HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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総力戦(5)


 

「よくもリックスをッ!!」

と、ガン([シン])ダムインパルスにガトリングガンを撃つバファ([オーリ])ローズガンダム。

 

それに対し、ガン([シン])ダムインパルスはM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲で反撃する。

 

なっ…!?

と、迫りくる大出力ビームに驚愕するオーリ。

 

そのまま、バファ([オーリ])ローズガンダムは、M2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲から放たれた大出力ビームの直撃をくらう…。

 

「なんで…

かわされへんねん…?」

と、M2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲から放たれた大出力ビームの直撃をくらったバファ([オーリ])ローズガンダムは爆散した…。

 

 

チュージは、太平洋学園高等部ガンプラバトル部顧問のパリグと戦う―。

 

 

正面モニターに、パリグの愛機(ガンプラ)・パワードジム・ネッパのデータが表示される。

 



 

【機体名】

パワードジム・ネッパ

 

【戦場適応】

宇宙戦 △

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 

【ベースキット】

1/144 HG パワードジム

 

【種別】

地上用モビルスーツ

 

【属性】

 

【ファイター】

パリグ

 



 

パリグの愛機(ガンプラ)・パワードジム・ネッパは、パワードジムの胴体に、ジムカスタムの頭と両腕を装備した、白と水色で塗られた機体(ガンプラ)だった。

 

 

パワー([パリグ])ドジム・ネッパに立ち向かうグフ・コー([チュージ])チを、クレアは、やや離れた場所で見ていた。

 

 

じつは、クレアがチュージの戦いを見るのは初めてだった。

 

チュージはいつも

ガンプラバトル歴26年

と言っているが…

 

もし、その言葉が本当ならば

チュージは6歳の頃からガンプラバトルをしている

ことになる。

 

はたして、ガンプラバトル歴26年が真実か否か…

 

クレアは見極めようとした―。

 

 

パワー([パリグ])ドジム・ネッパが右手に持つHWF GMG・MG79-90ミリマシンガンをグフ・コー([チュージ])チに向けてを撃つが、グフ・コー([チュージ])チは巧みに回避する。

 

(意外とやるけん…★)

と、感心するクレア。

 

だが…

 

この後…

 

クレアは驚愕の光景を目にする…!!

 

 

ブーストダッシュ中のグフ・コー([チュージ])チが…

 

右足のつま先で地面を蹴り、左へコースを変えると、今度は左足のつま先で地面を蹴り、機体を180度回転させて、パワー([パリグ])ドジム・ネッパの背後に回り込んだ

のだ―!!

 

その、グフ・コー([チュージ])チの流れるような一連の動きを見たクレアは驚愕した。

 

あれはトゥーステップターン…!!

 

 

トゥーステップターン

 

それは、地上戦における、高等テクニックの1つ―。

 

ブーストダッシュ中に、つま先で地面を蹴って、移動コースを変えるテクニックだ。

 

基本的に、敵の攻撃を回避するのに使うテクニックだが、蹴り方や蹴る方向で自機の向きを変え、敵の背後や死角に回り込むこともできる。

 

しかし、ブーストダッシュ中につま先で地面を蹴ったりしたら、十中八九、転倒する。

 

転倒しないよう、ブーストダッシュ中につま先で地面を蹴るなど、至難の技である―。

 

 

(私ですらできないような高等テクニックを普通に使うなんて…

先生…

見直した

けん…☆)

と、脱帽するクレア―。

 

 

パワー([パリグ])ドジム・ネッパの背後に回り込んだグフ・コー([チュージ])チは、右腕からヒートロッドを射出した。

 

ビビッ島のガンプラバトルでは

グフのヒートロッドには、敵の機体(ガンプラ)を5秒間行動不能にする

という効果がある。

 

グフ・コー([チュージ])チのヒートロッドをくらったパワー([パリグ])ドジム・ネッパは5秒間、行動不能になってしまった。

 

行動不能になったパワー([パリグ])ドジム・ネッパに、グフ・コー([チュージ])チは左手の75ミリ5連装機関砲の銃口から、ピンクのビームサーベルを出した。

 

そして、パワー([パリグ])ドジム・ネッパをメッタ斬りにした。

 

おそらく、グフ・コー([チュージ])チのSA(必殺技)だったのだろう。

 

パワー([パリグ])ドジム・ネッパは両膝をつき、うつ伏せに倒れて爆散した…。

 

 

「先生、すごいけんっ☆」

と、チュージを称えるクレア。

 

《言ったろ☆

オレはガンプラバトル歴26年だって☆〉

と、チュージはドヤ顔をするのだった…。

 

 

『ニュータイプ』には『ニュータイプ』を…

 

ケイはトウホと対戦していたが…

 

 

またガンダムハンマーをくらうわけにはいかないので、ケイは射撃戦に徹することにした。

 

そもそも、ケイは接近戦が苦手だ…。

 

しかし…

 

射撃戦に徹すれば、勝機はある…

 

…というのは

甘い考え

だった…。

 

なぜなら…

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムがハイパーバズーカを撃ってきた。

 

その攻撃を、シグ([ケイ])ーは回避したのだが…

 

バズーカの砲弾には近接信管が使われていたようで、シグ([ケイ])ーのすぐそばでバズーカの砲弾が破裂し、大量の白い煙を噴出させた。

 

「これじゃ、まわりが見えないわ…。」

と嘆くケイ…。

 

その時!!

 

敵機接近を報せる警報が鳴り響いた。

 

(えっ!?

どこ…!?)

と、正面モニターを見れば…

 

正面の煙幕の中から、ビームサーベルを持ったイーグ([トウホ])ルスガンダムが飛び出してきた―!!

 

きゃあああ…!!

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムにメッタ斬りにされてしまうシグ([ケイ])ー…。

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムにメッタ斬りにされたシグ([ケイ])ーは耐久値がゼロになり、爆散した…。

 

 


 

(あとは、あのM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を持ったガンダムのファイターは、おそらく『カテゴリーF』だな…。

残りの連中の中に『ニュータイプ』も『カテゴリーF』もいないとみた…。

ということは、あのM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を持ったガンダムを倒せば・…!!)

と、イーグ([トウホ])ルスガンダムはガン([シン])ダムインパルスに立ち向かっていった―。

 

 

ガン([シン])ダムインパルスは、アンタ([ショウ])ーレスとともにイーグ([ラクテ])ルスザクを追い回していた…。

 

 

「逃げてもムダじゃケン☆」

と、逃げ回るイーグ([ラクテ])ルスザクに向けて、両手の掌のビームバルカンを乱射するアンタ([ショウ])ーレス。

 

しかし…

 

「それそれ…

ぐはぁッ!?

 

突如、被弾するアンタ([ショウ])ーレス…。

 

レーダーを見れば、4時方向から接近してくる機影があった。

 

その方向に向こうとしたが…

 

ウガァァァ…ッ!?

 

激しい銃撃に、アンターレスの耐久値がゼロになり、爆散した…。

 

 

アンタ([ショウ])ーレスを撃墜したのはイーグ([トウホ])ルスガンダムだった。

 

《ト…トウホお姉様ぁ…☆〉

と、ラクテからの通信が入る。

 

「ラクテ、退れ!!

あとは私にまかせろ!!」

と、ラクテを退らせるトウホ。

 

そして、ガン([シン])ダムインパルスの姿を視認すると、ビームライフルを撃ったが…

 

M2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲で反撃された。

 

ぐうっ…!!

と、ガン([シン])ダムインパルスの反撃をシールドで防ぐイーグ([トウホ])ルスガンダム。

 

M2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲の二度の直撃により、シールドの耐久値はゼロになり、防御力を失ってしまった…。

 

だが、これでわかったことがある。

 

(そうか…!!

アイツの能力は

反撃を当てる

ことか…。

ならば

一撃で仕留める必要がある

な…!!)

と、トウホは

シンの能力を見切った

 

相手の能力がわかれば、対処も容易い。

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムは右手にビームサーベルを持ち、ガン([シン])ダムインパルスに向かった―。

 

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