HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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ビビッ島南区ガンプラバトル大会始末記


 

「来るかッ!!」

と、右手にビームサーベルを持って迫りくるイーグ([トウホ])ルスガンダムに、ガン([シン])ダムインパルスはM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を撃つが、回避されてしまった。

 

「ちくしょうッ!!」

と、ガン([シン])ダムインパルスはM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を投げ捨てると、右手にビームサーベルを持ち、イーグ([トウホ])ルスガンダムを迎え撃とうとしたが…。

 

 

ガン([シン])ダムインパルスがM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を投げ捨て、右手にビームサーベルを持って、イーグ([トウホ])ルスガンダムを迎え撃とうとしたが…

 

「ムダだ!!」

 

『ニュータイプ』であるトウホには、ガン([シン])ダムインパルスの動きは止まって見える。

 

そのため、簡単にガン([シン])ダムインパルスの背後にまわり込み…

 

終わりだ!!

と、ガン([シン])ダムインパルスをメッタ斬りにした…。

 

ガン([シン])ダムインパルスの耐久値はゼロになり、爆散した…。

 

 

シンの『カテゴリーF』の能力『反撃絶対命中』は非常に強力な能力だが

あくまで、反撃時にしか発動しない能力

である。

 

だから

一撃で撃墜されると、能力は発動しない

のだ…。

 

 

『ニュータイプ』に対し、ある程度対抗できる能力を持っていたシンが敗れた…。

 

残るクレアとチュージには、『ニュータイプ』に対抗する術が無い…。

 

そんなクレアとチュージに対し、トウホは容赦しなかった。

 

クレアもチュージも瞬殺され、【ブルーノア】は全滅した…。

 

 

BATTLE ENDED.

というアナウンスが流れ

太平洋学園高等部ガンプラバトル部の勝利

が宣言された…。

 

《やりましたね、お姉様っ☆〉

と喜ぶラクテ。

 

しかし、トウホは素直に喜べなかった。

 

【ブルーノア】が9人だったのに対し、太平洋学園側は14人中12人も敗れたのだ。

 

(もし…

私が『ニュータイプ』じゃなかったら…?)

 

【ブルーノア】が勝利していたに違いない…。

 

 

 

 

ビビッ島南区ガンプラバトル大会は

ヴィックカメラ ブルービーチ店

の優勝で幕を閉じた…。

 

大洋高校ガンプラバトル同好会【ブルーノア】は初戦敗退…。

 

大洋高校代表として出場した、男子ガンプラバトル部【G.D.M.(ゴドム)】は準決勝敗退…。

 

女子ガンプラバトル部フーカ派は2回戦で…

 

女子ガンプラバトル部ルカ派も、同じく2回戦で姿を消した…。

 

ちなみに、【ブルーノア】を破った太平洋学園高等部ガンプラバトル部は3回戦で敗退している…。

 

 

大会終了後―

 

【ブルーノア】のメンバーは、ブルービーチ市立体育館近くのレストランに来て、反省会を行っていた。

 

昼食時というのもあるが、【ブルーノア】同様、大会に敗退したチームが反省会をしていることもあり、店内は超満員で、アルバイトの店員が注文を取るため、店内を忙しく走り回っていた…。

 

 

「ま…

残念な結果に終わっちまったが…

とりあえず、みんな…

よくやってくれた。」

と、メンバーをねぎらうチュージ。

 

【ブルーノア】9人に対し、太平洋学園側は14人。

 

しかも、『ニュータイプ』が2人もいた。

 

【ブルーノア】は序盤でミッツが戦線離脱したものの、残る8人で果敢に戦い、じつに太平洋学園チーム14人中12人を撃破したのだ。

 

とくにクレアは4人を撃破するという驚異的な活躍を見せた。

 

「でも、先生のトゥーステップターン、凄かったけん☆

見直したけん☆」

と、チュージを称えるクレア。

 

「伊達に26年もガンプラバトルしてねぇよ☆」

と、有頂天なチュージ。

 

「そうか。

クレアは知らなかったのか。

チュージ先生の欠点

を…★」

と言うカツ。

 

「欠点?」

と、首を傾げるクレア。

 

「そ☆

トゥーステップターンが使えない宇宙じゃ、まるでダメ☆」

と言うヒロ。

 

「あ…★」

と、感づくクレア。

 

たしかに、トゥーステップターンは地上でしか使えない。

 

それに、チュージの愛機(ガンプラ)は、宇宙では性能が低下してしまう、地上用モビルスーツのグフだ。

 

うっせぇんだよ、お前らッ★

人にはなぁ、向き不向きってぇのがあるんだよッ★

と、キレるチュージ。

 

「落ち着いてください、先生…。」

と、ケイがチュージをなだめる。

 

「それよりも…

一番の課題は『ニュータイプ』対策だなぁ…。」

と言うタツヤ。

 

結局のところ、【ブルーノア】は太平洋学園の『ニュータイプ』であるトウホ1人に敗れたのだ。

 

なお、トウホは、太平洋学園高等部ガンプラバトル部が3回戦で敗退するまでに17機を撃墜して

大会撃墜ランキング4位

女性ファイター部門では2位

にランクインした―。

 

 

しかし、『ニュータイプ』対策といっても、いい案など無かった。

 

ケイに訊いても、相手の動きが止まって見える以上、防御の死角をつくことなど、造作もないことだという。

 

結局、『ニュータイプ』には『ニュータイプ』で対抗するしかなく、そうなると、ケイの技量向上(レベルアップ)が必須となる。

 

ケイも一応、自覚はあるようで、技量向上に務めると言った。

 

「頼むぞ。

とにかく、夏の

ミッドカップ

そして、秋の

悠久の地

を戦い抜けるくらいにまでの戦力を高めたい。」

と言うチュージ。

 

ミッドカップ?」

と、首を傾げるクレア。

 

「ミッドカップってぇのは、8月に【ミッド】で開催されるガンプラバトルの大会だ。

そこで、ケイがどれくらい強くなったのか、確認したい。」

と言うチュージ。

 

 

こうして、ビビッ島ガンプラバトル大会初戦敗退の屈辱をこえて、8月にガンプラバトルアリーナ【ミッド】で開催される『ミッドカップ』に向けてメンバー達は技量向上(レベルアップ)していくことを確認して、【ブルーノア】の反省会は終わった―。

 

 

ビビッ島ガンプラバトル大会の各地区の優勝チームは

ヴィックカメラ ブルービーチ店(南区)

スルガーヤ ノブリス店(中央区)

ヨドヴァシカメラ アスマン店(東区)

ガンプラスローターズ(七尾島)

 

ビビッド島ガンプラバトル大会の決勝大会で

南区優勝のヴィックカメラ ブルービーチ店

が優勝し、G国ガンプラバトル大会ビビッ島代表チームとして、G国本土で行われるG国ガンプラバトル大会に出場した。

 

しかし、2回戦で敗退した…。

 

 

帰り道―。

 

クレアはアウトレットホビーショップ【スルガーヤ】ブルービーチ店に来ていた。

 

 

今回の大会で、マリンハイザックでは『ニュータイプ』には対抗できないことがハッキリした。

 

しかし、『ニュータイプ』には『ニュータイプ』でしか対抗できない…。

 

だからといって、ケイ1人に『ニュータイプ』対抗を押し付けるわけにもいかない…

 

…というのは

建前

で…

 

本音は

自分より技量の低いケイにしか『ニュータイプ』の相手がつとまらない

ことが悔しくてたまらないのだ…。

 

だから、短時間でもいいから、なんとか『ニュータイプ』と渡り合える機体(ガンプラ)を探しに来たのだが…

 

 

太陽炉搭載機(ダブルオー系)が無難かなぁ…?)

と、【ガンダムOO(ダブルオー)】コーナーで、自分に合いそうな機体(ガンプラ)を探したが…

 

太陽炉搭載機(ダブルオー系)機体(ガンプラ)はクセの強い物が多く、クレアの感性に合う物は無かった…。

 

そこで、他のガンプラを探す中…

 

(おっ…!?)

 

あるガンプラが、クレアの目にとまった。

 

そのガンプラは―

 

 

ガンダムアスクレプオス―☆

 

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