HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

39 / 75
第2試合(3)


 

次第に、シンも気づき始めた。

 

(もしかして…

これって

『撫子に刺された』ことで引き出された、オレの能力(ちから)

なのか…!?

だとしたら…オレ…

メチャクチャ強い

んじゃないのか…!?)

と、確証は無いものの、しかし、そうとでも考えないと説明がつかないこの現象に、シンは喜びに打ち震え始めた―。

 

 

アルカデ([セレスト])ィアガンダムが、バックパックのサブアームに装着されているビームサーベルで斬りかかってきたが、ガン([シン])ダムインパルスはビームサーベルとシールドで防いだが、両腕が開いたため、胴体がガラ空きになってしまった。

 

そこを、アルカデ([セレスト])ィアガンダムはビームザンバーで斬りかかろうとしたが、ガン([シン])ダムインパルスは頭部のバルカン砲と、胸部のMMI-GAU25A 20ミリCIWSで反撃した。

 

被弾して後退したアルカデ([セレスト])ィアガンダムに、ガン([シン])ダムインパルスはMA-BAR72高エネルギービームライフルを撃つ。

 

ガン([シン])ダムインパルスのMA-BAR72高エネルギービームライフルの直撃をくらったアルカデ([セレスト])ィアガンダムの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

アルカデ([セレスト])ィアガンダムを撃破してまもなく、レーダーが接近してくる機影を捉えた。

 

(ガンダムアシュタロン…

ベアトリス…!?)

と、正面モニターに表示された敵機のデータを見るシン。

 

モビルアーマー形態のガンダムア([ベアトリス])シュタロンが、シザーズビーム砲を撃ちながら飛んできた。

 

ガン([シン])ダムインパルスは、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンからの攻撃を回避すると、MA-BAR72高エネルギービームライフルで反撃し、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンにダメージをあたえた。

 

〈やるな…。

さっきのマリンハイザックよりかは楽しめそうね。》

と、ベアトリスからの通信が入った。

 

(マリンハイザック?

クレアか…。)

 

どうやら、ベアトリスがクレアを撃破したようだ。

 

これまでのシンならば、それを聞いたら萎縮していただろう。

 

しかし、今のシンは、これまでのシンではない。

 

「来いよ☆

楽しませてやるぜ☆」

と、闘志をみなぎらせるシン。

 

大きく右旋回したガンダムア([ベアトリス])シュタロンがシザーズビーム砲を撃ちながら、再びガン([シン])ダムインパルスに迫ってきた。

 

ガン([シン])ダムインパルスは、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンからの攻撃を回避すると、MA-BAR72高エネルギービームライフルで反撃し、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンにダメージをあたえる。

 

〈貴様…!?》

と、通信機から響く、ベアトリスの焦った声。

 

「何だ、たいしたことのないヤツだな☆

さっきのクロスボーンガンダム(アルカディアガンダム)の方が、まだ手応えがあったぞ☆」

と、ベアトリスを挑発するシン。

 

〈貴様…ッ!!》

と、シンに挑発されたベアトリスが、怒りに燃える。

 

ガンダムア([ベアトリス])シュタロンはモビルスーツ形態に変形すると、アトミックシザーズを分離させた。

 

これには、シンも驚いた。

 

まさか、ガンダムアシュタロンがオールレンジ攻撃をしてくるなんて、思いもしなかった。

 

分離したアトミックシザーズからの攻撃を回避したガン([シン])ダムインパルスはMA-BAR72高エネルギービームライフルで反撃し、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンにダメージをあたえた―。

 

 

(あの男…

大口を叩いてきたが、実際に、それだけの実力はあるのだな…。)

とベアトリスは、攻撃を的確に当ててくるシンの実力に舌を巻いていた。

 

(ならば…!!)

と、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンはアトミックシザーズを戻した。

 

そして、アトミックシザーズを伸ばし

ガン([シン])ダムインパルスの両腕をつかんだ―!!

 

「姉さん、今よ!!」

と叫ぶベアトリス―。

 

 

うわッ!!

しまったッ!!

と、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンのアトミックシザーズに両腕をつかまれてしまったガン([シン])ダムインパルス。

 

ちくしょうッ!!

と、両腕をつかまれてMA-BAR72高エネルギービームライフルが撃てないため、頭部のバルカン砲と胸部のMMI-GAU25A 20ミリCIWSを撃つガン([シン])ダムインパルス。

 

しかし、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンは被弾などものともしない。

 

その時、レーダーが背後から近づく機影を捉えた。

 

ガンダムヴァサーゴだとッ!?

と、正面モニターに表示された、敵機のデータを見るシン。

 

〈私の妹をいたぶってくれた罰をうけてもらおうかッ!!》

と、レベッカからの通信が入った。

 

なにを…ッ!?

と、正面モニターを見れば、ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴの腹部が開き、メガソニックの発射体勢に入っていた。

 

(待てよ…

あの位置からだと…!?)

と、驚くシン。

 

ガンダムア([ベアトリス])シュタロンとガン([シン])ダムインパルスとガンダム([レベッカ])ヴァサーゴが、ちょうど一直線に並んでいる。

 

その状態で、ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴがメガソニックを撃てば…

 

「よせッ!!

そんな場所から撃てば、お前の妹も巻き込んでしまうぞッ!!」

とシンは叫ぶが

 

〈だから何だ?

これは戦争じゃない。

ガンプラバトルなんだ。

妹を巻き込んだからと言って、妹が死ぬわけではない。》

と、レベッカから冷酷な返事が返ってきた。

 

そして…

 

ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴが、メガソニックを撃った…。

 

ところが…

 

〈いくらガンプラバトルだからって、本気で姉さんが私を巻き込んでメガソニックを撃つとでも思っていたの?》

と、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンがガン([シン])ダムインパルスを離した。

 

〈じゃあね。》

と、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンはモビルアーマー形態に変形して飛び去った…。

 

ちっくしょぉぉぉ…ッ!!

と、ガン([シン])ダムインパルスはシールドでメガソニックを防ごうとしたが…

 

メガソニックの直撃を受けたシールドの耐久値は一気にゼロとなり、シールドは防御機能を失った…。

 

そして…

 

うおおおおお…ッ!!

 

メガソニックの直撃をくらったガン([シン])ダムインパルスの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

『BATTLE ENDED.』

と、試合終了がアナウンスされると、観客席からは盛大な歓声が起こった―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。