HG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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ケイ、覚醒(1)


 

10時―。

 

クレアが【ミッド】に来ると、すでにケイが来ていた。

 

「おはよう、クレア。」

「おはよう、ケイ。」

と挨拶を交わす、ケイとクレア。

 

「本番は明日なのに、最後まで悪あがきしたくてね。」

と、【ミッド】に来た理由を話すケイ。

 

「できる限りのことは、しといた方がいいけん。

とくに、ケイはガンプラバトル歴が一番短いけん…。」

と、店内に入っていくケイとクレア―。

 

 

休日というだけあって、店内は混雑していた。

 

店内の混雑ぶりから、待ち時間は長いと思われたが、幸いにも、6番ステージが開いた。

 

さっそく、受け付けに行き、利用手続きをする―。

 

 

10時40分―。

 

クレアとケイの番が来た。

 

対戦相手は【Le Couple(ル・クプル)】というガンプラバトルチームだった―。

 

 

「【Le Couple(ル・クプル)】…

フランス語で『夫婦』って意味ね。」

と言うケイ。

 

Le Couple(ル・クプル)…?

はて…

どこかで聞いたような…?」

と、クレアがガンプラバトルステージに目を向けると…

 

【機動戦士ガンダム】の地球連邦軍の男性用の水色の制服を着た30代の男性と、同じく女性用のピンク色の制服を着た女性がいた。

 

「あの2人、知っとるけん!!

七尾島で有名な、夫婦のガンプラファイターじゃけん!!」

と言うクレア。

 

「そうなんだ…。

でも…

夫婦で、ああいう恰好するのって、どうかと思うわ…。」

と、ケイは【Le Couple(ル・クプル)】の2人の服装にドン引きしてした…。

 

 

6番ステージ前で―

 

「はじめまして。

大洋高校ガンプラバトル同好会【ブルーノア】のケイです。」

「同じく、クレアじゃけん。」

と自己紹介する、ケイとクレア。

 

「【Le Couple(ル・クプル)】のアルです。」

「アルの妻のエルです。」

と、ケイとクレアと握手するアルとエル。

 

 

地球連邦軍の男性用の水色の制服を着たアルは、身長はおそらく180センチはあろう、屈強な体つきの30代の男性だった。

 

地球連邦軍の女性用のピンク色の制服を着たエルは、身長はおそらく175センチはあろう、30代の女性だった。

 

2人とも、七尾人ではないのだが、七尾島で有名な、夫婦のガンプラファイターだ―。

 

 

「「よろしくおねがいします。」」

と、お辞儀するケイとクレア。

 

「こちらこそ。

いいバトルを…。」

と、答えるアル。

 

そして、各々、コクピットルームへと向かった―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは、宇宙空間の廃棄コロニー。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「クレアッ!!

マリンハイザック・アルフェルグ 、出るけん!!」

 

「ケイ!!

シグー、出ます!!」

 

 

「アル!!

ガズ(アル)リベイク、発進!!」

 

「エル!!

ガズLリベイク、行くわよ!!」

 

 

両チームのガンプラが発進した―。

 

 

廃棄コロニー内の市街地に降り立つ

マリン(クレア)ハイザック・アルフェルグ

シグ([ケイ])ー―。

 

 

廃棄コロニー内は真っ暗で、視界は悪い…。

 

そして、動ける範囲が狭い…。

 

宇宙世紀のガンダムシリーズに登場するスペースコロニーの大きさは

直径6キロ

全長30キロ

だが、スラスターを噴かせば、30キロなんて、あっという間だ…。

 

 

その時…

 

《クレア…。〉

と、ケイから通信が入った。

 

「どした?」

と訊くクレア。

 

《ごめんなさい…

頭が少し痛いの…。〉

と言うケイ

 

「大丈夫じゃけん!?」

と心配するクレア。

 

《少し休めば、どうにかなると思うわ…。〉

と言うケイ…。

 

この、最悪のタイミングで、レーダーが敵機を捕捉した…。

 

「こんな時に…!!

ケイは隠れとるけん!!」

と叫ぶクレア。

 

《わかったわ…。〉

と、シグ([ケイ])ーは廃墟のビル街に姿を隠す。

 

そして、マリン([クレア])ハイザック・ブルーノアは、ガズ([アル])Rリベイクとガズ([エル])Lリベイクに向かっていく―。

 

 

正面モニターには、ガズ(アル)リベイクとガズ([エル])Lリベイクのデータが標示される。

 



 

【ガンプラ名】

ガズ(アル)リベイク

 

【ベースキット】

1/144 HGBF ガルバルディリベイク

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◎

 

【ファイター】

アル

 



 

【ガンプラ名】

ガズLリベイク

 

【ベースキット】

1/144 HGBF ガルバルディリベイク

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 △

 

【ファイター】

エル

 



 

アルの愛機(ガンプラ)・ガズ(アル)リベイクは、ガルバルディリベイクの右の肩アーマーの先端を、ガズ(アル)を意識したように延長されている。

 

バックパック左側の大口径榴弾砲が無く、右腕にシールド、左腕にナックルガードを装備し、ハンマープライマーを持った、銀と青のツートンカラーの機体(ガンプラ)だ。

 

 

エルの愛機(ガンプラ)・ガズLリベイクは、ガルバルディリベイクの左の肩アーマーの先端を、ガズLを意識したように延長されている。

 

左腕にシールド、右腕にナックルガードを装備しているが、ハンマープライマーは持っておらず、バックパック左側の大口径榴弾砲でガズ([アル])(アル)リベイクを援護するのが役目の、銀と赤のツートンカラーの機体(ガンプラ)だ―。

 

 

先に攻撃をしてきたのは、【Le Couple(ルクプル)】側。

 

ガズ([アル])(アル)リベイクの後方にいるガズ([エル])Lリベイクが、バックパックの左側に装備されている大口径榴弾砲を撃ってきた。

 

マリン([クレア])ハイザック・アルフェルグはガズ([エル])Lリベイクの砲撃を回避しつつ、ガズ([アル])(アル)リベイクに向けてサブロックガンを撃つ。

 

しかし、マリン([クレア])ハイザック・アルフェルグの攻撃は、ガズ([アル])(アル)リベイクが右腕に装備しているシールドで防がれた。

 

逆に、ガズ([アル])(アル)リベイクがハンマープライマーを振りかぶり、突進してくる…

 

…が!!

 

スキあり☆

と、マリン([クレア])ハイザック・アルフェルグは、左手にヒートトマホークサーベルを持って、ガズ([アル])(アル)リベイクに向かっていった。

 

そして、ヒートトマホークサーベルからビームサーベルを展開し…

 

「やぁ!!」

と、すれ違いざまにガズ([アル])(アル)リベイクを斬った!!

 

ガズ([アル])(アル)リベイクは、ハンマープライマーを両手で持って振りかぶっていたため、まったくの無防備状態だった。

 

そのため、向かってくるマリン([クレア])ハイザック・アルフェルグに対処できず、マリン([クレア])ハイザック・アルフェルグの斬撃をまともにくらってしまった。

 

「それっ☆」

と、今度はガズ([エル])Lリベイクに向けて、AGM141【ファイヤーフライ】誘導ミサイルを発射した―。

 

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