしまった…。

 

 

ベアトリスは、武装スロットから『SA(特殊攻撃)』を選択した。

 

すると、ガンダムアシュタロンはモビルスーツ形態に変形した。

 

そして、両腕にアトミックシザースが装着され、シザースビーム砲の砲口から、長大なライムグリーンのビームサーベルが発振された。

 

ヘルイリュージョン!!

とベアトリスが叫ぶと…

 

ガンダムア([ベアトリス])シュタロンは、両腕に装着されたアトミックシザースのビームサーベルで、マリン([クレア])ハイザック・アルフェルグをメッタ斬りにした…!!

 

ガンダムア([ベアトリス])シュタロンのSA(特殊攻撃)・ヘルイリュージョンをくらったマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグは耐久値がゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

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